人里離れた山の中腹に建つ全寮制男子校・祠堂学院高等学校。2年生になった葉山託生(通称:タクミ)(塩﨑太智)は、崎義一(通称:ギイ)(加藤大悟)とルームメイトになり、他の生徒たちから嫉妬と敵意が入り混じった視線を向けられていた。実は人知れず恋人関係にあるタクミとギイ。しかしタクミは幸せを感じる反面、心の奥底では“自分のすべてをさらけ出せば嫌われてしまうのではないか”という不安を拭いきれずにいた。ギイは、近くにいながらも触れ合えない関係に苦悩し、タクミの本当の気持ちが見えなくなっていく。そんな中、タクミに執拗に迫る3年生の野崎(松原康太郎)が現れたことで、ギイは嫉妬と不満を募らせるのだった。祠堂学院内では、さまざまな想いが静かに交差していた。校内一のマドンナ的存在・高林泉(世古口凌)と同室の吉沢道雄(祐楽)はお互いに密かな恋心を抱きながらも言い出せずにいた。1年生の真行寺兼光(相原一心)は、入学試験で出会った先輩・三洲新(山下永玖)に強く惹かれているが常に塩対応されてばかり。そして、タクミとギイの友人・赤池章三(柊太朗)には、上級生・柴田俊(宮本龍之介)からの想いが静かに向けられていて…。
情に厚く侠気もあり、多くの組員から愛される若頭の片岡(和田雅成)。しかし、とある騒動をきっかけに、組長の実子・桐井(遊屋慎太郎)の命令で、ほとぼりが冷めるまで行方をくらます旅に出ることに。そんな片岡の世話役を任されたのは、かつて組長の付き人をしていた組員・小田島(髙橋大翔)だった。運転手兼付き人、時には性欲処理までする便利な世話係として淡々と役目をこなしていく小田島。だが、その胸中には “裏の使命”があった――。小田島は、桐井から跡目争いに邪魔な片岡を「殺せ」と厳命されていたのだ。7年前の抗争で起きたある事件を境に、片岡に対して強い憎しみを抱く小田島は、使命と復讐心を胸に、片岡と旅に出る。 2人きりの旅の道中、義理人情に厚く出会った誰もが好きになる片岡の人間的な魅力に惹かれていく小田島。一方片岡も、普段は寡黙で淡々としている小田島が見せる意外な一面に興味をもち、だんだんと二人の距離は近づいてゆく。 過去、使命、そして愛情。不器用に揺れる感情に苦しむ小田島が出した答えとは―――。 旅の果てに、待ち受けるのは――死か、それとも愛か。憎しみと愛情が交錯する、危うく切ない任侠ラブストーリー。
パワハラ上司にプレッシャーをかけられながら仕事に追われ、眠れない毎日を送るサラリーマン・渡浩国(金子隼也)。彼はある日、どこか謎めいた美しい青年に突然声をかけられた。「結婚まで約束した仲なのに…」それは浩国が中学生の頃に仲良しだった小学生の深谷甲斐(野村康太)だった。あれから 10 年ほどが経ち、大人に成長した甲斐が浩国の前に現れたのだ。住む所がなくなったという彼は、浩国の家に転がり込んできて、毎日ご飯を作ることを条件に 2 人の同居生活がスタート。ちょっと生意気だけど家事能力バツグンで、浩国の好きなものは何でも知っている甲斐。仕事で上手くいかず疲れきった浩国は、美味しい料理と居心地の良さに癒されていく。日々年上の浩国をからかいながらも、自身の愛情をまっすぐに届ける甲斐。一方で、彼が大切な存在と気付きながら、その愛を受け止めきれずにいる浩国。そんな 2 人の同居生活にもタイムリミットが近づいていて――。
相羽英男のクラスに転校してきた美少女の早華胡桃。容姿とは裏腹にどこか影があり、いつも相羽におもわせぶりな行動をする早華にいつしか恋心を抱いている相羽。相羽が部長を務めている写真部にも所属した胡桃は、小悪魔的に相羽を翻弄していく。戸惑いながらもその魅力にとりかれていく相羽は、自ら胡桃という首輪をはめ、恋の奴隷になる。