翁帰が烏孫に戻ってきた。匈奴から襲撃を受けた一連の経緯を昆弥(王)に説明し、胡姑との婚礼同様、解憂との婚礼も漢との友好維持のために行うよう主張。その結果、婚礼の準備を一任された。解憂に強烈な対抗心を抱く胡姑は長山翕侯(ちょうざんきゅうこう)の所へ出向き、上位である左夫人となるための協力を要請する。婚礼へ向けてさまざまな動きが起きる中、火事で婚礼に使う品々が焼失する事件が起き…。
解憂と昆弥(王)の新婚初夜の晩、王宮に刺客が侵入し解憂を襲う。刺客を生け捕ろうとした淮天沙の目の前で胡姑が矢を放ち、刺客は息絶えてしまった。髪を烏孫風に整えた解憂は太后(たいこう)のご機嫌伺いに出向く。だが解憂が漢の菓子を持参すれば、太后に取り入ろうとする胡姑もまた貴重な人参を献上していた。一方、朝議の場では、2人の夫人のどちらを左夫人とするかの議論が始まるが、昆弥はなかなか結論を出そうとしない。
昆弥(王)の命が下された。胡姑が左夫人、解憂が右夫人という決定だ。下位となった解憂は昆弥に撤回を求めるが拒絶され、さらに夫人の務めをいつ果たしたのかと激しく叱責されてしまう。だがのちに真意を知った解憂は昆弥に謝罪するのだった。夜、不審者の気配を感じて部屋の外に出た解憂が拾ったのは、1本のかんざしだった。訪ねてきた馮嫽曰く、かんざしは細君公主の物であり、その死には不審な点が多いという。
太后が病で伏せっていると聞いた解憂は見舞いに出向く。解憂は漢の鍼治療で太后の病を治したいと申し出るが、太后は漢の医術を信用しておらず、その申し出を断った。何とか太后の病を治したいと考える解憂は、漢から伴った女医・義妁(ぎ・しゃく)から鍼を習い始めるが、なぜか太后暗殺を企てたという疑いをかけられ、昆弥の命令で冷宮に監禁されてしまう。しかし解憂はそんな状況でも気落ちすることなく鍼の習得に励むのだった。
太后が鍼治療を受ける時が来た。胡姑が鍼は妖術だと反対するが、烏孫の国のためにも鍼治療を自分が受けて有効かどうか試したいのだと太后は言う。いよいよ解憂が鍼を打つと、いったん風湿の痛みが和らぐが直後に腹痛で苦しみだす。烏孫の侍医仙谷(せんこく)は、解憂の妖術の毒が当たったと診断。逆上した昆弥(王)は解憂の首を絞めるが、そこへ息も絶え絶えとなった翁帰が現れる。
昆弥は、太后に盛られた毒と毒消しが共に匈奴の品であると知り、胡姑の仕業を疑って冷宮に監禁する。しかし解憂の推理によって真犯人は昆弥の夫人の1人、雲古特だと判明、胡姑と解憂は王宮に戻される。雲古特を処刑するつもりでいた昆弥だが、太后が命乞いをし、雲古特(うんことく)の懐妊を伝えると、昆弥は死罪を免じるのだった。解憂が義妁を連れて翁帰を見舞うと、長山翕侯に買収された仙谷が翁帰の治療をしようとしていた。
解憂は長山翕侯の妹である阿伊臘(あいろう)の助けを得て、細君公主の侍女だった西女(せいじょ)を捜し、自分の住まいに連れ帰る。一方、静養する翁帰を父親である大禄(たいろく)が訪ね、任務に専念するよう命じ、背けば解憂の命はないと言い渡した。翁帰は憂さ晴らしで大酒を飲み、再び体調を悪化させてしまう。その頃、漢と匈奴の間で緊張が高まっていた。わずかの間に3度も交戦したのだ。
翁帰の看病に通う解憂は昆弥が嫉妬していることに気づくが、看病は昆弥の代理だと説明し、昆弥にも翁帰の見舞いに行かせる。昆弥を前にした翁帰は、自ら辺境行きを志願して一生都に戻らないと誓った。しかしその翌日、容体が急変、危篤状態に陥ってしまう。仙谷から、翁帰が飲んだ薬湯に毒が入っていたと聞かされた昆弥は、激怒して義妁を投獄した。解憂は翁帰を助けるため、鍼を打たせてくれと昆弥に懇願するが…。
淮天沙と馮嫽の調査により、翁帰に使われたのは誰かが毒を仕込んだ生薬と判明。混ぜ物のない生薬を処方された翁帰は無事回復した。解憂は黒幕が誰かも突き止めるが、告発はしないと決め、昆弥には太后の薬で治ったと告げる。そして、義妁と大禄の情状酌量を願い出るのだが却下されてしまった。応じてもらえるまでひざまずいて待つ解憂に、昆弥の怒りは増すばかり。体力の限界も近づいたころ、話を聞いた翁帰が現れる。
匈奴から「秋の狩り」の招待が届き、昆弥は烏孫の草原を取り戻すため招待に応じると決めた。その晩、昆弥は翁帰に、なぜ解憂に短刀を贈ったのかを尋ねる。翁帰が解憂を愛しているのではと疑っていたのだ。昆弥は翁帰と左右の両夫人を伴って狩り場の草原へ出向いた。匈奴の単于(ぜんう)の希望で解憂と胡姑が馬術を競うことになり、解憂が見事に勝利を収めて昆弥を喜ばせると、嫉妬に駆られた翁帰はその思いを解憂にぶつける。
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