夏休み、火山が雑誌社の人と帰ってきた。注目の新人で、特集記事のためだと言う。取材で訪れた昔のジムで元気と再会した火山。ふたりは向かい合って戦う様子の写真を撮ることになる。向かい合うだけのはずのふたりだが、目にも止まらぬスビードのパンチをお互いに繰り出す。負けたと思った元気に、三島は「お前の勝ちだ」と言い、元気は喜ぶ。
トレーニング中、吐血し倒れた三島は元気の説得で入院することに。元気は芦川先生の所へ行き、口止めされていた病気の事を話してしまう。明る<ふるまう芦川先生だが…。元気はジムを休むが、実は三島の病院でトレーニングをしていた。入院しても酒を止めない三島は、元気が自分を殴り倒せたら酒を止めると言い、元気は三島にパンチを当てる。
三島を見舞う元気ととも子は、3人で散歩へ出かける。三島をおぶりながら階段を昇る元気は、いつしか父のことを思いだしていた。その後、退院をした三島にバンテージを巻く元気。スパーリングが始まりバンチを決める元気に、微笑みながら倒れる三島。涙を流しながら「強くなった」と喜ぶ三島だったが…。
病院へと運ばれた三島は苦痛の表情で死を迎えようとしていた。しかしその時、元気が立ち上がり、三島の横でトレーニングを始める。みるみる和らぐ三島の表情。そして三島はそのまま目を覚ますことはなかった。病室を駆け出し、壁を殴り続ける元気。芦川先生はそんな元気を叩く。ショックを受けた元気は病院を躯け出し、雨の中倒れてしまう。
高校への入学を待つばかりとなった元気。本当はポクシングを続けたいが、祖父母へ言い出せずにいた。芦川先生や山谷に励まされるが、どうしても言えない元気。ある夜、祖父が夢を果たせなかった自分の過去を語る。そして元気に「行ってこい」と告げた。涙を流しながら荷造りする元気。早朝、祖父母のドアに一礼をして元気は夢へ駆け出した。
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