紀衡は田七の外出を機に町を偵察しようと言い出す。町には面白いものがたくさんありとてもにぎやかだ。紀衡の表情を見ると、彼が市場に来たことがないことが/は明白だった。田七は髪飾りの店でチンピラに絡まれる。田七は紀衡の手をとり、人気のない通りまで逃げる。すると紀衡はチンピラたちを次々とやっつけた。その姿を見て田七は彼に惚れてしまう。田七は「せっかく町に来たのだから」と紀衡を万紅楼に連れて行くが、彼は下品な場所だと怒ってしまう…。
紀衡は田七のかわいそうな生い立ちを思い出して胸を痛めていた。しかし、彼にいくら紀邸に来た理由を聞いてもはぐらかされるばかりだった。一方、紀衡から令牌をもらった田七は自由に町へ出入りできるようになる。彼女はある店で孫従瑞の息子が暴れているのを見かけた。そして阿征に遭遇すると、彼に問い詰められて女だということを認めてしまう。2人が阿征の友達の鄭少封(てい・しょうふう)と飲み屋で遊んでいると、孫従瑞の息子・孫潘も現れ、田七は彼と賭けをすることになる。賭けに勝った田七は罰として孫潘に恥をかかせる。
紀夫人が紀邸に戻ると、孫の如意(にょい)や息子たちが田七という太医と親密だと聞く。そして紀夫人とともに紀邸に戻った陳無庸(ちん・むよう)こそが、自分の両親を殺した犯人だった。彼は田七の正体を知ると、どうにか彼女を排除しようと考える。田七はこのままだと自分は紀夫人に殺されてしまうと思い、発疹の出る薬を調合して飲み、水疱が出たように見せかけた。発疹と共に高熱に苦しむ田七が床に伏していると、田七が重病だと聞きつけた阿征が駆けつけ、夜通し看病をするのであった。
その日、紀衡は田七がそばにいなかったため一晩中眠れなかった。翌朝早く、孫従瑞氏はすぐに紀府に赴き、阿征が若い男性と仲睦まじくしていたことや、大勢の前で息子の孫潘を辱めたことで紀衡に苦言を呈する。紀夫人は田七が息子たちを誘惑していると思い、やはり田七を排除するしかないと決心する。紀衡は母親と対立せずに田七を守る方法を考え、ある占い師を呼んで田七が紀邸にとっていかに重要な人物かを母親に知らしめる。
紀夫人は沈昭児を召還し、罪を問わないばかりか紀衡の面倒を今後も見るように頼む。しかし陳無庸は未だにどうすれば田七を排除できるかばかりを考えていた。この日も阿征と田七は仲良く町で遊んでいた。2人の仲を怪しんだ紀衡は、彼らを捜しに町に出る。すると2人は座敷で酒を飲みながら、踊り子たちを見て楽しそうにしていた。怒った紀衡は田七を連れて紀邸に帰るが、その帰り道に孫潘に馬車を止められる。孫潘は節帥に無礼を働いたと逮捕される。
孫従瑞は自分の息子が逮捕されたことに怒り、紀邸に乗り込んでくる。田七は紀衡が重い処罰を与えると期待していたが、政治的な問題で孫家を敵に回せないと言われ、紀衡を責める。怒った紀衡は田七に重い処罰を与えるが、その後孫藩を左遷し陛下の元での災害支援を指示する。阿征は田七に「女だとバレたら命がない」と言い、一緒に紀邸を出ようと誘うが、彼女は首を縦に振らなかった。その晩、田七は盛安懐から節帥が自分のために孫家を敵に回したと聞く。
紀衡は罰を与えたお詫びとして田七に銀を渡した。しかし、田七は褒美を受け取らなかったので、紀衡はわけが分からず悔しさを隠せない。そこで紀衡は凧を揚げ田七に謝罪を請う。田七は紀衡を許し、2人は凧揚げを楽しむ。阿征は自分の秘書に田七がほしいと言うが、紀衡と口論になり罰を受けることになる。一方、田七は端午の節句のお祝いに紀衡から金のちまきをもらい上機嫌だった。そして如意を女装させて紀夫人から褒美をもらったことが紀衡にバレ、罰として田七も女装を命じられた。
生薬畑に左遷された田七は毎日力仕事をしていた。田七は暑さと疲労で気を失い、その事はすぐ紀邸にも伝わった。田七がいなくなった紀衡は、以前のように眠れぬ日々を過ごし、昼間でも心ここにあらずの状態であった。田七は自分の作った美容軟膏が売れると確信し、丁志と美容膏の販売を始める。田七が倒れたと聞き、心配してかけつけた紀衡は、彼が元気に美容膏を売っているのを見て憤慨する。丁志は早く紀邸に帰れるように寧児と紀夫人に美容膏を贈る。
紀邸では康兄妹が丁志からもらった美容膏を紀夫人に献上した。実は田七を陥れようとした康兄妹が、容膏に毒物を混入していたのであった。田七は突然、徳児に捕らえられ、毒物を入れた容疑で罰せられそうになる。そこに阿征が現れ、田七は何とか難を免れる。しかし、田七は陳無庸に襲われ、孫家の地下室に拉致されてしまう。田七に恨みを抱いていた孫藩が彼に仕返しをするための犯行だった。紀兄弟は田七を助けるために孫邸に乗り込む。
康兄妹の秘密を聞いてしまった春花は内通者だと疑われ、罰を受けて閉じ込められていた。助けに行った田七も一緒に閉じ込められ、それを見た紀衡は2人の関係を誤解する。紀衡は春花を内通者として処罰しない代わりに、田七との結婚を命じる。その夜、寧児は紀衡の酒に媚薬を入れて彼を襲おうとする。紀衡は解毒剤をもらおうと田七の部屋を訪れるが、彼女は髪の毛を下ろして女の格好をしていた。紀衡は田七が女ではないかと疑いながらも倒れてしまう。
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