メリーランド州ガリーナに住む高校生コールの夢は、農場を経営してガリーナの農業を発展させること。そのため幼馴染のジャックと恋人のエルと離れ、大学進学を決意。主専攻は“農学”と考えていたが、地方銀行の支店長である父親に、将来性の高い学部を選ぶよう説き伏せられてしまう。卒業後はガリーナに戻ることを希望していたが、両親がコールに内緒で法科大学院への奨学金を取得したことで進学を余儀なくされ、またしても自分の夢は後回しに。やがて法律事務所に就職したコールは、ここでも上司の期待に応え順調にキャリアを積み、美しい妻と大きな邸宅、高級車を手に入れ成功者となる。そんなコールだったが、彼の心の中を占めていたのは、農業への夢と、ジャックと結婚したエルを想う気持ちだった。
米イリノイ州に住むハーパーは、横暴な恋人と別れることができず、悩んでいた。せっかくのハロウィンだし、お化け屋敷に行ってみようと、“究極のお化け屋敷”という名のアトラクションへ。最初のうちは肝試し気分だったが、出口は見つからず、惨殺死体が転がり始めた。そう、この館はマスクを付けた演者たちが殺人のためにつくった真のホラーハウスだった――仲間を次々と失い、窮地に追い込まれるが、果たしてこのお化け屋敷から生きて帰ることができるのか!?