母親が不在の誕生日パーティーで、落ち込むエマを楽しませるため、父親が家に招いたのは2人組のピエロだった。愉快な2人はエマとその友人を笑顔にした帰り際に、狂気的な事件に巻き込まれてしまう。すべてを目撃したエマは、以来大きなトラウマを抱え、自分の誕生日が近づくたびに、2人のピエロの亡霊に悩まされることになる。誕生日を祝えずにいるエマのために、親友のアリソンがエマの21歳の誕生日を祝おうとパーティーを企画したことをきっかけに、ピエロたちの凶行は徐々にエスカレートしていく。周囲の人々が犠牲になる中、エマはついに過去のトラウマと対峙することになる。
行方不明の双子の妹ノーラを捜すドーラは、ノーラの足取りが途絶えた屋敷を突き止める。そこでは、交通事故で昏睡状態の息子コリーと母親キャロルが2人きりで暮らしていた。キャロルが出した介護士の求人広告に目をつけ看護師のふりをして屋敷に潜入したドーラは、家の中でノーラのネックレスを発見する。妹の手がかりがこの屋敷にあると確信したドーラは、不穏な雰囲気が漂う屋敷を探索するが、見つかるのは少年が書いたと思しき日記ばかり。やがてドーラとコリーの周辺で、不気味な怪奇現象が頻発するようになる。しかし、妹の消息がわかるまでは、この家を離れるわけにはいかない。昏睡状態であるはずの少年が屋敷内を歩きまわる姿を目撃したドーラは、ようやくこの屋敷の真の目的に気づく。
8年前、離婚した妻に娘ミンディを連れ去られたリチャード。ミンディの居場所を見つけ出し、娘との再会を喜ぶものの、幸せな時間は元妻とその恋人により無残にも打ち砕かれる。その後、酒場で出会った女性サーシャに、娘の親権獲得のための弁護士費用が捻出できないと嘆くリチャード。そんな彼にサーシャは、明日開催される賞金付きの即興劇への参加を持ちかける。翌朝、サーシャと共に劇場へと向かうと、そこには参加者の男女2人の姿があった。異様な雰囲気に戸惑う4人だったが、突如マスク姿の男たちが襲いかかり、カートを殺害してしまう。その時、スピーカーから謎の男の声が響く。「殺し合いの開始だ」と…。