夫に先立たれ、娘と二人暮らしの大塚真名美(円城寺あや)。ある日、そんなくたびれた大塚薬局に常連客がついた。冴えない女子中学生の永作恵美(小林香菜)だ。同じクラスの男の子に片思いをしていることを真名美に打ち明ける。真名美の脳裏には初恋の記憶がよみがえる。恵美にアドバイスをしているうちにいつしかヒートアップしてしまう真名美、そして時を超えて二人の思いは交錯するのだった。
ケイジは気弱なフリーター。彼女を寝取られても文句も言えないような男。出来心で入った雀荘で借金を背負わされ怪しげなスナックで働かされることに。そこにいたのは年下だけど妖艶な女・葉子。一目ぼれしてしまうケイジだったが、葉子もまた失踪したヤクザの夫の身代わりにこのスナックで働かされている影のある女だった。一緒に働く内にどんどん葉子に魅了されるケイジ。葉子もまたそんなケイジに気持ちが傾いてきているようだった。だが、二人をその店で働かさせているヤクザ・鬼島や、葉子の夫の影を気にするケイジでもあった。はたして、ごくつまとの恋は成就するのか?二人の運命は?
浩介は過去に最愛の妻を失い、女性との新たな出会いに踏み込めないでいる。会社での仕事も身が入らなくなっていた。亡き妻と一緒によく見ていたお気に入りの映画「マイエンジェル」のDVDを一人寂しく見ている浩介。何度も観た映画。だが今日は何かが違った。画面の中のヒロインと目が合ったような気がする。気のせいかと思い画面を見つめているとまた目が合った。そしてそのヒロインが自分に向って歩いてきたかと思うと画面から飛び出してきた。あっけにとられる浩介。彼女はいつも一人で寂しそうに映画を観ている浩介のことが気になって映画の中から出て来たと言うが・・・・・・。
育児を手伝わない、浮気の疑いがある、「俺の稼ぎでいい思いしてるんだろ。」的発言をする夫に失望し、今にも離婚の2文字を口に出してしまいそうなアラフォー主婦・川島良子。良子は専業主婦だったが、「私も外に出る!」っと思い切ってパートに。そこで出会った舞台俳優と仲良くなる。それを不信に思った夫は、妻の携帯をチェックしていたことが発覚。そこから、大げんか。しかし、そこで初めて今までの想いをぶつけることができ、この夫とこれからも一緒に歩むことを決意する。
テヘランで暮らす妻シミンは、11歳になる娘テルメーの将来のことを考えて、夫ナデルとともにイランを出る準備をしていた。しかしナデルは、アルツハイマー病を抱えることとなった父を置き去りにはできないと国を出ることに反対。夫婦の意見は平行線をたどり、シミンが裁判所に離婚申請をするが、協議は物別れに終わる。シミンはしばらく家を出ることとなり、ナデルは父の世話のためにラジエーという女性を雇うことにした。しかし、ある日、ナデルが帰宅すると、父は意識不明でベッドから落ち床に伏せていた。ナデルは怒りをあらわにして、ラジエーを問い詰め、彼女を手荒く追い出してしまう。その夜、ナデルは、ラジエーが入院したとの知らせを受ける。しかも、彼女は流産したというのだった……。
70年代、帰国事業により北朝鮮へ渡った兄と生まれたときから自由に生きてきた妹、そして兄をかの地に送った両親。その兄が病気治療のため一時帰国をする。25年ぶりの日本での再会を喜ぶ一家。ところが、治療も終わっていないにも関わらず、兄は突然の帰国命令を受ける。その時に家族が下した決断とは……。
盲導犬のシローは、長年仕えてきた主人を交通事故で亡くしてしまう。落ち込むシローの元に死んだはずのゴングが現れる。「お前の願い事を一つだけ叶えてやる。」シローは人間になって子犬の頃一緒に暮らしたハルカにもう一度会いに行きたいと願う。人間の姿となったシローは、ハルカと再会を果たす。風変わりなシローの存在に不信感を抱いていたハルカだが、次第にハルカは心を通わせていく。しかし、2人に切ない結末が待ち受けていた。
愛と正義の戦士をテレビで演じていたさくら。現実世界において愛と正義を貫くことはできるのか?元戦隊シリーズのヒロインだったさくらは、番組終了後にあっさり引退して結婚。のどかな暮らしを手に入れたハズだったのだが…。数年後、さくらの毎日は、夫を含め愚にもつかない件でストレスは堪る一方だ。そんなさくらのストレス発散は黒いエナメルのボディスーツに身を包み、見えない敵をやっつける一人芝居だった…。そんなさくらの日常が一変するのは、特撮モノの出演者が集う同窓会のお知らせハガキが届き、出向いてからだった。さくらは“レッド”こと光太郎と再会し、落ちぶれた彼に昔の恋心を甦らせる。同窓会終了後、流れで二人きりになるさくらと光太郎。さくらは酔いを醒ましたいからと光太郎の部屋に押し掛ける。なんとなく危うい雰囲気になる二人。だが寸での所でストップした二人。そしてその日からさくらは足しげく光太郎の部屋に通うようになった。淡い恋心をお互いに持ち始める二人だったが、光太郎にはある秘密が…。窮地に陥る光太郎をさくらは救うことができるのか?さあ、さくら!ボディスーツに身を包んで出撃?だ!
廃止になった文化祭復活のために教室を占拠した巧(小出恵介)、京平(勝地涼)、和生(鈴木亮平)、雄喜(ムロツヨシ)、秀人(綾野剛)の5人。しかしそこでハッタリのはずの爆弾が誤爆してしまう。高校を退学になった5人に降りかかる数々の不幸。そんなある日、ヤクザ稼業に身を落とした和生のせいで、大事件が勃発する。絶体絶命のピンチだが、それはもしかしたら、最悪な人生から抜け出す最高のチャンスかもしれない。自分たちを取り戻すため、5人は再び立ち上がる。
秀二は映画監督。兄が残した莫大な借金を返すため、殴られ屋を始める。殴られる度に名作映画を想い浮かべ、何度殴られても映画への愛情が秀二をふたたび立ち上がらせる。何故そこまでできるのか。この試練を乗り越えることで愛する映画を救おうとしているのだろうか。
絵美子は夫・正雄の浮気現場を目撃してしまうが、夫を問い詰めることも出来ず日々鬱積した気持ちで暮らしていた。夫との仲も不仲になる一方。またそんな両親の状況を知ってか21歳になる娘の初穂も両親に反抗し、朝帰りを繰り返すようになっていた。娘の部屋で男性からの高価な誕生日プレゼントを目撃し、娘には高価すぎるから返却しようとその男性の経営するバーを訪れる絵美子。だが目の前に現れた男・朔哉(さくや)は思っていたのと違い屈託のない好感の持てる男だった。絵美子の話を軽くあしらい、また店に来てくださいと言われると悪い気にはなれない絵美子だった。家に帰ると夫や娘の事で頭を悩ます絵美子だったが、買い物の帰り、ふと気がつくと朔哉のいるバーの前に・・・。自分の気持ちの底を見たような気がしてその場を後にしようとする絵美子だったが、表にいた朔哉に呼び止められ、折から振ってきた雨のせいもあって店で雨宿りさせてもらうことになった。そして過ちの出来事は始まろうとしていた・・・。
祐加は結婚早々、夫・耕三を事故で亡くし、そのショックで歳を取らなくなっていた。そして30年、事故後生まれた娘の綾香も30歳近く。祐加と同じくらいの年齢になって婚約者を家に連れてくるようになっていた。祐加や耕三とつるんでいた昔からの親友、次郎も60歳になったが相変わらず祐加の近くにいてなんやかんやと面倒を見てくれている。次郎は祐加のことがずっと好き。だが長いこと友達づきあいだった祐加にとって次郎をそんな目で見ることはできなかった。ある日、祐加は道端で酔っ払いの女性を介抱する。その女性・恵美は介抱してくれたお礼におまじないしてあげると祐加にキスをする。唖然とする祐加を置いて去っていく恵美。翌日、勤務する図書館の地下で見慣れないドアを発見する。恐る恐るドアを開け中に入っていく祐加。長い暗渠を抜けてなにか見覚えのある街にたどり着く祐加。そこで彼女の目の前に現れた一人の男性。それは30年前、事故で亡くなった耕三だった…。
世界一便利な街ニューヨーク。電気を使わず、ゴミを出さないなど、地球環境に全く影響を与えないで生きるという不便な生活に挑んだ家族の、笑って泣ける物語。2009年制作。
江戸時代初頭。井伊直孝の大名屋敷に津雲半次郎という初老の浪人が現れ、切腹のため玄関先を貸して欲しいと言う。時は合戦もなくなった泰平の世、食い詰めた浪人たちが大名屋敷で切腹を申し出、金品や士官の口をせしめる狂言切腹が流行していたのだ。応対に出た井伊家家老の斎藤勘解由は、かつて井伊家に狂言切腹に訪れ「当家では狂言切腹は通用せん」と実際に腹を切らされた若い武士・千々岩求女の死に様を、津雲に話し始める…。
ヴァンパイアのブラドは、悪魔に命を助けて貰う代わりに、一人の少女の面倒を見ることになる。彼女の名前はセツナ。悪魔が作った女。百日間セックスをしなければ一人前の女ヴァンパイアとなりブラドの好きに出来るという。だがその約束を破るとブラドも女も死んでしまうというのだ。ブラドは渋々セツナの面倒を見ることにした。ブラドが寝ている昼間、セツナは街をうろつき色んなものを目にする。何も知らなかったセツナだったが、少しずつ命の大切さを学んでいく。街の教会で若い神父と知り合い、さらに人を大事にする気持ちを大きくしていく。若い神父に気持ちが傾いていくセツナに苛立ちを覚えるブラドは…。
遊郭「蝉丸」。ここでは、様々な事情を持った女たちが働いていた。千草も蝉丸で客を取る遊女の一人。数年前に母を亡くし、千草に残されたものは金と女にだらしない義父と借金だった。そしてその義父にも犯され、しまいには、借金のカタがわりに蝉丸に売られたのだ。千草は店で男に抱かれるたびに、感情を出さなくなっていった。ある時、港で働く中川が客として蝉丸に来る。中川は、かつて千草が学生時代に淡い初恋を抱いた青年だ。戸惑う中川。中川は、まだ女を知らなかった。そんな中川を愛しく思った千草は、中川を優しく導き二人は結ばれる。そして中川は千草への想いを打ち明け二人は幸せな将来を夢見るが、千草の義父が二人の仲を嗅ぎ付け…。
両親を事故で無くした小百合は、幼い弟妹を抱えストリッパーとなり身体一つで兄弟を育ててきた。自分の意思を押し殺し、姉に言われるまま優等生として過ごしてきた妹・凛子。凛子の結婚話が壊れたことにより、二人のホンネがぶつかり合う。自分の殻を壊せずに生きてきた凛子は、恋人との別れ、姉とのケンカを経て、自分の心を見つめなおし、大きく羽ばたく。表面では反発しながらも、妹を温かく見守る姉。そして凜子は…。
佐藤純は一見、男と見間違うようなボーイッシュな女の子。上京してきた矢先に有り金を盗まれ、途方にくれていたところ、男性モデルと間違われて、業界入り。仕事は順調だが、女であることを偽って生活することのわずらわしさに加えて、住むところが無く困っていた純を居候させてくれているカメラマン助手の哲郎のことがだんだん好きになって…。
かつて憧れたモーニング娘。再び目指すと決意する、農家に嫁いだ嫁・愛。“あったかもしれない人生”に会いにゆくために、様々な男の愛を受け止めながらオーディションに向かってゆく女の姿を描くロードムービー。
突然、放射性物質となってしまった福島さんは多くの人から差別を受けていた。ある日、妊娠をした妹がやってくる。福島さんの姪ということで、生まれてくる子供も差別されるのではと恐れていた。一方、エネルギー関係者、永田町関係者、マスコミ関係者はサッカーに興じながら、福島さんに放射能の責任を押し付けようとする会議をしていた。様々な人々の思惑や不安の中、追いつめられた福島さんはある決断をする。
ほのかは2010年5月5日に24歳になる。24歳は母・葉子が事故で死んだ年齢。24歳であり続ける母と同じ年になることをほのかは不安に思っていた。ほのかは母が死んだときに近くにいなかった父・耕太郎と仲が悪い。しかしかつて耕太郎が進むことも戻ることも出来ない三つの選択をさせられたことを謎の紙芝居師から告げられる。深い葛藤へと落ちるほのか。ほのかはどのようにして24歳になるのか?そして最後に経験する愛の奇蹟とは?
収監を数日後に控えた羽原組長(西田敏行)にはやり残した事が二つある。一つは25年前に生き別れた娘のかおり(常盤貴子)に再会すること。もう一つは大好きなジェームス・ブラウンの名古屋公演に行くこと!「もう一回だけ会いたかったなぁ…」と呟き組を解散すると言う羽原親分のために、弟分の金山(岸部一徳)は子分の太郎(山本太郎)たちにトンでもない命令を下す。「いますぐジェームス・ブラウン、さらいに行って来い!!」果たしてJBの誘拐は成功するのか!?【ゲロッパ!】とはソウルの帝王“JB”ことジェームス・ブラウンの名曲「セックス・マシーン」の歌詞“Get up!”のこと。JBを誘拐しようとするハプニングと笑いに満ちた痛快娯楽な要素に加え、全編を彩るのは70年代のR&B/ソウルミュージックと登場人物による華麗な(?)ダンスステップ!!観る者全てを笑いと涙の渦に巻き込むスーパーファンキー娯楽大作!!期待して待て!!
富山県高岡市。“スーパー智子ちゃん”こと斎藤智子は、あらゆる仕事をこなしながら子供たちを女手ひとつで育てあげてきた評判の肝っ玉母ちゃんだ。しかし娘の美咲は3年前に駆け落ちしたまま音信不通。やんちゃな息子・優介もまた智子について行けず、母親と“なーんつまらん、この町”から逃れるように上京を決意する…。ふるさとを飛び出していく息子を「人生で大事なのは、自分が生きた証を残すこと」という言葉で送り出す母親。ハチャメチャな元気と笑顔の裏側にあるまっすぐな想い。その切なさがやがて家族の絆をつなぎ合わせ、わたしたちの心にもつよく響く―。
1974年。アンソン(井坂俊哉)は病気の息子チャンスの治療のために、一家を引き連れ東京に引っ越してきた。妹のキョンジャ(中村ゆり)は芸能プロダクションからスカウトを受け、狭い世界を飛び出したいという思いとチャンスの治療費のためにも、芸能界入りを決意する。そして先輩俳優の野村(西島秀俊)と出会い次第に惹かれていく。一方アンソンは、偶然駅で出会った因縁のライバル近藤と乱闘を演じ、助けに入った国鉄職員の佐藤(藤井隆)と知り合う。佐藤はすぐにアンソンの家族とも親しくなり、キョンジャにほのかな思いを抱く。そしてアンソンはチャンスの莫大な治療費のために無謀な計画を立て、佐藤を巻き込みたった2人で危険な仕事へと突っ走っていく。愛する者の命を救うために、全てを投げ出し全力疾走するアンソンたち。果たしてキョンジャと野村の恋の行方は?アンソンと佐藤のとんでもない作戦とは?そして彼らはその手にLOVE&PEACEをつかむ事が出来るのか!?
青い空の下、グラウンドで無心に白球を追いかける若者たち。1943年、太平洋戦争が彼らから青春の日々を奪おうとしていた。「野球は敵国アメリカのスポーツだ」と六大学野球が廃止、さらに学生に対する徴兵の猶予が停止、彼らはバットを捨て、銃をとらねばならないのだ。しかし、早稲田大学野球部顧問の飛田穂洲は、出陣のその日まで学生たちと野球を続けると誓う。野手の戸田順治は、厳格な父から「この非常時に」となじられたが、志願した兄の「戦争は俺に任せて、お前は野球をやれ」という言葉を胸に練習に励む。「試合がしたい」選手たちの願いは、ただそれだけだった。ある日、慶應義塾塾長の小泉信三が、飛田に「早慶戦」を申し込む。二度と帰れないかもしれない若者たちに生きた証を残してやりたい―小泉の切なる願いを飛田も喜んで受けとめるが、早稲田大学総長は頑として拒絶する。飛田の強行突破で、遂に幕を開ける早慶戦。それは、別れであると同時に、明日への希望に満ちたゲームだった……。2008年制作。
“卒業”を前に揺れる高校生のせつない恋物語。2人並んで自転車をこいだ通学路、夕日が照らす放課後のグラウンド、寝転がって話し込んだ河原の土手……。誰もが記憶の片隅にそっと大切にしまっている”あの日の風景“を北川悦吏子×岩井俊二×小林武史が鮮やかに甦らせる。2009年制作。
1968年の京都。朝鮮高校のアンソンたちと、府立東高校の空手部は反目しあってケンカが絶えない。松山康介は府立東高の2年生。モテたい一心で、同級生の吉田紀男とGS人気にあやかって「キノコカット」にしたばかり。ある日、康介は“平和協定”のために親善試合を申し込みに行った朝鮮高校でフルートを奏でるキョンジャに出会い心奪われてしまう。国籍の違いに戸惑いながらもキョンジャに近づきたくてギターを覚え、キョンジャが奏でた歌「イムジン河」を覚え、朝鮮語を覚えようとする康介。井筒監督の新作は原点回帰ともいえる激しいケンカと切ない恋と熱い友情に溢れる青春活劇。タイトルの「パッチギ!」は「突き破る、乗り越える」という意味のハングル語。ケンカ用語の「頭突き」の意味でもある。2004年制作。
昭和40年、エネルギー革命により閉鎖が迫る炭鉱のまち。そこでは北国をハワイに変えようという起死回生のプロジェクトが持ち上がっていた。目玉となるのはフラダンスショー。誰もが見たことがなかったフラダンスを炭鉱娘に教えるため、東京からダンサー平山まどかが教師としてやってきた。旬を過ぎ、しがらみを抱えるが故に、最初は嫌々ながら教えるまどかだったが、生きるためにひたむきに踊る少女たちの姿に、いつしか忘れてかけていた情熱を思い出してゆく。しかし肌を露に腰蓑をつけるなど恥とされた時代、世間の風当たりは冷たく、教える相手は全てのド素人。果たして常夏の楽園は誕生するのか?オープンの日は迎えられるのか?2006年制作。
『Helpless』『EUREKA ユリイカ』で国内外での評価を不動のものにした青山真治。その二作に続く“北九州サーガ”の集大成的作品が『サッド ヴァケイション』である。小説家としても活躍する青山自身の同名小説をベースに、全編北九州ロケを敢行した意欲作。2007年制作。
大戦後の2138年、中立都市オリュンポスの特殊部隊所属の戦士デュナンとブリアレオスは固いきずなで結ばれた戦友であり、私生活では恋人同士でもあった。ある日、ブリアレオスは戦闘中にデュナンをかばい重傷を負い、一命はとりとめたものの昏睡状態になってしまう。そんな折、デュナンの元に新しいパートナーが配属される。
世界を壊滅状態に追い込んだ非核大戦が集結した。伝説の女性戦士デュナン・ナッツは町を彷徨(さまよ)いながら、かつての恋人ブリアレオスを想っていた。そこへ突如、ヘリが現れ美しい女性ヒトミが降りて来た……。