浦部の策にハマった川田組陣営。ニセアカギは勝つチャンスを手にしながら、それを逃がし、掛け金は千六百万から三千二百万(現在の三億二千万)へと倍増していった。ニセアカギでは浦部に敵わないと気付いた川田組長は、アカギに代打ちを頼むが…。
アカギと浦部の闘いが始まった。アカギは、四暗刻単騎の多面待ちをオープンリーチするという暴挙に出る。さらに、ツモアガリを怖れた浦部の差し込みを見送り、結果浦部の親満に放銃。両者の差は七万点を超え、残りはたったの二局だが…。
浦部とアカギの死闘も最終局面。アカギが親で、満貫を浦部から直撃すれば逆転という状況になった。先にテンパイを果たした浦部だが、アカギが仕掛けるとベタオリ作戦に切り替える。しかし、アカギの狙いは浦部からの河底ロンだった。ハダカ単騎になったアカギは牌を伏せ、静かに席を立つ。
昭和40年、夏。多摩山中で変死体が見つかる。死因は失血多量だったが身体に外傷が無く、左腕に注射痕があるだけだった。安岡はその死体がかつてコンビを組んだニセアカギだったことから事件の黒幕に気付く。その黒幕とは!?
怪物狩り。安岡たちの申し出をアカギは了承する。その怪物に自分と同じ匂いを嗅ぎ取ったのだ。その怪物の名前は鷲巣巌。卓越した頭脳と野心で莫大な資産を築き上げ、政財界を支配する日本の闇の帝王だ。鷲巣は賭けの対価としてアカギに血液を要求する。
若い挑戦者が牌を打つたびに死を恐れ、恐怖する鷲巣麻雀。その様を見たくて何人も殺してしまったと狂ったように笑う鷲巣。しかしアカギは、鷲巣の設定したレートを十倍にして欲しいと言う。仮にアカギが五十万点勝てば、鷲巣の資産・五億をさらう計算になる。「これなら範疇…あなたの滅びに手が届く!」と。
ついに鷲巣麻雀が始まった。東一局、鷲巣のリーチに対してアカギは回し、すぐにピンフドラ1のテンパイに復帰。安岡が差し込み、鷲巣のリーチは空振りに終わった。さらに役牌をポンして、二千点のアガリ。立ち上がり、アカギがリードする展開となったが、鷲巣は笑い出す…。
勝負は南入。好調な鷲巣はタンピン三色ドラ1という大物手をテンパイする。勝利を確信し、リーチしようとするが、その宣言牌をアカギがロン。アカギは、多面待ちを蹴ってでも、鷲巣が三色を狙えば溢れる牌の単騎で待っていたのだ。
一回戦も大詰めのオーラス。流れのある鷲巣にアカギは渾身のブラフをしかける。鷲巣は自分の余り牌がアカギに当たる流れではないと確信しながらも、手を回す。鷲巣がテンパイするためにはアカギへ危険牌を切らなければならない。鷲巣はその牌を鈴木に打たせるが…。
一回戦はアカギがトップで終了。しかし、失った1100ccの血液補給を拒否し、勝ち分はすべて金に換えることを要求する。つまり、鷲巣に満貫を一度でも振り込めば、即死の状態だ。仰木や安岡はその意図が分からない。好調なアカギは満貫をツモアガるが、ここでも親の鷲巣からの四千点分を血液ではなく金を選択する。
アカギと鷲巣の点差は九千二百点。鷲巣は發を仕掛けてホンイツ気配。ドラの西を絡めれば、ホンイツ、發、ドラ3でハネ満、逆転で終了となる。アカギは鷲巣に順位で下回れば、その時点で絶命する。鈴木の手に運命の西が落ちたが、鈴木は差し込まず。同巡、アカギはテンパイを果たすが、不要牌は西…。
鷲巣の手を読み切り、鈴木が鷲巣に差し込む三萬を頭ハネしたアカギ。これで一・二回戦の勝ち分は、一億千八百五十万にまでなった。血液を補給しない理由を説明するアカギ。勝つために鷲巣のミスを必要としたアカギは、輸血拒否という狂った行動で、鷲巣の心中深く眠っていた恐れの気持ちを揺り起こしたのだった。
ご購入時から視聴有効期限内、視聴いただけます。 日本国内でのみ視聴可能です。日本国外からはご利用いただけませんのでご注意ください。