警備会社に勤務し、腕っぷしが強いことで有名な元軍人のケイトリンとブラッド。ボスから二人に託された新たな任務は、所有者の突然の死で息子が相続することになった農場内にある古い施設の片づけと、ここに住み着いてしまった路上生活者の追出しという簡単なものだった。しかしこの“ケニング邸”は、以前にローソン巡査部長が謎の死を遂げたいわくつきの場所で…。
黒人警官のテリーによる、ヒスパニック系男性の射殺事件がマスコミによってスクープされた。保釈されたテリーは正当防衛を主張するが、事件をスクープした記者スーザンの追求が収まることはない。元々、弁護士を目指していたテリーだったが、地元警官のシルバ巡査に触発され警官への道に進むことに。差別と偏見に苦しみ続けた両親を救った警官の話にも励まされつつ、テリーは己の正義に揺るぎない誇りを持つ男でもあった。間もなくして裁判が始まった。しかし形勢は圧倒的に不利で、有罪判決が言い渡される。その瞬間、テリーは思い余って保安官の拳銃を奪い、判事や陪審員などを人質にして裁判のやり直しを要求。さらに傍聴席にいたスーザンに、真実を突き止めるよう依頼するのだが…。