人口2千人弱の田舎町にある農場で父ジョンと暮らすアリシアは、16歳の誕生日に離れて暮らす母に会いたいと懇願。幼い頃、アリシアの両親は母の浮気が原因で離婚。それ以来、彼女は母と一度も会うことができずにいた。父娘の間に気まずい空気が流れつつも、“連絡しておく”と、父に約束される。その夜、アリシアは池の畔で佇む少女が現れる不可思議な夢を見る。次の日、夢のせいで不安になったアリシアは、街に出かけようとする父を引き止めるが、日没までに帰ると言われ1人で留守番をすることに。天候不順で父の帰りが遅れるなか、家の外に人影が現れる。怯えるアリシアが外を覗くと、そこには幼い頃に家を出て行った母親の姿があった。
人類が深宇宙へ到達した近未来。輸送システム“ターミナル”により、1万年はかかる旅をわずか数カ月に短縮。微生物調査のため、軍人と科学者が宇宙へ派遣された。ある時、物資を積んだカプセルの受取りを担ったデューク中佐が、カプセル爆発の影響を受けデブリフィールドに取り残されてしまう。仲間のエイシアが救出に向かうも、デュークは「攻撃された…」との言葉を発した直後に死亡。残された者たちが原因究明に乗り出すも、地球への帰還が5カ月も遅れている今、食糧難に陥る危機と同時に再び起こるカプセル爆発を危惧していた。刻々とタイムリミットが迫る中、生き延びるために科学者エディが出した唯一の解決策。それはとても過酷で危険なミッションだった…。