宋点心(そうてんしん)は、黎祁(れいき)の密談を耳にし疑念を抱くが、信じたい心と揺れる想いが交錯する。沈慕司(しんぼし)は真実を告げるも届かず、ふたりの距離はさらに遠のく。酔いに任せた告白と、語られた黎祁の野望――だが点心の心にいたのは、やはり沈慕司だった。想いの裂け目に絶望する黎祁。そして、可颂公主(かしょうこうしゅ)の復讐が動き出す。再び迫る戦火の気配に、点心は己の運命を見つめなおす。
宋点心(そうてんしん)は南陸国に命を狙われる危険を察し、黎祁(れいき)に海銀国から去るよう勧めるが、沈慕司(しんぼし)が棺と婚礼道具を用意して「たとえ天下を敵にしても娶る」と告げる。動揺する点心の前に黎祁が現れ、怒りを爆発させる。点心は沈慕司への想いを明かし、黎祁を遠ざける。だが深夜、黎祁は可頌公主(かしょうこうしゅ)の命で通敵の証拠を仕込むために戻り、点心と沈慕司に捕らえられる。利用されたことに気づいた黎祁は逆上し、点心に襲いかかるが、彼女の手により刺される。
宋点心(そうてんしん)と沈慕司(しんぼし)は千味閣で官兵に包囲され、可頌公主(かしょうこうしゅ)は黎祁(れいき)の死を「裏切りの証」として二人に処刑を命じる。南陸国に母族を滅ぼされた復讐のため、すべてを仕組んできたと語る可頌。宋点心が屈しなかったことで計画は変更され、黎祁すらも利用されたと知った宋点心は、怒りと悔しさを滲ませる。群衆が見守る城壁の上、公開処刑の刻が迫る中、沈慕司は恐れをひた隠しながら、ただ宋点心の手を強く握りしめていた―。
宋点心(そうてんしん)の罪状を読み上げよと迫られた沈慕司(しんぼし)は、あえてその功績を称え、民衆の同情と禁衛軍の支持を得る。元宵(げんしょう)らも駆けつけ、最後の抵抗を誓う中、黎祁(れいき)が現れ可頌公主(かしょうこうしゅ)の罪を暴露。すべては三人が仕掛けた逆転の計だった。激昂した可頌は処刑を命じるが、皇帝の出現で情勢が一変。宋点心は将軍として復職し、可頌は失脚する。黎祁は平和のため旅立ち、宋点心と沈慕司はついに静かに再会を果たす。
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