紀星は韓廷が瀚海の実質的な経営者であること、さらに星辰と瀚海の合併を計画していることを知って葛藤する。紀星は星辰の経営権を守るため、常河の出資を受けて韓廷の影響力を削ごうとしたが、常河と韓苑の結託を知る韓廷は、常河と交渉して星辰の株を買い戻していた。紀星は自分が単なる駒のように扱われたと感じ、2人の溝は深まるばかり。やがて星辰と瀚海の合併が決まり、紀星は社員を守るため、瀚海の社長と条件交渉する。
広華の株と引き換えに星辰の株を韓廷に譲渡した常河に対して怒りをぶつける韓苑に、常河は協力関係の継続を持ちかける。2人の結託の証拠を突きつけ、韓廷は韓苑に東揚医療の持ち株を引き渡すよう求める。勝つために恋人まで利用したと韓苑に非難され、不安になった韓廷が帰宅すると、紀星の持ち物が消えていた…。大晦日、突然やって来た母親に見合いを勧められていた粟儷。そこに偶然訪れた蘇之舟が、自分は粟儷の恋人だと助け船を出す。
瀚海と星辰の2社が合併し、瀚海星辰が誕生。副CEOに就任した紀星だったが、社員にメールを残し、辞任してドイツへと旅立つ。紀星を失ったショックを引きずる韓廷のために、路林嘉と肖亦驍は手作りの人形劇を見せる。楽しんで見ていた韓廷の目には、いつの間にか涙が溢れていた。一方、紀星はドイツで学びを深めていた。ある日、街で鞄を奪おうとするコソ泥を紀星が転倒させる。鞄の持ち主はAI分野で有名な秦立博士だった。
瀚海と星辰、2つの技術部で対立が起きていた瀚海星辰だったが、蘇之舟率いる星辰メンバーが技術面で快挙を成し遂げ、問題を解決したばかりか売上にも大きく貢献する。そんな時、AI人材プールの構築を新たな目標とする韓廷は、ドイツへと向かう。孟教授に秦立を引き合わせてもらい、人材プールの顧問として招くためだ。その頃、紀星が帰国の挨拶のために孟教授を訪ねていた。そこへ秦立も偶然顔を出し、紀星を外に連れ出す。
紀星が会社に復帰するという知らせに、星辰メンバーは大喜び。社内で冷遇されていた部署も、前途に希望を見出して活気づく。会議後、昼食に出かける秦立と紀星の様子を見て嫉妬する韓廷。だが、紀星は秦立からのデートの誘いを、仕事の忙しさを理由に断っていた。その頃、路林嘉は母親の策略によって小檬と心を通わせることができ、やっとお試し交際にこぎ着ける。韓廷は紀星との関係修復を図り、猫の誕生日会という名目で紀星を誘う。
AI人材プールに招聘した研究者数人が参加を辞退し、秦立は対応のため海外へ。出発前、紀星の心には韓廷がいることを知った秦立は、彼女の幸せを祈って身を引く。翌日、韓廷はAIフォーラムで紀星への想いを込めたスピーチをした後、急用で会場を出る。すでに韓廷を許していた紀星のもとに、家で会おうとメッセージが。韓廷の部屋で自分の書いた「願い事リスト」を見つけて涙ぐむ紀星。その時、ドアベルが鳴り、紀星が開けると…。
負傷し入院した韓廷の病室でお互いの気持ちを確かめ合った紀星と韓廷は、穏やかな日々を過ごしていた。見舞いに駆けつけた広華科技の曽萩は常河の事件への関与を疑っていたが、紀星と韓廷の間に入る隙はないと思い知り、同科からの買収を承諾する。一方、韓苑は、強硬手段を使った常河に見切りをつけるのだった。その頃、試用期間として付き合い始めた路林嘉と小檬が関係を深める中、粟儷は次第に蘇之舟に惹かれている自分に気づく。
瀚海星辰は材料の供給元から突然、契約を更新しないことを通告されるが、紀星は人脈を駆使して危機を乗り越える。この危機の裏には曽荻がいた。一方、蘇之舟から改めて想いを告白された栗儷は、彼の将来を考えて答えをためらう。その夜、車に轢かれそうになった紀星をかばった韓廷は傷が悪化して再び入院。翌日、瀚海星辰の医療機器から放射性物質が検出されたという動画が出回り、疑惑を打ち消すため紀星は記者会見に臨む。
無事手術を終えた韓廷の病室を会長が訪れ、今回の紀星のトラブル対処能力を称える。同行していながら病室に入らずにいた韓苑には「韓廷はお前を悪く言ったことはない」と言い聞かせるのだった。退院した韓廷は翌日、AI人材プールの承認を求める取締役会に出席。抵抗勢力の取締役から反対意見が飛ぶ中、採決をとることに。すると意外な人物が賛成に挙手するのだった。一方、蘇之舟のドイツ行きが決定し、栗儷の心は揺れていた。
東揚グループのAI人材ブール計画が注目される中、韓廷はドクタークラウドによる研究データの無償提供を宣言。東揚医療の評価はさらに上がり、多くの企業が提携を希望、大学生の憧れの就職先にも選ばれる。韓廷の器の大きさに感服した常河は、負けを認めるべきだと曽荻を諭すのだった。一方、蘇之舟がドイツへと旅立つ日、空港には駆けつけた栗儷の姿が。その頃、韓廷は紀星と2人で紀星の実家へと赴き、両親に結婚の許しを請う。
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