- 配信期間: 2016/03/11 ~
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解放運動が盛んだった時代に活躍したイングランドのパンクバンド、CRASS。
今語られる、彼らの表現の神髄とはー
あらすじ
70年代後半から80年代にかけて一世を風靡したイギリスのアナーコ・パンクバンド“CRASS”の音楽ドキュメンタリー。たった8年で活動を停止したにもかかわらず、今もなお熱狂的な支持者を持つCRASS。バンド結成から終焉、現在の彼らの素顔に迫る。
解説CRASS(1977-1984)・・・イングランドのアナーコ(無政府主義)・パンク・バンド。同時期に活動したSEX PISTOLSやCLASHなど、商業主義に絡め取られた初期パンク・バンドを反面教師とし、「誰にも支配されず独立した一人一人の行動が平和につながる」という平和主義を基本に活動。反戦、反核、反キリスト教、反物質主義、反動物虐待、反性差別、反環境破壊などについての強力なメッセージを発信した。メンバーは“ダイヤルハウス”と呼ばれる家で集団生活を送り、レコーディングやレーベル運営などすべて自分たち自身で行なうというDIY精神を貫いた。彼らのレーベル「CRASSRECORDS」は、ビョークがヴォーカルだったK.U.K.L.ほか、CAPTAIN SENSIBLE(ex. THEDAMNED)、THE MOB、ZOUNDS、CONFLICTなど100組近いバンドを輩出。主要メンバーは現在も“ダイヤルハウス”で自給自足の生活を送っている。当時の貴重な映像、楽曲を織り交ぜつつ、現在の彼らの様子を映し出したこの希少なドキュメンタリーは、観る者に今日の経済成長のパラダイム、消費中心主義世界への疑問を抱かせる。彼らは言う。疑問を持ったら主張すべきだ。何故なら、自分を支配できるのは自分だけなのだから、と。
キーワード 洋画 音楽 ドキュメンタリー ライブ映像 オランダ