賀明廷(がめいてい)の反旗により、賀行洲(がこうしゅう)は、すべての陰謀が弟の手によるものだったと悟る。爆発を機に辛うじて賀府を脱出した彼は、なおも追撃を受け、崖下へと姿を消す。残された楊安凝(ようあんぎょう)は心を失ったまま、その価値だけを見込まれて利用され、陆咏希(りくえいき)もまた同様に扱われる。さらに陆咏希は賀明廷の子を身籠っているため逃れることもできず、賀府に縛り付けられる。一方、意識を取り戻した賀行洲は、重傷を負った特派員と共に生き延びていたことを知る。
賀行洲(がこうしゅう)は罠から生還した特派員とともに傷を癒やし、指輪にまつわる誤解から、楊安凝(ようあんぎょう)が自分を刺した理由を知る。だが彼女はいま、賀明廷(がめいてい)が支配する賀府に、ひとり囚われていた。一方、馬四海(ばしかい)を副司令に据えて軍心を巧みに掌握した賀明廷は、陆咏希(りくえいき)への暴虐を隠そうともしない。その残酷な行為を偶然目にした楊安凝は、賀明廷が漏らした真実の言葉を聞き取る。彼女はそっと簪を抜き、ゆっくりと賀明廷へ近づき、刃先を彼へと向ける。
刺殺を阻まれた楊安凝(ようあんぎょう)。その直後、死んだと思われていた賀行洲(がこうしゅう)の生存が明らかになる。裏で暗躍していた馬四海(ばしかい)は、唯一の息子を人質に取られ、ついに賀行洲の手によって討たれる。軍権を取り戻した賀行洲は、皮肉を込めて自らの生存を宣言し、その言葉は賀明廷(がめいてい)を逆上させた。賀明廷は表向きは兄弟の情を装いながら、裏では楊安凝を人質に取り、賀行洲を孤立させようと画策する。そして賀行洲の帰還の日、舞台衣装をまとわされた楊安凝が、舞台の上に立っていた。
賀明廷(がめいてい)との最終対決に向かう道中、賀行洲(がこうしゅう)は執拗な暗殺をかいくぐり、賀府へと辿り着く。舞台に囚われたままの楊安凝(ようあんぎょう)と再会した彼は、失いかけて初めて自分の想いの深さに気づく。一方、賀明廷は時限爆弾と地雷を張り巡らせ、兄弟の因縁はもはや逃れられない結末へと突き進んでいく。毒矢が放たれようとしたその瞬間、陆咏希(りくえいき)が身を挺して賀行洲を守り、彼女の死とともに、長き因縁にも終止符が打たれる。爆発の中を生き延びた賀行洲と楊安凝は、残された陆咏希の子とともに、新しい日常へと歩み出していくのだった。
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