両親を亡くしたフェニックスは、アメリカから伯母サラが住む南アフリカに身を寄せる。遠い異国の地で感じる孤独と、両親を失った寂しさで涙をこぼすフェニックス。そんな彼をサラの夫ジャックがサファリへと誘う。動物好きのフェニックスは初めてのサバンナに大興奮。休憩中に見かけたミーアキャットを追いかけ、ジャックたちから離れてしまう。そして戻った時には、大人たちを乗せた車はすでに出発したあとだった。途方に暮れるフェニックスが草原を彷徨うなか、罠にかかった一頭のゾウと遭遇。罠を外して助けたことで絆が芽生え、“インドラブ”と名づけたゾウと行動を共することに。しかしサバンナでは、象牙の密猟者たちが標的を探していた。
アフリカ南部の鉱山に勤める父親のもとへ、エマとライアンの幼い姉弟が訪ねることになった。2人が乗る鉱山への定期飛行機便には新社長の大型犬チヌークも乗っていた。2人は空中からゾウやキリン、シマウマの群れを眺めて楽しんでいたが、天候が急変。コースを変更し、紛争地域に入り込んだ飛行機は撃墜され墜落してしまう。パイロットは重傷を負い、猛獣たちがいるサファリの中に取り残された姉弟は、救いを求めるためにチヌークを連れて父がいる鉱山を目指して歩いて行くのだが…。