独立記念日を目前に、アメリカ全土で凶悪テロが多発。その背後には合衆国の全機能停止を狙う陰謀が潜んでいた。ロサンゼルス市警特殊部隊“SWAT”を率いてベテランエージェント、ジェームズ・ナイト(ブルース・ウィリス)は真相を追い始める。しかし、その裏には衝撃の事実が隠されていた―。愛する者と国家存亡の間で揺れるナイトの決断が、合衆国の運命を左右する。街に轟く銃声が告げるのは希望か、それとも絶望か?最終決戦の火蓋が切って落とされた!
クリスマスの夜、刑事ボブ・ハイタワーの元妻とその夫が惨殺され、愛娘ギャビが忽然と姿を消した。その背後には、悪魔のようなカルト集団「左手の小径」の影が蠢(うごめ)いていた。絶望と怒りに苛まれたボブは、かつてカルトに誘拐され生還を果たした女性、ケース・ハーディンと出会う。深い傷を負った彼女は、ボブの苦悩と覚悟に心を動かされ、再びその悪夢の世界へ戻ることを決意する。
英語の個別レッスンを仕事にしているバイリンガルの真希子(橘メアリー)は、夫の匡史と二人暮らし。匡史は仕事に追われる日々を送りながらも、真希子のレッスン相手の事を毎日のように尋ねてくる。それは彼女が以前、生徒と過ちを犯した過去を抱えているからだった。過ちを許した匡史は、その代わりに妻を束縛し、常に自分の目の届く範囲に置こうとしていた。夫との夫婦生活を窮屈に感じている真希子は休日に親友の瑠夏と会う。瑠夏は、真希子と匡史の最近の関係を心配してくれていた。そんなある夜、寝室で先に寝ていた匡史がふと「瑠夏…」と寝言をつぶやいた…。
マリーは35歳。夫のフランソワと結婚して12年、2歳になるポールと3人で暮らしている。マリーは夫を愛しているが、セックスに満足できない日々が続いていた。ある朝、彼女は仕事の営業で見知らぬ男の家をノックして中年のアフリカ系アメリカ人のビルと知り合う。ビルの風変わりな性格と逞しい肉体に好奇心をそそられ少しでも長く一緒にいたいと考え、恥じらいながらも全裸になるマリー。情欲の疼きに勝てず不倫関係を持ち、マリーは何回もエクスタシーに導かれる。家に帰って何事も無かったように過ごすが、いつもと違う愛撫に気づいた夫はマリーに詰めよる。マリーは全て話し、家族は崩壊の道へと進み始めるが・・・。
1971年。農家の娘デルフィーヌは、家族の束縛から離れ、経済的にも自立するためにパリに移り住む。ある日、偶然乗り合わせたバスで、女性解放運動家のキャロルと出会い、ふたりは情熱的な恋に落ちる。しかし、デルフィーヌの父親が脳卒中で倒れ、デルフィーヌは実家に戻って母親の農場を手伝うことになり、キャロルはデルフィーヌを追って農場で一緒に暮らすことを決めるが・・・
便器から手が!?ある日、酔っ払って帰宅した’ボンス’がトイレに入ると、トイレの便器から人間の手が突き出ていた。ボンスと妻の“ジュヒ”、助けに駆け付けた救急隊員たちはその正体を探ろうとするが...。彼らは狂暴なその“手”の襲撃から逃れられるのか。
十日後に結婚式を控えた直子は、故郷の秋田に帰省した昔の恋人・賢治と久しぶりの再会を果たす。新しい生活のため片づけていた荷物の中から直子が取り出した1冊のアルバム。そこには一糸纏わぬふたりの姿が、モノクロームの写真に映し出されていた。蘇ってくるのは、ただ欲望のままに生きていた青春の日々。「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」直子の婚約者が戻るまでの五日間。身体に刻まれた快楽の記憶と葛藤の果てに、ふたりが辿り着いた先は―。
「怖いもの」好きの若者4人が、スコットランドへの週末旅行で、怪談話を楽しむテーマ・キャンプに参加。その夜、キャンプファイヤーを囲みながら、怪しげなツアーガイドの男の誘いで、一人ずつ順番に一番怖い話をするように勧められる。その際、死者と交信するために、その地に宿る悪魔に捧げるトーテムを火にくべていくことがルール。そして、不穏な怪談ナイトが始まるのだが…。
第二次世界大戦が終わりに近づくにつれ、ナチスの科学者たちは、アメリカ東海岸の住民を肉食ゾンビに変えるという卑劣な爆撃計画を企て、戦況を変えるため必死の抵抗を続けていた。その計画を阻止すべく連合国軍は、一人の男に白羽の矢を立てる。葉巻をくわえ、大型パンツァーを軽々粉砕する筋肉隆々の一騎当千の兵、その名はディック・ダイナマイト。口が悪い超曲者の傭兵チームを従え、ディックはナチスが送り込む忍者、サイボーグ、バイカー、ミイラ化したスナイパーら様々な敵に挑む。そして、その背後に君臨するラスボス、極悪非道なマクシミリアン・シュタッカー大佐率いるドイツ軍が行く手を阻むなか、ディックはアメリカ壊滅を目論むスーパー爆撃機計画を阻止することができるのか!?
パリの高級ホテルの支配人であるフェリックスは、パンデミック期間中に秘密のビジネスを始めることを決意する。それは特別な顧客の為にホテルの一室に若く綺麗なエスコートを送り込むことだった。時には顧客の話し相手になったり、時には一緒にお風呂に入り、そして時には存分にセックスを楽しんだり、その一室では美しいモデルたちによる最高級のおもてなしが行われる。やがて様々な事情や欲望を持った顧客とモデル達に複雑な関係性が生まれていき・・・
高校卒業も迫る冬。生徒たちが集まり、卒業アルバム製作委員会が開かれる。生徒の中には鈴木幸子、まじめな萩本小鳩、チャラい取手衛らがいる。担当するのは教師の福田。その外には取手に想いを寄せる教師の村田が覗いている。福田は鈴木と卒業アルバムの件で打ち合わせをしているが、彼女の【穴】みたいな目が何だか怖い。しかし彼女は福田に持ちかける。「私と子供を作ってくれませんか?」聞けば自分は宇宙人で、地球人との子供を作るよう命じられているという。据え膳くわぬは…と待ち合わせのみかん畑に向かい、セックスをする。そこで福田が分かったのは「ああ、こいつ、人間じゃないわ」。その後、子供を作るために何度セックスをしても、鈴木の目は【穴】があいたままで…。一方、男子生徒・取手に想いを寄せる村田は、夜の教室で取手の机を愛でる(性的な意味で)のが日課。しかしその日課を萩本小鳩に見つかり、以来彼女の【豚】として調教される日々。苦しむ村田の表情を見ると、小鳩は喜ぶ。そんな毎日に耐えかねて村田は小鳩を拒否するが、彼女の村田への狂おしいまでの想いは、【鬼】となって、暴走を始めていた…。
出会った瞬間から人生が永遠に変わる―。心身ともにたくましいダラス(エリカ・リンダ―)は、昼間は大工として働き、夜は毎晩のように違う女性と関係を持っては、自分の居場所を探していた。そんなある週末の夜。ネオン輝くバーの片隅で、ダラスは、ファッション誌の編集者として成功するキャリアウーマンのジャスミン(ナタリー・クリル)と永遠の出会いを果たす。情熱的に絡み合うふたりにとって、お互いの愛を確かめ合うのに、時間はかからなかった。しかし、ふたりの蜜月を遮る壁―ジャスミンには結婚を約束した彼氏がいるという、大きな障害があった…。
仕事を求めてタイにやってきたピップは、入国早々暴漢に襲われ倒れている所を、同郷のジェシーに救われる。ジェシーの介抱で傷は直ぐに回復したが、当てにしていた仕事が無くなり途方に暮れる。そんなピップに、ジェシーは地方での仕事を紹介する。ピップが旅立つ前日、二人は恋人のような時を過ごし、その晩激しく愛し合う。ジェシーとの出会いに運命を感じ、彼女との未来を思い描いていたピップ。しかし、ある日を境にジェシーとの連絡が途絶えてしまう。ジェシーの安否を心配したピップは、彼女の行方を必死に探し始める。そんなある日、偶然にも怪しげなギャンブルサイトにジェシーの姿を発見するのだが、、。
継母と義理姉による虐待に苦しんでいたシンデレラは庭で不思議な本を見つける。そして本を読んだ彼女の前に“フェアリーゴッドマザー”が出現し魔法の力によって憧れの王子とダンスする夢が叶う。しかし王子や継母たちはシンデレラのドレスを剥ぎ取り、全裸にして嘲笑。その瞬間「復讐したい」と願ったシンデレラはガラスの靴を凶器に変え、邪悪な人間どもを残虐な手段で次々と血祭りにあげていく――!!
医大生のミンウ(カン・ソグ)と音大生ダヘ(イ・ミスク))は、ミヌの先輩ヒョンテ(アン・ソンギ)の仲介で互いに愛し合うようになったが、ミヌは病気の父を守るために傷害事件を起こし大学を除籍処分となる。それ以後、ミヌの身辺には次々と不幸が訪れ、ミヌは自分の出生の秘密を探ろうとして米軍相手のバーを経営する叔母のヨンスク(キム・ヨンエ)に会いに行き、そこで米軍基地の歓楽街の悪の世界に引き込まれていく。
不動産会社に勤めるジュリアンはカフェを経営する妻と息子と3人で暮らしている。アパートを探す25歳のアリスと会っていくうちに互いに惹かれ合い、イケないと分かりつつもアリスの魅力に逆らえず、肉体関係を持ってしまう。妻のマリーに隠して関係を続けてしまうが、アリスはマリーのカフェでバイトとして働くことになり・・・
三兄弟(ヘンリー、ジョン、ヴィンス)は、暴力的で虐待的な父親・ダンを殺し、母親の命を奪った虐待の連鎖を断ち切ろうと狩猟中に暗殺を計画する。父を森に埋めるが、数日後その場所へ訪れると遺体が消えていた。恐怖と疑念が広がり、兄弟は互いの信頼を失い始める。絆の裏切りが破滅を引き起こし、隠された真実が次々と明らかになる中、彼らの運命は予測不可能なサバイバルの結末へと進んでいく…。
年の瀬の迫った嵐の夜、男女7人の仲間たちが荒涼とした山中のロッジに集まり、パーティーを楽しもうとしている。近隣地域では殺人事件が立て続けに起きているが、保安官も荒天のため捜査まで手が回らない。パーティーを楽しむ7人のいるロッジには、失踪した弟を探す謎のバックパッカーがやってきて、かつてこのロッジで殺人事件があったことを伝えるが、彼らは全く意に介さない。やがて、覆面を被った殺人集団が彼らに牙をむく。
近未来を舞台にカニバルゾンビがはびこる街で、誘拐されたおばあちゃんを救うため、ゾンビポルノが大好きなカール、レスリングに夢中なフレディ、カールの異母姉マギーたち3人が、極悪大企業コールマン社と戦う。
500年前、スコットランドには人間を食らう邪悪で血に飢えた一族がいた。その一族は近親相姦で形成され、父や娘、息子、孫までもが殺人を道楽としていた。彼らは暗い洞窟に住みつき1000人以上もの人を殺害。やがてただ一人を除いてその一族は処刑される。そして、現在。スコットランドではある女性の殺人事件が世間を恐怖に陥れていた。バラバラ遺体となって発見された女性シャーロットは、新聞記者ヘミッシュの恋人ウェンディの妹であり、彼の友人でもあった。しかし、シャーロットの遺体の様子を詳細に描いたヘミッシュの記事によってウェンディは傷つき、2人は破局してしまう。持前の正義感で事件の犯人を追うヘミッシュは捜査を担当するビル刑事に接触するが…。
有名人のスキャンダルを暴く妖艶で美しい女性写真家クレリア。金と権力に支配され、欲望とセックスが渦巻くいかがわしい世界に身を置くクレリアは、全く正反対の世界で生きる編集者のクレーヴに惹かれ結婚する。しかし、お互いの心の空洞を埋めるかのように、時も時間も忘れ激しく貪りあう2人の間に、ある日、1人の才能溢れる情熱的な写真家のネモが現れ・・・
成功したビジネスウーマンでシングルマザーのマラは、息子のネマニャを不慮の事故で亡くしてしまう。マラは心を閉ざし、友人や家族とのコミュニケーションも拒絶していたある日、ネマニャの友人と名乗るミランから仕事の依頼が。息子のことを知るために、依頼を受けたマラはネマニャとの思い出を通して、ミランと心を通わせ肉体関係を持つ。やがてマラはミランとの付き合いを楽しんでいることに気づき、再び人生への情熱を取り戻していくが・・・
画家のアルドは、昔の恋人リサが忘れられない。ある日、路上で油絵を売っていると、リサとその息子が現れー。超売れっ子インフルエンサーのセクシー・ララは、彼氏の束縛に嫌気がさしていた。ララの冷たい態度に憤慨した彼氏は、あるとんでもない行動に出るのだがー。官能的な作品で有名なアーティストのリラクの元に、彼女のドキュメンタリーを撮影したいという美しい日本人女性が現れー。個性豊かな人々の、愛と欲望を描いた3編のオムニバス官能ドラマ。
ナポレオン政権下の1850年代のフランスの田舎の村。働き盛りの男たちはみなレジスタンス活動に明け暮れ、終いには投獄されてしまう。そして、女だけが残された。小麦を収穫してパンを作り、果物を摘み、牛から乳を搾る・・・女だけで平和な日々は続いた。しかし女たちは知っていた。このままでは村に「未来」がないことを。女たちは子孫を残すために、もし男がやって来たら、みなで共有しよう―と、秘密の約束をかわす。そこへ、ひとりの若い男がやって来た。若く健康なその男の素性はまったくわからないものの、男を村に引き留めるために、村1番の聡明な美しい女が世話係としてつくことに。美しい大自然の中、衣食住を共にしていくうちに、その女の生命力あふれるたくましさ、美しさに魅了された男は、密かに女と関係を持つ―。しかしその事実はすぐ皆が知ることとなる―。
傭兵の一団がギャングの巣窟を襲撃した後、2人の人質を連れて田舎の隠れ家に逃げる。女性たちが捕まったことに激怒した犯罪集団の一員であるストイックが傭兵たちを襲撃する。争いは激化し、ストイックと彼を殺そうとする傭兵たちの冷酷なボスとの間で激しい対決へと発展する。
突然、妹のマンディを亡くした犯罪系ポッドキャスターのイーサンが、その真相を探っていると殺人配信サイト”MURDERSHOW(殺人ショー)“に辿り着く。そこでは最高落札者が被害者の殺害方法を選ぶという残酷なゲームが行われていて…真相に迫るほど、周囲に不可解な出来事が起こり始め、ついにはイーサンや友人たちにも魔の手が忍び寄る。果たして、彼らは生き残ることができるのか―?
ペク・ホビンはアメリカという巨大な国で富と機会を夢見る野望の男だ。彼は永住権を得るためにジェーンと契約結婚をする。ジェーンは切膜して利己化された米国という文明社会で孤独に疎外された女性だ。ペク・ホビンと同居人で結婚生活をしている間、ジェーンはホビンに彼女の人生の中で最後に訪れた光と同じ愛を感じる。移民国職員の厳しいインタビュー危機を乗り越え、ホビンは米国市民の資格を得る。結婚契約が終わる頃、ホビンの欲望とジェーンの愛がぶつかって対立する。ジェーンは契約に違反してホビンに愛を訴えるが、ホビンは本国の婦人と子供に対する一念だけだ。結局ホビンの隠された秘密が明らかになり、狂的な乱暴性が爆発ジェーンの人間性を襲ってしまう。ついに二人は離婚旅行の道に上がり、死のような砂漠の上に許した人間の欲望と死の結末が見られる。
貧しい漁村で育ったレナは、会計士になる夢を叶えるため、両親の反対を押し切ってマニラの大学に進学する。奨学金を得たものの生活は厳しく、アルバイトと勉強を両立する多忙な日々を送っていた。地元の恋人アーサーは、そんなレナを支える為、幾つもの仕事を掛け持ちし、彼女に生活費を仕送りした。アーサーのサポートもあり、4年後、レナは無事に大学を卒業する。帰省したレナを歓迎するパーティーの最中、アーサーはレナにプロポーズする。しかし、レナは泣きながらその場を立ち去り、アーサーに別れを告げる。レナにはマニラに新しい恋人ができていた。嫉妬と怒りに駆られたアーサーは、ある恐ろしい行動に出るー。
スペインの街中のとある大晦日のカウントダウンパーティー。友人から“童貞”とからかわれる20歳のニコは、不似合いな父親のスーツを着て女の子に声をかけようと張り切るも、相手にしてもらえずにヤケ酒を飲んでいた。すると、セクシーな熟女メデアと目が合い、2人で会場を抜け出すことに。ニコは性欲をギラつかせて彼女の家を訪れるが、そこはゴキブリが這い回る薄暗い汚部屋で、彼女が崇める奇妙な女神像などもあった。友人たちに格好もつけたいニコは、目をつぶって性行為に及ぼうとするが、彼女のあまりの異常さに怖気づき帰ろうとする。しかし、メデアの彼氏スパイダーが帰って来てしまい、閉めたドアの外で怒声を浴びせられ、閉じ込められてしまう。
病気の子供の治療費と生活費を稼ぐため、宝石店で販売の仕事をするジェン。ギャンブル漬けの夫は働かず、仕事と子育てを一人で担う忙しい日々を送っていた。そんなある日、高校時代の友人リカが店を訪れる。高級品を身に纏い、気前よく宝石を購入するリカ。そんなリカを羨ましく感じるジェン。リカは昔からいつでもジェンに優しく、困ったときは頼ってほしいと言ってくれる。その晩、ジェンは閉店後の店内で、店長に強姦されそうになる。何とか逃げ出すも仕事を失ったジェンに、リカは羽振りの良い仕事を紹介すると言う。子供のために、リカの紹介してくれた仕事を始めるジェンだったがー。
結婚生活10年目の紀香(木下凛々子)は会社員の夫と二人で暮らしている。紀香は平凡な毎日の中、パートに行く道すがらスマホで風景写真をSNSにアップすることが最近のちょっとした楽しみだ。ある日、同級生のヒロシが海外に転勤することになり仲の良い仲間で送別会を開くことになった。紀香はヒロシから彼女のSNSを見ていると言われびっくりするも嬉しくなる。ヒロシは日本での最後の思い出に一度だけデートをしてほしいと紀香に言う・・・。
記録的な猛暑が襲った夏の日、人々のイライラは頂点に達していた。夫ソング(イ・ジェラク)から虐待を受けて団地(チャンミ・アパート)の広場に逃げてきた女性ジョンヒ(ハ・ユミ)。これを目撃した同じ団地の女性たちは、ジョンヒを助けようと加担し、勢い余ってその夫は、死んでしまう。やがて警官隊が出動し、彼女たちは、団地の屋上に籠城せざるを得なくなる。そして、女性の権利を守るための戦いが始まる。
私の体は 貴方だけのものじゃないの 北京から白河を隔てた燕交に住む夫婦 ユアン・ヨンとヤン・ファン。疫病による隔離措置で遠出を禁じられ、家事を繰り返すだけの日々に閉塞感を感じていたヤン・ファンは、夫の存在がありながらレストランのウェイター シャオ・ファンと衝動的に体を重ねてしまう。一方、覗き見や過度な自慰など特殊な性癖を密かに持っていたユアン・ヨンは、自室の覗き穴から寝室で情事に及ぶ2人の姿を見て、複雑な感情を抱きながらも「自分の妻が寝取られているところを見ていたい」という内なる欲望に目覚め、妻の不倫を咎めずただ静観するのであった。こうして始まった禁断の関係と3人の感情は、やがて穏やかだった日々には引き返せないほどに絡みあっていき、その行為も次第にエスカレートしていくのだが…。
幸せだったとは決して言えない思春期を過ごしてきた由起子。そんな彼女はある日、街中で喧嘩をしている京介に出会う。京介に惹かれていく由起子。由起子を受け入れる京介。自然と2人は関係を持つ。自分の理想を相手に求める由起子。自分の欲望を相手に求める京介。誰かを傷つけて、傷つけられて、初めて人と人とのpinto(焦点)が合っていく。
イタリア南部の都市バーリで暮らす農学者のイヴォ。不況で仕事が見つからずルーマニアの肥沃なバナト地方で働くことを決意するが、直前に怖くなり出発を1週間延期したことで部屋を新しく借りることになったクララと出会う。クララは長く付き合った恋人と別れ、港での職も失おうとしていた。ふたりは互いのうまくいかない人生や孤独を分かち合い、イヴォが旅立つ前にふたりは一夜を共にする。ルーマニアに移ったものの困難が続くイヴォ。ある日、クララが訪れ、ふたりは情熱的に身体を重ね合う。
都会での暮らしや仕事に疲れたナタリアはスペインの山間の村にある古い一軒家を借りて暮らし始める。雨漏りすることを大家に相談するも相手にされず、困っていたところに近所でひとり暮らしをしてるドイツ人のアンドレアスが訪ねてくる。彼は雨漏り修理の条件にナタリアとの身体の関係を求めてきて、仕方なく申し出を受けてしまう。しかし、この出会いからナタリアの情欲に火がつき、これまで知らなかった本当の自分に目を向けることになり・・・
精神科医のヴェロニカは、政治家の夫ジェイクと娘リジーと3人暮らし。何不自由ないセレブリティな生活をしていたが、夫の不倫スキャンダルが取り沙汰される。嘘の情報だと信じ込むも、仕事で謀殺されている夫との仲が思うようにいかないヴェロニカ。アートギャラリーで出会った彫刻家のヴィクターを思いつきで食事に誘うと、ミステリアスな雰囲気のヴィクターに魅了され、二人は一線を越えた関係に――。しかし、一夜だけの関係のつもりが、執拗に迫ってくるヴィクターを拒否出来ないヴェロニカ。なんとか関係を断ち切ろうとするも、ヴィクターは職場に、家に、突然押しかけて来るようになる。身の危険を感じ始めたヴェロニカだったが、ヴィクターの魔の手は娘のリジーにもかかっていた――。
ニューイングランドの平和な町で現職のブレア・グラッドウェルと挑戦者ハロルド・フォークナーは目前に迫った町長選を巡り、激しく争っていた。ある夜、アリソンとメリッサが夜道を歩いているとマスクを被った謎の男に襲われる。これは不吉な連続殺人事件の始まりにすぎなかった……。誰が殺したのか、目的は何なのか。欲望渦巻く選挙が始まる――。
シャイバニから離れ大草原を渡りカザフ国を興したケレイとジャニベク。彼らの没後、その息子たちであるブルンダクとカシムが跡を継ぎ、慣習によりブルンダクが新たなハンとなり、カザフ軍の指揮はカシムが執っていた。彼らには長年の宿敵がいた。シャイバニの息子、シャフモハメドだ。戦いを無血で勝利し英雄と称され周囲からの人望も厚いカシムに対し、シャフモハメドはブルンダクとカシムを仲違いさせようと謀略をめぐらし、いつか自分を裏切るのではとブルンダクはカシムに疑念を抱くようになり、鉄壁と思われたブルンダクとカシムの関係も悪化。そして、ついにカシムはブルンダクの元を離れることになる。だが、ブルンダクとシャフモハメドの直接決戦でカシムがブルンダク陣営に加勢したことでカズフ国が勝利。これを機にカズフ国は大きな前進を遂げることになる。果たして、民を平和に導く真のハンの座は誰の手に!?
「れぎねれぎねれぎね」謎のことば、れぎねれぎねれぎね…。夜職で働くあんずの枕元に、突如手の甲で拍手をする女の幽霊が現れる。「絵になる暮らし」古民家に引っ越してきた男女。引っ越し当日見つけた壁に浮かび上がる奇妙なシミ…。「霊慿車」性格が変わってしまった夫には、ある女が関係していた。妻が真相を探ると、購入した車に原因があった。女に導かれた夫は豹変し、妻を襲う。他全10篇
美貌のジュエリー・デザイナー、ヴィクトリアは、裕福で謎めいた男と出会い、恋に落ちる。彼の愛とセックスの虜になったヴィクトリアは、幸せに包まれていたが、それは彼の理想とする官能の序章にすぎなかった。苦痛か?快楽か?あらゆるタブーを超越し、究極の快楽を追い求める男と女。たとえ愛を犠牲にしても男が求めるものを女は応えようとした。たとえ自らが崩壊しても。禁断の領域に踏み込んだ女性が最後に選ぶものは…。
自分の意志で修道女になったシスター・クララらがいる修道院では毎日、修道女たちが質素に暮らしているように見えたが、彼女たちはそれぞれの方法で大胆に人生を楽しんでいた。歌って踊る面々がいる一方、外から男性を招いて肉体関係を持つ者もいた。年長の真面目な院長は彼女たちのことを心配するが、一部の修道女は信仰と快楽は矛盾しないと開き直る始末。やがて院長が突然、亡くなる事態が起き、修道女たちは激しく混乱し……。
若くして結婚したセシリアは、ハンサムで優しい夫と何不自由ない生活を送りながらも、どこか満たされないでいた。ある日、山道で見知らぬ男たちから無理やりレイプされると、これまでにない快楽を覚えてしまう。これをきっかけに、長い間肉体関係を拒否していた夫に対し、セックスしたい衝動に駆られたことを告白する。さらに倒錯した性の世界へ足を踏み入れてしまったセシリアは、男女を問わず関係を持つようになり…。
名門女子大の寄宿舎で学ぶジュリー。彼女の密かな愉しみは、母がモデルの官能小説『チャタレイ夫人』を読み、悦楽の世界に耽ることだった。まだ男性に触れたことのない柔肌に手をのばし、母の感じたエクスタシーを妄想する。休暇でジュリーが帰省すると、母の愛人だった森の番人メルトンと出会う。ジュリーは粗野なメルトンに嫌悪感を抱きながらも、母にしたように情熱的に荒々しく初体験を奪ってほしいと誘惑するが…。
ロサンゼルス郊外の町サン・フェルナンド・バレーに、“ブルー・イグアナ”という名のストリップ・クラブがあった。ここでは5人のダンサーが毎夜、華やかで官能的なショーを繰り広げている。しかし、華やかな表舞台とは裏腹に、彼女たちは悩みや問題を抱えていた。トップダンサーのエンジェルはロシア人の殺し屋に好意を寄せられいる。ストーミーは、目をそむけ続けた過去と向き合わなければならなかった。また若いジェシーも悩みを抱えていた。
19世紀のパリ。公爵夫人の孫娘エルマンガルドの縁談話が持ち上がった。相手は世にも美しい貴族の青年リノ。彼は容姿はもちろんのこと、家柄も立派で教養もあったが、ある秘密を抱えていた。それは10年もの間、娼婦ベリーニと愛人関係にあることだった。リノは公爵夫人にすべてを告白し、愛人と別れ、エルマンガルドと結婚するが、やがて彼らの関係は欲望渦巻く三角関係へと発展していく。
舞台は北フランスの港町ダンケルク。二度の離婚歴があり、セックスの快楽にしか充実を見出せない37歳の女性眼科医フレデリックは、友人の結婚披露パーティで28歳の青年クリストフと数年ぶりに再会し、恋に落ちる。情事を重ねる二人だったが、一方でクリストフは女遊びをやめようとせず、さらには遊び仲間のフィリップとホモセクシュアルな関係にある様子。深まる二人の溝は、やがて想像を絶する終焉に向かっていき…。
インターポール捜査官のラッセル・ハッチが、ある事件の捜査のために渡米し、スーミンという韓国系米国人の女性と恋に落ちる。スーミンの家族は韓国系暴力団で、彼女には13歳の息子ジェイデンがいた。家族の事件に巻き込まれたスーミンはジェイデンの身を守るために、事件についての情報をハッチに提供する。そして、自身に危険が及んだ場合はジェイデンを守るよう、ハッチに懇願するのだった。やがて、スーミンは何者かに殺され遺体として発見される。それから2年後。捜査官を辞めたハッチは、愛するスーミンを失い、酒に溺れる日々を過ごしていた。彼にとっての生きがいは、スーミンと交わした約束を守ること。スーミンの息子ジェイデンが暴力沙汰や犯罪に巻き込まれないよう、放課後、ジェイデンの学校へ出向き、毎日のように家へと送っていた。そんなある日、麻薬取締局の捜査官イェイツがハッチの元を訪れる。ある麻薬事件の解決のために、ハッチに協力を求めるためだった。
夫と娘がいる魅力的な女性デルフィーナ。会社を経営していて経済的にも余裕のある生活を送っているデルフィーナは、親しい友人の紹介で、アラブ系の実業家カミルと知り合う。ふたりはすぐに意気投合し、不倫関係が始まる。夫とは全く違った魅力を持つ大富豪のカミルに身も心も染まっていくデルフィーナは、彼に見合う女性になろうと、性的な要求に応えていき・・・
新人モデルのアルビナは、ある晩友人と立ち寄ったクラブで、カメラマンのローレンスと出会う。長年の恋人ウェンデルと別れたばかりで、恋に消極的なアルビナだったが、ローレンスの柔らかい雰囲気に惹かれ、二人は程なくして付き合い始める。仕事では、人気ブランドのモデルオーディションに見事合格、ブランドディレクターのグレッグから寵愛を受け、新人ながらセンターポジションを獲得する。公私ともに順調だったある晩、自宅の物置小屋で見覚えのないネックレスを見つける。その日を境に、幻聴や幻覚と共に、身に覚えのないセックスの痕跡がアルビナの身体を蝕み始め…。
マンソクは山奥で、娘のコッシルと2人で暮らしていた。そんなある日、コッシルは昔から密かに恋心を寄せていた男と街へ逃げてしまう。1人残されたマンソクは戦時中に、妻にも逃げられた過去を思い出し、気が付けば娘と妻を探して街を彷徨っていた…。その中で自身が今まで犯してきた罪に気づき、後悔するが、その因果は世代を超えて巡ってゆく…。
<夢>陸軍士官学校への進学が将来の希望である平凡な高等学校1年生サンホには、中学校の時から親しい友人のジェグとチャンベがいる。サンホは、群れてうろつくのが好きで学校以外の事に関心が多い人々とは違って、夢をかなえるために模範生の道を歩いている。サンホが勉強のほかに関心があるのは、友人たちと一緒にすることだけだ。サンホ一行は、高等学校に入って友だちになったギョンチョル、サンシク、ホンギュと一緒に<タイガー>というサークルを作って、サッカーを楽しみながら、若さのエネルギーを噴出している。<愛>勉強とサッカーしか知らなかったサンホは、ある日、ジェグと知りあいのスヒという女の子に会うようになるが、スヒは、模範生サンホとは正反対のキャラクター。互いに違う特別な魅力に引かれたサンホとスヒは、お互いを守ってあげたい間に発展する。しかし、スヒは、他の高等学校の<ティーエヌティー(TNT)>という不良サークルのチャン(番長)のハン・ジョンソクのガールフレンドであった。スヒに会ったのが禍根になって、サンホと<タイガー>は、やむを得ず<ティーエヌティー(TNT)>との戦いにまきこまれるようになる。<友情>友情をわかちあおうと思った<タイガー>は、時間が経つほどサークルの性格とは関係なく、<暴力サークル>という名前で人々に呼ばれ始める。名前のためであろうか、それ以後、<タイガー>は、避けられない争いにしきりに巻きこまれて、<ティーエヌティー(TNT)>の無差別的な攻撃に友人たちが大怪我をして、サンホは、友情のために、義理を守るために、元に戻せない決定を下すようになる。
父の死、そして離婚――脚本家のジニは深い孤独の中に沈んでいた。彼女の日々は空虚で満たされず、唯一の救いは毎晩見る夢の中で知らない男に抱かれることだった。ある日、その夢の男が現実に現れる。彼の名はエム。彼とのセックスで快楽に溺れ、二人の愛が燃え上がるにつれ、ジニは真の愛の歓びに目覚めていく。
文学を愛する13歳の少女ヴァネッサは、50歳の有名作家ガブリエル・マツネフと出会う。彼は自身の小児性愛嗜好を隠すことなくスキャンダラスな文学作品に仕立て上げ、既存の道徳や倫理への反逆者として時代の寵児となった著名人だった。やがて14歳になったヴァネッサは彼と<同意>のうえで性的関係を結び、そのいびつな関係にのめり込んでゆく。それが彼女の人生に長く暗い影を落とす、忌むべきものになるとも知らず……。
58歳になる吉田は、交通誘導員のアルバイトをしながら、独り目的もなく日々過ごしていた。彼はかつて、ヒーロー史上最強の「稲妻戦隊サンダーファイブ」リーダー、サンダーレッドとして仲間と一緒に怪人から地球の平和を守っていた。しかし自らの愚かな行動によりすべてを台無しにしてしまった過去があった。日々、後悔し続けていた吉田は、自分が犯した罪を許してもらうため、かつての仲間たちへの贖罪の旅に出る。サンダーファイブが解散した衝撃の真実とは、そしてこの旅に隠された驚愕の目的が明らかになる。
過激なイタズラ動画で有名なVチューバ―のエクソは、ある日何者かに連れ去られ、目覚めると暗い部屋に閉じ込められていた。背後の壁には、赤インクで書かれた不気味な数字と穴。パニックに陥るエクソに、ナイスと名乗る仮面の男がPC越しに語りかけてくる。“悪事のツケを払うんだー。サプライズを用意したー”そして、別部屋に監禁され鎖で繋がれた彼女アマンダの動画を見せられる。服を引き裂かれ、恐怖におびえるアマンダを容赦なく凌辱するナイス。彼女を助けたいエクソは、ナイスの指示に従うのだが、待ち受けるのはこの上ない痛みと苦痛、ナイスの仕掛ける拷問ゲームの数々だった…。果たしてナイスの目的は?エクソは生きてアマンダを救出できるのか!?
台湾トップの経済人で台湾独立の支援者である蔡会長の令嬢が、日本最大のチャイニーズマフィアのボス、紅龍(ホンロン)に古都京都で誘拐された。その令嬢の奪還に10億円の懸賞金が懸けられる。大金目当てに、裏社会の人間達が複雑に絡み合い、騙し合い、殺し合う怒涛の争奪戦!
《100エーカーの森》で血濡れの惨劇を巻き起こしたプーとなかまたちは、森の奥深くに潜伏していたが、噂を聞きつけてやってくるハンターどもを返り討ちにし、森を捨てて人間どもに逆襲する決意をする。からくも生き延びたクリストファー・ロビン(スコット・チェンバース)は深いトラウマに苦しんでおり、故郷の町アッシュダウンの病院で働きながら催眠療法による治療を受けていた。野生化したぬいぐるみが人間を襲っているというクリストファー・ロビンの警告を信じる人は少なく、町の住民の多くは彼こそが事件の犯人ではないかと疑っていた。しかも事件はB級ホラーとして映画化され、世間はすっかりネタ扱い。優しく気づかってくれる家族と幼なじみのレクシー(タルラー・エヴァンス)の存在だけがわずかな救いとなっていた。ある日、病院に担ぎ込まれた男の無惨な姿を見たクリストファー・ロビンは、プーたちが再び人間を襲い始めたことを悟る。さらに蘇った古い記憶の断片をたどって、病院で雑用係を務める不審な男キャベンディッシュ(サイモン・キャロウ)に接近。少年時代に起きたある事件に、禍々しいぬいぐるみたちがこの世に産み落とされた秘密が隠されていることを知らされる。おりしもアッシュダウンではイケイケのレイブパーティーが開催され、普段は静かな町にパリピの若者たちが押し寄せる。流血の舞台は整った。続々と死体の山を築いていくプーたちの蛮行をクリストファー・ロビンは止められるか?そしてついに明かされるプーとクリストファー・ロビンの衝撃の因縁とは?
政府が軍事目的で実験していた施設から何かが逃げ出した。<それ>は、聴覚で認知した標的を確実に始末する。一家は逃げ切ることができるのか?緊迫のサバイバル・ホラー!入院した父親を見舞うため、リタは夫と子供たちを連れ実家のある田舎町に向かう。しかし到着してみると実家の母親の姿はなく、町全体が人の気配すら感じさせぬほどの静寂に包まれている。一家は瀕死の生存者から、政府が管理する実験施設から何かが逃げ出したことを聞き出す。町の住人が立ち入りを禁じられていた施設周辺では、長年、軍事用の研究がおこなわれているとの噂がささやかれている。混乱する一家の目の前に現れたのは、目を持たず聴覚だけで動き回る不気味なモンスターだった。一夜を生き延びる方法を見つけ出さない限り、<それ>から逃れることはできない。