敵国に襲われ前世で命を落とした余映晩は、結婚式の当日に回帰する。愛する夫の穆雲清を救うため、彼からの婚約破棄を押し切り結婚するが、再会した彼は別人のように冷淡だった。 余映晩は自分たちを陥れた黒幕を突き止めるため城主府に留まるが、前世よりも早く刺客の襲撃を受けてしまう。刺客を追い払った穆雲清は、騒動を招いた余映晩を実家へ追い返そうとするが、彼女が刺客の体にある刺青を調べていたことに気づき、なぜ正体を知っているのかと厳しく問い詰める。
刺青の調査を知った穆雲清は、余映晩に離婚を突きつける。悲しみに暮れる余映晩だが、夫が妓楼で歌妓の洛詩詩と親密にしている姿を目撃して二人の仲を誤解してしまう。 当てつけに洛詩詩を屋敷へ連れ帰り、自身も美男たちを集めて遊びにふける余映晩。駆けつけた穆雲清は激しい嫉妬に駆られ、美男たちを追い払って彼女を寝室へ連れ戻した。夢の中だと思い込んだ余映晩が切ない本心を打ち明けると、穆雲清はついに抑えていた感情を解き放ち、彼女に深い口づけをした。
初夜を巡って言い争う中、穆雲清は余映晩の髪に残った香りから、洛詩詩が使う香料に不審な点があることに気づく。調査を始める穆雲清だったが、余映晩は彼が洛詩詩に心を奪われたのだと誤解して二人の溝は深まってしまう。 一方、漠北の暗殺組織とつながる従兄の穆雲浩は、自分たちの正体を探る穆雲清を警戒して余映晩の暗殺を企てる。洛詩詩を囮にして黒幕を誘い出そうとする穆雲清。その裏で、悪意に満ちた穆雲浩の刃が余映晩の寝室へと忍び寄っていた。
寝室に忍び込んだ穆雲浩は、人違いに気づかぬまま余映晩を連れ去る。異変を察知した穆雲清が追跡する中、彼女は偶然居合わせた貴公子・宋啓銘の腕の中へと放り出された。そして目を覚ました余映晩は、宋啓銘の母である紅夫人と出会う。 紅夫人は息子との縁談を強引に進めようとするが、余映晩は調査に没頭する。そこへ彼女を迎えに来た穆雲清が乱闘の末に宋啓銘を負傷させてしまう。激怒した紅夫人は二人を拘束して救いの手すら届かぬ牢獄へと閉じ込めてしまった。
薪小屋に閉じ込められた二人は、口喧嘩をしながらも脱出を試みる。思い出を語る余映晩に対して穆雲清は宋啓銘への嫉妬を隠そうとしない。脱出の際、余映晩が首に傷を負ったことで、穆雲清は前世と同じ運命を辿っていると思った。 自由の身となった二人は別行動を取り、余映晩は形見ともいえる城主令を託される。紅夫人から離婚を迫られる中で、彼女は前世の記憶から穆雲清に迫る命の危機を思い出した。急いで彼のもとへ向かおうとする余映晩だったが、宋啓銘に阻まれる。
紅夫人の突然の訪問により、余映晩は咄嗟に宋啓銘をクローゼットへ隠すが、二人の密会は紅夫人に筒抜けだった。強引に結婚の準備が進められる中、宋啓銘の助けで城主府へ帰ることを許された余映晩。一方、城主府に謎めいた段公公が現れる。 城主の証である城主令が紛失しているにもかかわらず、平然とした態度を見せる段公公の様子に、穆雲清と余映晩は言いようのない違和感を抱く。不穏な空気が漂う中、余映晩は前世の記憶を頼りに、夫へ重大な事実を打ち明けようとする。
余映晩から離婚を切り出された穆雲清は、彼女が宋啓銘と結婚するのだと誤解して苦しみながらも聞き入れる。酔いつぶれて離婚届を破り捨て、かつて愛を誓い合った記憶に涙する穆雲清。一方、十里亭では宋啓銘が余映晩の本当の想いに気づき、結婚を白紙に戻していた。 余映晩は宋啓銘の母親である紅夫人の義理の娘となり、自分の店を開くが、商売を邪魔する者たちに襲われてしまう。絶体絶命の瞬間、彼女が結婚しなかったことを知って駆けつけた穆雲清が彼女を救い出した。
余映晩を連れ戻そうと、穆雲清は誠意を見せる。彼の真っ直ぐな想いに、余映晩の心も次第に解けていくが、二人が前世の死の記憶を抱えながら運命を変えようともがく日々は続いていた。 一方、紅夫人が過去に夫と娘を同時に失った悲しい過去を知った余映晩は、彼女の心を癒やそうと寄り添う。そんな中、宋啓銘の誕生会で再び嫉妬を爆発させた穆雲清は、普通の人になりたいと余映晩に切実な願いを伝える。余映晩がすぐには答えなかったため、穆雲清は密かに失望した。
余映晩を巡って火花を散らす穆雲清と宋啓銘だが、彼女を守りたいという共通の想いから、穆雲清が宋啓銘に剣術を教え始める。そんな中、余映晩は自身の妊娠を知り、胸を躍らせていた。 しかし、穆雲清の家族の間では、前世から続く残酷な秘密が影を落としていた。穆雲清の両親の死には、余映晩が関わっているという衝撃の過去。さらに、養子であるという事実が明かされる。仇は愛する妻ではなく、あくまで漠北人であると誓う穆雲清は、過酷な宿命から彼女を守り抜こうと決意する。
余映晩は穆雲清と苦難を共にする覚悟を決め、紅夫人と宋啓銘に別れを告げて城主府へと戻る。平穏で甘い新婚生活が戻ったかに見えたが、その裏では不穏な陰謀が動き出していた。 刺青の謎を追う穆雲清は、香料商人の潜伏先を突き止め、精鋭を率いて突撃する。しかし、そこには敵の冷酷な罠が待ち構えていた。閉ざされた門、そして逃げ場のない場所で無数の矢が降り注ぐ中、兵士たちを救おうと奮闘する穆雲清に、命の危機が迫る。
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