第1話「目覚めれば異世界」 食品メーカーに勤めている梁泓(りょうおう)は気づけば見知らぬ山中に立っていた。暴漢を軽く退け町へ下り、ここが古代風の異世界と悟る。騒動の余波で「精気を奪う魔女」と囁かれる中、帰還の鍵を求め占い師を訪ねると「前世で清算できなかった五つの恋が今生の試練」と告げられる。やがて書生・趙聞(ちょうぶん)の腰に、自分が失くしたブレスレットと対になる珠を発見し、その珠を五つ集めれば戻れると確信するが――
第2話「商才でつかむ居場所」 梁泓(りょうおう)は珠ほしさに書生の趙聞(ちょうぶん)を尾行。珠は祖父が“嫁だけに譲る形見”と知り買収に失敗する。帰還が遠いと悟った彼女は生活費を得るために町の寂れた食堂で無銭飲食し、代金の代わりに営業術を駆使してメニュー刷新・割引券で集客を爆増。売上アップで借りを返し、店の共同経営者となる。異世界でも才覚で道を切り拓く梁泓だが、珠への執念は消えない――
第3話「ふたりとひとり、奇妙な同居生活」 梁泓(りょうおう)は儲けた金で身なりを一新、“仙女”姿で趙聞(ちょうぶん)の前に現れ、男だと思っていた梁泓が女性であると知る。動揺した趙聞は「責任」を取ろうと求婚し、梁泓は珠欲しさに一旦承諾する。そんな折、空から血まみれの美青年が落下。人工呼吸の瞬間に彼と目が合い胸がざわつく。梁泓はほぼ全財産を投じて治療するが財布は空、しかし記憶喪失の彼に憧れ俳優の名「梁朝偉(りょうちょうい)」を授け「私をハニーと呼んで」と宣言。無一文の奇妙な三人同居が始まる――
第4話「求婚狂騒曲」 梁泓(りょうおう)は記憶喪失の梁朝偉(りょうちょうい)のリハビリに励むが、素性を怪しむ趙聞(ちょうぶん)は彼を警戒し続けていた。酷暑で自作した短装姿の梁泓が街で少年を救い、翻った裾から脚が露わになると「見た者は花婿候補」という噂が瞬く間に拡散。帰宅した家は求婚者で満員となり、梁泓は椅子を振り回して一喝する大騒動に。趙聞は婚約を貫くと宣言し、梁朝偉の胸にも淡い想いが芽生える――
第5話「罪と珠と夜逃げ計画」 婚約者が殺到した騒動の後、梁泓(りょうおう)は趙聞(ちょうぶん)から婚約破棄を言い渡されるのではと恐れるが、彼は梁泓に珠を手渡す。その誠実さに梁泓は心を揺さぶられ、だましてきた罪悪感で苦しんでしまう。悩みぬいた末、梁泓は全財産を趙聞に残し、珠だけを携えて梁朝偉(りょうちょうい)と夜逃げすることに。しかし行く手で過去に辱めた山賊と鉢合わせてしまい――
第6話「命の値段、剣の約束」 山賊の一群が梁泓(りょうおう)と梁朝偉(りょうちょうい)を取り囲み、刃を振り上げて梁泓に切りかかる。危機一髪、梁朝偉が立ちはだかって下っ端たちの攻撃を受け止めた。死を覚悟した梁泓だったが、梁朝偉が並外れた武芸の達人であることに驚く。ほどなく山賊の頭目が駆けつける。梁泓は彼の剣房に付いた珠を目ざとく見つけると、その場で気絶したふりをする。梁朝偉は芝居と承知しつつ真意が読めず、ひとまず合わせるしかない。こうして二人は“捕虜”として大王山寨へ連行された。
第7話「押しかけ女房、山賊頭に」 砦から逃れるために山賊の穆老大(ぼくろうだい)に酒飲み勝負を仕掛けた梁泓(りょうおう)。最初は殺気立っていたものの途中からは兄弟のように肩を組むほどに盛り上がってしまう。翌朝、酔いが覚めた梁泓は周囲が祝いの飾り付け一色なのに驚く。実は穆老大が独断で「自分より酒に強い者を頭領と認める」と豪語していた以上、女である梁泓を“押し掛け女房”として迎えることに決めていたのだ。梁泓は猛抗議するが、穆老大は「男気に免じて娶るしかない」と譲らず――
第8話「血と商魂のマーケティング」 わずか数日のあいだに二度も「婚約」させられた梁泓(りょうおう)はうんざりし、再び穆老大(ぼくろうだい)に勝負を仕掛ける。彼女は見事に勝利し解放されるが、すぐに山賊たちのもとへ戻り、一緒に金儲けをしようと提案する。穆老大から猶予を得た梁泓は山賊仲間たちと共に周囲の市場調査に出向くが、その途中で仲間の順子(じゅんし)が殺されてしまう。一時は生々しい血に恐怖で震える梁泓だったが、山賊たちの生活を根本から立て直す決意を固めるのだった。
第9話「捕らわれた貴公子」 梁泓(りょうおう)が砦へ戻ると、徐彪(じょひょう)が穆老大(ぼくろうだい)と、人質の萧世廉(しょうせいれん)の処分を協議していた。梁泓は「順子(じゅんし)が遺言を残している」と咄嗟に嘘を口にし時間を稼ぐ。梁泓は?世廉が官吏の家柄であることを利用し、役所公認で街道の要所に茶屋を開き、通行人からわずかな茶銭を取るビジネスを計画するのだった。
第10話「幻の茶屋と三つ目の珠」 梁泓(りょうおう)の提案で街道の要所に茶屋が設けられ、旅人はわずかな通行料を払うだけで近道を安全に利用できるようになった。命懸けの襲撃をやめ、安定した収入を得られるようになった山賊たちは梁泓を「頭功」と讃えることに。穆老大は梁泓に取り分を確保することを約束し、珠も手渡す。砦を離れた梁泓は官家出身の萧世廉(しょうせいれん)に街に誘われる。彼の扇子の飾りにもう一つ珠を見つけた梁泓は同行を承諾するが――
ご購入時から視聴有効期限内、視聴いただけます。 日本国内でのみ視聴可能です。日本国外からはご利用いただけませんのでご注意ください。