少年、有紀学(ゆうきまなぶ)の憧れは銀河鉄道の安全を守る空間鉄道警備隊<SPACE DEFENSE FORCE>通称"SDF
父や兄の意志を継ぎ、SDFへの入隊に合格した学は、引止める母カンナを説き伏せ、ひとり銀河鉄道550号に乗り込み故郷タビトに別れを告げる。学は同じ列車で出遭った少女で同じくSDFへ入隊するルイと共にSDFの本拠地"惑星ディスティニー
SDFに入隊した学は父親の渉と同じシリウス小隊に配属された。そこで待っていたのは新入りの学に対して冷たい態度をとる先輩のブルース。落ち込んでいる学に620号列車で立てこもり事件発生との連絡があった。隊長のバルジから、ブルースとのコンビでの作戦遂行を命じられた学は、犯人に銃を突きつけられ車内で泣き叫ぶ赤ん坊とその母親の悲鳴に衝動を抑えきれず、突入の合図の前に1人車両に踏み込んでしまう・・・。
惑星メリディエス。ここは夜の闇に忘れられた光の星。この惑星に住むテリーは亡き恋人の面影を求め、その星に一瞬だけ訪れる夜にやって来るという幽霊列車へと乗り込み失踪する。兄テリーを引きとめられなかった妹のジェインは、SDFへ兄の救出を要請。シリウス小隊が現場へと向うが、憔悴しきったジェインは学たちの制止を振り切り幽霊列車へ乗込み、それを追う学とルイもまた幽霊列車の中へと吸いこまれていくのだった・・・。
惑星リオグランデ軌道上。無人貨物列車873号に突然の事故が起こり、873号は地表へと墜落してしまう。シリウス小隊は直ちに墜落した873号の牽引・回収任務にあたるが、突如、ビッグワンが謎の故障に見まわれ、学とデビッドが残りその修理にあたることになる。修理中の学が隙を見せた瞬間、突然襲いかかる謎の人影。不意打ちを食らった学の前に立っていたのは、宇宙海賊ガイとその仲間たちだった。やがてガイたちはビッグワンを強奪、デビッドを人質に取られてしまう・・・。
大マゼランゆき特急列車323号が突然淡く光る謎の液体に包まれ大爆発を起す。この未曾有の大事故にSDF本部は、シリウス小隊、スピカ隊、べガ隊を派遣、救助にあたらせる。現場に広がる目を覆うばかりの惨状。やがてたった一人の生存者である少女を救出した学たちだったが、ユキの介護も虚しく少女は息を引き取る。その少女の死に父の最期を見た学は大きく動揺、取り乱した学に対しバルジは謹慎を言い渡すのだった・・・。
青年ショウとの出会いで少しずつ心の傷を癒す学。その間にも、SDFを嘲笑うかのように224号そして811号を巻きこむ謎の大爆発が次々と発生。一方、323号唯一の生存者であった少女の蘇生手術が成功したというニュースを聞いた学はバルジに謹慎の解除を願い出、再び宇宙へと飛び出すが、そんな矢先、ショウがガトリング銃を携え、銀河鉄道管理局に乗込むのだった…。
車両整備場での研修を言い渡された学。そこには、引退を間近に控えた老整備士ホイットマンが学を厳しく指導していた。一方、特急227号が惑星ロザムンドで強力な磁気雪崩に遭遇。ビッグワンが現場へと向うが、新たに出現した磁気雪崩によってビッグワンにも被害が出てしまう。事件を聞いたホイットマンはオンボロ列車825号に乗込み無許可で発進。学を連れ宇宙へと旅立つのだった…。
アリアドニ・ジャンクションで起きた電波障害のためビッグワンは近くの惑星ディオに緊急停車。小隊に束の間の休息が与えられた。久しぶりの休暇に笑顔がこぼれる学たちとは別に一人浮かない顔をするブルース。そんな中、ディオに古くから伝わる記憶を盗む少年サライが突如ブルースの前へと現れ、彼の記憶を盗んでしまう。記憶を盗まれたブルースは態度が一変、学たちに陽気に接するようになる…。
宇宙空間に浮かぶ空間軌道ジャンクション"アルファ32分岐点
立ち往生した特急134号を牽引して惑星コルネリアに到着したビッグワン。その星には、バルジのかつての恋人カタリナが小さなレストランを営んでいた。ある日、街を走るバルジの目の前をカタリナが通り過ぎる。そして、バルジの心に二人を切り裂いたある事件が甦るのだった…。
ご購入時から視聴有効期限内、視聴いただけます。 日本国内でのみ視聴可能です。日本国外からはご利用いただけませんのでご注意ください。