独孤誠(どっこせい)は楊晗の不正の証拠を持つ呉達(ごだつ)の居場所を突き止める。宇文邕の部下・唐婉(とうえん)が応戦するも呉達は捕らえられてしまう。宇文邕は不在となった妃の地位に柳婧を封じ町へ出るという希望を叶える。そこで柳婧は、天災が起きた益州で救済金を役人が横領し、民たちが飢えている現状を知り、義援金を集めようとある画策をする。一方、宇文邕は薬王谷に医者の娘”柳婧”という名の人物がいたこと、また臨川公主が嫁いだ日に失踪していたことを知る
独孤府で独孤誠を囲み宴が開かれる。踊り子に扮した唐婉は呉達を救い出すが、独孤誠に捕まってしまう。尋問に答えまいと自ら毒を飲んだ唐婉に対し、誠は藍東を呼び治療させ、別邸に囲う。陳の国から臨川公主の兄・陳允(ちんいん)と陳恪(ちんかく)がやってくる。柳婧の正体を疑う独孤晋は、本物の臨川公主が得意とする鳳凰の舞を披露させ、尻尾をつかもうとするが、柳婧は見事に踊りきり、その場を切り抜ける。
宇文邕は、柳婧が自分に本当の臨川公主でないことを打ち明けないことに苛立っていた。そんな時、柳婧が陳允と陳恪話しているのを立ち聞きし、帰りたいのかと問い詰める。柳婧は、宇文邕の解毒薬の処方のために陳に帰りたいと話し、二人の距離が縮まる。いつの間にか柳婧も宇文邕を信頼し、尊敬していることに気づく。独孤誠は宝飾店で、売り物ではない美しい腕輪を強引に買い求める。
唐婉に想いを寄せる独孤誠は腕輪を贈ろうとするが、唐婉は独孤父子への敵意をむき出しにする。柳婧は宇文邕に頼まれ、容体が悪化した呉達の診療をしに隠れ家へ。その後、買い物に出かけると嘘をついて藍東医館へ宇文邕の解毒薬をもらいに行く。翌日、呉達は独孤晋に捕らわれ宇文邕の目の前で殺害されてしまう。間者の存在を疑う宇文邕のもとに、柳婧が独孤誠と藍東と共にいたという情報がはいる。
皇帝の怒りを買い、冷宮送りにされた柳婧と月牙は、すきま風が吹きすさぶ部屋で悲しく夜を過ごす。その知らせを聞いた燕安霊は、自分に機会がやってきたと喜び、宇文邕との距離を縮めようと目論む。一方、唐婉は独孤誠に無理やり腕輪をつけられたことを火翊(かよく)に言えず、気に入ってつけているのだと言ってしまう。宝飾店に行き腕輪を外してほしいと店主に頼むが、壊さない限り外せないものだと言われてしまう。
独孤昭は冷宮で柳婧を虐げた小太監らを集め、懲らしめる。気が済んだ月牙と柳婧が独孤昭を誉めそやしていたところに宇文邕が現れ、宇文昭が好きだという発言を聞いてしまいさらに憤る。夜、何者かが眠っている柳婧に毒を含ませる。解毒薬がなければ2日で命を落とすと聞いた月牙は柳婧の命を救うため冷宮を出ようとするが、やってきた燕安霊らに足止めされてしまう。
楊晗が悪事を働く益州では飢えが蔓延していた。楊晗一人を捕らえても解決しないと判断した宇文邕は自ら益州に赴き食糧を届けることに。冷宮から漪瀾宮(いらんきゅう)に戻った柳婧は、宇文邕が状況の悪い益州に行くことを聞いても、心配する気持ちを素直に口にすることができない。一方の宇文邕も、柳婧に会いに行くことができないまま出発の日を迎える。不正が明るみに出て累が及ぶことを恐れる独孤晋は、これを機に宇文邕を始末しようとする。
宇文昭と柳婧は、宇文邕の後を追って益州に向かう。夜、独孤晋の命で宇文邕を殺害しようとしている集団に出くわす。命を狙われていることを早く宇文邕に知らせるため先を急ぎ、やっとのことで宇文邕らに追いつく。柳婧は、護身用の毒薬を香り袋に入れて宇文邕に渡す。しかし、すぐそばに迫っている刺客の存在に気づいた宇文邕は、この場所を戦場にはできないと自ら外に出る。
独孤晋は帰還した郭淮(かくわい)将軍を呼び寄せ、将軍の娘を独孤誠に嫁がせたいと告げる。そして独孤誠に楊晗を始末するよう指示をだす。唐婉はそのことに気づき、誠を呼び出し時間稼ぎをして宇文邕が楊晗を生け捕りにするのを助ける。楊晗への尋問で救済金の多くが独孤晋のもとへ流れていたことが明らかになる。独孤晋は、独孤誠が唐婉に利用されて好機を逸したと叱責する。
独孤晋と郭淮の関係を断ちたい宇文邕は、唐婉の恋心に気づき、誠の婚姻話を壊すよう命じる。その後、宇文邕は藍東を訪ね、自分の余命があと3か月であることを知り、柳婧に知られないよう口止めする。また以前から柳婧が本当の臨川公主でないことがわかっていたことを話す。余命が3か月だと知った宇文邕は、宇文昭が跡継ぎにふさわしい人物になるよう鍛えるべく、戦地へ送り込む。
宇文邕は独孤誠の婚姻を祝うため独孤府に赴く。郭家との関係が強まることを喜ぶ独孤晋だったが、その頃、唐婉が独孤誠の元を訪れ、二人は婚姻を投げ出して逃亡していた。婚姻を台無しにさせられて、憤る独孤晋の元に、本物の臨川公主の似顔絵が届く。独孤晋は、柳婧を捕らえ尋問する。宇文邕が現れ救出するが、柳婧の正体が知られた以上自分が亡き後に柳婧を守れないと悟り、柳婧を陳国へ返すことを決める。
柳婧は最後に宇文邕の元を訪れるが、会えないままひっそりと陳国へ帰る。陳では、柳婧ら家族が投獄されてしまう。最初に替え玉を画策したのは、臨川の祖父、元大尉だったことを伝えるが、元大尉は、柳婧が戻ってきたことを知り、臨川を隠れ家から逃がし、自ら命を絶ってしまう。
斬首刑が下された柳一家を救いに宇文昭が現れる。宇文昭は陳の皇帝に、柳婧は帰らされたのではなく、独断で里帰りしたと嘘を言う。そして柳婧を愛する宇文邕は和議に応じるはずだと説得し、柳婧を宇文邕の元へ連れて行く。柳婧は、戦をやめるよう懇願するが宇文邕は応じない。しかし、宇文邕には別の思惑があった。一方、独孤誠は唐婉に結婚を申し入れる。しかし、陳との戦に宇文邕自ら親征しているという話を聞いた唐婉は戦場に向かう。
唐婉の刃は、独孤晋をかばった独孤誠に突き刺さる。唐婉は、今際の際にお腹に独孤誠との子がいることを告げる。独孤誠を失った唐婉は立ち上がり一族の恨みを晴らすため、独孤晋を殺害する。宇文邕の死期が迫る中、柳婧は藍東の元を訪れ宇文邕を救うようにと懇願する。命さえ惜しくない柳婧の迫力に押され、藍東は古く伝わる秘術を伝える。その方法とは、愛する者が己の体に毒をうつすというものだった。
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