原田龍二、松方弘樹共演の本格極道巨編第10弾。東と西の抗争がついに九州全土に飛び火!黒田(松方弘樹)は第二九州自動車道の建設に関わり、九州に拠点を築こうと画策。その計画に観音寺一家が強く反発したため、黒田は総長の観音寺を殺害。その後、一家は深い縁のある大神組の後ろ盾となった。そんな中、観音寺の娘・牡丹の婚約者が黒田の凶刃によって倒され、悲しみと怒りを胸に、一家の跡目を継ぐ決心をする牡丹。第二九州自動車道の利権をめぐり、九州全土に、抗争の火種が飛び火していく…。
原田龍二、松方弘樹共演の本格極道巨編第9弾。自動車道建設をめぐり、激しい抗争勃発!関東共住会の大神組のシマで麻薬密売が活発化し大神組は密売ルートを探った。そして福岡でも地元に根を下ろす観音寺一家が密売組織を探っていた。さらに九州では第二九州自動車道をめぐって推進派と反対派が激しく対立。そこには関西山王組・黒田(松方弘樹)の影が…。利権をめぐり、観音寺一家の組員が打たれたことを知った竜馬(原田龍二)は、観音寺一家のために福岡に飛んだのだが…。
秋田で開催されたデコトラ全国大会で愛車を乗り逃げされた鷲一郎。だが捕まえた犯人の小学生アキラの母親・真利江に惚れたと思ったら、アキラの担任の妙子先生にも横恋慕。美女2人の為にひと肌脱ぐ鷲一郎だが…。なまはげの里、秋田の男鹿半島を舞台に鷲一郎が絶好調!本作マドンナ役・井上晴美&しいなまお、いつもの仲間・柳沢慎吾に加え、吉田羊、及川奈央、つぶやきシローなどの多採なキャスト出演のシリーズ第4弾!!
両親を事故で亡くした少年・裕太(大沼健太郎)は、ショックも冷めやらぬままに、高知県に住む母親の父・弦次郎(田村弦次郎)に引取られる。初めて会う祖父との突然の生活。裕太は、無骨な漁師である祖父との間に深い溝を感じ、心を閉ざす。精神的なショックが大きい裕太に、学校は特別なケアを勧めるが、弦次郎は特別扱いにはしてほしくないと主張する。担任の教師・佐藤もそれに賛成し、裕太は地元の小学校に通いはじめる。クラスメイトからいじめられ、なかなか周囲になじめない裕太が心を開くのは、クラスメイトの亜弥と拾った子犬だけだった。そんなある日、裕太のくじらのフィギュアを、弦次郎が壊してしまう。死んだ父親と一緒に作った、思い出のフィギュアだった。泣いて悲しむ裕太に、弦次郎は新しい大きなくじらのフィギュアを用意する。祖父の意外な優しさを知り、少しずつ二人の溝が埋まりはじめる。新しい暮らしにも慣れてきたある日、裕太はクラスメイトのいじめに遭い、海に転落してしまう。車ごと海に落ちた事故のショックと、手術による後遺症で、裕太は水を怖がるようになってしまう。弦次郎は裕太を沖へ連れて行き、自ら泳がせることで、水への恐怖心を払拭させようとする。厳しさの中にも愛情あふれる弦次郎の言葉に裕太は信頼を寄せ、徐々に周りの人々との関係も深めていく。おだやかな南風(マゼ)が吹くように、すべては順調に変わるかに思えた。そんな矢先、裕太の体調に異変が起こる。数年前の手術で完治していたはずの“骨肉腫”が再発してしまったのだ。ある時、沖でくじらを見たという情報が届き、弦次郎は大好きなクジラを裕太に見せてやりたい一心で、裕太を病院から連れ出し沖へと船を走らせる。