ハーゲンと拳を交える氷河だが、何とか戦いを止めようと、フレアに助けてもらった経緯を説明する。しかし、あくまでも氷河がフレアをたぶらかし、ヒルダとの姉妹の絆を断ち切ったと思い込むハーゲンは、心から訴える言葉にも耳を貸さない。そして、自慢の凍結拳の効果が薄いとみたハーゲンは、ある場所に氷河を誘い込む。
氷河はハーゲンと、マグマが煮えたぎる灼熱の地で戦うことになった。この場所で長年修行を積んできたハーゲンに対し、シベリア育ちの氷河にとっては、最も過酷な戦場だ。その頃、ハーゲンと氷河が戦っていることを貴鬼から聞いたフレアは、二人の戦いを止めさせようと戦場へと急いでいた。
フレアを貴鬼に任せ、先へと進む氷河。一方、傷付いた星矢は、黄金聖闘士たちが聖衣をよみがえらせるために命をかけてくれたことを思い出していた。瞬はひとり無傷で進んでいたが、どこからともなく竪琴の音色が聞こえてくるのに気付く。それは神闘士・エータ星ベネトナーシュのミーメが奏でる葬送曲だった…。
ミーメは殺気を全く帯びておらず、アンドロメダのチェーンが反応しない。困惑する瞬に、ミーメは光速の動きから鋭い拳を続けざまに浴びせる。苦戦する瞬は、竪琴の音色によって自分が幻惑されていたことに気づく。ようやく反撃開始と思われたが、攻撃はまたしてもミーメには通用しなかった…。
ミーメのストリンガー・レクイエムによって、瞬の命は風前の灯だった。そこに、瞬の危機を察知した一輝が現れる。ミーメの瞳の奥に何かを感じながらも、一輝は戦いを挑む。だが、ミーメの光速拳は徐々にスピードと威力を増し、一輝でさえかわせないほどの攻撃に変化してゆく。果たして一輝に勝機はあるのだろうか…?
一輝の放った起死回生の幻魔拳によって、ミーメの過去が暴かれる。自分自身ですら気付かずにいた心の奥底を知り、ミーメは激しく動揺する。しかし、それ以上に燃えたぎったのは、自らの心を暴いてしまった一輝に対する怒りだった。ミーメ必殺のストリンガー・レクイエムの弦が、一輝を地獄へと追いやる!
敗北の続く神闘士の名誉を挽回するため、アスガルド随一の頭脳の持ち主と呼ばれる男・デルタ星メグレスのアルベリッヒが出陣する。宮殿を出ようとしたアルベリッヒは、侵入者を見つけて後を追う。その侵入者こそ、星矢たちをサポートするためアスガルドに乗り込んできた魔鈴だった。
アメジスト・シールドによって囚われの身となった魔鈴を盾に、アルベリッヒは星矢に降伏を迫る。星矢はアテナのために戦うことが聖闘士の務めだと苦渋の決断を下し、構わずアルベリッヒに攻撃を仕掛ける。状況が不利だと感じたアルベリッヒは、炎の剣で星矢を攻撃。そして、またしても紫水晶が輝いて…。
魔鈴に続いて星矢までもが、紫水晶の中に閉じ込められてしまう。二人の身を案じるあまり、実力を発揮できない氷河。余裕のアルベリッヒは、確実に敵を葬り去るため、氷河を精霊たちの棲む森へと誘い込む。アルベリッヒ家に代々伝わる技によって、自然の精霊たちが意志を持ち、一斉に氷河に襲いかかってくる!
ようやく戦線に復帰した紫龍が、氷河の危機を知って駆けつける。今度は紫龍を倒そうと、アルベリッヒはアメジスト・シールドを放つが、最強を誇るドラゴンの盾を前にしては通用しない。そこでアルベリッヒは、ふたたび大自然の精霊たちの力を使って紫龍を追いつめる。苦戦する紫龍に、老師はある助言を与える…。
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