いつも沈着冷静な芙蓉もかつて恋に落ちたことがあったと知るゆり。美しい容姿の持ち主でありながら、男性に傷つけられてきた芙蓉。そんな芙蓉にある日、親戚のおばさんがお見合い話を持ちかける。その相手は、芙蓉の知っている男だった。ところが、二人で会う予定の場所に現れたのは、変わり者の天才漫画家-猫吉だった。
猫吉の様子を見にいこうとするゆりを引き止めたスミレは、自ら様子伺いすることに。猫吉はスミレを前に、自分の母親のことを語り始める。ゆがんだ家族愛を持つ母親との微妙な関係に悩まされてきた猫吉に、スミレはゆりへの感情は純粋な兄弟愛だと言い放つ。偶然二人の会話を聞いたゆりはスミレに対する想いは一生口に出さないと心に誓う。
しょう子の友達の娘 藤子が花屋敷家に泊まることに。藤子を迎えに行ったゆりが目にしたのは、スミレの元彼女の亡きセリに生き写しの女性だった。自分の目を疑うゆりと葵。男性の前では良い子ぶる藤子の態度に、遂に怒りをぶつけるゆり。状況が理解できていないスミレは藤子の見方となり、そんなゆりを非難するのだった。
スミレと藤子のデートを偶然目撃するゆり。スミレがセリ以外の女に惹かれていくことに失望したゆりは、セリのネックレスやビデオなどをスミレの部屋から没収してしまう。驚いたスミレは、激昂のあまりゆりを強く殴る。殴られた痛みより、心の痛みに耐えられず、家から飛び出したゆり。事情を知った葵は、スミレと大ケンカになる。
藤子が花屋敷家にきた本当の目的を語り始める芙蓉。それを聞いたゆりは、藤子のもとに駆けつけ自殺未遂の藤子を発見。彼女を介抱し、励ますゆり。次第に敵対していた二人の間に、友情が生まれ始める。その後、回復した藤子は旅に出ることを決意。また、セリへのスミレの愛が変わっていないことを知りゆりは安心する。
デートに出かけた芙蓉と猫吉。母親との異常な関係に悩まされてきた猫吉の話を聞いた芙蓉は、自分とよく似た悩みを抱えていることに気付き、二人の距離が徐々に縮んでいく。しょう子の知り合いにモデルの仕事を頼まれた葵は、一日だけモデルになることに。撮影現場に居合わせたゆりは、葵に新たな魅力を感じ始める。
葵がゆりに気があると気付いたスミレは、葵に忠告し、自らも禁酒宣言をすることに。ゆりの二十歳のパーティーの日、成人したゆりは初めてお酒を口にする。そして、禁酒したはずのスミレも一緒に飲み始めることに・・・。慣れないアルコールで倒れるゆり。酔ったゆりを部屋まで運ぶつもりのスミレは、何故かゆりと自分の部屋にいた。
懸命に葵とスミレを看病するゆりは、過労が続き、仕舞にはゆり自身が一番重症になってしまう。しかし猫吉たちを心配するゆりは、重病をおしてバイトに行こうとする。それを見かねた芙蓉は仕方なく猫吉たちの看病に向かうことに。衰弱しきった猫吉だったが、芙蓉を見た途端に元気を取り戻し、猛スピードで原稿を書き始める。
「旅したい」とのスミレの一言に、ゆりと葵も巻きこまれ、三人でドライブに出かけることに。楽しく旅に出向いた三人が別荘に到達すると、突然スミレの姿が消える。スミレがセリを思い出し危険なことになると心配したゆりと葵は必死にスミレを探す。二人が見つけたのは穏やかな笑顔を浮かべたスミレだった。その微笑みのワケは?
すべての男は危険だと教えるために、ゆりを襲うふりをするスミレ。ゆりはこのスミレの行動でとても傷ついてしまう。一方、ゆりと見知らぬ男のデート現場を偶然見掛けた葵。彼女の可愛らしさに驚き、みんなに報告することに。それを聞き、再び怒り出したスミレは、芙蓉からゆりに妹以上の感情を持っていると言われ動揺してしまう。
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