ヨンウンは水泳インストラクターとして静かな生活を送っていたが、その日常は7歳の娘ソヒョンの奇妙な行動によって次第に崩れ始める。彼女の小さな手が巻き起こす恐怖は日に日に増してゆき、母娘の関係は闇に包まれていく。そして、20年後――。特殊清掃の仕事に携わるミンと、新たな同僚となったヘヨン。それぞれ生い立ちに暗い過去を抱える2人は共に暮らし始める。しかし、周囲で次々と起こる不可解な出来事をきっかけに、2人の生活に不気味な影が忍び寄る…。過去と現在、2つの物語が交錯したとき、逃れられない狂気が姿を現す。
将来の夢もなく男友達と遊んでばかりいるジヌ(ジニョン)は、恋愛とは程遠い高校生活を謳歌していたが、とある出来事をきっかけに美しさと品格を兼ね備えたクラスの優等生・ソナ(ダヒョン)への想いに気づく。みんなの憧れの存在だったソナと少しずつ心を通わせ、青春の日々が色濃くなっていくジヌの毎日。大変だった受験生活を終え、やがて特別な絆を築き始めていた2人はそれぞれの大学生活とともに大人への階段を上り始めるが…。
家族経営のオルベリアニ・サーカスのナティアは、妹デディカとコンビで看板スターとして一座を支えていた。しかし母の死後、サーカスは存続の危機に陥り、ナティアが一座の未来を一身に背負うハメになる。日に日に廃れていくサーカス一座。そんな時、ナティアの前に、犬のバディムを連れた男ヴォロシンが現れる。ヴォロシンとバディムの新たな演目は観客やメディアの関心を呼び、一座は息を吹き返すが、ナティアは謎の多いヴォロシンのことを信用することができなかった。ある日、デディカに対して不審な行動を取ったヴァロシンに危険を感じたナティアは、ヴァロシンを銃で撃ってしまう。すると主を撃たれたバディムがナティアに襲いかかるが…。
好ましくない意味を持つ名前、性的な意味を持つ名前、面白い意味を持つ名前、有名人や悪名高い人物と同じ名前など、珍しい名前を持つ人々は、自己紹介や点呼のたびに注目を浴び、恥ずかしい思いをする。そのため身構え、不愉快な反応に備えているという。あるロシア由来の名字を持つ女性は、高校生になって男子から妙に注目を集めたことから、自身の名前が英語で性的な意味を持つことを知りショックを受けたことを明かす。他にも、 “ポール・マッカトーニー”と“リンダ・マッカトーニー”の名前を持つ夫婦が空港で間違われて受けた待遇など、珍しい名前を持つ人々に取材。名前によってどんな経験をしてきたのか、多種多様な実体験が明かされる。
北宋末期、金の侵攻により国は滅び、南宋が建国されるも屈辱の従属を強いられていた。その頃、蒙古ではチンギス・ハーンが勢力を拡大し、金との戦いが激化。蒙古で育った宋人の青年・郭靖(かくせい)は、黄蓉(こうよう)と出会い桃が咲き乱れる桃花島での修行を経て成長していく。いつしか愛し合う二人だったが、陰謀と戦乱が二人を引き裂き、試練が次々と襲う。郭靖は国と民族、そして黄蓉のため、信念の拳で宿命に立ち向かう。二人は再び巡り合うことができるのか。愛と戦乱が激しく交錯する、切なくも熱い宿命の物語。
フリーランスのライター、マーゴと、料理本を作る夫ルーは、結婚して5年目。二人の間に子供はいないが、いつまでも恋人同士のように仲睦まじく暮らしている。朝は一緒に目覚め、ベッドの中でひとしきり冗談を言い合い、キッチンで新しい料理を研究するルーにマーゴがちょっかいを出す。恋愛時代の情熱やときめきは薄れつつも、何ひとつ不満もなく穏やかな愛情を育む毎日。ある日、マーゴは仕事で訪れた島で、ダニエルという一人の青年と出会う。情熱的な眼差しをもつダニエルに、強烈に惹かれる何かを感じてしまうマーゴ。ダニエルとの束の間の時間を楽しむが、彼が偶然にも自分の家の真向かいに住んでいることを知り、激しく動揺する。意図せずダニエルと過ごす時間が増え、夫とは正反対の彼に惹かれていくマーゴ。どうにもならない思いが募ったとき、マーゴが決めた道とは――。
国境を越えて活動する国際特殊警察ISOPの精鋭部隊は、各地で多発する児童誘拐事件の捜査に当たっていた。ある誘拐犯グループの摘発を皮切りに、事件は単なる犯罪の域を超え、国際規模へと拡大していく。やがて各国で同時多発的に子供たちが姿を消し、その数は不可解にも共通して“44人”。さらに現場周辺では、動物の死骸や異様な“かかし”のような存在が確認されるなど、説明不能な現象が相次ぐ。任務にあたる中、隊員ジェマは幻覚や予兆のようなビジョンに悩まされ、次第に現実と異常の境界が揺らぎ始める。そしてついに、子供たちは異様な状態で発見され、世界は制御不能な混乱へと突入していく。それは単なる事件ではなく、人類の秩序そのものを揺るがす“何か”の始まりだった――。
安史の乱後、混乱の世を生き延びた元武官で山犬(ジャッカル)と呼ばれる裴興(ペイ・シン)は、法外の徒を捕らえて賞金を得る“捉刀人”として日銭を稼いでいた。ある任務で、賊に奪われた“荷”が財宝ではなく女・柳貞(リウ・ジェン)であると知ったことから、彼は思いがけず相府の権力者・郭仲翔(グオ・ジョウシアン)が追う幼子を巡る陰謀に巻き込まれていく。子どもを手に入れた裴興は、当初の取引を翻し、その命を守ることを選ぶが、かつての戦友や凄腕の捉刀人たちから追われる身となる。血と暴力が支配する江湖の中で、刃で生きてきた男は初めて自らの意思で戦いに身を投じる。
1940年、ドイツ軍攻め入るフランス、パリ。夫を亡くした教師オディールは、戦火を逃れるため、2人の子供と共に南へと向かう。空襲の最中、突然現れた美しく、不思議な魅力を持つ青年イヴァンに命を救われた母子は、彼に導かれ森を進む。たどり着いたのは、時間の止まった屋敷だった。閉ざされた生活の中、オディールとイヴァンの心の乾きは危うい感情へと変化していく。激しく求め合うようになる2人に、誰も予想し得なかった衝撃的な結末が訪れる。
セレブの放蕩息子ショーンは、一夜を共にした少女を薬物の過剰摂取によって死なせてしまう。その後も問題を起こしていたショーンだったが、そのたびに父親が彼の尻拭いをして刑務所行きを免れていた。そんな父親の努力はかえってショーンを傷つけ、30歳になった今、彼は無気力な人間に成り下がっていた。そんな中、ショーンは裁判所の命令によりダルトン教授が始めた依存症回復のためのリハビリプログラムに参加することに。当初はダルトン教授による厳しい指導に反発していたショーンだったが、彼女の真摯で妥協のない姿勢に次第に心を開き、2人の間には師弟関係を超えた感情が芽生えていく。その関係はすぐさまショーンの父親にも知られ、やがて究極の選択を迫られる。
不妊治療専門医ハンは、ヒトにネコを懐胎させるという臨床試験を行おうとしていた。この前代未聞の実験に、ハン医師はネコ専門テレビ局のFTVから資金援助を受け、患者の妊娠状況、家庭生活などドキュメンタリー撮影の許可を与えた。臨床試験はシルヴィア、ジョーン、マリア、ローズと、それぞれに事情を抱えた4人の女性被験者が選ばれ遂に実験が開始。しかし、スタッフとして協力していた獣医師テレサの元夫で接近禁止令中のダリルが、ハン医師とテレサの仲を疑い、病院に押しかけてくるようになってしまう。やがて、ダリルの手によって極秘の臨床試験は世に暴露され、SNSやメディア、動物愛護団体の非難と嘲笑と擁護が渦巻く中で、ハン医師たちは自らの研究の意味と倫理を問われていく。
恋愛経験ゼロのソジョンは、認知症の母を支えながらパティシエの夢を追い、忙しい日々を送っている。そんな彼女を厳しく指導するのは、クールでぶっきらぼうなカフェ店長スンジェ。何かとぶつかる正反対な二人だったが、ある夜、閉店後のカフェに現れた謎の老婆が置いていった一冊の不思議な本をきっかけに、二人の距離が徐々に近づきだす…。
神戸の山中に佇む廃神社で、日韓文化交流プロジェクトに参加していた大学生たちが忽然と失踪した。その中には、プロジェクトの責任者であるユミの妹・ヒジョンも含まれていた。知らせを受けた祈祷師ミョンジンは大学時代の後輩でもあるユミのもとへ韓国から駆けつけ、失踪事件の調査に乗り出す。二人は地元の牧師ハンジュや、大家の佐藤の協力を得ながら手がかりを追うが…。
元特殊部隊員のレヴォン・ケイドは、危険な世界から身を引き、現場監督として安全第一をモットーに働いていた。レヴォンは平穏な生活を送り、娘の良き父親になりたいと願っていたが、恩人である建設現場の上司の娘ジェニーが失踪してしまう。レヴォンは行方不明のジェニーを捜索するうちに、人身売買を生業とする巨大な犯罪組織の存在を突き止め、封印していた特殊部隊のスキルを発動し、熾烈な戦いへと身を投じていくー。
ロックバンド「ゼラチン・スケラティン」をこよなく愛する2組の音楽ファンは、ライブの開催を心待ちにしていた。そんな中、宇宙衛星の不慮の事故から“怪獣サメ男”が誕生してしまった。やがて怪獣サメ男は突如ビルよりも大きく巨大化。怪獣グラメタシャークとなって町を破壊しながら進み始め、ライブの開催も危ぶまれる状況に。軍も対策を講じるが、怪獣グラメタシャークの進撃は止められない。果たしてどこに向かうのか?ライブは開催できるのか?
ある著名な医師の殺人事件。 単なる痴情殺人で調べていた警察は、容疑者のガールフレンドまで殺害されると、連続殺人に対する調査を始める。 しかし、彼らが設立した医療財団に対する調査が上部の圧力で詰まり始める。 徐々に彼らは人間の汚い欲望と腐敗が絡み合った軍人の臓器とDNA情報が取り引きされた痕跡を発見する。 バイオテロリスト組織との凄絶な対決が始まる。
セシリア(シシー)とエマは10代の時、一緒に老いていくことを約束し、二人の仲を引き裂くことはない親友だった。 エマが新しい友人アレックスと付き合う前までは… 12年後、セシリアはSNSインフルエンサーで成功し、独立的で現代的なミレニアル世代が夢見る人生を送ることになった。 しかし、それも10年ぶりに初めてエマと出会うまではそうだった。 エマはセシリアを山奥の人里離れた小屋に招待し、そこでアレックスはセシリアの週末を地獄にするに至る。
スージーたちは、妹ケイトの誕生日を祝うため、森の奥にあるキャンプ場へと向かっていた。道中で出会った男から「森へ行ってはいけない」と警告を受けるが、彼女たちはそれを無視し、奥へと進んでいく。到着後の談笑の中で、ひとりがネットで拡散された“ピグレット”と呼ばれる怪物の噂を語り出す。それはこの森とは無関係の都市伝説のはずだった。しかしその裏で、得体の知れない存在が、静かに獲物を狙っていた。やがて仲間たちはひとり、またひとりと姿を消していく。この森で、一体何が起きているのか―。
パリ郊外の小さなアパートに暮らすシングルマザーのモナは、発達に遅れのある30歳過ぎの息子ジョエルを女手ひとつで育ててきた。モナはショッピングモールのビューティ・サロンで、ジョエルは障がい者のための職業作業所で働いている。互いを支え合い、いたわりながら暮らしてきた二人。ところがある日、モナは、ジョエルと同じ施設で働くオセアンが彼の子を妊娠したと聞かされる。二人の関係を何も知らなかったモナは動揺し、母子の絆も揺らぎはじめる――
隣に住むヴィオレットとフローレンス。一見とても普通の生活を送っているが、ヴィオレットは育児休暇中で辛い日々を送り、フローレンスも仕事も夫ともセックスレスでうまくいっておらずうつ状態。ある日、カラスの騒音から二人の交流がはじまり、それぞれの満たされない気持ちや不満を話すうちに意気投合する二人。お互いに様々な業者の人たちを誘惑して密やかに快楽を追いはじめたり、自分自身を見つめ直すことに。しかし、刺激的だったはずの“遊び”が二人の間に微妙な温度差を生み・・・
1985年、ビデオテープの全盛の時代。ある研究が秘密裏に行われていた。それは、あらゆる形状に変身する生物の正体を明らかにしようとするもの。その記録に連なるように、殺人ファミリー、邪神の復活、デジタル世界に棲む悪魔、死を予知する青年など、人知を超えた映像が次々と姿を現してゆく…。
地元で電気工として暮らしていたジャックは、怒りのコントロールに悩む問題を抱えていた。今も精神科のペズロウ医師の治療を受けるも“怒りのトリガー”は静まらず、至るところでトラブルを起こし警察から目を付けられていた。半年後、酒場でトラブルを起こしたジャックは、ペズロウ医師から今までよりも実験的なトレーニングの治療を受けることになる。新たな治療法に懐疑的なジャックだったが、母子共に世話になったペズロウ医師を信用して治療を受け入れることに。ところがその直後、ジャックは強盗の疑いで警察に連行され、さらに別の殺人事件の疑いまでかけられてしまう。身に覚えのない罪を訴えるジャックは、自らの手で潔白を証明しようと動きだすが…。
出版社を営むマイケルと、ギャラリーのオーナーで裕福な財産を持つ妻オリビア。周囲からは理想的な夫婦に見えていたが、内情は決して穏やかではなかった。子どもを望むオリビアは嫉妬深く、経営が思うようにいかないマイケルを経済的に支えてきたことで、どこか彼を見下していた。そんな折、マイケルの出版社に一本の小説原稿が届く。差出人は“ダコタ”と名乗るが、その正体は不明。疑念を抱きながらも、マイケルはその原稿にただならぬ才能を感じ取る。一方でオリビアは、「仕事が忙しい」と帰宅が遅くなる夫を疑い、嫉妬心を募らせていく。もともと作家志望だったマイケルは、その作品がベストセラーになると直感。そしてついに、ダコタの正体が、かつて自分が教師だった頃の教え子ダニエルであることを知るのだが…。
人里はなれた場所で暮らす母親は機能不全になってしまう。そしてその裏に隠されたアンドロイドの存在。事態は悪化し家族に危険が及ぶ。
殺人課の刑事ジュゴンは殺人事件の容疑者ジュンギルを追っていた。容疑者の恋人であるカラオケバーのママ、キム・ヘギョンの存在を知ったジェゴンは、容疑者の恋人であるカラオケバーのママ、ヘギョンに接近するため、身分を隠して彼女の店に出入りするようになる。ジュンギルの帰りを一途に待ち続けていたヘギョンは、いつも自分の近くにいてくれるジェゴンに少しずつ心を開いていく。
現代美術展の主催者として華やかに振る舞うクリスティーナには、ドバイで富裕層向けに秘密のエンターテインメントを仕切る裏の顔がある。世界中から集められた魅惑的な女性たちが働くその舞台は、甘い誘惑と緊張が交錯する危うい世界。かつて自らもホステスとしてその場に立っていた彼女は、野心を武器に頂点へと上り詰めた。しかし高級ホテルで起こったとある警察沙汰をきっかけに彼女は裏の組織のターゲットとなり命を狙われることに…。
母の死後、平穏と繁栄を願って墓地を選んだ長男チェンと次男リー。しかし、貧しさゆえに蔑まれていた末の弟トリだけが成功し、2人の兄の人生は転落の一途をたどる。やがて、墓の移設をきっかけに、隠されていた裏切りや深い怨念が次々と明らかになっていく。
知人が経営するアイランドリゾートを家族で訪れた女性。しかし、島は異様な気配に満ち、逃げようとした時にはすでにゾンビに占拠されていた。夫や子供たちはゾンビに襲われ、次々と感染していく。すべてを失った彼女は自暴自棄になるが、あることをきっかけに、他の犠牲者を救う“救世主”になる決意をする。
胡八一、王胖子、Shirley楊は渡米を控え、旧友・燕子の結婚式に出席するため東北の村へ戻る。だが、再会の喜びも束の間、村では怪異と死の連鎖が始まっていた。三人は伝説の盗墓師「摸金校尉」として、五つの獄を越え、六つの道を突破して真相を追うことに。襲いかかる呪い、封じられた秘密、そして黒幕の正体とは?過去と向き合い、村人を救うため、命を懸けた最期の冒険が始まる――。
精絶古城から戻ったShirley楊は、鬼眼紅斑の呪いに自らも侵されていることを知る。胡八一と王胖子は彼女を救うため、呪いを解くとされる「龍骨天書」を探し、龍嶺の迷宮へと旅立つ。道中、彼らは古神獣・鉄頭龍王や、人骨を喰らう紅眼狼の群れ、人面を持つ巨大蜘蛛に遭遇。数々の罠と怪物が待ち受ける中、地宮には水と火による崩壊の危機が迫る。命がけの探索の果てに、彼らは呪いを断ち切る手がかりを掴めるのか?