盗聴器を通じて二人の愛を盗み聞きしたことで、フアイジンの執着は狂気へと変貌を遂げる。彼はブランドの品質問題を捏造してチューシアを呼び出し、暗い倉庫に閉じ込めることで自作自演の救出劇を画策した。恐怖に震える彼女の前に現れ、絶対的な信頼を勝ち取ろうとしたフアイジンだった。しかし背後の暗殺者の影を察知していたニエンバイが異変を察して駆けつけ、絶望の淵にいたチューシアを間一髪で救い出し、フアイジンの卑劣な目論見を阻んだ。
ニエンバイに救出劇を阻まれたフアイジンは、チューシアから交際の事実を突きつけられ憎悪を深める。二人は愛を深めるが、ニエンバイは裏ではチューシアを貶めようとしたニエンチーの不正を暴き、厳しく断罪した。しかし、逆上したニエンチーは二人の密会写真をメディアに流出させる。亡き婚約者との純愛を掲げるブランドの根幹を揺るがすスキャンダルが巻き起こる中、チューシアは非難を浴びながらも、正体を隠し続けるニエンバイの立場を守ることを決意。
ブランド発表会で窮地に立たされたチューシアを救ったのは、死んだはずの婚約者・ジンシンとしての正体を明かしたニエンバイだった。世間のバッシングは祝福へと変わるが、チューシアは騙されていたことに傷つき決別を選択する。失意の彼女を連れ去ったフアイジンは、強引な振る舞いで彼女を精神的に追い詰めていく。さらにフアイジンは逃げ場のない室内で執拗に心理的な負荷をかけて孤立させようと画策した。
チューシアはニエンチーからジンシンが本物のニエンバイだという偽の証拠を突きつけられる。記者の前で仮面夫婦を演じるも、隠し事をする彼への不信感が募るばかりの中、ブランドの宣伝を兼ねた番組出演が決まる。収録現場で体調を崩した自分を献身的に支えるジンシンの姿に、チューシアの心は再び揺れ動く。嫉妬を募らせたニエンチーがチューシアを襲わせるが、ジンシンが間一髪で駆けつける。
身を挺して自分を守り負傷したジンシンの献身に触れ、チューシアは一夜を共にする。しかし、正体を隠し続ける不信感は拭えず、二人の間には依然として深い溝があった。そんな中、会社の支配権を巡る株主総会で、ジンシンはすべての権益をチューシアに譲り渡して表舞台から退く決断を下す。ニエンチーの嘘を見抜き、真の黒幕から彼女を守るために沈黙を選んだジンシンの真意に触れ、チューシアは過去に彼が捧げてきた愛を再確認していく。
和解の口づけを交わしたのも束の間、チューシアとジンシンの絆は再び引き裂かれる。フアイジンとニエンチーの間にあった殺害計画の全貌が明かされる中、ニエンチーは重傷を負い、現場に居合わせたジンシンは殺人容疑をかけられ逃亡の身となった。ジンシンの不自然な隠し事に傷つくチューシアに対して追い打ちをかけるように花氏グループへの買収工作が激化する。一族の破滅を阻止しようとする彼女に、フアイジンは政略結婚を迫る。
花氏グループを追い詰める黒幕がジンシンだという疑念が深まり、父の病状悪化を目の当たりにしたチューシアは、愛憎の果てに彼との決別を決意する。一族を救う唯一の手段としてフアイジンの求婚を受け入れた彼女だったが、待っていたのは彼による偏執的な支配だった。不本意な装いを強いられ、食事から深夜の夜食に至るまで徹底的な管理下に置かれたチューシアは、安全なはずの同居生活の中でフアイジンの剥き出しの占有欲に追い詰められていく。
フアイジンの異常な支配に怯えるチューシアの前に、逃亡中のジンシンが姿を現す。口づけと共に無実を訴える彼の言葉に、チューシアの心は揺れ、フアイジンを欺いて彼を逃がす手助けをする。ジンシンがフアイジンの過去を調査して亡き姉との接点や事故当時の不審な動向を突き止める中、チューシアもまた、亡き姉の遺した陶芸の映像を通じてフアイジンの抱える闇に近づいていく。
亡き姉の遺した映像から、チューシアはフアイジンが自分を姉の身代わりにしようとしていた狂気を知る。刺青や火傷までも強要され、精神的に追い詰められた彼女は絶望の婚礼に臨む。そこへ真実を掴んだジンシンと、生還したニエンチーが乱入してフアイジンの長年の罪を暴き出す。しかし、狂気に走ったフアイジンは、チューシアの命を盾に取った爆弾を起動させ、式場を阿鼻叫喚の渦へと突き落とす。
爆弾が仕掛けられた絶望の式場で、ジンシンは己の命を懸けてフアイジンの狂気からチューシアを救い出す。すべての罪が暴かれ、ニエンチーもまた自らの敗北を認めて去っていく中、一族に平穏が戻るかに見えた。しかし、長い昏睡から目覚めたジンシンの記憶から、最愛の存在であるチューシアの記憶だけが消え去っていた。生死を彷徨う戦いを経て結ばれたはずの二人に、残酷な運命の悪戯が突きつけられる。
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