先の朝廷の皇子である裴慎之(ペイ・シェンジー)は、生後間もなく朝廷を現皇帝に奪われ、自分だけが生き残ると、その命は宦官・卓尚賢(ジュオ・シャンシエン)に託された。20年後、宦官として生きる慎之は、危篤の皇帝の前に現れ、身分を明かして命を奪う。
本来は女性である5番目の皇子・寧謹一(ニン・ジンイー)が皇位を継承し、即位の礼が始まる。尚賢(シャンシエン)が国政を補佐する輔国の職に就くが、朝廷の役人たちは宦官による支配に反発し、特に左都御史・賀岩柏(ホー・イエンバイ)は跪坐を拒否する。
ある晩、慎之(シェンジー)が謹一(ジンイー)の寝室を訪ね、入浴の世話をしたいと申し出た。本来の性別を知られたくない謹一は、慎之を色目遣いで誘惑することで、慎之の申し出を諦めさせる。その後、刺客が謹一を襲うが、慎之の防御により、事なきを得る。
宮中から脱出した謹一(ジンイー)と李静嫻(リー・ジンシエン)は、君来村という女だらけの村に宿泊する。翌日、地方政府の役人たちが、謹一の滞在する村を訪れ、布の売買許可は1人の商人が独占したため、村人が村で織った布を売ることは不法だと主張する。
謹一(ジンイー)らが君来村を去る時、慎之(シェンジー)が姿を現し、謹一が本来は女性であると秘密を暴く。静嫻(ジンシエン)は、謹一を皇子として育てた理由を打ち明け、謹一は、罪を負うべき静嫻の代わりに、自らが宮廷に戻ることを慎之に約束する。
謹一(ジンイー)は帰京前に慎之(シェンジー)から女帝になる道を提案され、一筋の希望を見い出す。宮廷に戻った謹一は、尚賢(シャンシエン)から外部との往来禁止処分を受けるが、その際、菓子や薬湯を差し入れてくれた慎之の誠実さに心を揺さぶられる。
静嫻(ジンシエン)は20年前の寧国成立前夜を思い出す。五皇子と思って抱き上げた子は、先朝の札をつけた女の子であった。つまり、本物の寧国の五皇子は、先朝の皇子として尚賢(シャンシエン)に育てられた慎之(シェンジー)であり、入れ替わっていたのだ。
尚賢(シャンシエン)が持ちかけた縁談による新婚の夜、輿入れした高貴人は謹一(ジンイー)に媚薬を飲ませるが、意識が朦朧としたところで慎之(シェンジー)が助け出す。静嫻(ジンシエン)は謹一に、助け出された際に慎之と口づけしたのは夢ではないと告げる。
村民が死罪となった君来村の案件の解決のため、謹一(ジンイー)らは村の墓地を訪れる。謹一は霍崢(フオ・ジョン)を按察使に命じ、慎之(シェンジー)と調べを進めるが、慎之が首謀者である尚賢(シャンシエン)の従弟を捕らえたことで、尚賢の怒りを買う。
裁きの前夜、遺体安置所で火災が起きる。間一髪で運び出された遺体は、裁きの際、検死官により窒息死であると証言される。更に、小五(シアオウー)と称していた謹一(ジンイー)が皇帝であることを知った君来村の招娣(ジャオディー)が、真相の証言を始める。
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