陳珂は林勝武の消息を知るため、蔡小玲に会いに行く。林耀東は趙嘉良と会うが、趙のことを警察の手先ではないかと疑う。その頃、李飛は趙嘉良のホテルの部屋を捜索していた。林耀東はまだ疑いながらも、趙嘉良との取り引きに同意。その一方で馬雲波に趙嘉良の身元を調べさせる。塔寨村から帰ろうとした陳珂は、村民に妨害され、携帯などを取られる。馬雯が来てなんとか脱出できたが、それを知った李飛は激怒。陳珂は李飛の事件解決にかける思いを知り、協力すると明言する。
近々“製造の再開”を考えている林耀東に対し、陳文沢は手を引くように言うが、林耀東は後戻りできないと言う。林耀東は趙嘉良が警察の潜入捜査官であることを疑い、趙嘉良を5・13事件の首謀者に仕立てようと馬雲波に提案する。息子の死の真相を示す証拠を見て林宗輝は衝撃を受けるが、それでも李飛の側に付こうとはしなかった。林燦の子分がビリヤード場で林勝武を見つけ、林勝武は逃げおおせたものの、負傷した。林勝武は塔寨村へ帰りたかったが、帰ればどうなるか分かっていた。林勝武には死んでもらうしかないと、林耀華が林宗輝に伝えていたからだ。
李飛は蔡永強に、趙嘉良が塔寨村の林耀東の家から出てくるのを見たと伝えた。陳自立(チェン・ズーリー)は、李維民は確かに規律委員会に調べらている、と考えていた。馬雲波は李飛に会って情報を探ろうとするが、李飛に警戒心を抱かれてしまう。追い詰められた林勝武は林耀東に取り引きを持ちかけ、妻子を国外へ出せば自分が村へ戻って証拠の動画を渡すと約束した。林耀東は林宗輝を呼んで話を決め、林宗輝はそのことを蔡小玲に伝えた。李飛を助けたいとずっと思っていた陳珂は、再び塔寨村へ蔡小玲を訪ねるが、ちょうどその時、蔡小玲が大出血を起こし、ついに林宗輝は行動する決心をし、蔡小玲を病院へ連れて行く。それを知った林耀東はすぐに人を手配し、病院で蔡小玲を監視させる。
馬雯が看護師に扮して陳珂と蔡小玲の病室へ行くが、見張りが厳しく話もできない。塔寨村では林耀東が、林宗輝が林勝武の逃亡に手を貸していると見抜き、林宗輝の知人の密航業者を探すよう林燦に命じる。その後林耀東は林宗輝に会い、探りを入れる。蔡小玲は一計を案じて馬雯になんとかメモを渡せた。メモには「勝武 携帯電話 証拠」とあった。李飛は林宗輝の娘の林蘭を通じて林耀東と電話で話すが、林宗輝は「手を引け」と電話を切る。蔡軍は妻の林蘭が事件に巻き込まれることを恐れ、心配する。
蔡小玲は病院から塔寨村へ連れ戻された。蔡軍は再度、妻の林蘭に、李飛とは距離を置き、林耀東と対立しないようにと言った。塔寨村では薬物の製造が始まり、趙嘉良は毎日ホテルで体を鍛えたり、気晴らしをして過ごし、林耀東が監視するに任せていた。李飛は林耀東がよこした尾行をまき、同様に尾行をまいてくる趙嘉良を待った。趙嘉良は上着に仕掛けられた盗聴器に気づかないふりをしたまま李飛に会い、自分は李維民への情報提供者ではないと明言する。趙嘉良は、3年前に李飛が負傷し、入院先へこっそり見舞いに行った時のことを思い出す。林耀東はなおも趙嘉良を信用することができずにいた。林勝武は林宗輝に紹介された密航ブローカーと会う約束をする。
林宗輝に紹介された密航業者はすでに林燦に脅されており、林勝武は追跡され崖から落ちる。死ぬ前、勝武は林宗輝に電話して、証拠となる勝文の携帯を自分の借りた宿に隠したと伝える。勝武の死で激怒した林宗輝は李飛に電話し、携帯の隠し場所を教える。同じ頃、林燦らも携帯の隠し場所に気づき勝武の宿へと向かうが、一足早く李飛が携帯を手に取り、動画を自分の携帯にコピーして元の場所に戻していた。林燦は携帯を取り戻したことで安堵する。李飛は問題の動画に馬雲波が300万元もらうところが映っているのを見てショックを受ける。
李飛は証拠の動画を蔡永強に渡し、蔡永強は、李維民が汚職の嫌疑で調べられていることに疑いを抱く。林耀東は趙嘉良に電話して塔寨村へと招き、取り引きすることを決める。李飛はダビングした証拠動画を省の公安庁へも持参する。拘束されているふりをしていた李維民がついに姿を現し、塔寨村と林耀東をターゲットにした薬物取り締まり作戦の準備を始める。連日、趙嘉良を見張っていた李飛は林燦を苛立たせ、趙嘉良は息子、李飛がボコボコにされるのを目にすることになったが、平然としているしかなかった。趙嘉良は、闇ウェブで林景文と連絡を取っていた買い手が自分であることを林耀東に暴露した。
林耀東と趙嘉良との初の取り引きの日、趙嘉良助手の鍾偉が覚醒剤の検品と運搬に立ち合う。しかし、これは林耀東が趙嘉良に仕掛けた罠で、途中で荷をエビにすり替え、趙嘉良が警察に連絡するかどうかを見ていたのだった。何も知らない李飛は林宗輝からの連絡で取り引きの件を知り、駆けつけようとする。蔡永強は李維民の連行が芝居であり、趙嘉良が警察の協力者であると気づき、現場へ向かう李飛を止める。説明を聞いて趙嘉良が協力者であることに気づく李飛。一方、荷をすり替えられたことで趙嘉良は林耀東に文句を言う。
薬物2トンの取り引きが始まろうとしていた。李飛は趙嘉良が自分の実父ではないかと考えるようになっていた。趙嘉良は監視の目を盗み、衣料品店店員の携帯を借りて李維民と連絡を取った。馬雯は趙嘉良の手をわざと傷つけて血を採取し、李飛は親子関係のDNA鑑定を依頼した。取り引き成立の情報を得た広東省公安庁は、あらかじめ準備を進めていた薬物一掃作戦、“破氷(はひょう)行動”を正式に始動させる。趙嘉良は、李飛が李維民にプレゼントしたパーカーを着た姿で現れ、李飛は趙嘉良が李維民への情報提供者であることを確信する。李飛は趙嘉良と会う約束をするが、趙嘉良は林耀東に拘束されてしまう。李飛は命令を受けて省の公安庁へ行き、李維民から、全ては李維民が“大局のために”やったことだったと聞かされる。
林耀東は趙嘉良に最後の試練を課した。うそをつけなくなるスコポラミンを注射したのだ。趙嘉良は、かつて妻が密輸を取り締まっていてスポコラミンを注射され、死亡しているので、妻を殺したのは林耀東だとの確信を深めた。以前からスポコラミンを自分に注射して何度も訓練していた趙嘉良は、無事にうそをつき通した。その頃、趙嘉良の部下は、林耀東の息子、林景文を拉致、拘束していた。2トンの薬物取り引きは12日後に決まった。林耀東は馬雲波に会い、最後にもう一度、趙嘉良をよく調べるように要求したが、馬雲波は林耀東との会話を録音していた。馬雲波は李飛を家での食事に誘う。李維民は“破氷行動”のクローン版として、河東県の薬物製造グループを叩くふりをすることを提案する。
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