天才がゆえに周りから妬まれ、友達も出来ず学校をサボり気味になっていた中学生・高嶺清麿。そんな清麿の部屋に、突然窓をブチ破って子供が飛び込んできた!!素っ裸の少年の名は「ガッシュベル」。イギリスにいる清麿の父により、息子の心を鍛え直してくれるよう頼まれはるばる日本までやって来たのだ。
「清麿!!今日もせいぎのみかた作戦しようぞ!!」意気込むガッシュに呆れる清麿。学校へ行くと金山と清麿の怪我を見た同級生が噂していた。清麿が金山とケンカなど出来る訳がない、あいつにそんな勇気はない、と。それを聞いたガッシュは怒るが清麿は無関心を装ってその場を去ってしまう。
銀行強盗の事件以来、学校での清麿に対する周囲の見る目が変わった。教室に行っても、清麿の周りにクラスメイト達が集まって来る。清麿は、初めて満たされた気持ちで学校にいた。クラスメイトと話す楽しそうな清麿の顔に、ガッシュも鈴芽も嬉しくなる。だが、帰り道、清麿達の目の前に巨大な氷柱が突き刺さる!
何とか戦いには勝利したが、「こいつは化け物なんだよ」という細川の言葉に、ショックを受ける清麿。そして、ガッシュもとうとう気付いてしまった。自分の口から電撃が出ること、普通の子供とは違うということを…。それ以来、落ち込むガッシュにどう声を掛けていいのか分からず、清麿は思い悩む。
自分が魔物だと知りショックを受けるガッシュ。そんなガッシュに新たな魔物・ゴフレと連次が襲いかかる!間一髪、清麿はガッシュを助けるが、自分は人殺しの道具なのだ、放っておいてくれとガッシュは清麿を拒絶する。清麿はやっと気付いたのだ。ガッシュが一人で苦しんでいた事に…。
シェリー&ブラゴとの壮絶な戦いをくぐりぬけた清麿は、負った怪我を治すために三日間入院することになる。同じ病室には足の骨折で入院している少年・勇太がいたが、彼は長引く入院生活の中で、足を治す努力を怠るようになっていた。清麿は勇太に、そんなふうだからいつまでも歩けないんだと言う。
日曜日、清麿はガッシュと鈴芽を連れて植物園にやってきた。植物園を管理しているのはつくしという女性。清麿が中学をサボッてよくここに来ていた時、ずっと見守ってくれていたのが彼女だった。だが、平和な植物園に突如異変が起こる。木の根や枝が生き物のように動き出し、園内にいた人々を襲い始めたのだ。
雨の中、女子高生のしおりは、泣いている少女・コルルと出会った。家族がいないという彼女を、妹のように可愛がるしおり。両親が留守がちで兄弟もいないしおりは、コルルを本当の家族のように感じ始めていた。ある日、眠るコルルの隣で鞄が光っていることに気付く。その中に入っていたのは魔本だった…。
清麿の興奮気味の声に起こされるガッシュ。赤い本の次のページが読めるようになっていたのだ。コルルとの悲しい別れ以来、ガッシュは優しい王さまになるために、強くなりたいと思うようになっていた。さっそく第三の術の特訓に行くが、なかなか発動せず落ち込んでしまう。そんな二人の前に、新たな魔物が現れる。
帰り道、ガッシュの遊ぶ公園に立ち寄った清麿は、魔本を持った少年・エシュロスを見かける。反射的に警戒する清麿。だが、パートナーの進一は、困っているガッシュを助けてくれた。清麿は心の優しい魔物を見つけた!と、思わずガッツポーズをとる。この二人なら友達になれるかもしれない。だが…。
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