自分が拓跋弘を陥れたとばかり思っていた康王は、拓跋弘から事の真相を告げられ愕然とする。鷹揚そうに見える拓跋弘だが大臣や親族のもとに密偵を送り込んで常に監視していたことが次々と露呈する。拓跋弘のもとに戻ると、容止は身内の康王や自分を欺いた拓跋弘を非難する。霍璇が容止と入れ替わりに現れ、康王が拓跋弘を殺めなかったのも、容止が責務をなげうって西山に駆け付けたのも、親族の情から出たことだと意見を述べる。しかし、拓跋弘はそれを笑い飛ばす。
康王は斉太妃が首を吊っているのを発見する。太妃は康王の罪をかぶって自害したのだ。康王は乱心し、奇怪な行動をとるようになる。元々は容止の密偵だった楽蘊だが、そんな康王に一生をかけて償いしたいと容止に申し入れ、容止はそれを許す。皇太后の前で霍璇の手柄を褒める楚玉に、皇太后は釘を刺す。その意味が分からなかった楚玉だったが、天如鏡に容止が霍璇の誕生祝いをしているところに連れていかれ、自分の恋敵は霍璇なのだということを知る。
摂政王妃となるために正々堂々と腕比べをしたい、と拓跋弘の前で言い放った楚玉と霍璇。二人は、軍で経験を積んだ霍璇だけが有利にならないよう、3つのお題で競うことになる。1つ目は「与えられた1000金で民を喜ばせる」。2つ目は「貧しい民を10日間で富ませる」。楚玉も霍璇も拓跋弘を唸らせる妙案を繰り出し、互角の闘いを続ける。1対1で迎えた3つ目のお題は何だろうと周囲がざわつき始めたある日、不可解な事件が起こる。
流杯殿の夜回りをしていた宦官が、全身の血を抜かれた死体で発見される。朝、発見されたときに戸は閉まっており、被害者が誰かと争った形跡もない。そして、3つ目のお題は「事件の謎を解き下手人を捕らえること」に決まる。楚玉と霍璇は、流杯殿にまつわる話を耳にし、人々が事件は幽霊の仕業だと信じていることを知るが、真相が掴めないまま、新たな死人が出てしまう。そんな中、あることに気づいた霍璇が、驚きの事実を暴いてみせる。
霍璇は、流杯殿での不可解な死が吸血蝶の仕業だったことを解明する。だが、誰が蝶を育て、仕込んだのかが分からない。皇太后は、謎を解いた霍璇こそが犯人だと言い張るが、外地で戦う霍璇に蝶の飼育などできるはずがなかった。そのとき、先帝が生きていた頃から仕えている侍女が、復讐のために自分が犯した罪だと告白し、皇太后の過去の行いが暴かれる。拓跋弘は、3つ目のお題は霍璇の勝利だと宣言し、敗れた楚玉は平城を去る決意をする。
楚玉は、平城を離れる日が近づくにつれ落ち込んでいく。容止は、そんな楚玉を慰めるために寺へと連れ出すが、菓子を買っている間に楚玉がいなくなってしまう。楚玉は、寺に現れた天如鏡を追いかけ、閣主が自分を魏に送り込んだ理由を問い詰めていた。楚玉は、自分は容止が皇帝になるためのいけにえに過ぎなかったのだと思い、衝撃を受ける。そんな中、自害した斉太妃の姿を見て以来、乱心し奇怪な行動を繰り返していた康王の屋敷で火事が起きる。
霍璇は、古傷が治らないため出征もできず、統帥としての役目を果たせないと、辞表を提出する。拓跋弘の説得にもかかわらず、霍璇の決意は揺るがない。いよいよ平城を去る日、霍璇は拓跋弘と別れの杯を酌み交わす。そこへ、3年前に霍璇から莫大な財物を奪われたという涇州の富豪たちから訴状が届く。王沢の証言により、霍璇は略奪の罪を負い、拓跋弘は霍璇を殺せと命じる。だが、ついに追い詰められた霍璇の前に、王沢が立ちはだかり、その胸に剣が突き刺さる。
拓跋弘が再び霍璇を殺せと命じたとき、容止が現れ、悪徳富豪からの略奪を命じたのは自分で、霍璇は従っただけだと釈明する。拓跋弘は激しい頭痛を訴えその場で倒れる。霍璇は容止に別れを告げ去っていくが、側には顧歓の姿があった。無事に都を離れ、山道を進む霍璇と顧歓。初めは顧歓を邪険にしていた霍璇も、顧歓の献身的な愛のおかげでしだいに心を開いていく。その頃、天機閣は、意外な人物に、朝廷に復活するための強力な援助を申し出ていた。
側室、紅袖からの助言もあり、康王の葬儀を執り行おうとする拓跋弘は、容止たちに喪服を用意する。だが、容止は、康王は拓跋弘を裏切った謀反人であり、喪に服せば逆臣の扱いを変えることになる、と喪服を破いてしまう。拓跋弘は、容止に謹慎処分を下し、彭戈には、逃げた霍軍を接収するよう命じる。一方、霍璇と顧歓は人里離れた山中で暮らし始め、二人だけで婚礼を挙げる。そんな中、拓跋弘は体調不良が続き、3日も朝議を欠席してしまう。
彭戈が、霍軍の居所を突き止め、霍軍を引き渡すよう副帥の霍超に詰め寄る。一触即発の空気が漂ったとき、霍璇が現れる。霍璇は、霍軍を3日以内に引き渡すと誓い、彭戈も了承し去っていく。だが、後日、突如家に押し入った兵士に霍璇が刺され、怒りに震えた顧歓は復讐を決意する。一方、康王の葬儀に康王本人が現れ、拓跋弘は大きな衝撃を受ける。そして、拓跋弘の子を身ごもる紅袖が、恐るべき企みのために多くの人を欺き拓跋弘の命をも狙っていたことが明らかになる。
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