しろがねはアルレッキーノの案内で最後の四人の部屋を巡るが、虚しさを覚える。そして、アルレッキーノに対し喜びについて説く。その頃、勝、リーゼ、グリュポンはフェイスレスの飛行船を追っていた。しかし、突然走った稲妻によって深い霧の中へと落ちてしまう。勝とリーゼが気が付くと、そこはフェイスレスの根城であるモン・サン・ミッシェルであった。さらに息つく暇もなく、リーゼと因縁のある猛獣使いのドクトル・ラーオが現れる。
コロンビーヌが勝を連れて入った場所。そこではOの本体が保存されていた。Oの秘密を知り、その身勝手さに怒りをあらわにする勝は、追ってきたOたちに立ち向かう。一方リーゼは逃げ込んだ先で、ドクトル・ラーオすら手懐けられない幻獣に遭遇する。死を意識するリーゼ。しかしその瞬間、勝の言葉が脳裏をよぎる。
勝はグリュポンから受け取ったあるるかんを操り、フェイスレスと最後の四人に迫る。だが多勢に無勢で、苦戦を強いられてしまう。そこへコロンビーヌとリーゼが加勢し、戦況は拮抗する。勝はエレオノールを救い出すため、フェイスレスに一対一の戦いを挑む。
フェイスレスの勝に自分の意識をダウンロードする作戦は、成功したかに見えた。だが、勝の頭の中では、自身とフェイスレス二人の意識が激しく争っていた。ロケットの発射時間が刻一刻と迫る中、勝はフェイスレスに再度挑む。一方、城の一角ではコロンビーヌとディアマンティーナが戦いを繰り広げる。
エレオノールは、フウの居城で鳴海たちと再会する。しかし、acc鳴海はエレオノールをフェイスレスの手下だと疑い、邪険に扱う。また、城に避難している人々からも同様に、冷たい視線を向けられてしまう。エレオノールは身の潔白を証明すべく、自分の記憶を皆に明かすことを決意する。
フェイスレスの野望を阻止するため、鳴海やエレオノール、仲町サーカスの面々はスペースシャトルの発射場へ向かうことを決断する。しかし、共に戦うことになって尚、鳴海はエレオノールを遠ざけている。そんな鳴海の本性を引き出すべく、ギイは鳴海に決闘を申し込む。一方、エレオノールを探す勝は手がかりを掴み、フウの居城を目指し始める。
ギイの決死の戦いにより、自動人形の大半は壊滅した。しかし、爆発から生き延びた残党は、鳴海たちの汽車を止めに向かう。難を逃れた勝も汽車を目指す。その頃汽車の中では、戦闘を控えた仲町・ヒロ・ノリが、今は亡き「母」の記憶を思い起こしていた。
仲町サーカスと再会した勝は、同じ列車に鳴海がいることを知る。しかし、すぐに会いたいと思う勝の前に、アルレッキーノとパンタローネが立ち塞がる。一方、エレオノールへの憎しみを抱き続けている鳴海だったが、その記憶は徐々に戻り始めている。
レディ・スパイダーと対峙した仲町・ノリ・ヒロ。だが敵の顔は、亡き母親に酷似しており動揺してしまう。仲町たちは敵に隙を作るため、自らの芸を次々と披露してゆくが、その度に攻撃を受け、身体はボロボロになってゆく。
パンタローネを倒したハーレクインは、鳴海たちの列車に迫る。早速戦おうとする鳴海をかばうため、エレオノールはあるるかんを手に、独りハーレクインに挑む。一方、勝もグラツィアーノと激しい空中戦を繰り広げる。
ようやく再会した勝と鳴海は、迫りくる自動人形たちを撃退した。勝は疲弊した鳴海の代わりに、スペースシャトルへ乗り込むことを宣言する。一方その頃、発射場近くの街角では、エレオノールがハーレクインに追い詰められていた。
宇宙ステーションに到着した勝は、あるるかんを操るフェイスレスと対決する。フェイスレスは勝に、エレオノールを鳴海に譲った理由をしつこく問いただす。二人の戦闘が白熱する中、ゾナハ病による人類滅亡のカウントダウンが始まる。
ご購入時から視聴有効期限内、視聴いただけます。 日本国内でのみ視聴可能です。日本国外からはご利用いただけませんのでご注意ください。