年老いた三流泥棒ドクベは出所後、娘のファイを探す。保育園で子供たちを世話するファイは、そんな父親を受け入れられず冷淡な反応を見せる。傷ついたドクベは娘のために一発逆転を決意し、仲間らとある計画を実行する。
1988年10月、韓国の全国民がソウルオリンピックの成功で浮き立っている頃、刑務所から護送バスで移送中だった12人の服役者たちが、緻密な計画により刑務官たちを急襲。銃と実弾を奪い脱出する前代未聞の<チ・ガンホン脱走事件>を描いた作品。
看護師見習いの心優しいアンナは、パートナーのイジーの両親が暮らす田舎の邸宅を訪れることになるが、富豪であるイジーの家族と自分の階級の違いに気後れし不安を感じている。到着早々使用人のルーシーにきつく当たるイジーとその家族を目の当たりにし、一家への不信感を募らせる。屋敷に飾られた<土着の神>の絵画、病人でありながら自ら部屋に引きこもる父親、母親の寝室に隠された失くしたはずのピアス、そして不吉な夢…この家で起こる全ての出来事が徐々にアンナを追い詰めていくなか、ルーシーの口から禍々しい儀式の秘密が語られる。
カード会社のコールセンターに勤めるジナ(コン・スンヨン)は、どんなクレームにも沈着冷静に対応できる優秀な職員だが、公私ともに孤高の生き方を貫いている。同僚との会話はなく、昼食も一人、帰宅しても一人。外出時はスマートフォンでひたすら動画を見続け、外界を遮断し、己の領域を守ることを怠らない。母の死後、唯一の肉親となった父親とも疎遠だ。ところが研修生スジン(チョン・ダウン)の教育係を任された彼女は、指導どころか対話もおぼつかない。さらに、アパートの隣人が人知れず孤独死していたことが分かり、ジナの生活は揺らぎ始める…。
幼い頃、何者かに両親を惨殺されたアンジーは、父親の親友が属する秘密組織で凄腕“暗殺者”として育て上げられた。ある日、課せられた任務を遂行する現場で、かつて生き別れた妹の面影を纏う娼婦ニーナと出会う。しかし、彼女を救うためにターゲットの男を死に至らせたアンジーの任務は失敗と判断され、組織から命を狙われる事態に。ニーナが持ち去った機密データに隠された秘密とは?アンジーの前に巨大な陰謀が立ちはだかる!!
皆既日食が起こったある日、不可思議な渦巻きが発生しガオ・フェイの妹はその中へ入り込み行方不明になってしまう。皆既日食と妹の失踪に関係性を見出したガオ・フェイは、スー・ジュンバオを雇い、皆既日食の日に再び渦巻きが現れるのを待つ。彼女を追いかけてきた元同僚、そして民族衣装をまとった謎の女とともに、4人は別の時空へと迷い込む。無事妹と再会を果たすガオ・フェイだったが、未知のモンスターに自身が殺される現場を目撃する…。
未亡人ヨンジュ(キム・ヘス)は外見コンプレックスに悩んでいる中学生の娘のソンアと2人暮らし。経済的な困難に陥っているヨンジュは、入り口が別々になっている2階の空き部屋を貸し出すことを決める。そこへ自称・作家を名乗る男性チャンイン(ハン・ソッキュ)が訪ねて来て、小説を書くために2ヶ月間だけ部屋を貸りつることに。だが引越し後、1階に母娘がいないときに、こっそり忍び込んで、怪しく何かを探し始める…。果たして、この家に隠された秘密とは!?
1992年、バルセロナオリンピック開催に湧くスペイン。サラゴサの修道院に通う、母親と2人暮らしのセリア。バルセロナからやってきた大人びた転入生のブリサの影響で、新しい音楽、新しい遊びを知り、友人の姉たちともつるむようになる。しかしいつもの仲間とのゲーム中、ブリサに掛けられたある言葉をきっかけに、セリアは母親が決して話そうとしない真実に向き合うことになる。
詩人を目指すヒョンシルは、無気力状態に陥っていた。コンクールに提出するはずの詩を完成させることができない。締め切りまであと1日。思考の「山」に阻まれた彼女は、何を思ったのか本当の「山」に向かう。そんな中、彼女は友人をはじめ様々な人に出会い、インスピレーションを得ていく。
昔からの友人であるヒョンジェ、スミン、ジフン。まだ学生である彼らには明るい未来が待っているはずだったが、ある日、ヒョンジェが不治の病により余命わずかであることが発覚し、彼の人生が大きく変わる。二人には病気の事を隠して普通の生活を送ろうと決意したヒョンジェだが、以前のような生活に戻る事が出来なかった。後悔が残らないように残り少ない人生を大切に過ごすと決めたヒョンジェは、初恋の相手だったスミンに想いを告白する事を決意する。
あの悪魔トイレとの死闘は終わり、安息な日々が訪れていた。ビーチでフリスビーをし、リラックスした一日を過ごしていたブレット・バクスターとディングルベリー神父だったが、またしてもトイレ襲撃事件が発生!今度は修道女が殺害されてしまう。悪魔トイレとの戦いが、まだ終わっていないことに気付き、、二人はバチカンへ向かうが、飛行機内で取り憑かれたトイトイレットペーパーと対峙することになる!人類VS便器という不朽のテーマを描いた『デストイレ』シリーズ最終章!いよいよ完結…か!?
1976年結成、“ニューヨークのセックス・ピストルズ”とも言われカルト的人気を誇ったバンド、ザ・デッドボーイズ。そのバンドを率いたスティーヴ・ベイターの生涯を描いた唯一無二のドキュメンタリー映画が遂に日本上陸!オハイオ州ジラード出身の彼がバンドを結成するまでの歩み、メジャーデビューからたった一年後の衝撃的な解散、そこから続く新たな音楽活動。音楽とドラッグにまみれてなお人々を魅了し、パリでの交通事故という形で突如散った彼の僅か40年の軌跡を、稀少な映像と真の姿を知る仲間たちの言葉とで綴った衝撃作。監督はクラッシュやジョニー・サンダース、シド・ヴィシャスも手掛けた音楽ドキュメンタリーの名手、ダニー・ガルシア。
見事な筋肉美を利用して、年上の熟女と火遊びを楽しむウソプ、金持ちの継父に反発してアメリカに留学、帰国後2年遅れで高校に入学したソンファン、そして、これといって特徴のないジノン。3人は同じ高校に通う同級生。そんな彼らがある日、ソンファンの運転する車で高級住宅街を通りかかった時、突然空から巨大な布袋が落ちてくる!!驚く間もなく、続いて血まみれの男が落下してきて……!?
セレブが集う街、清潭洞のとあるホストクラブ。入店3ヵ月目ながら店のエースとなったスンウ(ユン・ゲサン)は、客として出会ったジウォン(ユン・ジンソ)と同棲生活を始める。次第にジウォンに夢中になっていくスンウは、求められるがまま金を貸し続けていく。一方、ホストを管理する立場のジェヒョン(ハ・ジョンウ)は、多額の借金を返済するために、店の客や同棲相手を騙すことに必死になっていた……。
美大に通う女子大生ユンジュは、男性にモテるもののこれまで異性と恋人という関係までには発展することがなかった。ところがある日ジスという女性と出会い、ユンジュの初恋が始まる。相手が女性であるということに戸惑いながらも、愛することの喜びを初めてしるユンジュ。ところが急遽ジスが田舎に帰郷することとなり、ふたりの関係が揺らぎ始める。誰にも話せない禁断の愛が迎える結末とは――。
大都会・ソウルの片隅で生きる男女4人の殺伐たる生き様を抑制のきいたタッチで描いたシリアス・ドラマ。売れない三文小説家の危うい均衡に成り立つ生活ぶりと、彼と関係する二人の女性やその夫を抑制の利いた画面構成と洗練されたモンタージュを通して描く。ソン・ガンホの映画デビュー作品。
ノルウェーの片田舎に暮らす農夫が、欲望むき出しで神に祈った。より良い人生を生きたいと。でもその神、かなり悪魔寄りの神だった!ヴィダルは、西ノルウェーの郊外にある母親の農場で、単調で過酷な生活を送る33歳のキリスト教徒の独身農夫。自分の存在と、恐ろしく要求の多い母親との生活に嫌気がさしている彼は、マンネリ生活から抜け出したい一心でイエスに祈りを捧げる。その夜、彼の祈りに応えた悪魔的なイエスは、彼を吸血鬼に変えることによって、享楽的な人生を送りたいというヴィダールの願いを叶えるのだった。
友人たちとトレッキングを楽しむシンディは、山道で捻挫をしてしまい、救急車を呼ぶ。そこに現れたのは、救命救急士のふりをして患者を誘拐し、臓器を売りさばく殺人兄弟・コリーとジェフリーだった。“商品”として兄弟の隠れ家に連れ去られたシンディは抵抗を試みるも、残忍な兄・コリーの暴力と性的虐待に太刀打ちができず、なぜか殺されることもなく監禁される。実は彼女は、兄弟たちにとって大切な“ある人物”に瓜二つだったのだ。コリーとジェフリーの揺れる想い。繰り返される暴力とほとばしる血しぶき。シンディは無事に脱出することができるのか?
地球外生命体の活動拠点と名高い、チリ南部のスノーデビル・マウンテン。ケビンとその恋人イブリンは、現地の森の中でキャンプをしていた。深夜に突如姿をくらませたイブリンは、ケビンによって憔悴しきった姿で発見される。イブリンは夜のうちに謎の生命体に拉致され、その遺伝子を孕まされていた。体内の胚が急速に成長し始めると、イブリンの中の<何か>は、人を喰らうことでしか欲望を満たせなくなる。彼女は欲求に忠実に人を襲いだす。地元の警官ホルケーラは、過去に山で妹が殺害された事件との関連性を疑い、イブリンを追う。スノーデビル・マウンテンの犠牲者は、イブリンやホルケーラの妹だけではなかった。
「もっとも残酷で美しいラブストーリーが鳴り響く」20代後半の主人公の公平はアルバイトをしながら売れないバンドを続けている。バンドではキーボードと作詞・作曲を担当。公平の作曲の才能を信じるメンバーもいたが、中々上手くいかない状況が公平の作る曲のせいだというメンバーもいた。公平にとって大切だと思っていたバンドメンバーとの関係は活動を続けていくほど悪くなっていく。また公平の彼女の珠江も彼を支えながらも、2人の将来に不安を募らせていた。ある日、大切なモノを失うという公平が1番恐れていた現実に直面する。メンバーが起こした“ある事件”をきっかけに、複雑に交錯していく人間関係。裏切りやバンドの解散、街の愚連隊組織をまとめる公平の幼なじみの“歪”な決断。そして大切な彼女との別れ。夢は一瞬で消え、現実に押し潰される公平。恐れていたように全てを失う。だが公平は二度と全てが戻らないと理解しながらも新しいバンドを立ち上げ、自ら歌う歌が新しい道を切り開く。
先祖の祭壇に供える料理や、集う一族の食事の準備は本家の嫁を中心とした嫁たちの仕事である。ある中秋節の連休、彼氏の父親の長男が住む本家へとあいさつへ向かったウンソ。未来の嫁としてできることを手伝おうと覚悟を決めて向かったが、始まったのは台所仕事ではなく嫁たちの反乱だった!?横柄な態度で何もしない夫に反乱を起こした本家の嫁を筆頭に、名節のたび料理を一日中させられ、小言を言われ、気を使い、自由のない嫁たちの逃亡劇が始まったのだ――!
奨学生としてコロニア・ディグニダの学校に通い始めた12歳の少年・パブロは、入学してすぐに集団を統治するパウル様の“お気に入り”に選ばれる。しかし、それは彼にとって地獄の日々への入り口だった。地域から隔離された謎の施設で遭遇する、あまりに不可解な出来事の数々。闇に触れた少年は、どのように現実と対峙するのか――。
ハロウィンパーティーの興奮が冷めやらぬ梨泰院の夜。シャッターが閉まったバーに招かざる客の登場とともに予期せぬ殺人事件が起きる。事態収拾のために一人二人と集まる正体不明の悪人たち。取り返しのつかない悪夢のような一日が始まる…
恋人との些細な喧嘩で家を追い出された青年が、知人たちとの出会いと別れを繰り返しながら繰り広げられる、どこか魔法のようなアドベンチャーロマンスフィルム。
ウェンディという彼の姉が謎の殺害事件に巻き込まれてから15年が経ち、ダニエルは海兵隊を目指し奮闘していた。そんな中、自動車整備工場で働いていたダニエルは、オイル交換に訪れた高校生・キャシーに出会う。2人は交流するうちに、過去に繋がりがあることが明らかになる。
結婚3年目になるソンホとソンヒは同じ航空会社で働いている。子供が欲しい夫のソンホと違い、妻のソンヒは準備不足に思っている。二人は、このデリケートな問題について議論し、遂にソンヒは妊娠を決意する。最先端の不妊治療薬から民間療法まで挑戦するが―。
二十歳を前に、大人への壁にぶつかり苦悩する若者たちの姿を描いた異色のラブストーリー。酒、ドラッグ、セックスに溺れ、さらに妊娠、堕胎という試練を経験する二人を「フー・アー・ユー?」のチェ・ホ監督が新鮮な映像で綴る。ジュン、チェヨン、トギの同い年3人。トギはチェヨンに想いを寄せていたが、チェヨンはジュンを愛している。19歳のクリスマスの日、ジュンが火災により命を落とす。友人の死に打ちひしがれるチェヨンとトギ。やがてトギはチェヨンに愛を告白し恋人関係となるが、2人の心には、ジュンの影がいつもつきまとっていた…。
李朝時代に実在した妓生(キーセン)、ファン・ジニの生涯を描く。16世紀頃の朝鮮王朝は、厳格な身分制度が敷かれており「両班(貴族階級)の子は両班、妓生(奴隷階級)の子は妓生」と法で定められていた。妓生は身分こそ卑しかったものの、両班を相手にする芸者であったため、両班達と対等に渡り合えるだけの高い学識と、彼らを満足させられるだけの高度な芸の腕が必要であった。失恋をきっかけに妓生となったファン・ジニは、天性の舞や詩、音楽の才能と、その美貌で数々の男達を魅了していく…。
舞台は1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム。大義のため英国政府の警察となるラーマ。熱い思いを胸に秘めた男たちが運命に導かれて出会い、唯一無二の親友となる。しかし、ある事件をきっかけに究極の選択を迫られることに。彼らが選ぶのは友情か?使命か?
海の自然と先人たちの文化的蓄積に囲まれた季節の移ろいの中に、塩飽諸島本島の人と暮らしを描き、そこに近未来・日本の縮図、そのあるべき姿のひとつを発見する。ひとりの島民の言葉が映画を象徴的に語っている。
これだけのミュージシャンを見逃していたのはメディアの責任かもしれないな…血や国の境界線を歌が超えていく30年、不屈の軌跡
答えはひとつ バランスをとること。自然と人間のこと…須磨から世界へ発信します!
太陽の光が降り注ぐ常夏の楽園、その陰に潜むモンスターたち…これはジェイドの妄想か?立ち向かうべき現実か?衝撃のサイコ×クリーチャー・ホラー
地中海の島国マルタ。26歳のジェスマークは、曾祖父の代から受け継いできた伝統の漁船ルッツで漁師をしている。ある日、漁に出るが魚はあまり捕れず、ルッツの船底に水漏れを見つける。修理をしなければ、大事な商売道具が使えなくなってしまうが、修理にはお金がかかる。不漁が続き、思うように収入を得ることができない状況の中、生まれて間もない息子の発育不良がわかり、治療にも費用がかかることになってしまう…。動揺して裕福な実家を頼ろうとする妻デニスと、夫婦二人で乗り越えたいジェスマーク。夫婦の間には徐々に不協和音が生じ始める。
中国で幼少期を過ごし、オーストリアに移住後ウィーン・フィムル・アカデミーにてミヒャエル・ハネケに師事したC.B.Yi監督の長編デビュー作!2021年カンヌ映画祭ある視点部門で上映され、台湾の金馬奨最優秀新人監督賞、最優秀主演男優賞にノミネート。フェイを演じたのは『あの頃、君を追いかけた』のクー・チェンドン、シャオレイ役には「お仕事です!~The Arc of Life~」のリン・ジェーシー、そして『3人の夫』のクロエ・マーヤンが一人3役で脇を固める。
日本では第6回「大阪韓国映画祭」でのみ公開され、この度初配信となる珠玉の韓国コメディ作品。韓国映画界の重鎮、女優ナ・ムニが記憶があいまいなおばさんをコミカルに演じており、また彼女の無鉄砲な息子を演じるイ・ヒジュンとの絶妙な掛け合いもまた必見!一人娘のひき逃げ犯を、唯一の目撃者である母と一緒に自力で捕まえようとする男のドタバタ描くコメディは抱腹絶倒!
ビートルズ、ツイッギー、ローリング・ストーンズ。世界中の若者が憧れ、熱狂した60年代スウィンギング・ロンドン。その伝説の中心に、マリー・クワントがいたー!
10年前、イーファンは交通事故に出くわし運転手を救助しようとするが、崖崩れが起こり、彼の息子が巻き込まれて命を落とす。この10年、自責の念に駆られた彼は、救援隊の仕事を辞めて、自動車修理工場を開いていた。息子の死は無気力で神経質な性格へと変え、娘に対して過度なまでに過保護になっていた。娘の成人式の日、史上最大級の巨大台風が襲来し、その上、娘が誘拐されてしまう。巨大台風と誘拐事件の中、イーファンは家族を助けるために立ち上がる…。
キャシーは、娘・エバの二十歳のバースデーパーティーの準備を進めていた。そんな中、エバが残酷に殺されたという衝撃的な知らせが入り、キャシーの人生は狂っていく…。
シドニーに住む少女マンデーは、父親とホームスクーリングをしているため、外に出るチャンスは週に1回病院に行くことだけ。ムーンロックが自分の病気を治してくれると信じるマンデーは、病院帰りの電車で少年タイラーと出会い、ムーンロックへ向かう旅をする。
セクハラがひどいブラッドの下で働いていたサラとアルトン。ある日、ブラッドに不正の疑いをかけられて解雇される。サラは、息子と引っ越すために臨時で犯罪現場の特殊清掃の仕事をすることになった。現場は無残に殺害された遺体が多く、殺人犯がいないか確認して欲しいと頼まれる。
悪魔トイレとの壮絶な死闘により相棒であるマーカス神父を喪ったブレット。神父の無念を晴らすべく、彼は「超高性能トイレーダー」を開発。デストイレハンターとしてアメリカ・ロシア・中国・北朝鮮を渡り歩き、世界中のデストイレと戦いを繰り広げ、見事に勝利を手にする。その後、ブレットはデストイレの最初の犠牲者である弟が住んでいた家を売ることに。しかし、全ての元凶である「デストイレ・ジ・オリジン」が息を吹き返そうとしていた。ブレットはマーカス神父を復活させるべく、禁断の儀式を試みるが……。人類VS便器という不朽のテーマを描いた『デストイレ』シリーズ第三弾が待望の日本上陸!
人里離れた田舎の農場に人を誘い込み、彼らを死ぬまで狩り続ける2人の兄弟、リーヴァイとメンフィス。狩りは兄弟の異常な快楽のためだけでなく、臓器や歯を手に入れたいと願う金持ちの顧客に体の一部を売り生計を立てるためにも行われていた。善良な青年を演じるリーヴァイはガールフレンドとその友人カップルを誘い、病的な狩りに三人を巻き込む。命がけの殺人ハントに立ち向かうのは、カモ狩り経験者のブルックと銃の扱いを知るオーウェン、そして動物すら殺せないキンバリー。生き残るのは、果たして誰なのか。
2009年、ゲイの知人から「私たちのような人間は撮らないのか」と問われ、性的マイノリティを俯瞰的に取り上げたドキュメンタリーが今までなかったことを知った。カメラを向け、彼らと向き合うことで「常識の外側で生きる存在」でありながら「他者を排除しない、優劣をつけない生き方」に共感、「自分の中の普通」が溶けていく体験をした。撮影は2012年の淀川河川敷のパーティーから始まり、大阪・神戸・京都、そしてパリへと昇華されて、異形の宴のクライマックスで大団円を迎える。異性装、ニューハーフ、SM、タトゥなどが特異なカルチャーでなく、一般的なファッションやアートとして定着している中、自らの性に忠実・誠実に生きる彼らの多様な生き方に迫った。人間とは?性とは?人と人が繋がるとは?今、新しい感性のメッセージが見えてくる。
母娘が暮らすのは、人が行き交うビジネス街の北浜。荒ぶれるママリンを家に閉じこめるのをやめて徘徊につき合うようになると、ご近所やお店の人の目に留まり、さりげなく自然に助けてくれるようになった。引きこもるのではなく露出系。認知症のママリンと暮らすことが、どうしても避けられないことなら、それをありのままに受け入れるしかない。しかし逆に言えば、介護という制約に縛られる必要もない。ママリンを連れて居酒屋やバーにも行くし、ギャラリーのお客さんにも紹介する。隠すのではなくお披露目系。しかし、その徘徊は尋常ではない。6年間で歩いた距離は大阪/ 東京3往復分。一体どこまで歩くのか…、認知症と健常者の智恵比べ、体力勝負の根性試し。そして、さんざん歩いたママリンも老いには勝てぬで、健常者の勝ちのような…。感情の介護ではなく実験系。そんなちょっと普通じゃない、でも母娘にとっては普通の日々のドキュメンタリー映画。決してお涙頂戴ではない、アヴァンギャルドな映画です。
人は忘れる生き物である。そしてまた、人は忘れない生き物でもある。1995年1月 阪神淡路大震災。神戸市兵庫区は甚大な被害を受けた地区の一つだ。あれから20年、いまだ震災前の人口は戻らず、高齢化はさらに進んだ。「一面の焼け野原、震災は戦災と同じやった」そう語る人もいる。彼らは過去を生きているのではない。今ここを生きている。嘆くのでも恨むのでもない。ささやかなハレとケ。淡々と自らの命を紡ぐ日々。かれらの経験から学ぶことは今しか出来ない。いや、もう十分に遅すぎる。“大きな出来事”を体験した“小さな人たち”は、上から大声で叫ぶのではない。私たちと同じ目の高さから自分にも言い聞かせるように、小さな声で語りかける。一つ一つは何処にでもある取るに足らない出来事かもしれない。しかし、かけがえのない“小さな言葉”は“遠くまで”届く。死者に、未来に届く。そして、静かに強く長く残る。阪神淡路大震災10年目を契機に始まった兵庫モダンシニアファッションショー。12月の本番まで8ヶ月間に亘り、ショーに関わる人々の姿を追った。歳月とは?忘れるとは?変わるとは?日常とは?ハレの日とは?装うとは?そして人が人と生きるとは?正しい答なんて何処にもないのかもしれない。それでも人々は生きる。淡々と、限られた生を、死者たちに与えられた生を。
台湾から沖縄・西表島に渡って80余年。1人の女性の人生から浮かび上がる、家族の記憶と忘れ去られた炭鉱の知られざる歴史とは…。台湾の異才・黄インイク監督、『海の彼方』に続く長編ドキュメンタリー映画、第二弾!琉球弧の南端に位置する、熱帯林に囲まれた西表島。希少な動植物が生息し、近年は世界自然遺産登録で盛り上がる“秘境の島”には、人知れず眠る巨大な炭鉱があった。明治19年から第二次大戦後の一時期までの60年余り、島の西部に存在する炭層での採炭が行われていた。その労働環境の過酷さから悪名が高かった西表炭鉱だが、廃坑となって久しい現在、忘れられた記憶となりつつある。カメラは、西表島に住む1人の女性が迎えた人生の“最期”に寄り添う。廃坑を無秩序に覆う緑、そこを住処とするイノシシの群れ、そして廃坑を見つめる90歳の女性・橋間良子。10歳で父に台湾から連れられ、人生のほとんどをこの島で過ごした彼女は、たった1人で誰もいない家を守る。眠れない夜には、忘れたくても捨てられない記憶たち――島を出て音信不通となった子ども、炭鉱の暗い過去、父への問いかけ――が彼女を襲う。希望、怒り、不安、そして後悔――彼女が人生最期に放つ静かな輝きが、この一作に凝縮される。
フォロワー数467,493人の超人気インフルエンサー・ケリーはチアリーダー姿のまま拉致され、意識を取り戻した時には見知らぬ地下室に監禁されていた。やがて彼女の前に異様なマスクを被った男が現われ、SNSで配信を行い「1時間以内に1000いいね!」を獲得するように命じる。できなければ、待つのは死。強要を拒否すると、男は拉致した別の女性を連れてきて危害を加えるという。なんとか課題をクリアしたケリーに、男の要求はエスカレート。6時間以内に5万いいね!を獲得するように命じ、ケリーの肉体と精神状態は限界に近づいていた。そして、男が彼女を拉致監禁した真の目的が次第に明らかになっていく…。
カンサン団地11棟201号に住むヨソンは、夜遅い塾帰りにひとりでバスで帰宅することに。ところがヨソンはそのまま行方不明となり翌日バラバラ死体で発見される。母ギョンヒは心に深い傷を負い、娘の幻覚を見るようになっていた。犯人が捕まらないまま10日おきに連続殺人事件が起きるという状況に。団地の人々の精神状態が限界に近づくなか、102号室の男が死体の入っていたカバンと同じものを購入していたことがわかり住民たちは疑念を抱いていく。
1950年8月、朝鮮戦争において劣勢の韓国軍。北朝鮮の猛攻により首都ソウルも陥落という状況の中、最後の砦である洛東江を死守すべく全兵力を同地に集中させようとしていた。戦闘経験がほぼない71人の学徒兵たちは、韓国軍司令部が置かれた中学校の守備を任されるが、指揮官に任命された青年ジャンボムは問題児のガプチョらに手を焼いていた。そんな中、南進する北朝鮮軍がこの学徒兵だけが残された手薄な守備隊へと迫っていた…。
大学生の男女グループ内でも憧れのカップルだったピャオピャオとスー・リャン。ところが、皆で山へ遊びに行ったときにピャオピャオは足を滑らせ崖から転落、命を落としてしまう。“こっくりさん”でピャオピャオを呼び出した一同だったが、それ以来、超常現象に次々と巻き込まれ始め赤い服を着た女の存在を感じ始める。様々な思惑、嘘、死者の魂が交錯するパニックホラー!
子どもの頃から女性になることを夢見ていた未悠。家族へのカミングアウトは高校のとき、大学に入って女装も始めた。大学三回生の春休み、念願の性別適合手術を受けることになった。女性として社会に出るために。映画は半年間に亘り未悠に寄り添った。家族との真摯な話し合い、友人たちとの本音爆笑トーク、教員たちの学内意識改革、臨場心理士の思い、医師の覚悟、LGBT関係者のパートナーズ婚のすすめ…。そこから浮かび上がるのは、摩訶不思議で愛おしい人間の姿あった。
松尾俊二は、1950年に神戸で生まれた。俊二の運命を決めたのは17歳のとき。女性雑誌に掲載された「ニューヨークで活躍するヘアデザイナー須賀勇介」の記事だった。俊二は世界的ヘアデザイナーを目指しニューヨークに渡り、須賀の弟子となる。10年後に独立し、高級サロンZIBAを展開。ヴォーグやエルなどで、有名ファッションモデル、ハリウッド女優と仕事を重ねた。ニューヨークではゲイを公表し、アメリカ人パートナーと20年過ごす。90年代に入りアジアの時代を予見、ニューヨークを離れる。インドネシアでの苦境を経験後、シンガポールを拠点にアジアに店舗を展開。2008年には、シンガポール政府から日本人起業家として初となるSpirit of Enterpriseを受賞した。2014年、肝臓ガンを発症。診察のため一時帰国した俊二の目に映ったのは、日本の高齢者の色の無い服装と元気の無さだった。その時突然、俊二にインスピレーションが生まれた。高齢者を元気にしたい!Makeover Magicという高齢者のためのファッションショーを発案、シンガポール・東京・神戸…と、世界トップレベルのショーを開催していった。2018年、肝臓がんが膵臓に転移。神戸の実家で最後の日々を迎えることになった。俊二は死に直面しても生きる意味を忘れなかった。死ぬ前にやり遂げること…、神戸でのMakeover Magicの開催、次世代のヘアデザイナーのための本の執筆、そしてドキュメンタリー映画の製作。俊二は死の40日前、田中幸夫監督を自宅に招いた。
親友のターニャとダニエラは退屈な結婚式でお互いの旦那であるベニーとロドリゴを交換する。家に帰るまでお互いの旦那を入れ替えたまま車に乗り込むが、前を走っていたダニエラとベニーが交通事故で死んでしまう。そして、残された2人は奇妙な関係を築き始める。
映画制作者を夢見て、魔法のような愛と美しい未来を夢見ているアレックス。しかし、現実は人々から注目を浴びることができず、部屋でゲームばかりして親の家に居候している。ある日、彼の親友ヘンリーの結婚式で昔の友人ジェニーと出会い、アレックスとジェニーは昔の思い出に浸る。しかしアレックスはジェニーの気持ちに気づかず、ステファニーを気に入っている。お互いの本心を表現できずセックスだけしながら過ごしていたところ、ジェニーが妊娠し…
年老いたジョイスは突然、唯一の家族だった夫を失う。夫はジョイスが知らないうちに多額の借金を抱えており、銀行口座の預金も使い果たしていた。途方に暮れたジョイスは、B&Bとして自宅の一室を貸すことで収入を得ようと考える。最初の宿泊客の一人であるサラとはすぐに強い絆で結ばれ、母娘のような関係性を築く。サラが去った後、謎めいた青年・ボブがジョイスの部屋に長期滞在することとなる。すっかりボブに心を奪われたジョイスは、彼の世話を焼き続け、やがては恋愛妄想に取り憑かれるようになる。幸せなボブとの日々は、サラが再びジョイスの家を訪れたことで崩壊する。
創作に行き詰まる、芸術家志望の男ヘルマン。彼は実家からも追い出されようとしており、自暴自棄になっている。そんな時、芸術家として成功した叔父のフェリックスより、所有するアパートの一室を貸すという申し出を受ける。入居早々、ヘルマンは部屋の壁に空いた穴の向こう側から語りかける女の声を聞く。女の声はヘルマンに創作のインスピレーションを与え、彼を芸術家としての成功に導く。ヘルマンの人生がうまく転がりだした矢先、壁の穴は徐々に態度を変貌させてゆく。
怪奇現象が頻発するショッピングモールの上層階にある映画館。そのショッピングモールの開発者は危篤状態にあり、悪霊に取り憑かれているという噂がたっていた。ショッピングモールが建つ土地には、悪霊を鎮めるために生贄の八つの棺が埋められており、これらを掘り起こしたことで悪霊が解き放たれたというのだ。父の命を救うため、開発者の娘は真夜中の映画館に映画の宣伝と称し7人の友人を招待するが…。