新年を迎え、尹崢の新居も着々と準備が進み、残るは新築披露の祝宴だけとなっていた。宴の献立に迷う李薇は、毎日のように夫人たちを集めて試食会を開くが、新年からのご馳走続きで皆太ってしまい、衣がきつくなる事態に。尹嵩に体型の変化を指摘された郝葭は食事を制限し始め、それを見た李薇たちもまた、減量を試みるのだが…。一方、尹崢からの愛の告白に李薇は戸惑いながらも、郝葭の助言をきっかけに、自分の思いに気づいてゆく。
尹崢の想いを受け入れ、新川に残ることを決意した李薇。尹崢が政務に就いた日には、豪華な料理を用意して帰りを待ちわびていた。すると、尹崢は落ち込んだ様子で戻ってくる。事もあろうに、新川主から金川の郡主・元英を正室として娶るよう命じられたのだった。寝耳に水の縁談を必死に拒むも、新川主の決定は絶対で、少主の立場ではただ従うしかない。現実を受け入れられない李薇は、元英との婚儀が執り行われる中、ただ泣き続けていた。
金川郡主・元英は屋敷を管理する知識と技術を李薇に教え始める。有能な郡主による特訓は厳しく、時に音を上げそうになる李薇だったが、厳しい中にも時折垣間見える郡主の優しさに好感を抱き、郡主もまた、ひたむきな李薇に信頼を寄せるようになる。尹崢の新居の改修が済むと、郡主を中心に新居披露の祝宴の準備が始まり、少主たちに祝宴の招待状が届けられるが、新川主に期待されている尹崢を疎ましく思う尹嵩は、欠席を表明する。
新居披露の当日、夜になっても祝宴にやってくるはずの招待客の姿はなかった。一同が失意に暮れていた時、親しい兄弟や夫人が次々と訪れる。皆、尹嵩の圧力に屈せず、尹崢を祝うために駆けつけたのだ。だが、皆で和やかな時間を過ごしていると、急に五少主・尹岐が倒れてしまう。中毒らしいと知り、料理をひと通り調べた李薇は、意外な原因に気づく。一方、商業振興策として夜市が解禁されたものの、尹嵩の仕掛けで問題が噴出していた。
商業振興の推進を強引に主張した結果、尹崢は自宅謹慎を言い渡され、屋敷も封鎖される。李薇たちも全員禁足処分を命じられ、退屈な日々を過ごしていた。生真面目な元英郡主だけは屋敷の管理や帳簿の確認を怠らず、禁足中の過ごし方を細かく指示していたが、暖房のため支給される炭が減らされたこともあり体調が優れない。一方、仕官を許された五少主・尹岐と七少主・尹岩は、それぞれ新居披露の祝宴をどうするかで頭を悩ませていた。
李薇が主催した親しい夫人たちの集まりに、六少主家との付き合いを禁じられている郝葭も参加するが、帰宅後には二少主からの罰が待っていた。新川は夜市による経済振興が成功し、金川への借款が完済できる目途が立つ。次の課題は和親のために極寒の地・墨川に嫁がせる者の選定だったが、適齢の女子が少なく難航。実の娘を行かせたくない川夫人が和夫人の養女・宋舞に白羽の矢を立てたことで、李薇たちは結婚回避のための作戦を実行する。
墨川への嫁入りを仮病で回避した宋舞だが、疑念を抱いた大少主夫人が屋敷に乗り込んできた。宋舞に代わり、娘の平安郡主が候補になったからだ。新川と墨川の婚姻同盟がある限り、誰かの犠牲は避けられない。娘の輿入れを阻止しようと、大少主は死罪覚悟で川主に直訴するが、尹崢と李薇は古いしきたりを変えることを決意し、輿入れの迎えに来た墨川夫人を説得。尹岸、尹岐、上官婧も加わり、墨川主の同意を得るため一行は墨川へと向かう。
尹崢たちは、一癖ある地元有力者に翻弄されながらも何とか協力を取りつけ、墨川主に農耕の普及策を提案。それが受け入れられ、長年続いていた同盟維持のための婚姻は廃止された。その後、尹崢らは李薇の祖父の家を訪問したのち、帰路につく。成果を評価された尹崢は九川事務司補佐という職位を与えられるが、自分の時よりも早い登用に二少主・尹嵩は警戒心を強めていた。その頃、宋舞の将来を案じる和夫人は、ふさわしいお相手を探し始める。
いくら見合いをしても理想の男性に出会えず、疲れ果てた宋舞。気晴らしに出かけた夜市で同姓同名(同音)の書生・宋武に出会い、一目惚れする。一方、墨川で処方された薬を密かに服用し続けていた三少主・尹岸が体調を崩して寝込んでしまった。侍医の脈診によって不妊の原因が自身にないことを知った尹岸は、董海棠と節気の女子たちを問い詰める。自立すべく尹岸のもとを去ろうと決意する節気たちに、李薇と元英はある提案をするのだった。
宋武の人柄に安堵した尹崢は、新川主に宋舞の縁組を願い出る。しかし新川主は身分違いだとして断固認めず、それでも宋舞は宋武に嫁ぐため、郡主の称号を捨てて皆に別れを告げ、身一つで屋敷をあとにした。尹崢が九川事務司の補佐の職位を得たことで、就任祝いの仁賓宴が開かれることに。女子の商いについて新川主の裁可をもらいたい李薇は宴の準備を完璧にこなすが、正室しか出席できない規則だと直前に告げられ、ひとしきり悔し涙を流す。
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