医術の話で意気投合する林晚晚(りんばんばん)と陈易清(ちんえきせい)。陰から見ていた上官离(じょうかんり)の胸に、感じたことのない嫉妬が芽生える。ついに彼は感情を抑えきれず告白。突然のキスに林晚晚は動揺して逃げ出してしまう。夜、心の中で何度も彼の優しさを思い出しながらも、別れの覚悟を振り切れず、自分の気持ちと向き合う。翌朝、彼を避けるように陈易清と山へ向かった林晚晚。残された上官离は、募る想いを押さえきれずにいた。
林晚晚(りんばんばん)を追って山へ向かった上官离(じょうかんり)。だが道中、彼女は毒蛇に噛まれ命の危険にさらされる。抱きかかえる陈易清(ちんえきせい)の姿を見た上官离は激しい嫉妬に駆られ、思わず拳を振るうが、真相を知ると自ら林晚晚の毒を吸い出し、命を救う。目を覚ました林晚晚は怒りながらも、胸の奥では複雑な感情が芽生えていた。夜には口論が絶えず、すれ違う二人。しかし翌朝、上官离は林晚晚を背負い、険しい山道を登り続ける。やがて、彼らはついに薬草を見つけ出すのだった。
薬草を採り終え宿へ戻った林晚晚(りんばんばん)を待っていたのは、こっそり宮廷を抜け出した太子(たいし)だった。彼の傍には、加加(かか)と圆圆(えんえん)の姿も。林昭昭(りんしょうしょう)との永遠の愛を信じる太子、そして誤解を真に受けた加加と圆圆は、林晚晚は薄情者だと責め立てる。一方、上官离(じょうかんり)と太子は「愛」と「皇位」を天秤にかける危うい駆け引きを展開。会話を聞いた林晚晚は二人に利用されたと思い込み、不味い料理で二人を困らせる。
誤解が林晚晚(りんばんばん)の心を曇らせていた。帰京の馬車で、太子(たいし)と上官离(じょうかんり)の火花散る嫉妬合戦が続き、息の詰まるような空気の中、林晚晚は思わず外へ飛び出す。夜風に吹かれ、月を見上げる彼女のもとへ上官离が現れ、二人はようやく誤解を解き、静かな夜に溶けるような口づけを交わす。だが、太子に見られてしまう。宮廷へ戻った太子は勝手に宮廷を抜け出したことを皇后に謝罪するが、皇后は太子が上官离を殺さなかったことに失望する。
凱旋の喜びに包まれる中、林晚晚(りんばんばん)の胸には嫌な予感があった。皇帝から「医者仁心」の四字を賜った一方で、皇后が牙を剥き始めている。密かに仮死の策を練る林晚晚は、加加(かか)と圆圆(えんえん)に協力を仰ぐ。一方、上官离(じょうかんり)は清水县の背後に潜む偽薬の闇を突き止め、報告の帰り道で命を狙われる。刺客の体には、再び同じ印が刻まれていた。表では祝福の灯りが輝く夜、裏では巨大な陰謀が静かに動き出す。そして、上官离が月光の下に並べた食卓には、言葉よりも深い想いがあった。
誕生日の夜、林晚晚(りんばんばん)と上官离(じょうかんり)はようやく夫婦の契りを結んだ。幸福を見守る仲間たちは祝福の杯を上げるが、運命は残酷だった。上官离は偽薬事件の黒幕・赵家(ちょうけ)を討ち、皇后の逆鱗に触れる。林晚晚の禁断の出生を握られた上官离は、彼女の命を守るためにさらなる屈辱を飲み込む。翌朝、林晚晚はもう逃げないと決め、穏やかな未来を夢見る。だが、扉の向こうで待っていたのは血に染まった現実だった。
皇后の陰謀によって上官离(じょうかんり)は両脚を失い、絶望の淵に立たされる。林晚晚(りんばんばん)は愛する人を救うため、伝説の三つの霊薬「千年氷蟾」「天山雪蓮」「火鳳之尾」を求め奔走する。どんな危険も恐れず動く彼女の姿に、上官离も心を動かされていく。だが治療のために林晚晚は、自らの容姿を犠牲にする決断を迫られる。一方、太子(たいし)は皇帝に林家の赦免を嘆願するが、逆に皇后が失脚。愛と陰謀のすべてを知った林晚晚と上官离は、静かな山林で生きる未来を誓うのだった。
皇帝の恩赦により、林家はついに自由を得る。林晚晚(りんばんばん)と上官离(じょうかんり)は仲間たちとともに京城を離れ、静かな旅へと出発する。雪降る夜、二人は焚き火の下で永遠を誓うが、上官离は自らの足の不自由を理由に、彼女の自由を守るため密かに去ってしまう。八年後、国境の小城で医者として生きる林晚晚は、ひとり息子を育てながら、なお強く気高く生きていた。息子がいじめられたと知るや、彼女は毅然と立ち上がり、悪を懲らしめる。彼女の笑顔には、過去の涙を越えた強さが宿っていた。
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