「武芸の決闘なら見逃すが、殺し合いとしてなら黙ってはおれん」(アーサー)アーサーは聖なる盾を求め、トリスタンと共にレッドストーンの山へ向かった。道の途中、偶然にも騎士の決闘に居合わせ、負傷した若い騎士を領主の城へ送り届けることに。騎士の父親であるサー・ブラッドによると、決闘の相手はドン・ガーナムという決闘屋らしい。アーサーは片足の不自由なブラッドに代わって戦うことを申し出るが、断られてしまう。そこにガーナムが再戦を要求してくる。彼はブラッドを殺して領地を奪おうと企んでいたのだ!
「俺たち空が飛べたらなぁ…」(パーシバル)アーサーたちは干ばつに苦しむ農民のため、用水路の建設に取りかかる。だが、留守にした隙に砦を奪われてしまった。取り戻そうとする一同を待ち受けていたのは、ラビック王の黒騎士団だ。砦は守りが固く、攻め込もうとしても失敗し、現れた金髪の戦士・フィーネの助けで何とか難を逃れて退却する始末。悔しがる一同に、フィーネは空からの奇襲作戦を提案する。体重の軽いガラハットを大凧に乗せ、砦に潜入させるのだ!
「ベニックだと!?なぜ俺の国の名を…?」(ランスロット)悪の元凶である魔女メデッサは、しもべであるラビック王の度重なる失敗に怒り心頭に発していた。一方のアーサーたちは、軍隊が押し寄せているとの知らせを聞き、国境へと馬を飛ばしていた。そこにいたのはベニックの兵士たちで、一人残らず正気を失い、誰かに操られるようにアーサーたちに襲いかかってきた。彼らはメデッサに魔法薬を飲まされ、心を支配されたままいつまでも戦い続ける地獄の戦士に変えられていたのだ!
「運命がアーサーの味方をするなら、俺は才能で運命に勝ってみせるぞ」(ぺリノア)“黒い狐”ことペリノアは、自分と同じ孤児でありながら王子となったアーサーに、暗い嫉妬の炎を燃やしていた。彼は隠者ナーシアンスがエクスカリバーを狙ってベニックを訪れたとの嘘の知らせで、アーサーをおびき出そうと試みる。その頃、ランスロットはメデッサの魔法薬の抜けた兵士たちから、故里の窮状を聞かされていた。バン王亡き後、実権を握った従兄弟のロスウィックはラビックに利用され、いまやベニックはひどい有様らしい…。
「あの子を助けるにはこれしかない…」(ユーリエンス)ランスロットの育った湖の館は、ロスウィックによって占拠されていた。ユーリエンスはランスロットの叔母であり、育ての親でもある。彼女はランスロットこそが正当な後継者であるとロスウィックをいさめるが、相手にされずに館に軟禁されてしまう。もしもランスロットが館を訪れれば、ロスウィックによって命を奪われるのは確実。ユーリエンスは危険を知らせるため、最後の手段を取ることにした。自らの手で館に火を放ったのだ…。
「円卓の騎士を選ぶというなら、自ら選ばれてはいかがかな」(ぺリノア)母を想い涙を流すガラハット。心配したアーサーたちは、景気づけに槍試合を開催することにした。兵力の強化を図るためにも、優勝者を円卓の騎士に加わえることに。それを聞いて集まったのは、腕自慢の男たちばかりではなかった。アーサーをつけ狙うペリノアが、ブリテンの騎士と身分を偽って参加していたのだ。ペリノアは次々と対戦相手を打ち負かすと、わざとアーサーを挑発。とうとうアーサーが、自らペリノアと槍を交えることになってしまう!
「死霊までも甦らせるとは…メデッサ、なんという恐ろしいやつだ」(アーサー)ギネビア姫とマリーネは、ガラハットの馬車に乗って散策に出かけた。トリスタンが護衛として同行している。オールド・ヒルの廃墟に差しかかった時、謎の古城が出現し、メデッサの送り込んだ地獄の戦士が襲いかかってきた!必死に応戦するトリスタンだが、死霊を甦らせた地獄の戦士には剣も弓も通じず、毒霧にまかれて息ができなくなってしまう。そしてとうとう、ギネビア姫とマリーネの身柄を敵に奪われてしまった!
「腰抜けどもが!」(ラビック王)ラビック王の領地で民衆が反乱を起こした。ラビック王は日増しに高くなるアーサーの人気に怒り、キャメロット制圧のためにワールズ国王に協力を要求する。一方のアーサーはレオグランス王に協力を要請、船で兵士を運びラビック軍をはさみうちにする作戦を立てる。だが、戦力の少ないキャメロット軍は兵力を十分に割く余裕がなく、ラビック軍がどこから攻めてくるかもわからない。しかも船の到着が遅れ、砦を守るアーサーが危機にさらされてしまう!
「その婚約、コーンウォールの王子トリスタンが認めん!」(トリスタン)トリスタンの父・フィリップ王が病に伏していた。それを知ったアーサーは、同盟を結ぶためだとトリスタンを説得し、二人でコーンウォールへと向かう。知らせをくれたのは、トリスタンのいとこであるイゾール姫だった。アーサーとトリスタンはイゾール姫の館に立ち寄り、姫がラビックの代官によって婚約させられそうになっていることを知る。しかも侍従のエバンスは、褒美欲しさにトリスタンを代官に引き渡そうとしていた。
「お示しなされ、王としての英知と威厳とを」(ロートン卿)病に臥せっている父・フィリップ王を見舞ったトリスタン。彼はラビック軍を国内から追い払い、キャメロットと同盟を結ぶよう父に懇願するが、民の命が危険にさらされることを避けたい王は取り合おうとしない。そこに代官が乗り込んでくる。彼はアーサーとトリスタンから卑怯な不意打ちを受けたと嘘をつき、二人を捕らえて処刑しなければラビック軍を引き入れると脅しをかけてくる。決断を迫られたフィリップ王は…。
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