蘭若渓にキスをしたのは、顧西風の面を着けた亓凌霄だった。その頃、東臨国では凌霄の面を着けた西風が皇太子を務めていた。一方、納蘭百川の部屋に紀繊雲の絵姿がたくさん掛かっているのを見た凌霄は嫉妬する。凌霄は若渓に早く東臨へ帰るようもちかけるが…。
熱布哈迪は顧西風(実は亓凌霄)と蘭若渓が毎日一緒にいることを不快に思い始める。それを聞いた妹の熱布半夏に「若渓のことが好きなのよ」と指摘され、「だったら娶る」と若渓に求婚しに行く。驚いた若渓はもちろんやんわり断るが、一緒に居た亓凌霄は激怒し…。
蘭若渓が顧西風(実は亓凌霄)の袖をまくるのを見て熱布哈迪は嫉妬。哈迪は若渓の気を引こうと、武器を振り回して見せるが、凌霄の策に乗せられ、大きなかめを運ぶはめになる。次に練兵場へ若渓を呼び、弓の使い方を教えようとするが、今度は凌霄がそれを邪魔する。
蘭若渓が熱布哈迪に頼んで太医らに医術の講義をすることに。若渓の講義は大人気となり、張太医は面白くない。そんな折、病床の納蘭百川が急に発作を起こす。若渓の治療でなんとか持ち直すが、若渓は急な発作に、何者かが納蘭に毒を盛ったのではないかと疑う。
納蘭百川を看病していた蘭若渓が刺客に襲われる。亓凌霄が助け、肩に傷を負わせるが、刺客は逃亡。その際、顧西風の面が傷つき、凌霄が面を外した時、熱布半夏が来てしまう。西風が別人と知りショックで倒れる半夏だったが、事情を知り2人に協力することに。
熱布哈迪は刺客が肩を負傷したと聞き、調査を命じるが、収穫はなかった。夜、ついに納蘭百川が目覚め、蘭若渓、亓凌霄と再会する。納蘭は、自分への毒矢の襲撃と、東臨で薬膳湯に毒が盛られたことについて、ある手がかりがあると言い、敵をおびき出す計画を立てる。
納蘭百川こと熱布風巽は自分が目覚めたことを公にし、熱布哈迪と王后は大喜び、南炎国全体も祝賀ムードに。だが、傾城たちは喜ばなかった。蘭若渓と顧西風(実は亓凌霄)が王后から治療の労をねぎらわれていたところ、兵営で吐血し倒れる者が続出との急報が入る。
東臨国との戦争を前に南炎では開戦前の儀式が行われる。そこに復讐に燃える明月が乱入し、熱布哈迪を刺そうとするが、蘭若渓が刃を自ら受け、深手を負う。驚いた亓凌霄が、顧西風の声まねを忘れ、地声で「明月」と発したことから、正体がばれてしまう。
羅若渓の治療に必要な薬草が足りず、熱布哈迪はそれを自分で採りに行く。無事、薬草を採り、全速力で馬を走らす熱布哈迪は落馬して負傷するが、構わずまた早馬で宮殿へ帰る。一方、捕らわれた亓凌霄は、牢の看守に「蘭若渓は無事か」と尋ね続けるが…。
目覚めた蘭若渓に、熱布哈迪はなぜ南炎国を裏切ったかと聞く。若渓は、自分は若渓ではなく、別時空から来た人間で、なぜか若渓に乗り移ったと説明するが、熱布哈迪は信じない。さらに熱布哈迪は「どこの人間だろうと、正々堂々と凌霄から奪ってやる」と宣言する。
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