大手法律事務所のエースとして、100%の確率で裁判に勝訴してきた弁護士ビョン・ホソン。薬の副作用をめぐる裁判でも、その巧みな話術で製薬会社を見事勝訴へ導いたところ、その手腕を見込んだ製薬会社会長から次なる弁護依頼が入る。それは、女子大生殺害の容疑をかけられた彼の運転手の弁護だった。犯行現場には大量の血痕があるものの遺体が行方不明な上に、被告人を目撃した証人も存在していた。この圧倒的に不利な裁判に勝つため、ビョンはある証拠と偽りの証言を用意。しかし裁判の最終日、それまで無実を訴えていた被告人の言葉で事態が一変する、「私が殺しました…。」
信じていた友に裏切られ、借金の取り立て屋に追われる毎日に生きる希望を失っていたジヨン(イム・スジョン)。そんな彼女の前に若くて有能な秘書ソンヨル(ユ・ヨンソク)が現れ、彼女の人生を変える提案をする。その提案とは、天文学的な財産を所有するマカオのカジノグループの会長(イ・ギョンヨン)に取り入り、彼の全財産を相続するということ。ただ、成功した場合、財産の半分をソンヨルに与えるという条件で。この危険な提案に戸惑ってはいたが、魅力的なソンヨルに強く惹かれたジヨンは、会長の豪華なヨットに乗り込むことを決意する。3人の間に漂う微妙な緊張と疑いの中で順当に進められた計画は、会長の突然の死によって急展開をみせる……。ゲームはまだ終わっていない。完璧な結末に向けて、本当の取引が始まろうとしていた。
名誉ある大統領賞を授与され、昇進を控える捜査一課課長チェ。祝宴の帰りに乗ったタクシーの運転手が突如ナイフを手に襲い掛かってくると、誤って殺害してしまう。昇進に響くことを恐れ、チェは証拠を隠滅しその場を去った。翌朝、工事現場のクレーンに吊るされた死体のショッキングな映像がテレビを賑わす。事件を担当することになったチェだが、その死体が自ら殺した運転手であることを知り愕然とする。さらに不可解な出来事が次々と起こり、チェは底知れぬ罠に巻き込まれていることに気がつく……
ソウルの大学で不祥事に巻き込まれ、片田舎の講師として赴任してきた教授ハッキュ(チョン・ウソン)は、退屈な毎日に懲り懲りしていた少女ドク(イ・ソム)と、激しい愛に溺れる。しかし、ハッキュは復職することになり、妊娠したドクを中絶させソウルへと戻ってしまう。その後も、ドクからの執拗な連絡があり、ハッキュは手切れ金を渡して別れよとする。その話し合いの最中にドクの家が火事になり、耳の聞こえない母は死んでしまう。時を同じくして、ハッキュの度重なるスキャンダルが原因でうつ病にかかっていた妻が、娘の前で自殺する― 8年後、ハッキュは作家として名声を浴び放蕩な日々を送っていたが、高校生になった娘のチョン(パク・ソヨン)は母親の自殺が父親のせいだと思い憎しみを抱く。そんな折、ハッキュは病気で徐々に視力を失っていった。全てを失いかけたハッキュの前に現れた女セジョン。目がほとんど見えないハッキュはセジョンがドクだとは気づかず依存していく。そしてチョンもまたドクにある想いを抱くようになる。ドクなしでは何もできなくなってしまったハッキュ、そして二人の関係に気づき嫉妬をするチョン。三人の危険な関係の中、ついに全てを手中に収めたドクは、ハッキュを破滅に導くが・・・
ネット上で無差別に拡散され続けるゴシップ記事や噂話。そうした証拠も根拠もない情報によって自殺に追い込まれてしまった新進女優のミジン。マネージャーであるウゴンは彼女の死の真相を探るため、情報の発信源を追ううちに、ある黒幕の存在にまで辿り着く。そこには国家レベルの機密事項が隠されていた・・・。絶対に知ることは許されない危険な噂の真相が、いま明かされる!
都市生活とは無縁の緑豊かな村に、ユ・ヘグク青年がやって来る。父が亡くなったという知らせで駆けつけたのだが、父と親しかったらしい村長も村人たちも、彼の出現に困惑を隠さない。幼い頃に別れた父とはいえ、死因すら不明では納得できず、ヘグクは村にしばらく滞在することに。小さな商店を開いている妙齢の女性ヨンジの家に下宿したヘグクは、村長たちばかりか、このヨンジも、この家も、いや、村全体が、秘密の闇を抱えていると察知する。だが、ヘグクがその正体を探り始めると、村人がひとりまたひとりと死んでいくことに!彼らが隠し通そうとしている秘密、その始まりは、30年前にさかのぼるのだった・・・・・・。
些細な失言が原因で友人を自殺に追い込んでしまって以来、心を閉ざすようになった高校生のユンス。深い雪に覆われた田舎の高校に転校してくると、奇妙な噂が囁かれ、クラスや村から孤立するヘウォンというミステリアスな少女と出会う。知的障害の父親と二人で暮らし、放課後は凍った湖でひとりスケートをして過ごすヘウォン。そんな彼女に自身の心の傷を重ねあわせ、惹かれていくユンスだが、ある晩刃物を手にしたヘウォンが、父親の部屋に入っていく姿を目撃する。その翌朝、ヘウォンの父親が切断された死体で発見されると、村人たちの彼女に対する噂はさらにエスカレートしていく。ヘウォンを放っておけないユンスは、彼女を守るために後戻りのできない選択をする・・・。
15年前、韓国全土を衝撃で包んだハン・チェジン君誘拐殺人事件。公訴時効を目前に控え、一般に公開された犯人の肉声からダウン(ソン・イェジン)はとても馴染みのある父親スンマン(キム・ガプス)の存在を感じてしまう。そんなはずはないと思いながらも気になって仕方のないダウンは、父親の過去を調べ始める。知れば知るほど自分には聞かされていなかった事実が次々と明らかになり、父親への疑いはさらに強まっていく。男手ひとつで懸命に育ててくれた最愛の父親に向けられた疑惑。その残酷な疑いの先には思いもよらない結末が待ち受けていた・・・。
1970年代、九州の西に位置する東シナ海には石油や天然ガスなど豊富な資源の存在が確認され、日韓共同開発区域「第7鉱区」として開発計画が立てられた。しかし共同開発は進まず、産油国を夢見る韓国の石油ボーリング船エクリプス号が細々と採掘を試みていたが、毎度作業は失敗、ついに本部から撤収命令が下される。なんとか撤収は免れたものの、ある日、突然本部との通信が途絶え、隊員たちが次々と何者かに襲われていく。逃げ場のない閉ざされた空間で、一体何が起きているのか?そこに姿を現したのは謎の巨大な深海生物だった。やがて、その驚くべき正体が明らかになる・・・。
タイムマシンが実現したとき、未来への希望は一瞬にして悪夢と化した――時間移動の研究者ウソクは、深海エネルギーを利用したタイムマシンの開発に取り組んでいた。だが投資企業から契約中止を示唆され、成果を示すためのテストランに急遽挑むことに。「明日の午前11時」へのタイムトラベルに無事成功するが、研究所は廃墟と化してした!かろうじて未来から監視カメラの映像を持って現在に帰還するウソク。そこには自分たちの「死」が記録されていた・・・。
2007年、セクハラ訴訟で敗訴して巨額の賠償命令を受け、会社の株価も暴落させたランカスター社の社長は自死を選ぶ。それから15年後。ある大学内の社交クラブ“シータ”の女子寮では、先輩・ビッグシスターの部屋に後輩・リトルシスターを迎える恒例行事が行われていた。そんなある日、シータの会長ケイリーは母親から驚愕の事実を知らされる。交際相手ウォーリーの父は亡きランカスター社の社長で、ケイリーの母ヴェラはその社長を告発した女性だというのだ。知らずに交際していた2人は気まずくなるが、交際を続ける決意を交わした夜、パーティー中にウォーリーがプールに転落し、感電事故死してしまう。未成年だったにも関わらず泥酔しており薬物反応も出たことから、ケイリーが殺害を疑われてしまう。
強力班3年目の刑事ヤン・チュンドン (キム・ガンウ)の担当区域で女子児童が誘拐され殺害される事件が起こる。チュンドンは捜査中、自分が偶然見つけた道の不思議な落書きと事件現場とが一致する事に気付き、壁に絵を描いたジュン (キム・ボム)を追跡し始める。やっとのことでジュンを捕まえるが、ジュンが手で人や物に触れると過去を見ることができる‘サイコメトリー’能力を持っている事を知る。ジュンは自分の能力を負い目に感じながら一人で生きてきたが、その能力を通じて偶然知ることとなった犯罪事件の手がかりを絵に描いてきた。しかし、その絵のせいで結局、少女誘拐事件の有力な容疑者として追われるはめに・・・。
実直な刑事のソンヨルは、裏組織の幹部の殺害現場で、犯人の遺留品と思われる証拠品が妻の所持品と同一のものであることに衝撃を受け、咄嗟に同僚のチェ刑事の目を盗んで隠滅を謀った上、さらには重要な目撃者の証言も握りつぶしてしまう。一方、被害者の兄で組織のボス、ジャッカルは、警察よりも先に犯人を見つけて復讐してやると息巻く。次第に追いつめられていくソンヨルは、事件当日に被害者と会っていた男を強引に犯人に仕立て上げようとするのだが…。
最年少部長判事として出世街道をひた走るソクヒョンは、美しい妻ユンギョンと娘に囲まれ、幸せな人生を送っていた。そんなある日、ユンギョンが何者かに殺害されてしまう。ソクヒョンの同僚ガンソンは、ソクヒョンの判決に不満を抱いていたチャン・スヨンによる逆恨みの犯行と断定、事件を手早く解決へと導く。そんな中、ソクヒョンは事件の担当記者から、彼の人生が30年前に実在したハン・サンジュン判事とあまりにも符合していることを知らされる。やがて、自分が“パラレルライフ”に巻き込まれていることを確信したソクヒョンは、30年前の事件を調べ始めるのだったが…。
テレビ局のニュースキャスター、ハン・ギョンベの息子サンウが、ある日突然姿を消した。そしてかかってくる誘拐犯からの悪夢のような脅迫電話。警察はありとあらゆる手段を尽くして捜査を行うが、誘拐犯はあざ笑うかのようにその捜査網をかいくぐり、執拗に脅迫電話を掛けては次から次へと新しい接触方法を指示する。緻密な手法により正体をつかませない誘拐犯、その唯一の手掛かりは脅迫電話の声のみ。感情がなく、鳥肌が立つくらい冷静な“あいつの声”だけだった。
巨大な国際的陰謀が隠された運命の都市ベルリン。ベルリンに常住する韓国国家情報院のチョン・ジンスは、不法武器取引先を監視中、国籍不明で指紋さえ検出されない、通称”ゴースト”と呼ばれている秘密要員ピョ・ジョンソンの存在を知ることになる。彼の正体を明らかにするため後を追っていたチョン・ジンスは、その背後に隠された巨大な国際的陰謀を知ることになり、大変な危機におちいる。一方、ピョ・ジョンソンを殺し、ベルリンを掌握するために派遣されたトン・ミョンスは、彼の妻リョン・ジョンヒを二重スパイの疑いをかける。これを口実に彼女を殺し、ピョ・ジョンソンを陥れようと考えていた。ピョ・ジョンソンはトン・ミョンスの脅迫をうけながら妻の無罪を証明するため尾行を行う。そして、予想もしなかった妻の秘密を知ることになるのだった。
殺伐とした裏社会から抜け出し、母の故郷でもある釜山でレストランを開き、平穏な日々を過ごそうと決意したドゥホン。そんな夢を叶えるために料理教室に通うようになった彼は、そこでセビンという少女と出逢うことに。次第に心を通わせるようになる2人だったが、セビンの正体は闇組織の一員で、ドゥホンの動向を調べるために接近していたのだった。やがて、組織から彼女にドゥホン抹殺の指令が下され・・・。
19世紀末、ロンドン。“切り裂きジャック”の騒動が落ち着きを見せた頃、新聞記者のセバスチャンは恋人アイリスの部屋で燻ぶっていた。“切り裂きジャック”の特ダネ記事で大儲けしたセバスチャンだったが、ジャックの犯行が鳴りを潜めると共に人気は落ち、マッチを買う1ペニーのカネにさえ事欠く始末だった。新聞社に出社したものの編集長からの叱責にイラついたセバスチャンが、タバコを吸おうとカバンをまさぐると、1通の手紙が入っていることに気づく。「親愛なるボス」で始まる手紙を読んだセバスチャンは、手紙の送り主の名を見て顔を強張らせる。そこには1年前に夜のロンドンを恐怖に陥れた連続殺人鬼“切り裂きジャック”の名が書かれていて…。
1999年、全羅北道参礼のウリスーパーマーケットで強盗殺人事件が発生した。捜査は難航を極めたが、じきに警察は近所に住む3人の少年を容疑者として逮捕。事件は終結したかのようにみえた。翌年、“狂犬”の異名を持つ敏腕刑事のファン・ジュンチョル(ソル・ギョング)のもとに、ウリスーパー事件の真犯人に関する通報が入る。再捜査を続けていくうちに、当時の捜査内容や記録に不可解な点が多いことに気付いていき…。
成績優秀で転入してきた女子大生クリッシーは、ディベート大会で自らの意見を言えずパートナーのライアンからコンビ解消を告げられてしまう。落ち込むクリッシーは親友のサラに誘われオリオン寮で開催されているパーティーに参加するも、お酒を飲んだ直後から気分が悪くなってしまう。フラフラになりながらも1人で帰宅するクリッシーだったが、帰り道の途中でペストマスクを被った者に襲われて気を失ってしまう。翌日、病院で目を覚ましたクリッシーは、母と共に学部長マーテルに暴行の被害を訴える。その後、クリッシーの首の後ろに奇妙なマークが描かれていることが判明。そのマークは、ギリシャ神話に登場する狩人オリオンを表すシンボルと同じものだった。
地方検事のナンシーはハナハン巡査部長から、ある女性のコカイン中毒死事件についての報告を受ける。事件現場に不審な点があるというハナハンの見解から、早速現場に向かうナンシー。その様子を見た彼女は、死亡したボビーの夫で第一発見者でもあるエドに話を聞こうとするが、彼は仕事を理由に現場から立ち去っていた。翌日、ナンシーのもとを訪れたボビーの母親マリーから、娘の死はエドの仕業であること、エドがボビー以外にも前妻2人と実母の計3人を殺したにも関わらず、罪を逃れ多額の保険金を手にしていると告げられる。その後、エドの2番目の妻キャロリンの解剖記録を入手したナンシーは、エドへの疑惑を更に深めるが…。
スヒョンは新居に引っ越しフリマサービスで中古の洗濯機を買ったが、後日壊れた洗濯機が届き、詐欺にあったことに気づく。警察に相談するが、捜査までは時間がかかると告げられたスヒョンは自ら犯人に連絡することを思いつく。売り手のアカウントを再び見つけ出し、スヒョンは返金を要求するが、相手にされず、感情的になったスヒョンは相手に怒りに満ちたメッセージを送る。しかしそれ以来、スヒョンの身に恐ろしいことが起こり始める。スヒョンは再び警察に相談し、捜査が始まり販売者の家を訪れるがそこには、思いもよらない事態が待ち受けていた………。
恋人に失踪されたスペイン人指揮者と恋におちたファビアナは、彼が住む豪邸で新生活を始めてすぐ、無数の怪奇現象に襲われる。不自然に揺れ動く浴室の水、排水口からかすかに聞こえる異様な声、鏡を凝視する飼い犬……。やがてこの屋敷に隠された「秘密」と「真相」を知った彼女の身に、全てを呑み込む最も恐ろしい出来事がふりかかる──!!
女子高生のギンは、陶芸家の母と二人暮らし。近所に住むガボは、兄のような存在として、ギンをいつも見守っていた。ある放課後、アイスを落としたギンに、見知らぬ男性がハンカチを貸してくれる。紳士的なその男性に、一目で恋に落ちてしまったギンだったが、後に彼が母の新しい恋人だとわかる。彼の名はジェリックと言い、布教活動の為に暫く家に滞在することに。複雑な想いを抱えながら、壁越しに聞こえる母とジェリックのセックスの音に、性的な興奮を覚えるギン。好きになった男性が、母の新しい恋人だとわかっても尚、彼とのセックスを想像してしまう。そんなギンの願望は、母が家を留守にしたある晩に、突然叶うことにー。
結婚を控えたメイシーとジェフのカップル。そんな2人の結婚式を担当するキャリーの前に、ウェディング・プランナーを名乗る女性エイミーが現れ、自分を売り込み、キャリーの店のスタッフとして加わることに。しかしエイミーの裏の正体は、好きになった男につきまとい、接近禁止命令が出されるほどの性癖を持つサイコパスだった。そしてその後、メイシーの担当を請け負うことになったエイミー。“無料プランに当選した”と、ウソをつき勝手に話を進め、ジェフにも近づくことに成功する。ジェフとは幼い頃に隣人だったことがあり、エイミーにとっての初恋の相手だったのだ。その過去も本人に打ち明け、ジェフとの距離を縮めていくエイミーだったが、やがて一方のメイシーにも、エイミーが猟奇的で危険な女であることを知る時がくるのだった。それはある日を境に音信不通になってしまったキャリーの身元に関することで…。
森と雪に覆われた先住民居留地のブラックフォールズで、不可解な殺人事件が2件連続して発生。一方、その地で現在高速道路の建設に反対する運動が活発化していることを知ったジャーナリストのコーマック、通称コーは、一度は捨てた故郷でもある同地を訪れる。町の人々の取材や旧友たち、そしてかつての恋人リンダとの再会、さらにはテレビリポーターのケイトの発言などの中から、コーは今この地が不穏な空気に包まれていることに気づく。事実、ブラックフォールズでは悪魔崇拝めいたカルト宗教が蔓延っており、役人や警察は腐敗の一途を辿っているようだった。まもなくして3人目の犠牲者が出た。コーは事件の裏に悪魔崇拝の影を感じるのだが…。
19世紀のロンドン。妻サラと暮らす弁護士のガブリエルは残業代ももらわず働き詰めだが、メイドへの給料支払いに困るほど困窮していた。ある夜、友人医師ジキルから、とある遺言状の保管と執行を頼まれる。それは、ジキルが亡くなった際の財産は、彼の恩人ハイドという男性に遺贈するという内容だった。翌日ガブリエルは、ニューカム警部に求められてジキルの研究室に向かうと、銃声が聞こえ地下に籠っていたジキル氏は亡くなっていた。彼には連続殺人の容疑があり、目撃者もいるという。さらにガブリエル宛の手紙には、“万病に効く研究薬を試した結果、別人格となって殺人を犯した”という衝撃の告白が綴られていた。警察側は、ジキルが逮捕前に自殺を選んだとみるが、ガブリエルは善良な医師だった彼が殺人を犯したとは思えず、真犯人捜しに奔走するのだが…。
大手保険会社に勤務し、社長令嬢サラと交際中のニコラス。昇進は部下で友人のミッチェルに先を越されそうだった。そんな中、ミッチェルが保険料の支払いを不当に拒否していたことを知り、その顧客に偽名で密告。明るみとなった不正の対応に追われた会社はミッチェルを叱責し、ニコラスがサービス管理者への昇進を果たす。しかし密告者を探す会社側は、社員の通話履歴を調べ始めていた。密告者だとバレないか恐怖に怯える中、ニコラスは取り壊し寸前のビルで暮らす芸術家の卵アンドレアや、カリスマ的魅力を持つハリーと出会う。ある日、“富の再分配”を主張するハリーに成り行きで強盗の手伝いをさせられるが、彼に感化されたニコラスは本格的な犯罪に手を染めていく。
大手銀行の頭取の娘メイシーは親への反抗心から日本人ビジネスマンと結婚することに。しかし、結婚式目前に男は姿を消してしまう。メイシーはひょんなことから同行することになった青年ユンと共に男を追って東京へ。そこで2人はある事情で同じ男を捜す探偵リンと出会う。こうしての1人男をめぐり3人は東京の街を奔走する……
有名作家のリードは自身の豪邸で独り、新作のアイデアをまとめようとするが、全くはかどらずにいた。ついてない日々が続き、愛車のジャガーは事故で全損。自身も大ケガを負い、ワイヤーで固定した口は僅かしか開けられない。新刊小説「殺しへのカウントダウン」の評判も悪い。そんななか、元妻ウェンディと暮らす娘エミーが、ロンドンへ留学する前に会っておくよう母親に言われたと、突然姿を現した。久々に親子の時間を過ごすが、以前のリードは浮気やギャンブルで家を空けることが多く、ひどい父親だった。それを娘に責められ過去の自分を後悔するが、ケガも相まり口に出すことができずにいた。郊外で通信環境が悪く停電になってしまった家で、2人は別々の部屋で寝床につくが、深夜に侵入してきた謎の男とエミーは、家の中を物色し始めていた。
サーファーだった亡き父の夢を継ごうと、日々邁進するケイラ。今季最後の大会で大学進学かプロへの転身か、自身の進路を決めようとしていた彼女だったが、その前に友人のアリー、サラ、ベッキーと春休みを楽しむべくビーチへ赴いた。しかし到着日の夜、パーティー帰りのケイラとベッキーは現地の男に襲われ、ベッキーは打ちどころが悪く死亡、ケイラは誘拐されてしまう。翌日、娘の失踪を知った母ミシェルは急いで現地へ赴くが、警察は“子どもの家出はよくあること”と、取り合おうとしなかった。間もなくして、ベッキーの遺体がビーチで発見され、ようやく警察も本腰を入れて動き出すが、警察の捜査を信用できないミシェルは、自身の力で娘を捜そうと懸命に動いていた。そして遂に、娘たちが泊っている宿主が監視カメラを仕掛けていたことを突き止めるのだが…。
シングルマザーのジョアンは短大英文学教授の職を得たが、そのために高校3年生で転校せざるを得なくなった娘リリーのことが心配でならない。一方のリリーもまた、新しい高校でうまくやっていけるか不安だったが、すぐさま友達ができ、特にニヒリズムな書籍「ゼニス」を信奉するバイオレットに心酔していた。ある日、ふとしたアクシデントから同級生アマンダの反感を買ってしまったリリー。翌日登校すると、前夜に車ごと崖から落ち、アマンダが意識不明の重体になったと聞かされ衝撃を覚える。その後もバイオレットとより親密になっていくリリーは、次第に母親へも反抗的な態度を取るように。そんな娘の様子を見て、すべてはバイオレットの影響ではないかと、ジョアンは不安に駆られる。
平凡な新婚夫婦や大学生夫婦、中年夫婦などの7組のカップルが済州島のホテルにが到着する。1人の新郎が酔っぱらったまま奇妙な部屋に知らない女と消えていく。翌日、両目がない凄惨な死体として発見される。妻と休暇を楽しんでいた刑事チェ・ピョンシクは事件を引き受ける。事件当日の状況が明らかになるが、これに対して様々な疑惑が浮かび上がっていく。現場検証だけで一度は事件が解決したが、数日後に犯人が残した決定的な手がかりをテレビで知る事になる。
平穏な町では同じような連続殺人事件が相次いで発生している。殺害されたのはいずれも女性で、発見当時、両手はひもに縛られたまま十字架にぶら下がっていた。推理小説家志望の「慶州」は家賃を督促していた家主と口論の末、偶発的に殺人を犯すようになり、それを隠ぺいするため連続殺人犯を模倣して死体を処理する。事件捜査が難航している中、再び殺人事件が発生するや、市民たちは皆不安と恐怖を感じており、警察関係者は今回の事件もやはり同一犯の仕業と断定する。しかし、唯一強力系班長の「再神」だけが最後の事件は模倣犯の仕業であることを直感する。そして自分の殺害の手口を模倣する者がいるという事実を知った連続殺人犯「ヒョイ」は、彼を追跡し始めるが…。
1990年、イギリスの秘密情報部MI6は、アメリカの中央情報局CIAの協力を得て”ハイド計画”を推進。遺伝学のクロス博士によって13人の人間兵器を作り上げられた。しかし、この兵器たちには壊滅的な副作用があり、のちに管理不能となって暴力や殺人を続けてしまう凶暴性が発現された。人間兵器たちが逃亡したため1人ずつ抹殺、残る3人の捜索が続いていた。一方、カフェで働くアイリスは、浮気性の恋人マイケルとの関係と、見知らぬ女からのストーカー行為に悩んでいた。ある日、アイリスのもとにFBI捜査官のローマンとフライが現れ、マイケルが殺されたことを告げられる。次の日、精神的に不安定な状態のまま働いていたアイリスは、カフェの向かいの通りにストーカー女の姿を見つけるのだが…。
精肉工場を営む父の元で暮らす女子高生のエルリアは、その若く豊満な肉体美から、工場で働く男達の憧れの的だった。ある日、ドバイに出稼ぎに出ていた母が突然帰宅する。父に代わって工場を仕切り出した母は、ジョナスという若い男を雇い入れる。粗削りだが親切なジョナスに、次第に惹かれていくエルリアだったが、ある日母とジョナスの不倫現場を目撃してしまう。母への嫉妬と憎悪から、二人の関係を壊そうと企てたエルリアは、ジョナスをセックスに誘うのだが、、。
ニュージャージー州カムデンの治安が悪い街で父親と暮らすトーリは、女性同士のストリートファイトで売り出し中。大金を稼ぐために“庭”と呼ばれる地下格闘技での戦いを望み、実力トップの格闘家のジャブスのジムに入門を志願するが、新参者向きではないと断られてしまう。それから6週間後、トーリが川沿いの茂みで死体となって発見された。別の街で母親と暮らしていたトーリの姉ウィンザーは、妹の恋人デュークや友人たちを訪ね、無駄だと止められながらも、自らトーリを殺した犯人を捜そうと街中へ。地元のワルたちにリンチに遭いかけたところをジャブスに助けられる。犯人の捜索を諦めないウィンザーは、ジャブスから最低限の戦う術を教えてもらうことにするが…。
世界一危険な就職試験。合格者は死ぬまで年俸1億円の報酬。とある有力企業の最終就職試験に残った8人の男女。試験のルールは3つ、試験監督は時計を作動させ、部屋を去る。しかし、受験者たちが問題に取り掛かろうと用紙を裏返すと・・・試験用紙は【白紙】果たして、正しい質問と答えを見つけ出し、合格すると死ぬまでの生活が保障されるほどの好条件の仕事を手にするのは誰なのか!?
強欲な親戚に土地を奪われ、住居を失った新婚のアナとベンは、土地を取り戻す資金を稼ぐ為、観光地へと移り住む。ベンの友人マンドの紹介で、廃墟となったホテルで集団生活をすることになった二人。“ホテル・カリフォルニア”と呼ばれるその場所には、アナ達のように訳ありの人々が数多く暮らしていた。早々にウェイターの仕事を見つけたベンだったが、ホテルの共用エリアで開催されるギャンブルに身を投じ、多額の借金を抱えてしまう。一方アナは、その美しさから地元の権力者サージに気に入られ、クラブのウェイトレスの仕事を紹介される。全てが順調だと思っていた矢先、アナは仕事場で、自分のセックスビデオが配信されていることを知り、、。
キルは、幼い時に鉄道で自殺しようとした母の手から逃げた後、暗黒街のキラーとして育てられる。マルボーロタバコ、コーラ、カップ麺、冷蔵庫の中の現金、ぎらぎらした刃のナイフ一本、オートバイ、猿のチチとの交流が生活のすべてであるキル(チョン・ウソン)は、自分に与えられたキラーの任務を黙黙と代行する非社会的人物。干からびた大地に降る小雨のように、彼を刺激するのは酒場のホステスで歌手志望のスハ(シム・ウナ)だけだ。キルは、遅い夜に燈台のように明るくなる彼女のアパートを見て小さな幸福を感じる。ある日、道に倒れているスハを見つけたキルは、彼女を家まで送り、スハに対する感情が愛に変わる。だが、愛という感情はキラーには致命的な弱点。
地震学者のワトソン博士は研究に打ち込むあまり家族からの信頼を失い、妻のグウェンからは離婚を求められていた。今日も家族でバカンスに行く予定を仕事でキャンセルしたワトソンを、グウェンは責めることなく3人の娘たちと出発してしまう。研究を見下す同僚から邪魔をされながらも地震の測定結果を分析していたワトソンは、数値に異常を発見。その直後、大きな揺れが研究室を襲う。地震の影響によって各地で地滑りや地割れのニュースが伝えられるなか、ワトソンは研究出資者のコリンズに人類史上最大の地震が起こることを報告。本震の到達予測時刻まであと5時間。コリンズから避難シェルターの使用を許可されたワトソンは、家族を救うため車を走らすが…。
28歳のジャレッドは映像作家を目指し作品を作っていたが、なかなか芽が出ない。孤独な彼は恋人がほしくてジムに通い、体づくりもしていたが、誰からも相手にされず鬱々とした日々を過ごしていた。そんな中、1人のセクシーな女性のオンラインチャットにハマっていく。ある日、自身が暮らすアパートの洗濯室で女性を見かけるが、その人はジャレッドがいつも見ているチャットの女性と同一人物だということに気づく。彼女に近づきたいジャレッドは、洗濯室で彼女を待ちながらチャンスを作り、何とか声をかけることに成功。数日後には部屋に誘うことができ、彼女が売れない役者であることを知る。食事をしてさらに近しくなったジャレットは、彼女に思いを募らせていくが、ある夜、彼女に恋人がいることを知る。
モニカは代理母リリーのおかげで夫ブラッドとの間に娘オリビアをもうけ、幸せの絶頂だった。妹のジェンがお祝いにやって来るが、モニカにはブラッドの顔が曇っているように見えた。それもそのはず、ジェンは離婚した夫と娘の親権で争っており、弁護士であるモニカが担当していたが、ジェンはキレやすくトラブルメーカーだった。モニカが子どもを産めない体になったのも、10年前にジェンが起こしたあることが原因だった。だがモニカはそんなことも水に流し、ジェンにオリビアの子守りを頼んでいた。しかし、問題ばかり起こすジェンに呆れたモニカは、ちょうど仕事を探していたリリーに子守りを頼むことに。しかしその頃、モニカたちの様子を影から監視する何者かの存在がいた…。
1991年、負傷した女性が森の近くで保護される。女性の証言から、10年以上殺人を続けていた連続殺人犯の手口に酷似していることが明らかになり、既に1988年に捕まっていた犯人は誤認逮捕だったことが判明する。新たな容疑者であるアンドレイ・ワリタを追い詰めた捜査責任者のイッサは、尋問をする中でワリタがそれまでの連続殺人を犯した真犯人だと確信していくが、彼の口から驚愕の真実を聞かされることになる…
故郷カリフォルニア・サンタルシアを捨て、ロサンゼルスで記者として働いていたスローン。しかし彼女は仕事をクビになり暇を持て余していた。そんな時、故郷の旧友マルコスから、実家のブドウ農園で働く移民作業員たちが、何者かに嫌がらせを受けて大勢が辞めてしまったことを告げられ、しぶしぶ現地へ戻ってきたスローン。農園主アーサーは、スローンの亡き母の再婚相手で、娘と義父の仲は今もしっくりきていなかった。折しも町では外国人排斥の論議が沸騰しており、建設中の作業員寮が何者かに放火されて全焼。また従業員のドゥルセが欠勤したまま行方不明となり、スローンへの嫌がらせも始まる。そんな中、スローンは謎の青年レイェスと親しくなっていくが、彼の正体は先祖代々、町を仕切ってきたピクーニャ家の一員だった。
高額な報酬と引き換えに犯罪者の逃走を請負うドライバーのレイ。彼の中には仕事を請負う上でいくつもの掟があり、それを頑なに守ることで生き延びてきた。今夜の客は伝説の大泥棒ビリー・レッド。彼の”仕事”が終わるのを車で待っていたレイだったが、ビリーが逃げる途中で心臓発作を起こしてしまう。慌てたレイは、ビリーを助けて車に乗せると、彼を病院に運ぼうとする。しかしビリーは、病院に行くことを拒み、ブツが入ったカバンを自宅に届けるようレイに懇願。彼を見捨てることができないレイは、パートナーのマックスに闇医者の手配を頼むと、ビリーの自宅へと向かい、彼の娘マヤにカバンを渡すのだが…。
著名なジャーナリストの父親ジャン・ファレルの勲章の授与式に出席するために、米国のスタンフォード大学に行っている青年アレクサンドル・ファレルがパリに一時帰国した。空港には迎えのタクシーが父の計らいで用意されていたが、父は自分の明日の授与式や仕事のことで忙しく電話にも出ない。父の家で彼を暖かく迎えてくれたのは家政婦だけだった。母のクレール・ファレルはフェミニストを支援するジャーナリストで、ラジオの討論番組に出たり、本の執筆もする有名人だ。クレールは夫と別居、新しい恋人のアダムの家に引っ越したので、アレクサンドルは母の住まいの夕食に呼ばれてそこでアダムの娘ミラを紹介される。ミラはNYの大学に行くのだという。アレクサンドルが学生時代の友達との集まりに行くので、出掛けるのでミラも同行する。翌朝、アレクサンドルは突然警察の家宅捜索をうけ、告訴された。ミラがアレクサンドルにレイプされたと告訴したのだ。警察の取り調べに対してレイプではない、同意があったと答えるアレクサンドル。ミラの供述とは大きく違う。突然の息子のレイプ犯容疑でショックを受ける両親。二人の供述は平行線のまま裁判に。誰が正しいのか、何が正しいのか、真実は一つなのだろうか。アレクサンドル、ミラ、彼らの両親の弁論、誰もが今までの良識を覆されるような裁判を受けとめることになるのだった。
妊娠中の妻と貧しいながら幸せに暮らしていた郵便屋のリンゴ―は、配達中に車同士の衝突事故に出くわす。事故を起こした車を運転していたのは、息をのむほど美しい女性。事故相手から絡まれた彼女を、リンゴーは思わず助けるのだが、二人は一瞬見つめ合うだけで、言葉も交わさず、それきりになる。その後、リンゴ―が偶然に彼女の家に郵便物を配達したことで二人は再会、リンゴ―はサマラと名乗るその女性が、有力な新興団体の若き教祖の愛人であることを知る。ギャンブル好きの母親を助けるため、愛人になったというサマラの寂し気な様子に次第に惹かれてゆくリンゴ―。一方、権力という鎖で繋がれ、長い間教祖の愛人として囲われていたサマラも、ピュアで親切なリンゴ―に惹かれてゆく。そんな中、サマラの家に出入りするリンゴ―の存在に気が付いた教祖は、浮気を疑い怒りのあまりにサマラを滅多打ちにする。心も体も傷ついたサマラを優しく介抱するリンゴ―、、やがて二人は激しく求め合い、結ばれるのだが、、。決して許されない愛で結ばれた二人の元に、教団の魔の手が忍び寄り、、物語は思わぬ結末へ疾走する。立場を超えた<禁断の愛と官能>を描いたサスペンスドラマ。
顔の傷が原因で、子供時代から執拗ないじめの被害者であったカノ。トラウマと言い知れない不平等に苦しむ彼女は、深く傷ついた感情を常に引きずっていた。運命が織り成す様々なシナリオの中で、次々と展開する出来事に導かれ、カノは自身の秘められた可能性を見出す。そして、貧しさにあえぐ村の生活から抜け出し、より明るい未来を目指す決意をする。しかしながら、母親が壊滅的な出来事に巻き込まれたことで、カノは過酷な道を行くことを強いられる。その結果、彼女の人生の軌道は永遠に変わってしまうことになる。
遥か昔、ルシファー率いる天使たちは神に反旗を翻した。反乱を起こした天使は天国から追放され堕天使となって地上を彷徨い、神に愛された人間たちを殺そうと画策する。神は善良な天使を地上に派遣、堕天使の計画を阻止する戦いは今も続いている。一方、ロンドンにある有名音楽学校に合格したナオミは、家族と喜びをかみしめていた。しかしロンドンに向かう道中で交通事故に遭い、両親は帰らぬ人となってしまう。家族を失った悲しみから抜け出せず音楽学校へも登校できずにいたナオミだったが、彼女を心配する叔母エスタの説得で登校を始める。音楽に触れることで表面上は笑顔を取り戻していくナオミに、ラファエルという男子生徒が話しかけてくるのだが…。
父を亡くしたソニア、エステル、レアの3姉妹は、遺産相続の為、田舎の生家で共同生活を送ることに。医学部を休学した長女ソニアは、妹達の親代わりとして生活を支えていた。そんなある晩、ソニアは、玄関先に重症の男が倒れているのを発見する。周囲に反乱者が逃亡しているという軍部からの情報もある中、男を見捨てることが出来ない3姉妹は、容態が安定するまで彼を自宅に匿うことに。フェリペと名乗るその男は、次第に回復し3姉妹の生活に溶け込んでゆく。刺激のない田舎暮らしに退屈していた次女のエステルは、悪戯にフェリペを誘惑、2人はソニアとレアに隠れて肉体関係になる。次第にフェリペを心から愛するようになるエステルだったが、そんな想いに反して、フェリペは姉妹の中で最も純粋で物静かな3女のレアに惹かれ始める。優しくて頼もしいフェリペの想いにレアも応え二人は恋人関係に。エステルは強い嫉妬と苛立ちから、フェリペを匿っていることを軍に密告するが、事態は思わぬ方向に転がってゆくー。
シングルマザーのオードリーは、娘シャイアンを育てるため必死に働いていたが、困窮に陥り家からの立ち退きを求められていた。そんな時、オードリーに亡くなった祖父からの遺産を相続する権利が与えられる。貧困から抜け出せることを期待し安堵するも、実は彼女の知らないところで、祖父が保有していたという水利権を奪う企みが進行していた。遺言書の開示まで1週間と聞いたオードリーは、シャイアンと共に祖父が住んでいた家を訪れる。しかし庭の片隅に積まれた木材の影に潜む男の姿に気づくのだった。急いで逃げようとするオードリー親子に銃を突きつけた男たちは、水利権を移譲する書類にサインをするよう脅す。
監禁映像に秘められた謎・・・フリーターの木村は、ネット・カフェで求人サイトを見ているが、無作為に検索していると「ファントムTV リラの城」という動画配信サイトに行きつく。そこにはマスク男が暗闇の中のダンボール箱を開け、中からビニールに包まれた美女リラ(板垣あずさ)を引きずり出し、ガラス張りの部屋へ運ぶ姿が映るのだが、そこで映像は終わってしまう。翌日もネット・カフェに行くが、「天国への…噂を聞いて来たのかい?」と男性に声をかけられる。意味が分からないまま入店した木村は、隣の部屋から声が漏れる中、眠りにつくのだった。しかし、隣からのうめき声で目が覚めた木村は部屋に行ってみるが、そこには誰もいなかった。モニター越しの「ファントムTV」の文字と、先ほど会った男性の帽子だけが残っていたのだ。次の瞬間、モニターにはハサミを持った男が目隠しされたリラの胸にハサミを突きつける映像が流れ始めるのだった…。これから何が始まるのか?次第に木村はその映像から目が離せなくなっていく…。
じゃあ、問題出すね・・・。女性(ミカ:琴乃)の私生活を覗き見ることができ、クイズに正解すると、実際にミカに会うことができる動画配信サイト「ファントムTV ミカの家」。神出鬼没なサイトで、「会いに行った男は 戻ってこれない」と噂されるほど都市伝説化していた。悠一もそのサイトを探している一人だったが、運良く辿りつくことができ、クイズに正解したため、ミカの家への招待状が届くのだった。家を訪れた悠一は、薄暗い中、カーテン越しにマスクをした男たちが下着姿のミカを覗く異様な光景を目にする。ミカに会える最後の1人になるまでクイズが出題される中、悠一もマスクを被り、残り3人に。しかし、マスクを脱いだ悠一の前には、友人の孝吏の姿があった。最終問題は、解答する際にカーテンの向こう側に行き、拳銃を頭に向けて引き金を引くのだが、先に答えた孝吏は部屋に戻ってこなかった。悠一の動揺をよそにゲームは進行するが、カーテンの向こう側には何があるのか?そして、このゲームを仕掛けた目的とは?
盲目の天才鍼師ギョンスは、病の弟を救うため、誰にも言えない秘密を抱えながら宮廷で働いている。しかし、ある夜、王の子の死を“目撃”し、恐ろしくも悍ましい真実に直面する。見えない男は、常闇に何を見たのか?追われる身となったギョンスは、制御不能な狂気が迫る中、昼夜に隠された謎を暴くために闇夜を駆ける―絶望までのタイムリミットは、朝日が昇るまで。
とある離島にやってきた、売れない映画俳優のチュー。彼は妻の行方を捜すため、妻と出会ったこの島を訪れた。荒波が押し寄せる島の堤防。カブトガニの面を装着した漁師の集団が怪しげな儀式をしている。漁師たちの守護仏であった町の仏像の頭が消えてしまい、町民たちが捜しているのだ。頭が消えたことで海に出た者は戻ってこなくなってしまい、以来、漁師たちは漁に出ていない。夕暮れ時。宿屋の女主人がチューに声をかける。部屋に落ち着いたチューは、旅の疲れを休めるように目を瞑る。女主人は身の上話を始める。かつて宿を切り盛りしていたのは双子の妹だったが、彼女は8月5日に出て行ってしまったきり戻ってこない。島のダンスホール。妖艶なネオンが輝き、町民たちで店内は賑わっている。タバコをふかす店の女将を遠くから見つめるチュー。停電で客が帰って行き、二人きりになるマネージャーとチュー。女将は5年前、漁に出たきり戻ってこない夫の帰りを待ち続けていた。去の記憶。無機質な部屋に、チューと妻がいる。チューは妻の浮気を疑っている。妻は本業の俳優業に向き合わず写真にのめり込むチューに苛立ちを隠せない。「大人になって現実を見てよ」しかしチューは自分を裏切った妻の言うことに聞く耳を持たない。やがて妻は別れを切り出す…夢と現、過去と現在を彷徨する迷宮に迷い込んだチューの辿り着く先はどこなのか…