東ヨーロッパで突如起きた未曾有の地殻変動、そして黒海の消失。それは、地球規模の異変の序章にすぎなかった。世界各地で地震が相次ぎ、文明都市が次々と崩れ落ちていく。その混乱の中、預言者ルパート・クレインは警鐘を鳴らす。「太陽系と銀河の赤道が一直線に並ぶ時、地球は終焉を迎える」と。原因不明の地殻変動と、“宇宙の直列”の謎に挑むのは、クレインに未来を託された2人、出版会社の校正者エリックと、考古学者ブルック。彼らはクレインの言葉を頼りに、古代文明が遺した“地球防衛システム”の真実を探し求めて立ち上がるのだが…。
シアトルでウェディング雑誌のライターを務めるサムは、小説家になる夢を捨てきれないでいた。ある日、上司から不動産王の娘で有名なインフルエンサー、ヘザーの結婚式の取材を指示される。その取材地は偶然にも自身の出身地、オレゴン州エバーラスティングのワイナリーだった。帰りたくない事情があるサムは担当を渋るも断り切れず、帰郷することに。両親や親友ジュリーは喜んでくれたが、一番会いたくないリアムとも再会。彼は取材先のワイナリーの息子で、学生時代の元恋人。互いの夢のために離れたが、1年後の再会を約束した日に彼の姿はなく、サムは失恋と同時に仕事に生きようと決心した過去があった。しかし最悪なことに、ヘザーの結婚相手がリアムだと判明し、サムは元カレの結婚式を取材するハメになる。
隠れた名店を紹介・改装して繁盛店に変えることがコンセプトの人気テレビ番組“アビーのレストラン大改装”。次に手がけるお店はテレビ局の意向で、ミネソタ州ミネアポリス郊外にある”ロッコー食堂”に決まる。都会の高級店を扱っていた番組の突然の方針変更にパーソナリティを務めるアビーは戸惑うが、番組存続のため不満を持ちながらも現場へと車を走らせる。道中、羊の群れに行く手を阻まれるアクシデントがあったものの、無事に現場に辿り着いたアビーだったが、ロッコー食堂のオーナーであるトムは、番組撮影が来ることを知らされていなかった。伯母で接客係のマージと彼の娘クレアたちが、くすぶっているトムを見かねて内緒で番組に申し込みをしていたのだった。
5年前から地元に根差した“キスメット・カフェ”を経営するリナ。得意の手作り菓子を乗せたトレイを持って通勤していたところ、コーヒーを持ったイケメンとぶつかり菓子は台なしに。だが、ジョナと名乗った彼は洋服についた汚れも気にせず、洒落た会話を交わして去っていく。ある日、元彼を引きずるルームメイトで店員の親友エヴァが出会い系アプリで気になる男性ウォーカーを発見。文章が苦手な彼女はメッセージのやりとりをリナに頼む。リナがエヴァを装いメッセージを送ると、センスのよい返信が続き盛り上がっていく。そんななか、リナの店のすぐそばで大手カフェチェーン“ヴィック”が開店。何度か顔を合わせ、好感を持っていたジョナがその支店オーナーだったことがわかり、リナはショックを受けるのだが…。
LAでの生活に疲れたカメラマンのジェシーは、故郷のセント・グレイシャスに戻り、姉ソフィアが両親の営むブドウ園を会場として進めている結婚式事業のサポートをしていた。今回の結婚式の依頼人は花嫁ケイトの兄で有名なスター俳優ショーン。自家用ジェット機で到着したショーンをいきなり撮影し憤慨させたジェシーだったが、結婚式のカメラマンと紹介され一緒に行動することで2人の距離は徐々に近づいていく。だが、かつての恋愛で苦い経験をしていたジェシーは、ショーンとの関係を進めることに躊躇していた。その後、密かにショーンがセント・グレイシャスに別荘を購入しようと考えていた矢先、2人の恋愛を報じるスキャンダル記事が報道されてしまう。
完璧な結婚を夢見ていたテレビレポーターのグウェン。自身の番組内で、恋人であり人気野球選手のブラッドから公開プロポーズをされる予定が、まさかの行き違いで破局を迎えてしまった。完璧な人生計画が白紙となり茫然とするグウェンは、同僚に休息を進められ、予定より数日早く田舎町のパインブラフへ向かった。その目的は数日後に控える親友レイチェルの結婚式。グウェンは花嫁付添人として式に参列する予定だった。しかしホテルは満室で急遽レイチェルの家に滞在することに。しかし家では式の段取りにうるさいレイチェルの母ダイアンによる暴走で、突如ウェディングプランナーが姿を消す緊急事態となっていた。そこで親友として一肌脱ごうと、完璧な結婚式の計画を進めるべく、花婿付添人として紹介されたジョシュと計画を進めるのだが…。
ニューヨークの出版社で多忙な日々を送るグラフィックデザイナーのエンバーは、遠く離れたコロラド州にある亡き祖母のクリスマスツリー農園を相続。休暇を利用し、ようやく故郷に戻ってきた。農園に着くなり、祖母の依頼で管理を任されていたブランドンと最悪の出会いを果たしたエンバーは、彼に農園を売却するつもりであることを告げる。そんななか、毎年クリスマス・イブに開催されていた農園の恒例行事を楽しみにしていた住民らの説得により、最後となる農園祭の開催を決めたエンバー。しかしかつて祖母と一緒に作っていた未完成の絵本を見ているうちに、祖母や住民らの農園に対する思いを知り、売却に対して心が揺れ動く。
シアトルシティー新聞社で編集長の助手を5年務めるケイトは、朝の会議用に編集部員分のコーヒーを買って常連店を出るが、イケメン男性とぶつかり彼のスーツを汚してしまう。感じのよいその男性は、クリーニング代も受け取らず、着替えを買うための洋服店の場所だけ聞いて去っていった。ケイトが会議に出席すると、編集長は新メンバーとして元旅行ライターで社長息子のドリューを紹介。それは先ほどの男性で、編集長はケイトの出した企画記事を彼に任せると告げる。その企画はケイトの故郷の自然豊かなサンフラワー・バレーに居たオリビアという女性にまつわる愛の物語だった。ケイトは編集長に懇願し、ドリューの取材出張に案内役として同行することに…。
オーダーメイドのウェディングドレス・ショップを営むアマンダ。彼女は古いドレスを客のリクエスト通りにリメイクして、新しく仕立て直すことを生業としていた。ある時、顧客の挙式に招待されたアマンダ。その式でキースという感じのいい弁護士と出会い、後日デートに発展する。一方、同じ式で出会ったカメラマンのジェームスによって撮影されたショップの写真が、ファッション誌の編集長の目に留まる。SNS嫌いで、宣伝活動に疎かったアマンダだったが、おかげでショップには客が殺到。キースとのデートを楽しみながらも、大忙しになった彼女の仕事を何かと手伝うジェームスとの間に安らぎを覚えるようになり…。
親友クロエとの2年ぶりの再会を明日に控えた、高校教師ローレンのもとに訃報が届く。数時間前に電話したばかりのクロエが、その直後に何者かに殺害されたとの連絡を受け、動揺を隠せないでいた。その後、開示されたクロエの遺言書には、遺された一人娘フィービーの後見人にローレンが指名されていた。亡き親友の遺志を汲んだローレンは、クロエのビジネスパートナーのデイビットや、クロエの亡夫の唯一の親族ナディアらの助けを借り、フィービーとの生活を始める。慣れない母親業と仕事の両立で奔走する中、“ある男子生徒と熱愛”との噂が校内で囁かれ始めたため、フィービーとの養子縁組の手続きは困難を極めていた。そんな時、ローレンは何者かが自分の命を狙っていることに気づき始める。
児童養護施設で育った双子の姉妹。だが、姉のケンドラをひいきする施設管理者ユニスによって、彼女だけが3歳の時に養子としてもらわれていくことに。30年後、教師となっていたケンドラは最優秀教師賞という栄誉に輝き、夫デインとの間に子どもを妊娠。まさに幸せの絶頂にあった。そんな彼女の姿を新聞で見かけた双子の妹アンバーは怒りを覚える。ケンドラと違い、今は犯罪者として荒れた人生を送るアンバー。ある時、育った養護施設を訪ねるとユニスに怒りをぶつけ、勢い余って倒した彼女を殺害。ケンドラの情報を盗み出したアンバーは、ケンドラになりきろうと家に忍び込み、彼女の人生を奪うための計画を進めていく。
オレゴン州ポートランドで、ビジネスパートナーのニックとブライダル会社を経営するゾーイ。事業は順調だが、心身ともに疲れを感じていた。そんな折、父親が骨折したことから、ゾーイは故郷の町ロマンスへと帰省する。手伝いを申し出るゾーイだったが、両親が経営するカフェには臨時コックとして、旧友のウィルが雇われていた。突然の再会に動揺するゾーイ。10代後半から意気投合し交際していた2人だったが、進学でゾーイが町を離れたことから別々の道を歩み、疎遠になっていた。昔に比べて寂れた町となってしまったことに心痛めたゾーイは、売り出されていたウィルの両親の農場を結婚式場に再生させるプロジェクトを思いつく。しかし保守的なウィルは、ゾーイの計画を一蹴。地域再生に燃えるゾーイは、市長への直談判に挑むのだが…。
アートギャラリーを経営するジュリー。客のクレーム対応に苦慮していたところを男性客マーティンのフォローで穏便に切り抜けられたことで親しくなる。その後、一人息子チャーリーから好意を抱く転校生デイナとその父親を家に招待したいと相談されたジュリーは快諾、自分も気になる男性と出会ったことを報告していた。翌日、再びギャラリーに現れたマーティンはジュリーの勧める絵画を購入、2人は親密な関係を築いていくが、その夜デイナの父親として現れたのはマーティンだった。まさかの再会に驚くジュリーとマーティン。3年前に夫を亡くして以来、チャーリーと二人三脚の生活をしてきたジュリーは、運命的な恋に心ときめかせるのだが…。
エバはこれまで、人生のすべてを自分の思い通りにしようとしてきた女性。高校時代の恋人ブレッドと復縁した彼女は、1000日記念日に彼からプロポーズされるはずと、ゴージャスなレストランを予約、プロポーズされる瞬間を録画するためにカメラマンまで仕込んでいた。見事、計画通りにプロポーズされたエバは、挙式もハネムーンも自分の思い通りに計画中。しかし突然、ブレッドから婚約破棄を言い渡されてしまう。ショックで引きこもるエバを、姉のボニーがキャンセル不可だったハネムーンに連れ出すことに。カップルばかりのリゾートホテルでの滞在を当初は嫌がっていたエバだったが、3年前に夫を亡くしているボニーはエバに人生を楽しむべきだと、新たな出会いを勧める。