白素貞は許嬌容と嬌容のお腹の子の状況を許仙に知らせるが、許仙は白素貞が手出しすることを拒み夫婦は対立する。そのため白素貞は胎児を守りながら心の魔を阻止する解決方法を他に探すことにする。だが白素貞の気持ちを知らない許仙は法海を訪ね、白素貞の霊力を奪う丹薬を手に入れ白素貞に飲ませてしまう。伴生蓮花(はんせいれんか)があれば許嬌容と胎児を助けられると知った白素貞は咸池宮(かんちぐう)に伴生蓮花を盗みに行くが彼女の霊力は損なわれている。失敗に終わるかと思われた時、生まれ変わろうとしている文曲(ぶんきょく)星君に危機を救われる。だが星君が生まれる際に経なければならない九重(きゅうちょう)の天劫(てんこう)が白素貞の命を危険にさらす。
白素貞は最後の力を振り絞って姣容の枕元にたどり着き、伴生蓮花を体内に送り込むが、法海は姣容を傷つけられると誤解して禅杖で素貞を攻撃した。すると素貞の元神は耐えられずに散ってしまう。許仙は深く後悔した。更に法海の話から、素貞の霊力を抑えるために飲ませた霊丹が、実は金如意によって離魂散にすり替えられていたことを知る。許仙は毒を使って如意を罰するが、如意の父親である師匠への恩もあり命は助ける。しかしこれで2人の関係は完全に決裂した。二度と許仙の元に戻れなくなった如意は心の魔と取引し、自ら心の魔の道具となる。小青もまた、素貞を救いたい一心で魔道に足を踏み入れ、大きな災いが起ころうとしていた。
法海は白素貞を救う手段を見つけたが、それは許仙が素貞の夢幻に入り込んで彼女を現実へと引き戻すことだった。だがその方法は困難で許仙の命さえ奪いかねない。それでも許仙の決意は揺るがなかった。そしてついに、許仙の意志と真心が素貞を動かし、彼女を連れ戻すことに成功する。しかし許仙たちのいる女媧廟は、その時すでに臨安の人々に包囲されていた。人々は金如意の話を信じ、女媧廟にいる妖怪を退治しようと詰めかけたのだった。だがそれもすべて、心の魔による策略だった。心の魔は互いに猜疑心を抱き殺し合う人々の邪気で万霊丹を錬成しようともくろむも、白素貞の帰還により、あと少しのところで失敗に終わる。更に素貞は小青が魔道に落ちて罪なき人々を傷つけることを何とか阻止したが、法海は小青の悪行は彼女の体に半分流れる妖(あやかし)の血のせいだと断じ、彼女の体から妖の血を除こうとする。
文曲星君の母になるのが白素貞だと知った法海は、彼女を金山寺に連れ帰ろうとするが白素貞は小青を伴い許邸に戻る。真相を知った許嬌容も素貞と小青を自分の家族として喜んで迎える。だが臨安では白素貞と小青が妖蛇だといううわさが広がっていた。金如意が妊娠した。彼女は長く床を共にしていた相手が許仙に化けた王道陵だったと知ると同時に、自分の容姿が醜くなっていることに驚く。心の魔に惑わされた金如意は王道陵を殺し王道陵の妖丹を飲む。白素貞を伴い師匠の墓参りをしようとした許仙は金如意と再会する。衝撃を受け、我を失う金如意だったが結局は許仙を殺すことはできなかった。悔い改めた金如意は錬丹炉に飛び込み過去を清算するかのごとく心の魔を消滅させた。
金如意は許仙の夢に現れて別れを告げ、彼のために最後にできることだと万霊丹を残して去る。許仙は法海の話から、赤子のように純粋な心を持つ者が万霊丹をのんで業火に焼かれれば、心の魔を除けると知った。許仙は白素貞が妖怪だと皆から責められることのないように、そして人々が平和にくらせることを願って自らの身を捧げることを決意する。彼は素貞を峨眉山へ帰らせ、姉と義兄にも蜀へ行くことを勧めた。だが、あとから来るはずの許仙が現れないことを心配した一行は臨安へと引き返す。許仙は素貞が説得に応じないことを案じる。また自分も素貞に会うと赤子の心を保てなくなるため彼女に会うこと拒んだ。しかし素貞は夫を救うという一念のため、天に背く術を使うことも躊躇しなかった。
白素貞は天に背く術を使ってでも許仙を救おうとしていた。再び人の姿となった小青は竜宮の引水令を携えて助けに駆けつける。白蛇と青蛇の姉妹は目的を達成するために金山を水没させることもいとわなかった。天界は白素貞の所業を知り、天軍を差し向けて捕らえようとするが、文曲星君が転生した素貞のおなかの子が雷劫によって思いがけず生まれる。そしてついには観音が現れ、その場にいる皆を教え諭し、関わった者たちは罰を受け入れた。白素貞は霊峰塔に閉じ込められ、西湖の水が枯れるか霊峰塔が壊れるまで決して出られぬ身となった。許仙と素貞の子、許仕林は皆の期待に応え、科挙で首位の状元となる。仕林が皇帝の許しを得て一家再会を天に祈祷すると、龍の姿に変貌を遂げた小青が現れて西湖の水を飲み干した。白素貞はついに霊峰塔から解放され、仕林、許仙との再会を果たす。
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