原発廃炉は可能か?

原発廃炉は可能か?
出来れば目をふさいでいたい、答えのない問いかけがここにある。NHK BSでオンエア、問題のドキュメンタリーが完全全長版で登場!
70分 / 字幕 / 2013 / フランス / フランス語
あらすじ
福島第一原発1~4号機の廃炉に続き、安部政権はついに5,6号機の廃炉も要請した。しかし、廃炉にする、と言うは易しいが、実際にはどうなのか?果たして我々人類に、この限りなく危険な存在を容易く無に帰するような能力が備わっているのだろうか?今まで真正面から取り上げられるのを避けられてきた、この廃炉の問題に鋭く切り込んだドキュメンタリー、それが本作である。現在9基の原発が廃炉作業に入っている、世界最大の原発大国フランス、脱原発を進めるドイツ、そしてスリーマイル島事件を経験したアメリカ。それぞれの国で廃炉がどう進められているのか、そしてその過程で発生した問題が何か、それに回答はあるのか、取材陣はタブーを恐れず、解体中の原子炉の現場から、原子力行政をつかさどる官僚や反原発活動家まで、あらゆる分野に足を踏み入れ問題点をあぶりだす。技術的問題(否応なく大量発生する放射性廃棄物の最終処理方法はどこの国でも定まっていない)、経済的問題(何百億円とかかる廃炉費用、しかしその金額を満足に積み上げているところはどこにもない)、そしてヒューマニズムに係わる問題(隠ぺいされる下請け作業員の被爆)、現在立ちはだかっているこのような問題を明確に浮き彫りにしながら、取材陣は問いかけ続ける「果たして、それでも廃炉は可能なのか?」
© Eclectic Presse-ARTE France-2012
解説
福島第一原発のメルトダウン以降、メディアでもっともよく飛び交うキーワード「廃炉」、しかしその現実や全体像を把握して人はあまりいない。原発はただ止めれば終わりというわけでは全くない。何百、何千、いや何十万年にも及ぶ気も遠くなるような壮大なプロジェクトなのだ。果たして人類はそれに対峙する準備が出来ているのか? 今まで何重ものベールに覆われていた「廃炉」にまつわる真実を、誰もが理解できるように分かりやすく、しかし様々な発見の驚きをもって描き出した渾身のドキュメンタリー!
スタッフ
監督:ベルナール・ニコラ
共同制作:アンヌ・イルシュ
撮影:クリストフ・エスプナン
撮影:バンジャマン・ニコラ
撮影:ヴァンサン・クナフォ
撮影:ダミアン・オジェロル
キャスト
コリンヌ・ルパージュ(フランス元環境相)
アンリ・コルド(ルブミン原発マネージャー)
マルク・アントワーヌ・マルタン(原子力廃棄物管理庁広報)
ランディ・ケラー(反原発活動弁護士)
配信期間
2016/01/22 ~
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