ギフト 僕がきみに残せるもの

ギフト 僕がきみに残せるもの
ケンカもする。絶望する日もある。それでも家族は旅を続ける。
難病ALSを宣告された元アメリカン・フットボール選手がまだ見ぬ我が子に贈るため撮影始めた感動のビデオダイアリー。
111分 / 字幕 / 2016 / アメリカ / 英語
あらすじ
アメリカン・フットボールの最高峰、NFL。ニューオーリンズ・セインツのスティーヴ・グリーソンは特別なヒーローだった。ハリケーン“カトリーナ”に襲われたニューオーリンズの災害後初の、市民が待ちに待ったホームゲームでチームを劇的な勝利に導いたからだ。それから5年後。選手生活を終えていたグリーソンは、病院で信じられない宣告を受ける。「あなたはALS(筋萎縮性側索硬化症)です」。そして、同じ頃、妻ミシェルの妊娠がわかった。初めて授かった子供。だが自分は、生きている間に、我が子に会うことができるのだろうか。生まれ来る子のために、自分は何が残せるのだろうか。グリーソンは決めた。まだ見ぬ子どもに贈るために、毎日、ビデオダイアリーを撮り続けると。
© 2016 Dear Rivers, LLC
解説
本作は、2010年からグリーソン自らが撮影をはじめた映像と、彼の旧友であり介護者ともなったが2人のフィルムメーカーがグリーソン一家とともに暮らしながら撮影した映像からなるパーソナルなビデオダイアリーから生まれた。グリーソンは彼が経験する旅、イベントから火をおこす方法、デートの仕方、残せるものをすべて我が子に残したかった。そして彼は自身の父親との関係をも修復しようとした。誰もが共感できる父と子の物語、そして家族の物語。そのパーソナルな映像は、前向きに病気に立ち向かう姿だけではなく、刻々と変化する病状に対する不安もあれば、看護に疲れた妻とのケンカもあり、生きることに絶望する日もある。しかし、きれいごとではなく、ありのままを見せ、ユーモアを忘れずに日々を乗り越えていく彼らの姿は何よりも大きな感動を観客にもたらす。
サウス・バイ・サウスウエスト映画祭 観客賞。
放送映画批評家協会 最優秀ドキュメンタリー賞、
ナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞 ドキュメンタリー映画 トップ5。
シアトル国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞。
フェニックス映画批評家協会賞 最優秀ドキュメンタリー賞。
ノーステキサス映画批評家協会賞 最優秀ドキュメンタリー賞。
モントクレア映画祭 ドキュメンタリー映画賞 。
ジグソー映画祭 観客賞。
シネマ・アイ・オナーズ映画賞 観客賞&アンフォゲッタブルズ賞 。
フルフレームドキュメンタリー映画祭 審査員賞。
スタッフ
監督:クレイ・トゥイール
プロデューサー:セス・ゴードン
プロデューサー:キミ・カルプ
プロデューサー:スコット・フジタ
プロデューサー:メアリー・ローリッヒ
プロデューサー:トム・ラヴィア
プロデューサー:トーマス・マクアーチン
プロデューサー:ケヴィン・レイク
音楽:ダン・ローマー
キャスト
スティーヴ・グリーソン
ミシェル・ヴァリスコ
スコット・フジタ
エディ・ヴェダー
ポール・ヴァリスコ
配信期間
2018/02/02 ~ 2030/03/31
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レビュー

スタッフコメント

不治の病は小説の中の出来事でも、他人事でもない
誰の身にも起こり得るリアルなのだと
包み隠さず映し出される映像を前に改めて実感した。

もしも明日、自分が病を宣告されたら…
生きている間に自分は何が残せるのだろう。
もしも明日、大切な人が病を宣告されたら…
生きている間に自分は何をしてあげられるのだろうか。

突如として訪れる出口の見えない暗闇を前に
きっとその答えを見失ってしまうことでしょう。

グリーソン一家は、彼等を囲んでいる人たちは、
迫り来る不安に押し潰されそうになっても
過酷な日々に疲れ衝突しあうことがあっても
決して白旗をあげず、歩みを止めず、
精一杯、力の限りに愛を送り続けていた。

正直、直視するのが辛いシーンもありましたが
その姿から私は「生きる」ということは
こういうことなんだと知らされた気がします。

そして、綺麗ごとなんかじゃなく
“未来”の幸せを信じて進むことは
大きな力を産むのだということも。

視聴について

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