スペードの女王は彼らの魂を奪うまで止まらない!13歳のアナは母親との二人暮らし。同じ集合住宅に住む同世代の若者たちとつるみながらもどこか寂しい満たされない日々を送っていた。彼らの趣味は動画投稿。ある日、若い男性の飛び降り自殺を目撃。死の間際に彼が呟いた「スペードの女王」という言葉がロシアに伝わる言い伝えであることに辿りついた彼らは、実際に試して動画に収めようとする。暗闇でろうそくを灯し、トランプのスペードのQを鏡の前に置く。鏡に紅い口紅で扉の絵を描く。そして、“スペードの女王 姿を見せて”と3回唱える。女王の機嫌が良ければ願いがかない、悪ければ待ち受けるのは死。言い伝え通り、一番年下であるアナが儀式を行うが何も起こらず胸を撫で下ろす。だが、仲間の一人が急な心臓発作で亡くなったことを機に一気に事態は急変する。
同じ「石橋ユウ」という名前の小学5年生の息子を育てる3人の母親たち。神奈川在住、43歳のフリーライター、石橋留美子(菅野美穂)。夫・豊はフリーカメラマン。息子・悠宇10歳。大阪在住、30歳のシングルマザー、石橋加奈(高畑充希)。離婚してアルバイトを掛け持ちする毎日。息子・勇10歳。静岡在住、36歳の専業主婦、石橋あすみ(尾野真千子)。夫・太一は東京に通い勤務するサラリーマン。息子・優10歳。それぞれが息子の「ユウ」を育てながら忙しく幸せな日々を送っていた。しかし、些細なことがきっかけで徐々にその生活が崩れていく。苦労はあっても、息子への愛に偽りはなかったはずなのに、どこで歯車が狂ってしまったのか。「ユウ」の命を奪った犯人は誰なのか、そして3つの石橋家がたどり着く運命とは……?
19世紀、オーストラリア。貧しいアイルランド移民の家庭に育ったネッド・ケリー。頼りにならない父の代わりに、幼い頃から、母と6人の姉弟妹を支えてきたが、父の死後、生活のため母はネッドを山賊のハリー・パワーに売りとばす。ネッドはハリーの共犯として10代にして逮捕・投獄されてしまう。出所したネッドは、娼館で暮らすメアリーと恋に落ち、家族の元に帰るが幸せも長くは続かない。横暴なオニール巡査部長、警官のフィッツパトリックらは、難癖をつけてはネッドや家族を投獄しようする。権力者の貧しい者への横暴、家族や仲間への理不尽な扱い。自らの正義、家族と仲間への愛から、ネッドは弟らや仲間たちと共に“ケリー・ギャング”として立ち上がり、国中にその名を轟かすおたずね者となっていく…。
国内外のミュージシャンから信頼とリスペクトを集めるレコーディングスタジオ・音響ハウス。創業以来、東京の銀座に本社を置き、2019年12月に創立45周年を迎えた。数多くの名曲が誕生したレコーディングルームでは、大貫妙子、高橋幸宏、葉加瀬太郎、佐橋佳幸らゆかりの深いミュージシャンたちの手によって新たな楽曲が生まれようとしていた。それは音響ハウスのヒストリーを追った今回のドキュメンタリー映画のためだけに作られたオリジナルテーマソングだ。「運命の出会い」「夢が広がる実験の場」「5つ星スタジオ」「オーラがある」。今回のレコーディングに参加したミュージシャンや、佐野元春、坂本龍一、松任谷由実ら音響ハウスのスタジオを愛する面々から語られるのは、同スタジオと共に歩んで作り上げてきたCITY-POPと呼ばれる名曲・名盤の製作秘話。そこからはミュージシャンたちの創作の場を技術面で支えてきたエンジニアや、機材メンテナンスを担当する一流のマイスターたちの姿が浮かび上がる。豪華メンバーが顔を突き合わせて音作りに励んだ音響ハウス発の主題曲に歌声を吹き込むのは、13歳の新進気鋭のシンガー・HANA。作詞&コーラスでプロジェクトに参加した大貫妙子の歌唱指導と音響ハウスの意匠を引き継ぐ若きスタッフたちの協力のもと、主題曲『Melody-Go-Round』は完成する。45年に渡り日本の音楽史を支えてきたスタジオの日々と、新たなジェネレーションを繋ぐコラボレーション。令和の時代に、懐かしくも新しいメロディーが響き渡る。
22歳の大学生・晃は、好意を寄せる先輩・吉岡を連れ、尾道の実家にやって来る。晃は吉岡を退屈させないよう女の子を誘って遊びに出ることにし、幼なじみの文江や彼女の友人みーこと4人で過ごすように。やがて吉岡はみーこのことが気になりはじめ、晃を悩ませるが……。
2016年、テレビから流れるリオオリンピックの閉会式を食い入るように見ている中学3年生の野村朔太郎(高野洸)と北島晴彦(西銘駿)。幼稚園からの幼馴染で、いつも隣にいたふたりは、男子新体操による鮮やかなパフォーマンスに一瞬で心を奪われ、胸を熱くする。そして、ともに「男子新体操」というマイナースポーツで、世界に飛び立つことを誓い合った。翌年、航南高校に入学した朔太郎。なぜかそこに晴彦の姿はない。ひとり、男子新体操部の門を叩くが、なんと部員不足で廃部寸前の危機に瀕していた。必死で新入部員を探し出し、出場規定ギリギリである6人でインターハイを目指すことに。素人の寄せ集めである彼らは、レベルアップのために他校との合同合宿に参加する。合宿には、新体操の伝統校であり、インターハイ2位の実力を持つ強豪校・悠徳高校も来ていた。その部員の中に、中学卒業と同時に黙って県外へと進学していった晴彦の姿が!晴彦も朔太郎とは別の道で、男子新体操を学び、インターハイを目指していたのだ。久々の再会を喜ぶ朔太郎。一方、晴彦は…。そして、朔太郎と晴彦の心を大舞台へと突き動かしたはずの新体操が、ふたりの絆を引き裂くことになってしまう…。朔太郎と晴彦を取り巻く仲間たちもまた、皆それぞれに夢と悩みを抱えており…。果たして、彼らは世界に向けて、高く飛ぶことができるだろうか――?
身寄りのない子供たちが暮らす家で育った18歳の花(小川未祐)は、そこで暮らせる最後の夏を迎えていた。そこに8歳の少女・晴海(花田琉愛)が入所してくる。かつての自分を重ねた花は、晴海と過ごすうちに今までに無かった感情が芽生えてゆく。
ちぎれる指!飛び出す目玉!便器に流される内臓!いつもキレイにご利用いただきありがとうございます。クリスマスの夜、社内でパーティーが繰り広げられる中、修理工の男が女子トイレに入ってきた。工具箱にはなぜか大量の紙幣。こそこそしていると酔っ払った女子社員が二人入ってきた。あわてて個室に隠れる男。ドアの隙間からのぞいていると、突然相手の喉を噛みちぎる女!驚いていると、次々とゾンビ化した社員たちがトイレになだれ込んできた。個室に立て篭もる男に気づいたゾンビたちが扉に襲いかかる。修理工の男は人間のまま脱出することはできるのか!?
ジュディ、マックス、メルの3人は売れないパンクバンド。ある日、小さなツアーに空きを見つけた3人は思い切って仕事を辞め、ツアーに出ることを決意する。しかしその出発直前、借金のカタに車を差し押さえられてしまう。途方に暮れる彼らだったが、見た目は怖いが人当たりの優しいおじさんペックが現れ、運転手としてツアーに参加してくれることに。ところが、ペックにはとんでもない秘密があった…。ひとつ目のライブが無事終わり、次の会場に出発するタイミングになるが車に戻ってこないペックを探して、ジュディが会場を探し回ると、なんとそこにはライブ関係者を食べるペックの姿が。驚きながらもなぜかペックを許してしまうメンバーたちと、絶対にもう人は食べないと約束するペック。だがその約束が守られるはずもなく…。グロいのになぜか笑える。笑えるけどやっぱりグロい!ヘンテコなメンバーが織りなすスプラッターコメディの決定版!
主人公の美咲は、母の介護をしながら地域の学童保育所で働いている。東京の大学を卒業したものの、就職氷河期世代で希望する仕事に就くことができず、恋愛も結婚も、なにもかもがうまくいかず、40歳を目前にした独身女性である。娘を否定しつづける毒母、そんな母に反発しながらも自分を認めてもらいたいと心の奥底で願う娘。そこに「介護」という現実がのしかかってくる。お互いに逃げ出したくても逃げ出せない。あるとき、美咲が唯一心のよりどころとしている親友・香織が突然命を絶ち、いなくなってしまう。美咲にとって、養蜂家として自立する香織は憧れだった。美咲の心もポキリと折れ、崩壊へと向かっていく。
地中海のリゾート地。スリルを楽しむため、熱気球に乗った4人の男女。だが、強風に流された気球は、発電用の巨大風車に接触して大破。コントロールを失い、地中海上空に漂い出てしまう。男2人は転落、残されたのは2人の女。ケイトとミラは必死で救助を呼ぼうとするが、携帯は通じず、SOSサインは海上の船に気づいてもらえない。このまま、上空から落下して死ぬか?燃料が尽き、気球が海に落ちて溺死するか?ケイトたちは、この絶体絶命の危機を切り抜けられるのか?
社会の多様化やデジタル化で、本をめぐる世界は大きく変わってしまった。書店は、本は、未来に生き残るのだろうか…いや、本の魅力は絶対になくならない。本を愛する人たちのそんな思いに応えてくれるのが、本作『ブックセラーズ』だ。世界最大規模のNYブックフェアの裏側から、業界で名を知られたブックディーラー、書店主、コレクターから伝説の人物まで、登場する人々の本への愛情、ユニークなキャラクターには誰もが心惹かれずにはいられない。インタビューに登場するNY派の錚々たる作家たちや、ビル・ゲイツによって史上最高額で競り落とされたダ・ヴィンチのレスター手稿やボルヘスの手稿、「不思議の国のアリス」のオリジナル原稿など希少本が多数紹介されるのもたまらない魅力だ。本を愛するすべての人に届けたい一級品のドキュメンタリーである。
余命宣告を受けた元情報局エージェント・ギホンの元に当時の上司アン部長が現れ、国家機密に関わる任務を強制する。その任務とは、人類初のクローン人間、ソボクをテロから守り、護送するというものだった。体内で作られるiPS細胞ですべての疾患を治療できるため、人類が死を免れる唯一の技術だとされるソボクを、自らの病の治療と引き換えに護送を決める。だが、真の狙いはソボクの救出ではなく殺害だったことを知る。命を狙われることになったソボクのため、ギホンは研究所に戻ろうとするが、道中で突如吐血したソボクを案じ研究所に連絡したギホンが知らされたのは、一刻も早く細胞分裂抑制剤を打たなければソボクが死ぬという事実だった。自分の病気のためにも早くソボクを連れ戻そうと焦るギホンだが、発作で倒れてしまう。ギホンはソボクに過去のトラウマを告白し、泣き崩れる。そんなギホンをソボクは“兄”として受け入れるのだった。
リー・ウェイジエ(シャオ・ヤン)は、幼い頃に中国からタイに移り住んできた。今は妻のアユー(タン・ジュオ)、高校生の娘ピンピン(オードリー・ホイ)、幼い娘アンアンの一家4人で幸せな毎日を送っていた。リーは、信心深く穏やかな人柄で、地域の誰からも好かれていた。『ショーシャンクの空に』が大好きなリーは、暇さえあれば事務所で映画ばかり観ている映画マニアでもあった。ある日、サマーキャンプに出掛けた長女のピンピンが、不良高校生スーチャット(ビアン・ティエンヤン)に睡眠薬を飲まされて暴行され、その様子をスマホで撮られてしまう。ネットに動画を上げると脅されたピンピンは自宅にやって来たスーチャットからスマホを奪おうと揉み合いになり、ピンピンは誤って彼を殺してしまう。スーチャットは、警察局長ラーウェン(ジョアン・チェン)の一人息子だった。出張から帰り、妻からすべてを聞かされたリーは、愛する娘と家族を守るため、完璧なアリバイ作りに着手する。常々「映画を1000本も見れば、世界に分からないことなどない」と考えていたリーは、それまで観てきた膨大な犯罪映画のトリックを応用し、捜査の先の先まで読み尽くした完全犯罪を計画する。警察の事情聴取に備え、妻子に想定尋問を繰り返すリーと家族との「共謀」の先にはしかし、予想もつかない結末が待っていた―。
朝目覚めた瞬間から謎の殺し屋に襲われ殺される元デルタフォース特殊部隊員のロイ。銃で撃たれることもあれば、爆弾で吹き飛ばされることもある。首を切られることもあれば、刃物で刺されることもある。ところが何度殺されても生き返り、同じ1日を繰り返している。死のループから抜けだすために何度もトライ&エラーを重ねる中、科学者である元妻からタイムループの鍵を握る極秘計画「コードネーム“オシリス”」の手掛かりをつかむ。ロイは真実を暴くため、追われる身となった元妻(ナオミ・ワッツ)を救うため、今度は自ら殺し屋集団の元に出向き追い詰め、計画の責任者である軍属科学者ヴェンター大佐(メル・ギブソン)の居場所を突き止めていく。果たして、タイムループを抜け出し、明日にたどり着くことはできるのか―
1960年代の帰還事業で日本から北朝鮮に移民した家族の物語。平壌で幸せに暮らすパク一家は、父の失踪後、家族全員が突如悪名高き政治犯強制収容所に送還されてしまう。過酷な生存競争の中、主人公ヨハンは次第に純粋で優しい心を失い、他人を欺く一方、母と妹は人間性を失わずに生きようとする。そんなある日、愛する家族を失うことがきっかけとなり、ヨハンは絶望の淵で「生きる」意味を考え始める。やがてヨハンの戦いは他の者を巻き込み、収容所内で小さな革命の狼煙が上がる。
ルーシーは自己啓発本が大好きな意識高い系の女子。長く付き合っている彼氏にプロポーズされそうだと舞い上がっていたが、結局フラれて会社までクビになってしまう。そんな中、ルーシーと彼女の大親友ライアンとネクターの3人に憧れの同級生デニース・マスターソンからの結婚パーティーの招待状が届く。大喜びの3人だったが、結婚パーティーのためには同伴者が必要だった!!果たして、3人は理想の同伴者を見つけて無事にパーティーに行くことはできるのか?!
朝鮮固有の新たな文字「ハングル」に命をかけた世宗王、最後の8年間。朝鮮第4代国王・世宗の時代。これまで朝鮮には自国語を書き表す文字が存在しておらず、上流階級層だけが特権として中国の漢字を学び使用していた。この状況をもどかしく思う世宗(ソン・ガンホ)は、庶民でも容易に学べて書くことができる朝鮮独自の文字を作ることを決意。そこで、低い身分ながら何カ国もの言語に詳しい和尚シンミ(パク・ヘイル)とその弟子たちを呼び寄せ、協力を仰いだ。王を取り巻く臣下たちは、国の最高位である王様が最下層の僧侶と手を取り合い、庶民に文字を与えようとしている前代未聞の事態に激しく反発。逆境と葛藤のなか、世宗大王とシンミは民へ贈る新たな文字作りに突き進んでいく──!!※註:ハングル創製に関しては諸説あります。
シングルマザーの春子(西田尚美)と、その息子リク(寄川歌太)、春子の飲み友達めいこ(久保陽香)と、その彼氏で小説家のソラオ(忍成修吾)という一風変わった4人で共同生活をしている青葉家。夏のある日、春子の旧友の娘・優子(栗林藍希)が美術予備校の夏期講習に通うため、青葉家へ居候しにやって来た。そんな優子の母・知世(市川実和子)は、ちょっとした“有名人”。知世とは20年来の友人であるはずの春子だが、どうしようもなく気まずい過去があり…。
娘を助けるためすべての障害物を叩き壊せ 妻の計らいで2人の仲を育もうと思春期真っ只中の娘ミラと2人っきりで週末キャンプに勤しむトム。自身がボーイスカウトで得た自然の中でのサバイバル術をミラに教えようとするが相変わらず娘の機嫌は悪い…。「明日になってもまだパパのことが嫌いなら、家に帰ろう」。そう約束するトムだったが、朝目覚めると娘の姿がどこにも見当たらない。キャンピングトレーラーの外に出て娘を発見するが、その背後から謎の感染病によって人々を襲うゾンビの大群が猛然と走ってくる姿が見える。「逃げろ!」―そう娘に叫びトム自身は、ゾンビの大群を挑発して、その場しのぎのバリケードを作って車中で籠城することに。生きてここから出なければ、誰も娘を救うことができない。絶対絶命の中、トムは生き残るために創意、工夫、そして決意を胸に突如降りかかったゾンビパニックを生き抜くことができるのか…。
夫を亡くし、姉の家に移り住んだマルゴは大学に再入学して勉強を再開することに。新たな人生を歩み始めたマルゴは、大学で年下の講師や若い友人との出会いを重ねる。歳が離れた友人たちと最初は距離を置いていたが、次第に受け入れていくマルゴ。若い世代からの刺激を受け、マルゴは忘れていた感情を取り戻していくが・・・
信じて、信じて、世界を変えろ。厚い煙に覆われた“えんとつ町”。煙の向こうに“星”があるなんて誰も想像すらしなかった。一年前、この町でただ一人、紙芝居に託して“星”を語っていたブルーノが突然消えてしまい、人々は海の怪物に食べられてしまったと噂した。ブルーノの息子・ルビッチは、学校を辞めてえんとつ掃除屋として家計を助ける。しかしその後も父の教えを守り“星”を信じ続けていたルビッチは町のみんなに嘘つきと後ろ指をさされ、ひとりぼっちになってしまう。そしてハロウィンの夜、彼の前に奇跡が起きた。ゴミから生まれたゴミ人間・プペルが現れ、のけもの同士、二人は友達となる。そんなある日、巨大なゴミの怪物が海から浮かび上がる。それは父の紙芝居に出てきた、閉ざされたこの世界には存在しないはずの“船”だった。父の話に確信を得たルビッチは、プペルと「星を見つけに行こう」と決意する。しかしこの町の治安を守る異端審問官が二人の計画を阻止するために立ちはだかる。それでも父を信じて、互いを信じあって飛び出した二人が、大冒険の先に見た、えんとつ町に隠された驚きの秘密とは?
酒、女、金!?イスタンブールのスラム街を逞しく生きるネコの破天荒ストーリー!!イスタンブールのスラム街を縄張りとする無類の女好きのネコ・シェロ。そして、いつもつるんでいるカモメのリフキ、ネズミのリザ、同じネコのブラッキー。お腹が減れば酒や食料を盗み、女が欲しければナンパするギャングのような日々を送っていた。ある日、相棒のブラッキーと近隣のメスネコをナンパしに行くが、不慮の事故でそのメスネコを死なせてしまい、激怒したそのメスネコの飼い主のアニメーターと乱闘になり、その飼い主もシェロの手にかかり絶命するが、巻き込まれたブラッキーも銃で打たれ死んでしまう。戻った矢先、自分の息子を名乗るターコという子ネコが現れたり、飼い主から家を追いだされたりと散々な結果に。だが、シェロの不幸はまだまだ続く。死んだ筈のアニメーターがゾンビのように蘇りシェロの命を狙いつけ回し、極上のメスネコ、ミスキャットを手に入れる為に仲間たちと銀行強盗を企てるが・・・。酒、女、金を手に入れるためシェロの暴走は止まらない。果たして、平穏な日々は戻ってくるのか!?
逃げ場無し。待つのは死かゾンビか銃口か!?強制収容所から突然、謎の武装集団にトラックで連れ出された住民たち。トラックから降ろされると、突然、銃口を向けられ虐殺が始まる。次々と人々が銃殺される中、かろうじて大地に空いた深い穴に落ちて難を逃れたカップル。しかし、そこは自力で這い上がるには困難な場所。長く留まれば、彼らに待ち受けているのは餓死か謎の注射で感染したゾンビ化。上に登れたとしても待ち構えるのは銃口かも知れない中、ついに脱出を試みるが・・・!
夫を病気で失って以来、ビル清掃の仕事をしながら一人娘の桐子を育てているシングルマザー・花沢香。変わりばえのしない毎日の中で、煙草だけが彼女の癒しである。しかし職場の東光株式会社では、新しく来た副社長の方針で喫煙室が縮小されてしまう。煙草の値上げや歩き煙草禁止条例など、香たち喫煙者の肩身はどんどん狭くなっていく・・・そんな日常がある日突然変わる。宇宙から飛来した多数の球体から未知の生物が飛び出し、人間に寄生して操り始めたのだ。人間の口から入り込み、体内で繁殖した宇宙生物たちは、凄まじい勢いで仲間を増やしていった。東光株式会社の屋上にも球体が落下し、数時間のうちに大半の社員たちが寄生されてしまった。寄生された人間は奇怪な動きをするだけでなく、並外れた身体能力を発揮する者もいた。ビルに閉じ込められた香と同僚たちは、逃げる最中に宇宙生物が煙草の煙に弱いことに気づく。だがそれは死闘の始まりにすぎなかった。喫煙者VS宇宙生物、生き残るのはどっちだ?!香の叫びがこだまする。「煙吸って地獄に堕ちな!」
ギャンブルの強さだけで学内のヒエラルキーが決まる私立百花王学園。蛇喰夢子(浜辺美波)の脅威に、生徒会が危機感を募らせる中、上納金を支払うことができない「家畜」の数が激増。そんな中、2年前のある事件を機に、停学処分を受けていた視鬼神真玄(藤井流星)が舞い戻る。彼の策略にハメられた夢子は打ち負かされ、ギャンブルを封じ込められてしまう。傍若無人な視鬼神は、ついに桃喰綺羅莉(池田エライザ)を生徒会長の座から引きずり下ろす。そして迎えた、会長交代式。夢子は視鬼神に“公式戦”を申し込むのだった。
くせ者揃いの傭兵部隊を率いる強きリーダー、サム。彼女達は誘拐された政治家の愛娘を救出する為にアフリカの危険地帯へ降り立つが、テロリストらの熾烈な反撃にあり、命からがら廃墟に逃げ込む。だが、そこはかつてライオンの繁殖が行われていた場所であった。ひとまず敵影のない建物で休息するが、怒り猛る野獣が物陰から虎視眈々と獲物に狙いを定めていた。テロリストの追手も忍び寄る中、果たして、サム達は無事に生還することが出来るのか。
ベックマンはプロの殺し屋。だが血塗られた裏社会に嫌気がさし、足を洗って教会で神に仕える身になっていた。ある時、カルト教団から逃げて来たタビサという少女を助けたベックマンは、彼女を養女として愛するようになる。だが、突然現れたカルト教団の教祖リースたち4人の殺し屋の手で、タビサは拉致され、殺されてしまう。怒りに燃えるベックマンは復讐を決意し、4人の殺し屋の行方を追う。リースはベックマンの首に懸賞金を賭け、彼を始末しようとするが……。
カリフォルニアの砂漠地帯。車が故障し、荒野をさまよったジュリアとカイルのカップルは、荒れ果てたゴーストタウンにたどり着いた。レイという奇妙な男と出会い、トレーラーハウスに泊めてもらうことになる。だがそこは、狂った科学者の実験により、現代に蘇った恐竜《ヴェロキラプトル》が棲む、呪われた町だった。檻の外に出て来たヴェロキラプトルに襲われ、絶体絶命の危機に陥るジュリアとカイル。悪夢の猟場と化したゴーストタウンから、生きて脱出することは出来るのか?
伝説のヒットマン、ヴェット・ジョーンズはこれ以上別の任務を受け入れることを断っていたが、彼の息子がターゲットの暗殺に失敗したことにより、強力な犯罪ボスがジョーンズに最後通告を与えた。任務を遂行しなければ彼の息子は殺されてしまうため、ジョーンズはそれを受け入れるしかなかった。しかしターゲットが無実であることに気付いたジョーンズはターゲットを守るために奮闘する。果たして、彼はターゲットと彼の息子の命を救うことができるのか?
鳴かず飛ばずのフォトグラファー、小山田は、読者モデルのユカと出会う。次第に距離を縮めていく2人だが、ユカが小山田に体を許すことは決してなかった。そんな中、小山田が撮った彼女の写真が、2人の運命を大きく変えることになる。
70歳になるアンドレアは、夫のジャン、孫娘のエマとフランス南西部の邸宅で穏やかに暮らしている。そこへ、母の誕生日を祝うため、長男ヴァンサンの家族、次男ロマンは恋人ロジータを連れてやってくる。家族が揃い、楽しい宴が催されようとしたその時、3年前に姿を消した長女クレールが帰ってくる。突然のことに戸惑いを隠せない家族。それぞれの思いはすれ違い、やがて混乱の一夜が幕を開ける――。
19歳のギタリストのユーロニモスは、デッドたちとともに「真のブラック・メタル」を追求するバンド「メイヘム」の活動に熱中していた。しかしある日、デッドはショットガンで頭をブチ抜き、自殺…。発見者のユーロニモスは、親友の脳漿が飛び散る遺体の写真を撮り、喧伝することでカリスマ化。“誰が一番邪悪か”を競うサークルを作り、王として君臨。しかし、メンバーのヴァーグが起こした事件を契機に、主導権争いは熾烈化。歯止めが効かなくなった果て、狂乱が待ち受けていた。
ISが突然、イラク西部の少数派ヤジディ教徒の村を襲った。ザラは父親を殺され、弟と生き別れ、自身は奴隷としてISのメンバーに売られてしまう。様々な国の女性だけで構成される特殊部隊「蛇の旅団」に救われたザラは、ISのメンバーの元から逃げ出し、部隊に加わる。厳しい訓練を終え、コードネームを「レッド・スネイク」としたザラは、“姉妹たち”と共に前線へと赴く。
舞台は砂漠のリゾート地、パーム・スプリングス。妹の結婚式で幸せムードに馴染めずにいたサラは、一見お調子者だが全てを見通したようなナイルズに興味を抱く。いい雰囲気になる2人だが、謎の老人が突如ナイルズを襲撃に!負傷したナイルズは近くの奇妙な洞窟へ逃げ込んでいく。ナイルズの制止を聞かずサラも洞窟に入ってしまい、一度眠りに落ちると結婚式の日の朝にリセットされる“タイムループ”に閉じ込められてしまった!しかもナイルズはすでにループにハマっていて、数え切れないほど同じ日を繰り返しているという。2人で過ごす無限の今日は最高に楽しいものに思えたが、明日がこない日々は本当に大切なものを気づかせていく。果たして2人は、永遠に続く時間の迷宮から抜け出し、未来を掴むことができるのか!?
エクアドル南部アマゾン熱帯雨林にあるシュアール族の集落、ケンクイム村。この秘境に暮らすセバスティアンとパストーラ夫妻は、変わりゆく世界と今なお生命力にあふれる森との狭間で生きている。かつて首狩り族として恐れられたシュアール族は、スペインによる植民地化後も武力征服されたことがない民族として知られている。口噛み酒を飲み交わしながら日々森に分け入り、生活の糧を得る一方で、彼らはアヤワスカを始めとする覚醒植物がもたらす「ヴィジョン」や自ら発見した薬草によって、柔軟に世界を把握していく。変化し続ける森との関係の中で、自己の存在を新たに紡ぎだしながら。しかし、ある日彼らに試練が訪れ、物語は予想を越えて旋回していく。
CM撮影のために澎湖島を訪れたシンホエと恋人のローザイは、目の見えない青年・チンタイと出会う。撮影を終え台北に戻ったシンホエは、街中で偶然チンタイと再会する。研修医だったチンタイは2年前に交通事故で失明していた。どこかチンタイのことが気にかかりだしたシンホエだったが、やがて実家のある台湾中部の村・鹿谷の小学校に代理教員として赴任することに。一方、角膜移植の手術に成功し視力を取り戻したチンタイは、シンホエのいる鹿谷を訪ねる。のどかな田園風景と子供たちに囲まれ、次第に距離を縮めるふたりだったが……。
アリは海兵隊の極秘任務で要人護衛に失敗し、除隊してしまう。新たな仕事として長年にわたりニューヨークの一等地にある高級ビル“キャリントン”でドアマンとして働くことに。イースターの週末でビルは改装工事が入り、入居者もほとんどが不在で、退屈な一日になると思われた。だが、数十年前に東ドイツで盗まれこの建物の壁の奥に隠されたカラヴァッジョやレンブラントの名画を盗み出そうとヴィクトル率いる強盗団がキャリントンに入り込む。入居者だけでなくアリの甥と姪も人質となる中、アリは海兵隊で鍛えたスキルを活かし、強盗団をひとりずつ退治していくが・・・
完璧な容姿と知性、圧倒的な戦闘能力を持つ暗殺者エヴァ。ある日、極秘の潜入任務に臨むが、組織から事前に与えられていた重要な情報に誤りがあり、エヴァの正体に気づいた敵と熾烈な銃撃戦になってしまう。辛くも生き延びたエヴァは、関係者の中に自分を陥れようとしている存在を疑い、組織へ不信感を募らせていく。そんなエヴァに、秘密裏に始末しようする最強の殺し屋“サイモン”の魔の手が迫っていた…。
広島の老舗ストリップ劇場に閉館が迫っていた。社長の木下は過去の華やかな時代を思い出す。最後のステージを飾るストリッパーたちが劇場にやってくる。この舞台で幕を引く有名ストリッパーや、謎めいた若い踊り子。閉館への日々に、木下は忘れていた遠き日の恋を思い出す。そして、最後の舞台の幕が上がる。観客たちはステージの裸の向こうに何かを見つめている。木下は劇場の終演に、胸の奥に隠していたダンサーとの秘密を思い出す。ステージの上に幻は眩しく輝き、木下は遠い昔の美しい夢を見る。
覚えているか…お前たちがあの夏にしたことを 愛する妻と2人の娘とともに幸せに暮らすジェイに突如起こった悲劇―。ある日の夜、何者かに家に押し入られ拉致されたジェイは、目覚めると施錠された小さな部屋に閉じ込められていた。そこには自分と同じように鎖に繋がれた警備員の男と、派手な格好をした軽薄そうな女性、そして血だらけで口を縫い合わされた瀕死の男がいた。パニックに陥るジェイに女は「ここはあいつの遊び場よ」と告げられる。あいつとは…?やがて怯えるジェイの前に、豚の顔を被った大男が現れ…。一方、ドミニクという少年が農夫に拉致され同じように監禁されていた。農夫は、ドミニクに「お前は両親に捨てられた。俺が新しい父親だ」と暴力と歪な愛情を受けながら教育されていく。果たして彼の目的は…。
起業家として成功しているのライアンは疎遠になっていた兄弟タイソンと父親の葬式のため、故郷でしぶしぶ再会することになった。ライアンは暴力的な地元の凶悪犯のギャングの手による恐喝詐欺の標的になり、タイソンを人質にとられ$100,000を要求される。ナイトクラブで再会した元カノのイジーと共に、身代金のための金をナイトクラブから盗むことに…。しかし、やっとの思いで調達した金が隠し場所から消えると共に、彼の家族に起こった過去の悲惨な事件の犯人が明らかになる…
独身最後の夜を友人と過ごしていた。仲間たちとはぐれたヨアンの前に現れた同級生のアクセル。ヨアンはアクセルのことをあまり覚えていなかったが、アクセルは学生時代、ヨアンに恋心を抱いていた。アクセルは結婚前の最後の女として、ヨアンに身体の関係を求める。ヨアンは恋人への罪悪感から一度は拒否するが、アクセルの身体の魅力に抗えず、ふたりは愛撫し合う。しかし、アクセルはある事情から性の快楽を感じられない身体になっていた。そして、ヨアンにも性の悩みがあった。互いに誰にも言えなかった秘密をさらけ出したふたりは欲望を解放するように、激しく身体を重ね合わせていく。
予見した自らと恋人の死、運命を覆すため男は過去へ跳ぶ!予知能力を持つジェームスは、幼少の頃に母親の事故死を予見するが防ぐことができなかった。大人になり予知能力を使いながらもすさんだその日暮らしを送るジェームスだったが、アンジェラという女性に出逢い、地元のギャング・レイから仕事を依頼されたことで運命が大きく動き出す。自らとアンジェラの死を予見したジェームスは彼女と共に逃亡、古くからの知人であるエリオットの元へ身を寄せるが、レイ達の襲撃に遭い、薄れいく意識の中で銃弾で死を迎える彼女の姿を目撃。意識が戻ったジェームスが居たのは過去、そして、彼の手にはエリオットが託したタイムリープを可能とする薬が・・・。彼は運命を変えるため、時間を越える決意をする。
鎖に繋がれるのは人間たち!支配するは匿名の動物たち!?林の中、全裸で鎖に繋がれた男は突然、何者かに連れて行かれる。トラックで運ばれた男女達は畜舎に放たれる。そこは人間と動物の立場、パワーバランスが完全に逆転した世界。従順な者、逃げようとする者。それを支配するのは匿名の動物たち。逃亡に成功した男、追う動物。衝撃のラストにあなたは何を感じる・・・!?
米軍の補給経路を維持するための重要拠点とされていたキーティング前哨基地だが、基地として致命的な欠陥が存在していた。四方を険しい山に囲まれた谷底に位置しており、敵に包囲されれば格好の的となる。いつタリバン兵の銃弾が撃ち込まれてもおかしくはない。そして、ついに恐れていたタリバン兵の総攻撃が開始された。それは後に「カムデシュの戦い」と呼ばれる、アフガニスタン紛争で最も過酷な激戦の幕開けだった。
『本日は、お日柄もよく』登山から帰ってきた中年サラリーマンの佐久間昇(岡村隆史)と男子学生の浅田弘樹(豆原一成)。2人は自宅で怪我の手当をしてあげた若者に“理想の親子”だと羨ましがられるが「こいつは僕の娘にずっと付きまとってるストーカー」だと冷たく言い放つ昇。『同度のカノン』病院へ入院することになり、沈んだ顔で病室のベッドに横たわる正彦(海宝直人)。そこへ友人の義正(亜生)が見舞いにやってくる。終始友達同士の何気ない会話が続くが…。『やさしい人』一瞬の出来事で植物人間となってしまった女性(倉科カナ)。絶望という闇の中を彷徨い、醒めることのない悪夢は次第に醜い怒りを増幅させていく。そんなある日の午後二時、寝たきりの彼女に異変が起こる。『真夜中』薄暗いバーのカウンターで飲んでいる、芸歴13年目のお笑いコンビ“ユリイカ”の久保(じろう)と担当マネージャーの花岡(小池徹平)。一時期人気を誇るも今は仕事が激減し、人のせいにしてばかりいる久保に花岡は業を煮やして激しい口論となる。『まわりくどい二人のまわりくどい気持ちの伝え方は大胆でむしろまわりくどい』小さなカフェを一人で切り盛りする店主のしおり(白石聖)。そこへ同じく近所で服屋を営む本田さん(後藤淳平)が閉店間際に入ってくる。残っていた手作りミルクレープを注文し会話を楽しむ二人だったが、実は“好きなひと”がいると告白する本田さん。『戦湯~SENTO?』ある銭湯に現れた、二人の男──。なぜかウエスタンな格好で番台のおばちゃんに偉そうな態度をとり、脱衣所や浴場でも我がもの顔で振る舞う常連客の男(秋山竜次)にもう一人の強面で寡黙な男(般若)はとうとうしびれを切らし始める…。さぁ、前代未聞の戦湯ラップバトルの始まりだ!『とある家のこと』実家で母の遺品整理をしている姉の伸子(山崎静代)と妹の葵(松井玲奈)の間には、険悪なムードが漂っていた。二人は性格も好きなものもすべてが正反対で、今日も激しい口論を始める。お互いをののしり合い、「あんたが生まれる前からあんたのことが嫌い」と言い放つ伸子。『バックヤードにて』スーパーの店長らしき女性・ミク(水川あさみ)に万引きが見つかり、バックヤードで問い詰められる主婦のサナエ(近藤春菜)。出来心だと言い張るが、バッグからは高価な金品や骨董品が次々と出てくる。
たった一人の家族だった祖母が亡くなり、メイクアップアーティストになる夢にも破れ、東京から富山へと帰ってきた音更結子。祖母の遺影がピンボケだったことに悔しい思いをした結子は、町役場で働く幼なじみの星野一郎から頼まれた、お年寄りの遺影写真を撮る仕事を引き受ける。初めは皆「縁起でもない」と嫌がったが、思い出の場所で写真を撮るという企画に変えると、たちまち人気を呼ぶ。ところが、あるひとの思い出が嘘だったとわかり、その後も謎に包まれた夫婦や、過去の秘密を抱えた男性からの依頼が舞い込む。怒って笑って時に涙しながら成長してゆく結子の毎日は、想像もしなかったドラマを奏でてゆく──。
岩手県一関市の本寺地区。冬のある日、14歳のユナの祖母が亡くなった。葬儀が終わり、どうしても「もち」をつくというおじいちゃんに付き合うユナ。彼女が通う中学校は今年いっぱいで閉校が決まっており、友人たちとの別れも迫っている。そしてほのかな憧れを抱いていた近所の彼も大学進学のために遠くへ行ってしまう。大切な人が次々と自分から離れていく中、ユナの心に飛来したものは…
小さな町に住むモールおじさんは、丘の上に立つヴァイヒ社のチョコレート工場で働き、妻と3人の子供たちと穏やかな生活を送っていた。工場長のシュトゥスの品質を軽視する経営方針からヴァイヒ社のチョコの売り上げは落ちてきている。ある週末、モールおじさんはシュトゥスの命令で彼の子供たちも一緒に町のサーカスに連れていく羽目になる。しかし、トラブルが発生しモールおじさんは工場へ向かうことに…。彼が不在の間に、モール家の子供たちとシュトゥスの意地悪な子供たちのバトルが勃発!!果たして、モール一家に平穏な日々は戻ってくるのか?!
組の乗っ取りを企てた桐原(近藤芳正)を粛正した菊森(笹野高史)は次の標的を宇佐木(小沢仁志)とし戦争の準備を始めていく。そんな中、宇佐木は菊森との抗争に対して今までには感じたことのなかった恐怖心を抱くようになっていた。『関東男声合唱コンクール』本選に向けて練習も熱を帯びる中、宇佐木はみゆき(真飛聖)に、自分の犯してきた罪や心境の変化を告白する。宇佐木の境遇を知ったみゆきは驚きつつも、全てを受け入れるかのように宇佐木に接していく。そして『関東男声合唱コンクール』の当日、本番を前に緊張の面持ちのうさぎの会のメンバー達。いよいよ本番という最中、宇佐木に1本の電話が入る。血相を変えて駆け出した宇佐木が向かった先で目にしたものとは?!修羅道か!?合唱道か!?堂々の完結!!
病に倒れた菊森(笹野高史)を尻目に、江南組の麗華(萬田久子)と手を組んだ桐原(近藤芳正)は組内での立場を益々強固なものにしていく。そんな中、菊森の暗殺に失敗し、瀕死の重体となってしまった片岡(新羅慎二)の仇討ちに動かず、敵であるはずの右京(高橋光臣)を組に受け入れるなど、宇佐木(小沢仁志)の行動に不信感を抱いた拓海(吉村界人)と千葉(小柳友)は宇佐木の元を離れていってしまう。しかし、新たな仲間となった右京の機転により、バラバラになっていた宇佐木組組員の絆を繋ぎ止め、さらに「うさぎの会」の復活をみゆき(真飛聖)に決意させることに成功する。商店街・合唱団共に全て元通りとなり、再び平穏な日々が訪れるかのように見えた宇佐木の元に不穏な電話が入ってくる…
ホラー雑誌「殺人鬼マニア」の編集者ジョエルは、ある夜怪しげなバーに迷い込む。泥酔して目を覚ますと、閉店後の店の奥から声が聞こえる。それは参加者が自らの体験を話し悩みを打ち明けあう、殺人鬼たちの集会だった。遅刻した参加者と間違われ招き入れられたジョエルは、その知識で殺人鬼のふりをしてやり過ごそうとするが、すぐにバレてしまう。「ジョエルを、誰がどうやって始末するか」でもめ始める殺人鬼たち。隙をついて逃げ出すジョエル。果たしてジョエルは生きて帰ることはできるのか!?
「解散」の道を選んだ河原組の桐生(竹内力)の手元には、組の遺産の大量の拳銃が残された。処分に困った桐生は、立花(山本裕典)という男の助言を得て拳銃を闇のオークションに出す。しかし、その会場には因縁のある大道会の神矢(山本譲二)が来ていた。桐生の脳裏には神矢の過去の裏切りの記憶が蘇る。神矢も然り。そして大量の拳銃を前にして、壮絶な銃撃戦が始まる!!誰が味方で誰が裏切り者か?何が真実で、何が嘘なのか?欺き続けた男たちが銃撃戦の後に辿いたものとは?
ワケあって警察に追われる少女サラは身を隠すため旅行で不在になっている家に潜むことに。その夜、窓ガラスが割れた音がして様子を見に行くと、そこには何と傷ついたドラゴンが!ドラゴンの傷を治してあげようと薬を探している最中、この家の金魚の世話に来た小学生のモーティマーに見つかってしまう!ドラゴンを見て驚くモーティマーだったが、ふたりで協力しドラゴンを元の世界に戻すことに。しかし、誤ってSNSにドラゴンの映像がアップされてしまったことで、特殊部隊やメディアが集まり街は大騒動に。ふたりはドラゴンを守るために大きな決断をする…
その刃は、ただ大切なものを守るため。時は17世紀、大陸では“明”と“清”が中華の覇権をめぐって争い、その影響は朝鮮半島にも及んだ。宮廷では生き残りをかけた対立が激化。民は不安にまどい、今まさに国は引き裂かれようとしていた。かつて国王の懐刀として最強の武人とも謳われた剣客・テユルは、そうした世間に背を向け、山奥で娘のテオクと2人ひっそりと暮らしていた。しかし、歴戦の古傷が彼の視力を蝕み光を奪おうとしていることを心配したテオクは、治療のためにとテユルを強引に都へと連れ出す。だが都では、清の皇族クルタイら大陸の使者たちが横暴の限りを尽くしており、テオクは彼らに連れ去られてしまう。「ただ静かに暮らしたい」そう願い、その刃を封印していたテユルだったが、愛する者を守るため、再び剣を抜く――。
2000年2月、フランス南西部トゥールーズ。38歳の女性スザンヌ・ヴィギエが3人の子供を残して忽然と姿を消した。夫ジャックに殺人容疑がかけられるが、明確な動機がなく、決め手となる証拠は見つからない。ジャックは第一審で無罪となるがすぐさま検察に控訴され、翌年の第二審で、再び殺人罪を問う裁判が行われる。無実を確信するシングルマザーのノラは、敏腕弁護士デュポン=モレッティに弁護を懇願。自らも助手となり250時間の電話記録を調べるうちに、新たな真実と疑惑に気がつくが…。
ダニエル、彼は孤独な少年ルークにしか見えない“空想上の親友”だった。ある事件をきっかけにその存在を封印していたルークだったが、時が経ち孤独と不安に押し潰されそうになったことで、長年の封印からダニエルを呼び起こす。唯一無二の“親友”との再会から、友情を取り戻すのに時間はかからなかった。カリスマ性溢れる美青年の姿で現れたダニエルの助言によって、ルークの生活は一変。何もかもが順調に進み、やがてダニエルが必要なくなっていく。しかしダニエルはそれを許さず、次第にルークの精神を支配しようと動き出す─。薄れ行く意識の中で見えたのは、“親友”の不敵な笑み。ダニエル、君は何かがおかしい。
神秘の地・チベットの大草原で暮らす三世代の家族。祖父は変わりゆく時代を憂いながらお経を唱え、若夫婦は3人の息子たちを養うため牧畜をして生計を立てている。いたずら盛りの子どもたちは、のびのびと大草原を駆け抜けている。昔から続く、慎ましくも穏やかな日々。しかし、受け継がれてきた伝統や価値観は近代化によって変わり始め、中国の一人っ子政策の波が押し寄せていた。そんなある日、母・ドルカルの妊娠が発覚する。喜ぶ周囲をよそに、望まぬ妊娠に母の心は揺れ動く。伝統的な信仰と変わりゆく社会の狭間に立たされ、次第にすれ違う家族―葛藤の末、彼女が選んだ道とは…
フランス最古のモンテッソーリ学校に通う、2歳半~6歳の28人のクラスを2年3ヶ月にわたって観察。ここでは子どもの自主性を尊重する先生の指導のもと、子どもたちがユニークな教具を思い思いに選んで自由に学ぶ。水差しの中身を測ったり、お料理やアイロンかけなどの作業をしたり、マットと格闘したり……これらが子どもたちの大好きな学校でのお仕事!自身の子育てに疑問を持った監督がその答えを“子どもの家”に求めて、教室に小型カメラを設置。静かに注意深く子どもたちを観察し、彼らの自然な表情やのびのびとした姿、成長の過程で訪れる魔法のような瞬間の数々を捉えることに成功している。本作には著作から引用されたモンテッソーリ自身の言葉が散りばめられ、ガイド役を果たしている。日本語吹替版として、マリア・モンテッソーリの声を本上まなみ、アレクサンドル・ムロ監督の声を向井理が務めた。私たちに教育の大切さや育児のヒントをもたらす本作は、前述に加えて、子どもたちが決して単なる「ちいさな大人」でなく、自由な意思を持つ社会の一員であること、そして平和で寛容な世界のつくり手であることを開眼させてくれる、珠玉のドキュメンタリーだ。