いとこの代わりに裕福な家庭で家政婦として働き始めたリンダ。美しく独特な魅力を持ち、自由に振る舞うリンダを姉のように慕う娘、性の対象としか見ない夫、年上の女性に手ほどきを受けたい息子、そして、家政婦以上の関係を求める妻。リンダは次第に、幸せそうな家族一人ひとりのさまざまな欲望を呼び覚まし始める。
井戸の底に渦巻く恐怖を正視できるか?著名な絵画修復師の父親の死後、娘のリサはイタリアの小さな町で中世の絵画修復を受ける。道中で出会った生物学者たちと意気投合しつつも絵画のある豪邸へと向かう。そこには美しい母親エマと、人付き合いが苦手な娘が暮らしていた。焼けただれた絵画を修復していくと次第にリサは悪夢に襲われるようになる。一方その頃、生物学医者たちは何者かによって次々と拉致、監禁され、おぞましい拷問を受けていたのだった…。
雪深い孤島で開かれる謎めいたカップル合宿プログラム。参加した4組の若いカップルは、非日常の中で互いの関係を深められると期待に胸を膨らませていた。考古学者のステイシーは、恋人マイケルとの関係修復の為、このプログラムに参加していた。大切な記念日に仕事を入れて以来、二人の関係はギクシャクしていた。美しくナルシストのケイトは、恋人のニックの独占欲に悩んでいた。知的なオリビアは浮気をした恋人アンディを信頼出来ずにいた。参加者はそれぞれの悩みを抱えたまま、タマルと名乗る姿の見えない主催者の指示のもと、互いの心情を吐露してゆく。そんなさなか、ステイシーとケイトは恋人以外の男性参加者と性行為をする幻覚に襲われ動揺するのだが―。
1991年7月15日、東京ドーム。この日、宗教家・一条悟の大講演会がはじまろうとしていた。マスコミも大々的に報じ、日本中が注目する一大イベントの模様をレポートしているアナウンサー・立花美穂。そのテレビ画面を見ている裁判官の水瀬千晶。そして郷土の母や学生時代の友。さらにかつての会社員時代の同僚や上司たち―それぞれの胸に去来する悟との日々が回想される―四国の小さな町に生まれ、一流大学を経て大手商社に就職。若くして社長候補と期待されるエリートの道を歩みながら、突然退職し、姿を消した一条悟。なぜ彼は、約束された将来を捨て去り、宗教家になることを選んだのか。どうして愛する人たちにも何も告げずに、ただ一人往くことを決めたのか―そして、いよいよ大講演会の幕が上がりはじめる。
ジャンニは有名シューズブランドの社長で独身生活を謳歌していた。ある日モテたくて成り行き上、足が不自由だと偽るが、車いすユーザーで情熱的なキアラと出会い、強烈に心惹かれる。だが彼女と親しくなるにつれ嘘を重ねるハメに…。
高城久夫(出合正幸)と佐野容子(竹島由夏)は殉職した中本(野村宏伸)の意思を受け継ぎ、警備会社エステックの一員として日々奮闘していた。そんな中、一人の女性が訪ねてくる。依頼をしてきたのは中国の工作員に追われていると話す女(山崎真実)だった。高城を筆頭に警護チームが組まれ、女性の警護が始まる。女性を匿うため人里離れたキャンプ場にやってきたが、すぐに脅威対象の工作員がキャンプ場に向かったとの情報が入ってくる。子供連れの家族、仲の良さそうな夫婦、若者たちのグループ、どこに工作員が紛れているかわからない。一般客もやってくるこの場所を、高城はなぜ選んだのか?緊張が続く中、最初の犠牲者が発見される…。
ノルウェーの人里離れた渓谷「オルデダーレン」。厳しくも美しい自然に囲まれた場所に、年老いた父母が生きている。成長し、作家となった娘が二人の姿をカメラに留めようとすると、84歳となった父親はこの国で最も美しい渓谷と呼ばれる場所を案内しながら、彼の人生と最愛の妻、そして何世代も自然と共に生きてきた人々の暮らしについて静かに語りはじめるのだった。
規則違反が見つかり、病院を解雇された看護師のオードリーは、麻酔医スタンに、難病の妻デミの介護士として雇われる。献身的にデミに寄り添う優しいスタンの姿に、次第に惹かれてゆくオードリー。スタンもまた、若く美しいオードリーに惹かれていく。互いの欲望を抑えきれなくなったある日、二人は秘密裏に激しく身体を求め合う。それ以来、デミに隠れて何度も肉体を重ねる二人。次第にデミの存在が疎ましくなり―。
独立記念日を目前に、アメリカ全土で凶悪テロが多発。その背後には合衆国の全機能停止を狙う陰謀が潜んでいた。ロサンゼルス市警特殊部隊“SWAT”を率いてベテランエージェント、ジェームズ・ナイト(ブルース・ウィリス)は真相を追い始める。しかし、その裏には衝撃の事実が隠されていた―。愛する者と国家存亡の間で揺れるナイトの決断が、合衆国の運命を左右する。街に轟く銃声が告げるのは希望か、それとも絶望か?最終決戦の火蓋が切って落とされた!
ヴィクトリアは刑事事件専門の30代のバツイチ弁護士で、二人の娘の子育てに奮闘しているシングルマザー。家の中は猥雑で、ベビーシッターが居着かない。彼女は洞察力があり皮肉屋だが現在、感情的に崩壊寸前の状態。精神分析のセラピーを受けたり、占い師に運勢を見てもらっている。ある日友人の結婚式で、ヴィクトリアは古い友人のヴァンサンと以前担当した薬物事件の依頼人サムに出会う。その翌日、ヴァンサンが恋人の殺害未遂容疑で逮捕される。無実を証明できるのは被害者の飼い犬ただ一匹。ヴァンサンに頼まれて仕方なく弁護を引き受けたヴィクトリアだったが、その一方で、元夫のSNS上での迷惑行為に対応したり、なぜかサムを住込みのベビーシッター兼助手として雇うことになったり、彼女の人生に数々の波乱が巻き起こる…!
とあるアイドル事務所に一人の新人が入ってくる。同時に事務所では奇怪な出来事が多発して・・・
1971年。農家の娘デルフィーヌは、家族の束縛から離れ、経済的にも自立するためにパリに移り住む。ある日、偶然乗り合わせたバスで、女性解放運動家のキャロルと出会い、ふたりは情熱的な恋に落ちる。しかし、デルフィーヌの父親が脳卒中で倒れ、デルフィーヌは実家に戻って母親の農場を手伝うことになり、キャロルはデルフィーヌを追って農場で一緒に暮らすことを決めるが・・・
1970年、スイス・ヴァレー州の小さな村、モンシュ。ワイン醸造家のアロイスは地元のブラスバンドの指揮者で、村で開かれる音楽祭のオーディション通過を目指して日々練習に励んでいる。しかしアロイスの指導力を疑問視する楽団のメンバーが、村の出身でプロの音楽家として活躍するピエールをこっそりパリから呼び寄せてしまい、楽団内に亀裂が生じることに。伝統を重んじるアロイスと違い、才能ある女性や移民を次々と楽団のメンバーに加えるピエール。それぞれを指揮者に立てた2つの楽団が出来上がり、楽団の対立は村全体を巻き込んだ大騒動へと発展していく。さらにアロイスとピエールはかつて、アロイスの妻マリー=テレーズをめぐった恋敵であったこともあり、事態はより複雑に……。互いの楽団への嫌がらせがエスカレートする中、果たしてどちらの楽団がオーディションを通過するのか?
バスケットボール選手出身で公益勤務中のカン・ヤンヒョンは突然、かつては全国優勝したこともあるが部員が減少し廃部の危機に瀕した母校の釜山中央高校バスケットボール部の新任コーチに抜擢される。指導者としての経験はなかったが、部の再建のために部員を集め始めるヤンヒョン。そして、寄せ集め部員を引き連れ初試合に挑むことになるが、対戦相手はなんと高校バスケットボール界の最強校だった。チームワークは崩れ、結果は惨敗。学校側はバスケットボール部解体まで議論しはじめ、部員もバラバラになってしまうのだが...。
1999年、韓国大学機械工学科に通うヨンは、皆既月食の夜、無線機を通じてある女子学生ムニと交信を始める。しかも同じ大学に通う学生という偶然に驚きつつ、翌日大学構内で会う約束をするが、約束の時間を過ぎてもムニは来なかった。一方、どしゃぶりの雨の中で待ち続けるムニの前にもヨンは現れない。その夜、互いに相手のすっぽかしを責めるヨンとムニ。話が噛み合わないまま、それから何度か交信するうち、2人は自分たちが違う時代を生きていると気づく…。不思議な状況に半信半疑ながらも2人の会話は弾み、ムニはヨンにとってかけがえのない存在となっていくのだが…。
前社長・大島の下請け料の横領により、今まで支払われていなかったお金が全額支払われたことで、一ツ橋土木とヤマト建設は和解する。地熱発電所建設に向けて勢いづきながら工事を開始したが、町民が連日工事現場に押しかけ、工事に反対するように。しかし、温泉組合が地熱発電所建設に反対している理由の裏に、鷹司・三田が糸を引いていることが発覚。それを知った金太郎は、三田と喧嘩をするため、退職願いを出し、1人で三田の家に出向く。
『さつまおごじょ』特攻隊員たちに愛を注いだ「特攻の母」鳥濱トメとその娘、孫の3世代にわたる実話をもとにした感動の物語。『アラームベル』閉鎖された空間で集う男女。打ち鳴らされる「警鐘」決して他人事ではない、迫りくる恐怖とは…。『嘘だろ』高額当選の宝くじを巡り、仲間同士の間で突如起こった惨劇。炙り出される愛憎と裏切り…。最後に笑うのは誰だ?
特にやりたいことも夢もなかった高校3年の唯野空(池田朱那)は、将来の保険として大学進学の道を選んだ。と同時に借金を背負った。大学生の二人に一人が使ってると言われる【奨学金】という美しいネーミングセンスの借金を…。大学進学後、実家に居心地の悪さを感じつつあった空は彼氏の蛭間拓人(簡秀吉)の提案で同棲生活を始める。奨学金の返済に加え、生活費は嵩む一方…普通にバイトをして稼いでも、奨学金を返し終わるのはアラフォー。現実から逃れたかった空は、大学で知り合った異色な同期・九頭竜レイ(吉田凜音)と水江聡太(田淵累生)の影響を受け、“とあるアルバイト”を始めることに。果たして彼女が突き進んだ先には何が待ち受けているのか・・・。もがきながら今を必死で生きていく大学生のリアルを描いた、ダーク青春カタストロフィー。
「怖いもの」好きの若者4人が、スコットランドへの週末旅行で、怪談話を楽しむテーマ・キャンプに参加。その夜、キャンプファイヤーを囲みながら、怪しげなツアーガイドの男の誘いで、一人ずつ順番に一番怖い話をするように勧められる。その際、死者と交信するために、その地に宿る悪魔に捧げるトーテムを火にくべていくことがルール。そして、不穏な怪談ナイトが始まるのだが…。
第二次世界大戦が終わりに近づくにつれ、ナチスの科学者たちは、アメリカ東海岸の住民を肉食ゾンビに変えるという卑劣な爆撃計画を企て、戦況を変えるため必死の抵抗を続けていた。その計画を阻止すべく連合国軍は、一人の男に白羽の矢を立てる。葉巻をくわえ、大型パンツァーを軽々粉砕する筋肉隆々の一騎当千の兵、その名はディック・ダイナマイト。口が悪い超曲者の傭兵チームを従え、ディックはナチスが送り込む忍者、サイボーグ、バイカー、ミイラ化したスナイパーら様々な敵に挑む。そして、その背後に君臨するラスボス、極悪非道なマクシミリアン・シュタッカー大佐率いるドイツ軍が行く手を阻むなか、ディックはアメリカ壊滅を目論むスーパー爆撃機計画を阻止することができるのか!?
アリス・アッカーマンという少女が、火事で両親を失い、母方の祖母が暮らす家へと移り住むことに。祖母の名前はベス・クレメシー。ベスは、古くから残る大きな屋敷に1人で暮らしていた。孫娘のアリスを歓迎するベス。ベスは、両親を失ったばかりのアリスを気遣い、自身の庭で採れたハーブでお茶をいれ、アリスをもてなそうとする。心の傷は癒えないものの、唯一の身内と共に暮らすことができるようになり、一抹の安堵感を覚えるアリス。アリスは、自身の母親とベスが絶縁関係に近かったことを察し、その訳を聞こうとするが、ベスは口を閉ざすのだった。ベスとの食事を終えて、ベスと2人でピアノに興じていると、アリスは突然、吐き気に襲われる。ベッドに横になったアリスに、ベスが持ってきたのはルイス・キャロルの著書「不思議の国のアリス」だった。ベスはアリスが眠るまで、その本を読んであげようと提案する。
屋台を引いて生計を立てるバスは、体の弱い少女・ブアを育てながら、幼少期に父親から受けた虐待のトラウマと、ギャンブル依存の夫が作った借金返済に苦しんでいた。ある日、大規模な反政府デモに巻き込まれたバスは、学生運動家のアタボンに命を救われるが、その恐怖から外出することができなくなってしまう。そこで、バスは母親譲りの秘伝レシピを活かして自宅にラーメン屋を開業すると、瞬く間に繁盛する。再会したアタボンが手伝うようになり、次第に2人は惹かれ合うが、アタボンはやがてバスのラーメンに隠された“ある秘密”に気づいてしまう…。
パリの高級ホテルの支配人であるフェリックスは、パンデミック期間中に秘密のビジネスを始めることを決意する。それは特別な顧客の為にホテルの一室に若く綺麗なエスコートを送り込むことだった。時には顧客の話し相手になったり、時には一緒にお風呂に入り、そして時には存分にセックスを楽しんだり、その一室では美しいモデルたちによる最高級のおもてなしが行われる。やがて様々な事情や欲望を持った顧客とモデル達に複雑な関係性が生まれていき・・・
幼い頃に事故で両親を亡くしたカリスマ。父親の親友ビセンシオに養女として引き取られて以来、彼女は足の悪いビセンシオの介護をしながら田舎町で暮らしていた。ある雨の日、カリスマが屋外で入浴していたところを、近所に住む若くワイルドなエドマールに覗き見される。カリスマはエドマールに強く惹かれ、そのまま彼と肉体関係に。それ以来、ビセンシオの目を盗んで激しい逢瀬を重ねる二人。ミステリアスで美しいカリスマの魅力に、エドマールはますますのめり込んでいくのだが、カリスマには誰にも言えない過去の秘密を抱えていた―。
莉犬、るぅと、ころん、さとみ、ジェル、ななもり。が苺ヶ丘学園の生徒としてともに過ごしたひと夏。出会ったばかりの頃はバラバラだった彼らは、ある目的のために一致団結していく。まだ誰も知らない。これは、すとぷりのはじまりの物語───
アーロンは自宅でデビッドと待ち合わせており、出かける準備をしている。デビッドは隣人の女性から一緒に外出でもと誘われるが、これから週末にかけて釣りに出かけると言って断る。トロイは一人暮らしで、いつも同じ時間に近所の店で酒を買って帰宅するが、この日は帰宅すると覆面姿の二人の男(アーロンとデビッド)が待ち受けていた。クスリを注射され車のトランクに入れられ、どこかへ連れて行かれる。給油に寄ったガソリンスタンドで注射の効果が切れてしまい、トロイが車のトランクの中で暴れる。慌ててガソリンスタンドを後にしようとした時、近くにいたトラックの運転手が行く手を阻む。
SNSインフルエンサーのハイディは、カメラマンで恋人のロンと撮影のために訪れたカリフォルニアのベニスビーチで、ホホジロザメに襲われる。一命は取り留めたものの、翌朝同じビーチで男女カップルの変死体が発見され、それも飢えたサメの仕業と思われた。しかし、続く犠牲者が陸上で発見され始めると、捜査は一転。陰謀論ソーシャルメディアの第一人者であるトゥルース・ジェダイが、カリフォルニアの原子力発電所で有毒物質が流出し、放射能によって海洋生物が突然変異を起こしたという機密情報に辿り着く。サメに噛まれたハイディは、その有毒なモンスターの血に感染し、血に飢えた陸上の頂点捕食者へと変貌を遂げてしまったのだ。真実に辿り着いたハイディの親友で海洋生物学者のシエナと新進ジャーナリストのクリストファー。2人は殺戮を繰り返すハイディを止めようと、彼女の家に罠を仕掛け治療薬を注射しようと試みるが、時すでに遅く・・・。
ダイナーの店長をしているナンシーは、ある日車の故障で仕事に遅刻してしまう。彼女の父親であり、ダイナーのオーナーでもあるエドワードに遅刻を注意され、仲の悪い古株のジェイクと共に予定外の夜勤を担当することに。その日の夕方、仮面を被った若者グループがダイナーに現れ、悪戯に騒ぎ立てたので、ナンシーは警察を呼ぶふりをして彼らを追い払う。不機嫌なナンシーは、非協力的なジェイクと口論になり、怒りのあまり彼を含む複数の従業員を、その場で解雇してしまう。一人きりになったその晩、仮面の男達が再びナンシーのもとに現れ―。
中村会長から地熱発電所建設を頼まれた金太郎は、サラリーマンとして初めての大仕事に挑むことに。しかし、いざ現場に向かうと建設会社の一ツ橋土木が工事をしない上に、温泉組合が反対をし思うように建設が進まない。一向に建設を始めない一ツ橋土木の社長との喧嘩で、ボロボロになった金太郎はフユの営む旅館で目を覚ます。
イタリア北部の都市ボローニャにほど近いモンテ・ソーレの山村に住む8歳の少女マルティーナは、その地方の多くの人々と同じく、生活に困窮する農民家族の一人っ子だ。彼女は何年も前に、生まれたばかりの弟を亡くし、それ以来口がきけなくなったが、母レーナが再び妊娠し、一家は新しい家族の誕生を心待ちにするようになる。だが、ナチス・ドイツによる占領軍と地元パルチザンとの衝突もまた、日を追うごとに激しさを増していく。1944年9月、レーナが赤子を出産すると、ほどなく、ナチス親衛隊はその地域における未曾有の掃討戦を開始する。「マルツァボットの虐殺」として歴史に名を残す惨劇がついに始まった…
孤児のヴァーリャとアルセニー兄妹は、生まれ故郷を離れ、新しい養父母のもとで幸せな生活を夢見ていた。しかし、二人は無意識のうちに古い家から精霊を連れてきてしまう。ある日、ヴァーリャは新しい家に潜む不気味な秘密を探るため、ガレージへと足を運ぶ。その影響は徐々に家族全体に広がり、養父母の行方不明の実の娘にも影を落とし始める。精霊「ドモヴォイ」の存在が家族の絆を引き裂き、不穏な出来事が次々と発生。希望は絶望へと変わり、家族の未来は、精霊か悪霊に委ねられてしまうのか…。
赤い旅団のメンバーであるアドリアーナ・ファランダ(ダニエーラ・マッラ)は、プロレタリア革命は成功すると強く信じ、愛する娘と離れ、運動に身を投じている。1977年に起きた大学の経済学部長襲撃事件にも実行犯として関与し、誘拐前のモーロを尾行するなど積極的に活動するも、モーロ誘拐の肝となる活動には参加させてもらえないことに不安も覚えていた。一方で赤い旅団は、誘拐に成功したことで入団を希望する人間が増え、活動は順調にいっているかのように見えた。しかし、メンバー間で、モーロの処遇をどうするかで意見が激しく紛糾していき、アドリアーナも追い込まれていく。モーロ誘拐の事件現場に急行した、妻エレオノーラ・モーロ(マルゲリータ・ブイ)を待っていたのは、銃弾が多数撃ち込まれた、見るも無残な夫の車と、血を流して倒れている護衛の姿、そしておびただしい数のマスコミだった。家を訪れる議員たちは、彼女にもっともらしく慰めの言葉を掛けていき、形ばかりの抱擁を求めてくる。子供たちと共に家に籠り続けていたある日、モーロからの手紙が届く。しかし、ザッカニーニをはじめ、政府は赤い旅団との交渉に応じず、エレオノーラは憤慨する。4月30日、赤い旅団から電話がかかり、すぐさま大統領に連絡をとるが、またも真剣に取り合ってもらえず、失望し涙するエレオノーラ。そして、あるシスターからモーロを見たという証言を聞き、藁にも縋る思いで現場に向かうのだが…。5月8日、目隠しをされた神父が、赤い旅団のアジトとなっている暗いビルの中へと入っていく。さらに隠し部屋に入っていくと、そこにはアルド・モーロの姿があった。約55日ぶりに赤い旅団以外の人間と会ったモーロは、「ここで初めて人の顔を見ます」と神父に語りかけ、強く手を握り、告解を始めるのだった。そして翌5月9日、モーロは目隠しをされ車のトランクに乗せられる。コッシーガのもとには、カエターニ通りで不審な車両が発見された、と緊急無線が入る。
1978年、イタリア。戦後長らく政権を握っているキリスト教民主党の党首アルド・モーロ(ファブリツィオ・ジフーニ)は、共産党との連立政権を実現させるべく奔走していた。これは冷戦下で西側と共産主義が手を取ることを意味していたために、国内外問わず、激しい反発を受ける。無論、党内のモーロと対立する右派系の派閥からの批判も非常に強く、モーロと旧知の仲であるバチカンの教皇パウロ6世(トニ・セルヴィッロ)にも苦言を呈される。それでもモーロは交渉を続け、連立政権の話はまとまった。そんな最中の3月16日、アンドレオッティ内閣(ファブリツィオ・コントリ)の信任投票のため、議事堂に車で向かうモーロは、道中で、極左テロ組織「赤い旅団」に襲撃され、そのまま誘拐されてしまうのだった。モーロ襲撃・誘拐が判明してすぐに、議会では緊急会議が開かれる。指揮を執るのは、内務大臣フランチェスコ・コッシーガ(ファウスト・ルッソ・アレジ)。彼はモーロを父と慕い、モーロ救出に全力を注ぐことを決意、辞表まで準備する。ほどなくして、赤い旅団からモーロの写真とともに犯行声明が届く。すぐさま、ローマに巨大な包囲網が張られ、徹底捜索が敢行。コッシーガの号令と共に、省内に大規模な通話傍受センターが開設され、日夜、イタリア中の通話が監視されることに。しかし大きな手掛かりは掴めず、コッシーガも精神的に参り、疲弊していく。そして誘拐から14日目の3月29日、旅団に囚われているモーロから手紙が届くのだった。それは事実上の裏取引を持ち掛ける内容で……。バチカンの教皇パウロ6世も、モーロ誘拐に衝撃を受け、救出の策を練っていた。信者に向かって、アルド・モーロのために祈ろうと強く呼びかけ、モーロ解放のために身代金として200億リラを用意する。「アルドは大事な友である」と、司祭を通してアンドレオッティ首相に掛け合うが、首相から話を聞いた将軍たちは「血が流れる」と口々に大反対。一方で各党の党首たちは、概ね、賛成を表明。政府内の足並みは揃わず、また肝心の身代金を渡そうとしていた相手が、どうやら詐欺師であることが判明する。パウロ6世のモーロ救出構想は振り出しに戻り、教皇は、赤い旅団のメンバーに直接語りかけることにする。
三十路手前で焦って婚活する遥は、婚活パーティーで同僚の一輝とばったり会う。プロフィールを偽り遊び目的で参加していた一輝は、結婚できない理由は恋愛を元にしているからだとバカにする。失敗続きの遥は、一輝の言う通りに恋愛を捨てて婚活に挑むことになるが・・・。パパ活で家を買おうとする美月や、ママの為に婚活をする武志、女心が全く分からないクソまじめな悠人、恋愛上手な女子高生の乃愛、結婚式を挙げたい広海と挙げたくない匠の同性カップルなど、恋愛を捨てて幸せを掴もうとする8人が、皮肉にも恋愛には向いていない相手に恋をしてしまう。果たして、恋愛せずに結婚して幸せになれるのか―。同性愛の結婚や、友情結婚、歳の差婚など様々な愛の形を描いた恋愛コメディ群像劇。
50年の時を超え“ハングマン”と呼ばれる悪魔が復活。次々と獲物を求め殺戮をはじめる。同じころ、リオンとジェシーの親子がある森へキャンプにでかけるが、翌日、ジェシーが忽然と行方をくらましてしまう。消えた息子を探すため、父親のリオンは森で助けを求めさまようが、そこは悪魔の信者たちが支配する場所で、リオンは彼らに命を狙われてしまう。ジェシーに危機が迫る中、リオンは麻薬組織から救ったタラや、リオンを選ばれし者と導くジェディディア神父の力を借りて、新たな悪魔のいけにえとして選ばれた息子を救うべく決戦の地へと赴く。
仕事を求めてタイにやってきたピップは、入国早々暴漢に襲われ倒れている所を、同郷のジェシーに救われる。ジェシーの介抱で傷は直ぐに回復したが、当てにしていた仕事が無くなり途方に暮れる。そんなピップに、ジェシーは地方での仕事を紹介する。ピップが旅立つ前日、二人は恋人のような時を過ごし、その晩激しく愛し合う。ジェシーとの出会いに運命を感じ、彼女との未来を思い描いていたピップ。しかし、ある日を境にジェシーとの連絡が途絶えてしまう。ジェシーの安否を心配したピップは、彼女の行方を必死に探し始める。そんなある日、偶然にも怪しげなギャンブルサイトにジェシーの姿を発見するのだが、、。
1970年代半ば、韓国の漁村クンチョン。海が化学工場の廃棄物で汚され、地元の海女さんチームが失職の危機に直面する。リーダーのジンスクは仲間の生活を守るため、海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うことに。ところが作業中に税関の摘発に遭い、ジンスクは刑務所送りとなり、彼女の親友チュンジャだけが現場から逃亡した。その2年後、ソウルからクンチョンに舞い戻ってきたチュンジャは、出所したジンスクに新たな密輸のもうけ話を持ちかけるが、ジンスクはチュンジャへの不信感を拭えない。密輸王クォン、チンピラのドリ、税関のジャンチュンの思惑が絡むなか、苦境に陥った海女さんチームは人生の再起を懸けた大勝負に身を投じていくのだった......。
巫堂ファリム(キム・ゴウン)と弟子ボンギル(イ・ドヒョン)は、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族から、桁違いの報酬で依頼を受ける。すぐに、先祖の墓が原因だと気づき、お金の臭いを嗅ぎつけた風水師サンドク(チェ・ミンシク)と葬儀師ヨングン(ユ・ヘジン)も合流する。やがて、4人はお祓いと改葬を同時に行うが、掘り返した墓には恐ろしい秘密が隠されていた…。
不動産会社に勤めるジュリアンはカフェを経営する妻と息子と3人で暮らしている。アパートを探す25歳のアリスと会っていくうちに互いに惹かれ合い、イケないと分かりつつもアリスの魅力に逆らえず、肉体関係を持ってしまう。妻のマリーに隠して関係を続けてしまうが、アリスはマリーのカフェでバイトとして働くことになり・・・
都内在住の上原梨華が11月5日夜、忽然と姿を消した。母親の上原鞠子は、知人の紹介された板倉探偵事務所に捜索依頼を出し、探偵・大友諒人が梨華の行方を追う。闇の真相に迫った時、おぞましい恐怖が蠢いていた。
パリ郊外の団地で暮らす、エキゾチックアニマル愛好家のカレブ(テオ・クリスティーヌ)はある日、珍しい毒グモを手に入れる。日々、スニーカーの転売で稼ぐカレブは、同じアパートに住むトゥマニから注文を受けたスニーカーを渡す。その直後、原因不明の死を遂げるトゥマニ。警察は謎のウィルスが発生していると判断し、建物は封鎖され住民たちは閉じ込められてしまう。その裏で、カレブの購入した毒グモが脱走し、猛スピードで繁殖し始めていて……。
アルゼンチンをツアー中の英米のインディー・ロックバンドが、捨て去られ荒涼とした街、エペクエンで立ち往生してしまう。突然の不運に見舞われたツアーも、彼らを待ち受ける狂気の一家による血塗られた地獄を目の当たりにした時、バンドメンバー間にあった葛藤はたちまち忘れ去られる。
大島社長たちの画策により、金太郎は半グレ集団を相手に大立ち回りをし、半グレとは和解し仲間となるものの会社では大問題になる。そのことで黒川専務、大和会長は退陣に追い込まれてしまう。金太郎は、社員たちと半グレ集団の仲間たちと共に大和会長を守れるのか。
零細採掘業者がひしめく炭砿町…通称“箱庭(はこにわ)”。日々迷宮の如く変化するこの町で地図屋を営む少女―カガリ。“箱庭”からの脱却を夢想する幼馴染―ユウヤ。昨今この町で頻発する不審な”陥没事故”は、次第にふたりの日常を侵食し始めて・・・果たして、町の命運は、カガリはこの事態を乗り越えられるのか!?困難の先で、少女は今日“ちょっとだけ”大人になる―
「はい、大辻探偵社」紫煙に霞むは淡き夢、街場に煙くは妖しき噂…。今、世間を惑わす“集団失踪”の怪奇に、探偵・荘太郎が対峙する!目撃者なし、意図も不明。その足取りに必ず現る“不気味な轍”の正体とは…。手がかりを求め、探偵は街の地下領域“クラガリ”へと潜り込む。そこに驀進する黒鐵(くろがね)の装甲列車と、その指揮官タンネとの邂逅が、探偵の運命を大きく揺れ動かすのであった…!!
三兄弟(ヘンリー、ジョン、ヴィンス)は、暴力的で虐待的な父親・ダンを殺し、母親の命を奪った虐待の連鎖を断ち切ろうと狩猟中に暗殺を計画する。父を森に埋めるが、数日後その場所へ訪れると遺体が消えていた。恐怖と疑念が広がり、兄弟は互いの信頼を失い始める。絆の裏切りが破滅を引き起こし、隠された真実が次々と明らかになる中、彼らの運命は予測不可能なサバイバルの結末へと進んでいく…。
時は幕末、京の夜。会津藩士高坂新左衛門は暗闇に身を潜めていた。「長州藩士を討て」と家老じきじきの密命である。名乗り合い両者が刃を交えた刹那、落雷が轟いた。やがて眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。新左衛門は行く先々で騒ぎを起こしながら、守ろうとした江戸幕府がとうの昔に滅んだと知り愕然となる。一度は死を覚悟したものの心優しい人々に助けられ、少しずつ元気を取り戻していく。やがて「我が身を立てられるのはこれのみ」と刀を握り締め、新左衛門は磨き上げた剣の腕だけを頼りに「斬られ役」として生きていくため撮影所の門を叩くのであった。
元・陸軍特殊部隊に所属していたエリック。ある日、妹のマデリンとドライブ中に橋上で渋滞に巻き込まれてしまう。しかし、実はテロリストによる策略で、橋は占拠され、車ごと大勢が人質となってしまった。犯人は民間軍事組織のリーダーで、国家の裏切りを訴え、国防総省の機密文書の公開と捕らえられた仲間兵士の釈放を求めていた。エリックはマデリンと脱出を試みるが、橋の爆破に巻き込まれ逃げ場を失ってしまう。奇跡的に死を免れた二人だったが、この時、橋の下に仕掛けられた新たな爆発物を発見する。エリックは最愛の妹を逃がそうと画策するが、不幸にも敵に見つかりマデリンは捕えられてしまった。自分よりも皆を助けてほしいと兄に懇願するマデリン。テロとの交渉に失敗すれば橋の爆破は免れない。エリックは、たった一人で反撃に打って出るが...。
有名人のスキャンダルを暴く妖艶で美しい女性写真家クレリア。金と権力に支配され、欲望とセックスが渦巻くいかがわしい世界に身を置くクレリアは、全く正反対の世界で生きる編集者のクレーヴに惹かれ結婚する。しかし、お互いの心の空洞を埋めるかのように、時も時間も忘れ激しく貪りあう2人の間に、ある日、1人の才能溢れる情熱的な写真家のネモが現れ・・・
成功したビジネスウーマンでシングルマザーのマラは、息子のネマニャを不慮の事故で亡くしてしまう。マラは心を閉ざし、友人や家族とのコミュニケーションも拒絶していたある日、ネマニャの友人と名乗るミランから仕事の依頼が。息子のことを知るために、依頼を受けたマラはネマニャとの思い出を通して、ミランと心を通わせ肉体関係を持つ。やがてマラはミランとの付き合いを楽しんでいることに気づき、再び人生への情熱を取り戻していくが・・・
マイアミの青い海と白いビーチが広がる中、元ソルジャーのフィオナは父を殺した犯罪組織への復讐に燃えていた。ピンクの髪をなびかせ、犯罪者たちを一人ずつ倒していくフィオナ。その怒りとともに、マイアミの街は炎に包まれ、クライマックスに向かって激しいアクションが続く…
人が「色」で見える高校生のトツ子は、同じ学校に通っていた美しい色を放つ少女・きみと、街の片隅にある古書店で出会った音楽好きの少年・ルイとバンドを組むことに。それぞれ誰にも言えない悩みを抱えている三人。音楽で心を通わせていくうちに、彼らの間には友情とほのかな恋のような感情が生まれ始める―――。やがて訪れる学園祭、そして初めてのライブ。会場に集まった観客の前で見せた三人の「色」とは。
画家のアルドは、昔の恋人リサが忘れられない。ある日、路上で油絵を売っていると、リサとその息子が現れー。超売れっ子インフルエンサーのセクシー・ララは、彼氏の束縛に嫌気がさしていた。ララの冷たい態度に憤慨した彼氏は、あるとんでもない行動に出るのだがー。官能的な作品で有名なアーティストのリラクの元に、彼女のドキュメンタリーを撮影したいという美しい日本人女性が現れー。個性豊かな人々の、愛と欲望を描いた3編のオムニバス官能ドラマ。
ナポレオン政権下の1850年代のフランスの田舎の村。働き盛りの男たちはみなレジスタンス活動に明け暮れ、終いには投獄されてしまう。そして、女だけが残された。小麦を収穫してパンを作り、果物を摘み、牛から乳を搾る・・・女だけで平和な日々は続いた。しかし女たちは知っていた。このままでは村に「未来」がないことを。女たちは子孫を残すために、もし男がやって来たら、みなで共有しよう―と、秘密の約束をかわす。そこへ、ひとりの若い男がやって来た。若く健康なその男の素性はまったくわからないものの、男を村に引き留めるために、村1番の聡明な美しい女が世話係としてつくことに。美しい大自然の中、衣食住を共にしていくうちに、その女の生命力あふれるたくましさ、美しさに魅了された男は、密かに女と関係を持つ―。しかしその事実はすぐ皆が知ることとなる―。
傭兵の一団がギャングの巣窟を襲撃した後、2人の人質を連れて田舎の隠れ家に逃げる。女性たちが捕まったことに激怒した犯罪集団の一員であるストイックが傭兵たちを襲撃する。争いは激化し、ストイックと彼を殺そうとする傭兵たちの冷酷なボスとの間で激しい対決へと発展する。
生まれつき耳が不自由なダイアナ。過酷なこの世界を生き抜くため父親から厳しい教育と訓練を受けて育った彼女は、今では抜群の身体能力を備え、逞しく成長していた。いつものように、人里離れた山道でトレイルランニングをはじめた彼女だったが、スウェットのフードを目深に被った謎のランナーに出くわす。薄気味悪いそのランナーを何気なく追い抜いた時、突如背後から強烈なタックルを受け、転倒したダイアナは怪我を負ってしまう。猛烈な怒りに駆られランナーを追跡するダイアナ。しかし、待ち伏せていたランナーは殺意を剥き出しに襲いかかってくる。険しい山林を疾走し、濁流の中を泳ぎ、さらには広大な荒地を舞台にカーチェイスへと発展。絶体絶命の状況下、ダイアナと殺人ランナーの終わりなきデス・ゲームが今、幕を開けた・・・。
人里離れた森の奥深くで父親と原始的な生活を送る少年マルコ。厳格な父親に森を出ることを禁じられ、外界との接触は一切ない。ヘッドホンで聴く音楽と、“葉っぱの子”の絵本に慰めを求める毎日だ。ある日、マルコは森の廃車で母親と暮らす同世代のミコと出会う。彼との交流はマルコの孤独を癒やしていった。だが父親の目を盗んでミコに会いに行くマルコに残酷な出来事が訪れる。父親の教えに従い、ミコを連れて“妖精”を探す旅に出るが、森の外ではウイルスが猛威を振るう危険で荒廃した社会がふたりを待ち受けていた。
新人女優のシヨンは、映画撮影のために山奥にある廃墟へとやって来た。しかし、変わり者と評判の監督から演技指導はなく、奇怪なダンスを屋上で踊るだけというものだった。かつてない演出に不安に駆られるシヨンは、共演者のチェユンに愚痴をこぼす。さらに、ギリギリの予算で組まれた現場は殺伐としていた。トラブル続きの撮影が進む中、突如血まみれの女性スタッフが現れる。そして、呆然とするシヨンたちを一瞥すると、屋上から飛び降りてしまう。地面に叩きつけられた体はあらぬ方向に折り曲がり、即死したかに思えた。しかし、彼女は立ち上がり、駆け寄った別のスタッフに襲い掛かる。その様相は、まるで生ける屍のようだった―。
突然、妹のマンディを亡くした犯罪系ポッドキャスターのイーサンが、その真相を探っていると殺人配信サイト”MURDERSHOW(殺人ショー)“に辿り着く。そこでは最高落札者が被害者の殺害方法を選ぶという残酷なゲームが行われていて…真相に迫るほど、周囲に不可解な出来事が起こり始め、ついにはイーサンや友人たちにも魔の手が忍び寄る。果たして、彼らは生き残ることができるのか―?
暴走族集団・八州連合の元ヘッド矢島金太郎は、亡き妻・明美の故郷で息子の竜太とともに漁師をしていた。ある日、事故で漂流中のヤマト建設会長・大和守之助を救ったことがきっかけで、金太郎はヤマト建設に社員として入社することに。社会人としての「当たり前」を無視した行動で、金太郎は周囲からは一目置かれる存在に。