「銀幕エレジー」 山口 雄也 監督(深谷シネマ)ブルーカラーの家で育った友恵の唯一の楽しみは映画を観ること。吉国グループの御曹司慶太郎と結婚し玉の輿に乗った。初めのうちこそ優しかったが、明らかに友恵を下に見る態度など対等な個人として扱われることはなく、DV を受けるまでに。そんなある日、友恵はある決断をする。今まで人に流されて生きていた自分が今なぜ大胆な行動をとれるのかを悟る。深谷シネマは酒蔵をリノベーションして作られた映画館。人は人生何度でもやり直せる意味を込めて。 「シネマコンプレックス」 中村 公彦 監督(ジャックアンドベティ)20年以上助監督を務めてきた手条順也は、ようやく念願の初監督作品を完成させた。だが喜びも束の間、主演俳優が不倫スキャンダルを起こし、映画はお蔵入りに。絶望した手条は、反社から買った拳銃でプロデューサーに発砲し、二百万円を奪って逃げる。やがて長年コンビを組んできた助監督に説得され、自首することにするが、その前に子供の頃通っていた横浜の映画館に立ち寄る。そこにはかつて手条に映画の楽しみ方を教えてくれた支配人がいた。手条の胸中に渦巻く、映画への愛と憎悪の行く末は― 「俺と映画と、ある女」 鈴木 太一 監督 (横川シネマ)今から九年ほど前、映画監督として初めて長編映画を撮った私は、その映画を携えて広島の横川シネマにやってきた。そこで織りなされる、劇場支配人や劇場常連客との触れ合い、そして、とある女との運命的な交流。これは、私、鈴木太一という映画監督が味わった実体験に基づく、少々風変わりで、ほろ苦く、甘酸っぱい物語である。 「colorful」 沖 正人 監督(御成座)色を識別出来ない目の病気を抱える崇徳。ある日、最愛の両親を交通事故で亡くし、亡くなった母親の生まれ故郷である秋田県の児童養護施設に預けられる事になる。叔母に連れられて施設に向かう途中、閉館したはずの廃墟となった映画館の前を通り掛かると、以前、叔母が幼い頃に見た様な、賑やかで華やかだった頃の映画館となっていて、支配人に招かれて映画館に入って行った二人は、それから不思議な体験をする事になる。
憧れの人に告白するため 30 日間禁欲を決行した俳優・古谷蓮は何も変われなかった反省から、憧れの人に変わった姿を見せるべく寺修行に行くことを決意する。自己鍛錬に勤しむ古谷。性欲に悩む夫婦や性を超越する住職との出会いを重ね、自己発見の授業を駆け抜けていく古谷に思いがけない悲報が届く。禁欲と自己鍛錬の目的を見失う古谷。 そんな中、映画「30days」の大ファンだという琴絵と出会う。禁欲に切実な問題を抱える古谷と琴絵の運命的な出会いによって、禁欲自己鍛錬はクライマックスを迎える――。
韓国デビュー(2007年)から12年間“超新星”で活動してきた6人は、2018年、衝撃の改名をした、、、 日本デビュー後、華々しい活躍をみせが2011年以降メンバーそれぞれが異なる時期に、韓国男子における軍隊への入除隊を繰り返し、2018年満を持してメンバー全員が活動再開することとなるが、所属事務所契約満了につき退所。 新たなスタートを切ることを決断したが、6人揃ってのグループの再始動は、簡単なものではなかった、、、