白素貞は許仙の治療のために心の血を犠牲にし、その様子を見た小青は心を痛める。だが許仙は相変わらず素貞と向き合えず、彼女を深く苦しめていた。その頃、許仙の姉は金如意の献身的な看病に心を動かされ、如意を許仙の嫁にしたいと思い始める。素貞は許仙が平穏無事に過ごせるならと意を決して離縁状をしたため、彼の元を離れた。許仙は素貞との記憶を失っても、やはり心を引かれ、思い出そうと努力し、如意を遠ざけようとする。情にもろく義理堅い小青は素貞のために如意の化けの皮を剥がそうとするが、妖気を察した法海に阻止され、蔵経閣に閉じ込められて写経させられる。許仙は自分の元を去っていった素貞を捜し、ついに再会を果たすが2人の関係は以前とはすっかり変わってしまっていた。
熱心に新居の準備をする金如意と許嬌容だったが、白素貞との関係について記憶を取り戻したい許仙は金如意を娶ることを拒否する。白素貞は別れを決心し、金如意に許仙を害すようなことをするとひどい目に遭わせると脅す。許仙と金如意の婚礼の当日、婚礼の衣装も着ずにいた許仙は街で傘をさす白素貞を見かけ、これまでの思い出がよみがえる。ついに妻を思い出した彼は誠心誠意、金如意に謝罪する。しかし諦められない金如意は、いちるの望みを抱いて側室でもいいと申し出る。許仙に断られた彼女は意を決し、かんざしを捨てる。許仙と白素貞は再びむつまじく暮らすこととなり以前にも増して互いを思いやる。
白素貞と小青は許仙の元に戻り、許仙は2人を温かく迎える。だが素貞は夫の言動が以前とはだいぶ変わったことに気づく。許仙は保和堂で蛇類の薬材を一切使わなくなり、薬草を重用した。また、しょっちゅう怪談小説を読んだりもしていた。素貞と小青は自分たちの正体を許仙に知られたと疑い、後をつけてみることに。すると彼は法海に会って自分の覚悟を伝えていた。素貞は許仙の行動が彼自身の身を守るためではなく、妻とよりよい関係を築けるよう理解するためだったと知り、深く感動して自らの身の上を語り始める。
白素貞は術を使って許仙を峨眉山へと連れていく。許仙は景松が自分のために犠牲となったことを聞き、彼に深く感謝した。張玉堂は蛇を捕まえた際、小青に邪魔されて風邪をこじらせ、保和堂を訪ねるが、小青に不治の病だと脅される。許仙は張玉堂がこれ以上蛇を捕まえないよう、小青の嘘に話を合わせ、玉堂を保和堂で働かせることにした。保和堂では玉堂と小青のにぎやかな日々が始まる。一方、動きのなかった金如意はいまだ恨みを抱え、王道陵と一計を案じ、許仙の姉を味方にして白素貞の正体を白日の下にさらそうとするが、途中で小青に見つかってしまう。
呂洞賓(りょ・どうひん)に扮した王道陵は、許嬌容に家の中に妖魔がいると告げ法術を見せて自分を信じこませる。許仙と白素貞は帰宅途中に医院に診療を拒否された皮膚のただれた老人に出くわし保和堂に連れ帰り心を込めて世話と治療をする。だがこの老人こそが本物の呂洞賓だった。呂仙人は許仙と白素貞夫婦の厚意に報いるため、許嬌容が家に持ち帰っていた天師令(てんしれい)を処理し、白素貞は危機から免れる。郊外にいた小青は張玉堂に助けられ彼に心を動かす。白素貞は小青と張玉堂の関係を心配するのだった。
白素貞は小青の情毒が張玉堂の命を奪うことを知っていた。そして、まだ修行の浅い小青の妖丹では小青も玉堂も守れないと判断し、許仙と話し合って2人を近づけないようにする。その一方で小青の実の父である東海竜王を訪ねて娘の恋をかなえるための協力を求めたが、拒否されてしまい、やむなく心を鬼にして2人の仲を引き裂こうとする。だが生来頑固な小青は初めての恋を実らせようと反抗し、張玉堂が自分を愛していると信じる。張玉堂は出自も分からぬ自分は小青に釣り合わないと考えて諦めようとするが、小青の熱意に押され、2人は愛を確かめ合った。思いを貫くことを決意した小青は手始めに玉堂の家族を捜す手助けをする。
小青は張玉堂の肉親捜しを手伝い、蘇州の名家、張家にたどり着く。生き別れた息子を捜していた張家も玉堂こそ張家の若様だと認める。しかし張夫人にとって息子を見つけた恩人は小青ではなく法海であった。張家を訪れた法海は張夫人を誘導して小青を貶めさせ、怒った小青は玉堂を置いて1人で保和堂へと戻る。その頃、許仙もまた、もう1人の法海と会っていた。法海の肉体は心の魔に乗っ取られ、張家に現れたのは心の魔のほうだったのだ。保和堂に戻った小青は意気消沈するが、程なくして玉堂が戻ってくる。彼は小青のために何不自由ない暮らしを捨ててきた。小青は二度と玉堂と離れないと固く決意するが、白素貞の強烈な反対に遭う。小青はどんな忠告にも耳を貸さず、素貞と100年別れても愛を貫くと決め、すべてを捨てて玉堂と共に去っていった。
小青と張玉堂は山の中で2人だけで親密に過ごす。だが夫婦となった翌日、張玉堂は目を覚まさない。白素貞が小青に何かあったと感じていた。ほどなく小青が現れ夫を助けて欲しいと懇願する。毒の回り方がこんなに早いとは思いもしなかった白素貞だが、竜宮から盗んできた忘情水(ぼうじょうすい)を小青に渡し、これを飲ませるのが彼の命を救う唯一の方法だと言い聞かせる。目覚めた張玉堂は小青を忘れてしまい、その後、新婦を迎える。心の魔は小青の命を狙い張玉堂の婚礼を利用し小青をおびき出すが、法海の元神が小青を救う。許仙と白素貞は心の魔の策略を逆手に取り、法海の身体から引き離し、法海の元神をその肉体に戻す。
王道陵は金如意を苦しめる許仙を深く恨み、梁丞相をだまして共に許仙を倒そうとたくらむ。睦王妃が産気づいたのも王道陵の仕業だった。許仙に助産させて王妃と子の命を奪おうともくろむが、白素貞の優れた術で無事に切り抜けた許仙は名声を得る。許仙は妻の協力に感謝し、たとえ子がなくてもかまわないと言って素貞にからかわれる。たくらみに失敗した王道陵は次の策として死者に許仙を襲わせるが、金如意に制止された。許仙は梁丞相に陥れられた父親の名誉を回復するため、命を狙われていると知りながら故意に罠にかかったが、邪法が使われていたことは予想外だった。夫の思いを知った白素貞は景松が残してくれた時空を裂く術を使い、許仙を父 許懐仁と再会させる。
許仙は白素貞の協力で過去の両親と再会し、梁丞相の汚職の証拠を手に入れ、睦王と共に逆臣を倒すことに成功した。許家の汚名がすすがれたその時、許仙の姉、姣容の妊娠が分かり二重の喜びとなった。金如意は再び許仙の家の前に現れ、弱っているふりをしてとどまろうと画策する。その頃、姣容はすでに心の魔に取りつかれていた。心の魔は人間の負の感情を必要とするため、魔に操られた姣容は如意を家にとどめた。再び一緒に住むことになった如意は素貞や小青といさかいを繰り返す。更に素貞と姣容の仲も険悪にし、素貞に姣容を攻撃させて追い出そうとする。しかし素貞は心の魔がすでに姣容のおなかの子の胎霊を養分とし、子に取りついて生まれようとしていることに気づいていた。
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