朝廷内での権力争いに巻き込まれた楚玉は、家臣の何山が人を殺した罪の責任と、第八皇子の拓跋羽の命を狙った疑いをかけられるが、皇帝の前で容止らの援護を受け、身の潔白を証明する。皇帝は宋の人間を退去させる命令を撤回し、拓跋羽と侍女の香茗を処罰することに決めるが、事件の黒幕は明らかにならないのだった。その頃、霍璇は涇州の民が過剰な税を取り立てられ、苦しんでいるのを目にする。軍費を刺史の劉が城内のどこかに隠していると考えた霍璇は…。
容止が務めとして楚玉の部屋で一夜過ごしたことを、側室の馬雪雲は許せなかった。容止を奪い返そうと企む馬雪雲は、楚玉から譲り受けた紅に毒が入っていたと訴え、医者から堕胎の告知を受けたと容止に泣きついた。母体を守るために、容止は自ら堕胎薬を馬雪雲に与え、怒りをあらわにする。馬雪雲によって犯人に仕立て上げられた楚玉は、皇太后と容止の前で、自分の紅には毒が含まれていないことを証明しようとする。
街で酒を飲んで酔っ払った楚玉を迎えにきた容止は、楚玉から魏でも宋でも自分は孤独だという不満を聞かされ、不憫さを感じる。しかし酔って暴れたのは楚玉の演技で、実は雪雲の味方ばかりする容止に仕返しをする作戦なのだった。その頃、後任の涇州刺史が決まり、趙侍中が霍璇の軍に慰問に訪れていた。大臣らから霍璇への不満が高まる中、趙侍中が警告に向かったと思われ、容止は何か騒ぎが起こると心配をする。
涇州を攻めてきた反乱軍に対抗するために、霍璇は罪人として捕えられていた者たちの中から選ばれた人間を兵士にした。その中で霍璇は、他の囚人とは異なる顧歓に目をつけ、身辺を調べることにする。その頃、魏では容止が病に倒れ、楚玉が看病で側についていたが、これを知る側室の雪雲は、内心穏やかではなかった。そして康王は、霍璇とそっくりな妓楼で働いていた楽蘊を側に置くようになっていた。
容止毒殺に失敗し、康王府に逃げこんだ刺客を寝室に隠した楽蘊は、自分は密偵だったことを明かす。しかし今は康王に寵愛された恩返しをしたいのだと語り、逆に康王の心を掴んでしまう。康王への疑いが深まる中、陛下と皇太后の前に馬中良が訪れ、今回の騒動は平城と涇州で問題が続く中で、利を得ようとする輩の策かもしれないとの忠告をする。その意を汲み、皇帝は霍璇や康王の処遇を保留することを決めるのだが…。
康王の学友・斉恒は、刺客を隠した康王を案じるが、康王はこの一連の騒動が、容止が霍璇を助けるための作戦だったことを見抜いており、楽蘊にも当初から密偵として疑いの目を向けていたのだった。その頃、涇州では霍璇が囚人たちを鍛え始めていた。副将の王沢から囚人の一人である顧歓が優れた医者で、劉刺史の義弟の虐待から民を救うために刺史府の人間を毒殺したことを聞いた霍璇は、顧歓に特別な任務を与えるようになる。
媚薬を使って楚玉を貶めようとした雪雲だったが、容止が楚玉らを救いだしていた。容止は、香炉を届けた侍女を雪雲への戒めとして処刑し、事を治めた。楚玉も怒って雪雲を追求しようとするが、侍女の蘭若から馬丞相との争いとなるのを避けるべきだと助言され、心を鎮めるのだった。一方涇州では、反乱軍との決戦を目前にしながら、霍璇が刺客に刺されてしまう。これを聞きつけた役人と囚人達が騒ぎ出して…。
体調が優れず、再び容止は床についてしまう。医師に処方された薬に、補助薬を加えたものを雪雲が容止に与えるが、雪雲はその薬に自分の腕の肉を切って加えて調合したと打ち明ける。容止は、その話を信じて雪雲に感謝をするが、侍女の婉児が腕の肉を切られたことを知った楚玉は、容止に雪雲が嘘をついていると訴える。しかし容止は自らの腕に傷がある雪雲を疑うこともできず、婉児を処分するに留めてしまうのだった。
魏の国に災いをもたらすとして楚玉は監禁10日の後に処刑を余儀なくされてしまう。裏に天闕宮の祭司らによる陰謀を感じる容止はこれを阻止しようとするが、祭司側は、災いは宋の公主がもたらしているとし、容止の訴えを拒むのだった。そんな折り、康王が城内で宋の人間を捕らえ始めていた。これを聞いた容止は、さらに康王との対立を深め、再び床についてしまう。そんな容止を雪雲が看病するのだが…。
楚玉が処刑されるところに、霍璇が現れる。そして皇帝に、楚玉が宋の司馬君に霍璇を人質に取り辺境の地を奪えと指示した文を渡す。康王は、全ての黒幕は楚玉だとして楚玉の処刑を促そうとするが、霍璇の証言により、文は魏国の人間が書いた偽物で、霍璇が捕らえられたのも、容止と楚玉を陥れようとする者の陰謀だと明らかになる。しかし、楚玉に祭司殺害の罪を着せた典儀官は自害を図り、真相は闇の中に葬られてしまう。
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