スティーブ警部補の相棒トニーが何者かに殺され、目撃者のマディソンも被弾し、巨大救急病院に搬送された。スティーブが捜査を進めると、事件には警察の銃が使用されており、警察内の組織犯罪であったことがわかる。しかし、不幸にも証拠の銃弾はマディソンの身体の中に…。汚職警官たちは、警察の立場を利用して病院を占拠し、マディソンの命を狙う。今、相棒の復讐のため、目撃者の命のため、そして、刑事の掟の為、男は警察に戦争を仕掛ける!
ある日、母親の拘束から逃げるかのように家を飛び出したライリー。残してきた病弱な妹ベスは、母親の支配下で病院にも行けず、病状は悪化するばかりだった。それから3年が経過し、2人の前にライリーが戻ってきた。久しぶりの我が子の帰宅にも関わらず、母親は警戒心をむき出しに対応。ライリーが帰省したのは、ベイカリーを開き、それを後押ししてくれた看護師エイデンとの婚約を報告、彼を紹介したいからだった。母親は祝福するも、相変わらず「ベスを病院に連れて行ったら」というライリーの話には全く耳を傾けなかった。だが、ベスの髪がごっそり抜けるのを見たライリーは、不安を隠しきれずエイデンに相談する。しかしそれを母親は盗み聞ぎしていて…。
ウィスコンシン州の田舎町アップルトンは、ミッチェルという男に支配されていた。だが、彼は突如として人々の前から姿を隠す。それから5年。ある冬の朝、マディは自分の車が盗まれていることに気づき盗難届を出そうと、疎遠だった警官の兄ステュアートのもとを訪ねた。すると偶然にも、「奴のカネを奪うなんて、お前は事態をわかってない!」と、兄とジョージの会話を耳にしてしまう。一方、ミラーは雪に埋もれた車の中で目覚めた。彼は復讐のため、隠れ続けるミッチェルを探し出そうと、彼の部下たちに裏切りを持ちかけるも失敗しており、銃撃戦の末に逃亡していた男だった。