南仏モンペリエを見渡すアパルトマン最上階、向かい合う互いの部屋を行き来して暮らす隣人同士のニナとマドレーヌは、実は長年密かに愛し合ってきた恋人同士。マドレーヌは不幸な結婚の末に夫が先立ち、子供たちもいまは独立、家族との思い出の品や美しいインテリアに囲まれながら心地よく静かな引退生活を送っている。2人の望みはアパルトマンを売ったお金で共にローマに移住すること。だが子供たちに真実を伝えられないまま、時間だけが過ぎていく。そして突如マドレーヌに訪れた悲劇により、2人はやがて家族や周囲を巻き込んで、究極の選択を迫られることになる…。
看護師のユニョン(イ・ジュヨン)は、自分と恋人ソンウォン(ク・ギョファン)の恥ずかしい姿が映ったレントゲン写真が流出した…と誤解。イ副院長(ムン・ソリ)は写真の主がユニョンと決めつけ、自宅待機を命じる。その頃、シンクホールが出現する怪現象が発生。無職のソンウォンは埋め戻し工事のおかげで仕事にありつけたが、職場で大切な指輪を紛失してしまう。ソンウォンは言えない過去を持つ同僚を疑い、ユニョンは見え透いた嘘をつくソンウォンを疑う。ユニョンを癒してきたなまずは、病室の水槽からそんなゴタゴタを見つめていた――。
その男は、《クリーン》と呼ばれていた。寡黙なゴミ清掃員、その正体は凄腕の元殺し屋。孤独な日々の中、クリーンには気になる存在があった。隣人の、ディアンダという少女だ。彼女とのふれあいは、過去に亡くした娘の面影をよみがえらせる。ある時、麻薬ギャングたちがディアンダに目をつけ、手を出してきた。ディアンダを救い出すため、クリーンはチンピラたちを半殺しにしてしまう。だがその中に、ギャングのボスであるマイケルの息子がいた。復讐のため、マイケルは組織を総動員してクリーンを追う。クリーンはディアンダを護るため再び銃をとり、たった1人で反撃を挑んでゆくが……。
生き残りをかけ、いざ恐竜の跋扈する世界へ!2030年、ウイルス拡散や戦争の勃発により世界は分裂していた。そんな中、ある企業は遺伝子操作により白亜紀、ジュラ紀の恐竜を蘇らせることに成功する。その矢先、戦争が激化、一部の人々は渓谷にある小さな避難所へと逃げ込む。避難所での隔離生活を送ってきた人々ではあったが月日が流れ物資も底を尽き始め、2年ぶりに外に出て物資調達してくることを計画。しかし、外は人間を捕食する恐竜たちが跋扈する世界へと変わり果てていた。生き残れるか、喰われるか、恐竜との死闘が今始まる。
ボルティモアの専門学校でダンスを学ぶセシリア。夢を追いかけ、友人も思い出も全て置いて故郷のニューヨークを飛び出してきた。しばらくして、目立った実績も残せず落ち込んだセシリアは帰郷を決意する。久しぶりに再会した友人たちは自分の生きる道を見つけ、新しいコミュニティを築いていて眩しい。惨めな自分の存在に嫌気がさしたセシリアは、DJとして活躍する人気者のトムとすがる様に肉体関係を結ぶのだが…。
謎の感染症に長い間対処し続けてきた台湾。専門家たちに“アルヴィン”と名付けられたそのウイルスは、風邪のような軽微な症状しか伴わず、不自由な生活に不満を持つ人々の警戒はいつしか解けてしまっていた。ある日、ウイルスが突然変異し、人の脳に作用して凶暴性を助長する疫病が発生。感染者たちは罪悪感に涙を流しながらも、衝動を抑えられず思いつく限りの残虐な行為を行うようになり、街は殺人と拷問で溢れかえってしまう。そんな暴力に支配された世界で離ればなれとなり、生きて再会を果たそうとする男女の姿があった。感染者の殺意から辛うじて逃れ、数少ない生き残りと病院に立て籠もるカイティン。彼女からの連絡を受け取ったジュンジョーは、独りで狂気の街を彷徨い始める。
囚人たちの為に演技のワークショップの講師として招かれたのは、決して順風満帆とは言えない人生を歩んできた役者のエチエンヌ。彼はサミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』を演目と決め、訳あり、癖ありの囚人たちと向き合うこととなる。エチエンヌの情熱は次第に囚人たち、刑務所の管理者たちの心を動かすこととなり、難関だった刑務所の外での公演にこぎつける。しかし思いも寄らぬ行動を取る囚人たちとエチエンヌの関係は、微妙な緊張関係の中に成り立っており、いつ壊れてしまうかもしれない脆さを同時に孕んでいた。それは舞台上でもそのままに表出し、観客にもその緊張感がじわじわと伝染し始める。ところが彼らの芝居は観客やメディアから予想外の高評価を受け、再演に次ぐ再演を重ね、遂にはあの大劇場、パリ・オデオン座から最終公演のオファーが届く!果たして彼らの最終公演は観衆の歓喜の拍手の中で、感動のフィナーレを迎えることができるのだろうか?
1960年代のニューヨーク。マディソン・アベニューにある名門広告会社の創業者が突然亡くなり、会社の唯一の黒人役員であるパトニー・スウォープが予想外の結果によって新社長に選出される。早速、スウォープは会社の名前を Truth and Soul に変更し、ほぼすべての白人役員を解雇してしまう。破壊的で奇抜で斬新だが悪趣味ともいえる過激な広告キャンペーンは次々とヒット商品を生み出し、会社は新たな成功へと飛躍する中、何とスウォープは国家安全保障への脅威であるとして、アメリカ大統領ミミオの陰謀に巻き込まれることになる…。
長きにわたる独裁政権の打倒を目指す政治家キム・ウンボムと、その理想に共鳴した影のブレーン、ソ・チャンデ。現職大統領率いる与党と比べてカネもなければ人脈もないウンボム陣営のために、チャンデは誰も思いつかなかった大胆な戦略に打って出る。それはネガティブキャンペーンから詐欺まがいの贈賄工作まで、勝つためにはどんな手段も辞さない汚いやり口。強大すぎる敵を倒すためには、毒をもって毒を制するしかない。チャンデの覚悟はある爆破事件を引き起こし、ウンボムとチャンデの共闘関係にも最大のピンチが訪れる…。
航空会社のCAジャック、広告代理店勤務のピエール、漫画家のミッシェルはパリの瀟洒マンションをシェアし、優雅な独身生活を送っていた。ある日、ジャックが「友人から小包が届くらしい」と言い残して3週間の休暇旅行に出かけてしまう。翌日、ミッシェルがマンションのドアを開けるとなんとそこには生後間もない赤ちゃんが置かれていた。置いていったのはジャックの元恋人シルビア。この子の父親はジャックだという。優雅な独身生活は一変し、男3人による子育て大奮闘生活が始まる…。セザール賞最優秀作品賞、脚本賞、助演男優賞受賞。フランスでは600万人を超える入場者を動員し、世界中でも大きな話題を呼んだ大ヒット作。
仕事も恋愛も思い通りに進まない29歳ジャヨン。元カレとの別れから恋愛引退を決意したが、耐えがたい寂しさに勝てず、最後の望み“デートアプリ”で相手を検索する。一方、仕事も恋愛もカモにされる33歳ウリ。恋愛の痛みも引かない内に編集長から19禁コラムを引き受けることになり、半強制的に“デートアプリ”に加入することになる。名前、目的、本音すべてを隠して会ったジャヨンとウリだったが…。
夢に見た結婚パーティー。マリアンにとって、その日は人生最良の一日になるはずだった。裕福な家庭に生まれ育った彼女を祝うため豪邸に集うのは、着飾った政財界の名士たち。一方、マリアン宅からほど近い通りでは、広がり続ける貧富の格差に対する抗議運動が、今まさに暴動と化していた。その勢いは爆発的に広がり、遂にはマリアンの家にも暴徒が押し寄せてくるのだが…。
父親の反対を押し切り、ヤクザの世界に身を投じたサンゴン。ヤクザとしてのし上がりたいという野心一つで兄貴分を退け、ナンバーワンまで登りつめる。だが、王座も長くは続かず、サンゴンを引きずり下ろそうとする輩の謀略に遭い、刑務所に入れられてしまう。起死回生を図るサンゴンだったが、無情にも更なる裏切りが彼を待ち受けていた―。
時は中世。平和に暮らしていた村がある日、強大な力を持った<人狼>に襲われた。そこに住むトルウィンはその時、恋人と弟が殺された。襲撃を逃れ残った者たちは、そこから離れた村にいる3人の勇者に助けを求めた。そしてやって来た3人の勇者とトルウィンと村人2人、計6人の男たちで、<人狼>への復讐に向けた旅を始める。しかし旅の途中で<人狼>の攻撃があり、彼らは次々と倒れてゆく。そして全ての人間たちの運命は、トルウィンに託されてゆく…。
トルコ・イスタンブールの街中。車道、マーケット、レストラン、ボスポラス海峡の砂浜…。あらゆる場所を縦横無尽に闊歩する犬たち。その数はかなり多く、社会もそれを自然と受け入れている。車をかわし、渋滞する車道をすり抜ける大型犬、その大型犬をうまく回避するドライバーたち。恋人たちが痴話げんかをするカフェの傍らで、耳を傾けながら横たわる犬。20世紀初頭の野犬駆除への猛省から、トルコの人々は野良犬と共存する道を選んだのだ。
ゴールデンディスクに輝くアーティストを発掘した音楽プロデューサーのミンスは、今では運に見放され、借金まみれとなっていた。そんなある日、ミンスは代行運転手に置き去りにされた駐車場の受付で、ギター片手に歌っている若者・チフンと出会う。その歌声に感動したミンスは、躊躇するチフンを半ば強引にスカウトし、無理やりライブ契約を行ってしまう。だがチフンは少年時代のトラウマから人前で歌えない体質でライブを怖がるばかり。そんなチフンのトラウマ克服の為に冷蔵庫用の大きなダンボール箱を用意したミンスは、その中でチフンに歌うよう指示するも、チフンは、それでも緊張し失神してしまうのだった。天才的な才能がありながら、歌声を披露できないミンスを、何とかデビューさせるべく、ミンスは全州でのライブツアーを敢行するのだが…。
凄腕の犯罪プロフェッショナル集団「ミスフィッツ」。極悪人を騙して大金を盗み、恵まれない人々に与えることをモットーとする彼らは、多くが謎に包まれた現代の義賊的存在だ。そんな彼らの次のターゲットは、凶悪テロリストの資金源となっている大量の金塊だった。金塊が隠されているのは、ドバイの砂漠に隠された最強セキュリティの私営刑務所。今回の任務が一筋縄でいかないことを悟った彼らは、一匹狼で伝説的な盗みのスペシャリスト、リチャード・ペイス(ピアース・ブロスナン)を半ば強引に勧誘い、ドリームチームを結成する。テロリストに資金が渡るまでのタイムリミットは残り僅か…果たして彼らは無事に金塊を盗み出すことができるのか?
日本で発見された謎の古代生物ノットジラの卵が空輸中に落下し、アメリカの核物理学者ブロウハート博士の手に渡る。生まれたばかりのノットジラは身体も小さく大人しい生物だったが、アルコールを摂取すると巨大化。街を破壊し始めたノットジラに対し博士は核メガブラスターの使用を決意する一方、日本から卵を追ってやってきた古生物学者のホンダ・イチヒロはノットジラの命を救うために奔走する。
旧ソビエト連邦極北の地。永久凍土層の下には同国最大にして最重要機密の研究施設、コラ超深度(スーパーディープ)掘削坑が隠されていた。地下1万2000メートル、人類が到達したことの無い地球の深部で突如として未知の病気が発生。さらに恐怖に慄く地元民たちは、施設の奥底から謎の叫び声を聞いたという。この異常事態を受け、モロゾフ大佐は天才学者のアンナに原因究明の極秘調査を命じるのだが…。
火星の軌道に突如出現した正体不明の巨大な黒い球体。地球外生命体の存在を探るため、天体物理学者のカーラ(クラウディア・ブラック)をはじめとする6名の調査チームが編成され、この人類史上最大の謎の解明にあたることに。宇宙船アキリーズ号に乗り込み8か月後、ようやく目的地まで到達した彼らのもとに、球体から発信されたひとつのメッセージが届く。解析によると、それは「DEUS」という文字列だと判明。自らを「DEUS=神」と名乗り、球体上に存在しているであろう未知の生命体は人類の脅威となるのか?そして地球が侵略される可能性はあるのか?それを確かめるため、彼らは球体へと降り立つ。
陸戦海兵隊員だった父を何者かに暗殺された女軍人のジョイ。悲しみに暮れる彼女の前に父の同僚が極秘作戦部隊の暗殺者を育成する“ブッサバー・プロジェクト”に志願するよう持ちかけた。プロジェクトに志願したジョイは、過酷な訓練に耐え抜き、見事テストに合格。冷酷非道な殺人兵器・コードネーム<029>として生まれ変わった。しかし、ある任務がきっかで彼女はこのプロジェクトの裏に隠された真相を知るのだった。
韓国で暮らすシングルマザーのユンヒが受け取った、一通の手紙。母の手紙を盗み見てしまった高校生の娘セボムは、自分の知らない母の姿をそこに見つけ、手紙の差出人であるジュンに会わせる決心をする。セボムに強引に誘われるかたちで、ジュンが暮らす小樽へ旅立つユンヒ。それは20年前の自分と向き合う、心の旅でもあった…。
警察署長の父親の反対を押し切り、役者として夢を追い続けているセドリック。実は心が折れかけていたその時、新作映画「バッドマン」の主役に抜擢される。そう、「バットマン」ではなく「バッドマン」だ。“バッドモービル”に乗り、宿敵“ピエロ”と戦うヒーロー映画。このチャンスを逃してはならないと、セドリックは体を鍛え上げ、武術を学び撮影に挑む。戸惑いながらも撮影初日が順調に終わろうとする中、妹から父親が倒れたという知らせが入る。焦ったセドリックは、バッドスーツのままバッドモービルに乗り病院へと急ぐが、その途中で事故に遭い気絶してしまう。そして目を覚ますと、自分の名前や過去の記憶を失っていた―。
90年代、ニューヨーク。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシーでJ.D.サリンジャー担当の女上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始める。日々の仕事は、世界中から毎日大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターを処理すること。しかし、心揺さぶられる手紙を読むにつれ、飾り気のない定型文を送り返すことに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始める。そんなある日、ジョアンナが電話を受けた相手はあのサリンジャーで…。
模範兵士として師団長社宅の炊事兵になったムグァン。彼の目標はただ妻と子供のために出世の道を進むこと。しかし、師団長が出張する間に2人きりとなった美しき若妻スリョンの危険な誘惑に、ムグァンは自身の目標や信念、そして抑えきれない禁じられた恋との狭間で葛藤するのだが…。
中国西南部、周囲を山々に囲まれた街は春節を前に賑わいを見せていた。一方、山では10年を要した高速鉄道を通すためのトンネル掘削工事がようやく終わりを迎えようとしていた。休暇を返上し、工期に間に合わせるために働く技術者たち。地質学の専門家ホン・イージョウもその日、変動し続ける地殻の再調査にあたっていた。ところが、トンネル内で突然の湧水が技術者たちを襲い、街では大規模な地盤の陥没が発生し…。
30年以上追い求めていたフランシス・ドレークの財宝のヒントを、やっとのことで沈没船から発見したイギリス人のウォルターとジェームズ。しかし沈没船はスペイン籍のもので、発見された物も保有権はスペインにある、として国に奪われてしまった。しかも、その保管場所は“工学の奇跡”“世界一安全な金庫”という異名を持つ難攻不落の構造を擁するスペイン銀行の地下金庫だった…。
文化大革命まっただなかの中国。強制労働所送りになった男(チャン・イー)は、妻と離婚し、最愛の娘とも疎遠になってしまう。数年後、ニュース映画に娘の姿が1秒間映っているという話を聞いた男は、娘を一目見たいがために強制労働所を脱出。砂漠の中を映画が上映される予定の村を目指して進んでいく。しかし、村へ向かう途中、大事なフィルムを盗み出す孤児のリウ(リウ・ハオツン)の姿を目撃。すぐにリウを見つけ出し、盗んだフィルムを映写技師のファン(ファン・ウェイ)に返すのだが、その時、村では大騒動が勃発していた。運搬係の不手際で膨大な量のフィルムがむき出しで地面にばらまかれ、ドロドロに汚れたフィルムは上映不可能な状態に…。果たして男は、愛しい娘の姿を見られるだろうか?そして、追われ続ける彼の運命は―?
孤独な作家志望の女性:エイブリーは、彼女のヒーローである隠遁ホラー作家:ケイレブの創作活動の助手に選ばれ、ケイレブの雪深い人里離れた自宅に赴く。そこで彼女は一つの任務を与えられる。その任務とは、『恐怖の中で制御された心理学的実験』に参加することだった。ケイレブはそれをゲームと称したが、エイブリーにとっては想像を越える恐怖体験であり、彼女の意識は次第に崩壊してゆく・・・。果たして、そこで行われた実験は、真実なのか?それとも虚構<フィクション>なのか?
韓国・ソウルに暮らす三姉妹。長女ヒスク(キム・ソニョン)は別れた夫の借金を返しながら、しがない花屋を営んでいる。一人娘のボミは冴えないパンクバンドに入れあげ、反抗期真っ盛り。元夫からお金をせびられ、娘に疎まれても、“大丈夫なフリ”をして日々をやり過ごす。そんな彼女の体には異変が起きていた…。次女ミヨン(ムン・ソリ)は熱心に教会に通い、聖歌隊の指揮者も務める模範的な信徒。大学教授である夫(チョ・ハンチョル)と一男一女に恵まれ、高級マンションにも最近引っ越したばかり。新居祝いのパーティーを開き、“完璧なフリ”をして生活しているが、夫の裏切りによってそんな日常もほころびを見せ始める。三女ミオク(チャン・ユンジュ)は劇作家として絶賛スランプ中。食品卸業の夫(ヒョン・ボンシク)の後妻となり、夫の連れ子である中学生の息子と3人で暮らしているが、自暴自棄となって昼夜問わず酒浸り。たまにミヨンにも泥酔状態で電話をかけている。人の良い夫は必死に彼女をサポートしようとするが、ミオクは“酔っていないフリ”をして息子の保護者面談に乗り込んでしまう。普段はそれぞれの生活で精一杯で、ほとんど顔を合わせない三姉妹だが、ミオクがミヨンの教会を突然訪ねてきた。ミヨンは、スナック菓子を片手に牧師様に話しかけるミオクに一瞥もくれず足早に教会の外に出ていく。そんな姉を追いかけるミオクは、「会いたくて来たのに、私が恥ずかしい?」と話しかける。二人が話すのは、長姉ヒスクや実家に残してきた末弟ジンソプのこと。ある時は、三姉妹の母親からミヨンに電話があり、どうやらヒスクがお金を無心してきたという。居ても立っても居られなくなったミヨンはヒスクの花屋を初めて訪れ、久しぶりに二人で食事を共にすることに。ミヨンはヒスクに「わたしたちは他人?姉妹は支え合うものよ」と諭すのであった。そんな折、父親の誕生日を祝うために三姉妹は久しぶりに帰省し一堂に会することに。牧師様も同席し、誕生日会の祈りが捧げられる時、思いもよらぬ出来事が起きる。三人はそれまで蓋をしていた幼少期の心の傷と向き合うことになる―。
有名なバレエダンサーとして活躍していたナージャは10代の頃に出産し、バレエに専念するため、幼い息子マリオを母に預けて疎遠になっていた。今ではバレエを教える日々を過ごしているナージャは、数年ぶりに家族の集まりでマリオと再会することに。逞しく成長したマリオと共に行動する中で、その自由奔放さや鍛え上げられた肉体に惹かれ、二人はモラルを超えた激しく情熱的な関係を築いていく・・・
人里離れた小さな町ホープバレー。ある夜、古代の呪文で悪魔を召喚するカルトグループが密かに集結。その儀式は成功し、町に悪魔が解き放たれた。カルトメンバーたちは悪魔の餌にするため、住民に襲いかかる。迎え撃つのは善良な人々と保安官のグループ。ショットガンや銃、手榴弾と地雷、グレネードランチャーを手に悪魔と人間の激しい攻防が始まる!
母親と二人で暮らす少年ルーカスは、ある日、母親が運転する車で事故に遭う。母親は意識不明になり、足を負傷したルーカスは初めて会う変わり者の叔母アガタに引き取られた。新しい生活は田舎にある古びた屋敷で始まった。「ドアを開けるときは2度ノックしろ」と叔母に忠告されたルーカス。ある日、青いドアを叩き続けると、不思議な現象が起こりドアの向こうに異世界が広がっていた!
若き消防士アレクセイは、元恋人オリガと10年ぶりに再会を果たし、彼女とともに新たな人生を歩みたいと願っていた。ところが地元のチェルノブイリ原発で爆発事故が起こり、それまでの穏やかな日常が一変。事故対策本部の会議に出席したアレクセイは、深刻な水蒸気爆発の危機が迫っていることを知らされる。もしも溶け出した核燃料が真下の貯水タンクに達すれば、ヨーロッパ全土が汚染されるほどの大量の放射性物質がまきちらされてしまう。愛する人のためタンクの排水弁を手動で開ける決死隊に志願したアレクセイだったが、行く手には想像を絶する地獄が待ち受けていた…。
誰の目から見ても幸せそうに見える家庭。建築家の夫ジュンイルと10歳の息子とともに、裕福な暮らしを送っていた主婦ソヒョン。ある日、米国に住み仕事の忙しい妹ジヒョンに代わり、結婚の準備を手伝うため妹の婚約者ウインと会うことに。初めて出会った時から、胸騒ぎを覚える二人。ウインは、物静かな外見に情熱を秘めた大人の女性ソヒョンに魅かれ、ソヒョンもまたしなやかに生きる若いウインに魅れていく。自分の想いをひた隠しにし、家庭とウインの間で気持ちの揺れ動くソヒョン。そしてウインもいけないことだと分かっていながらも義姉への想いを抑えることができない。ウインの突然のキスをきっかけに、二人の間の壁が雪崩をうって崩れていく…。
「お名前は?」「覚えていません」――。バスの中で目覚めた男は、記憶を失っていた。覚えているのはリンゴが好きなことだけ。治療のための回復プログラム“新しい自分”に男は参加することに。毎日リンゴを食べ、送られてくるカセットテープに吹き込まれた様々なミッションをこなしていく。自転車に乗る、ホラー映画を見る、バーで女を誘う...―そして新たな経験をポラロイドに記録する。ある日、男は、同じプログラムに参加する女と出会う。言葉を交わし、デートを重ね、仲良くなっていく。毎日のミッションをこなし「新しい日常」にも慣れてきた頃、買い物中に住まいを尋ねられた男は、以前住んでいた番地をふと口にする・・・。記憶はどこにいったのか?新しい思い出を作るためのミッションが、男の過去を徐々に紐解いていく。
オリンピック直前、さらなる大規模開発に湧く韓国屈指のビーチリゾート地、カンヌン(江陵)。彼の地を牛耳る組織の幹部キルソク(ユ・オソン)は、安易な暴力に頼ることなく秩序と義理を重んじ、地元警察からも一目置かれるそのカリスマ性で町に安定をもたらしてきた。そんな彼の前に、巨大な開発利権を狙う新たな勢力が現れる。キルソクの前に立ちはだかるのは、目的のためならば手段を選ばない非情な男ミンソク(チャン・ヒョク)。2人の邂逅は、やがて2つの組織、そして警察をも巻き込み血で血を洗う凄惨な抗争へと発展してゆくのだが…。
誰もが羨む美貌を持つ女と、純粋な年下の恋人。週末を共に過ごすため、女の別荘であるコテージを訪れる。昼は美しい自然の中、おいしいワインや食事を楽しみ、夜は愛を語らいながら身体を重ねる、完璧な休日を過ごすふたり。しかし次の日、女の妹が突然やってきた。姉妹の確執を感じながらも、妹を歓迎する青年は徐々に恋人にはない可憐な美しさを湛えた妹との距離を縮めていく。さらにそこに姉の元恋人であるという男がやってきて・・・。嫉妬と肉欲に支配された4人は、壮絶な心理戦を繰り広げる―!
ソウルで発生したある怪死事件。身元不明の遺体は指紋が奪われ、体中傷だらけの状態で発見された。ソウル警察の刑事ジノは事件解決の手がかりを探るにあたり、シンポジウムのため来韓していた法医学者のアリスに協力を要請する。遺体の身元が容易に特定できず、臓器が違法な手術によって抜き取られていたことを知った2人は、背後に蠢く組織を追い詰めるべく捜査に挑む。しかしそこには、想像を絶する凄惨な事件の真相が隠されていた―。
地質学者のララは火山での調査を終え一人で歩いているとき、地面に開いた大きな洞穴に転落してしまう。直径3メートル、深さ10メートルはあろうかという深い穴。転落した時に足を怪我してしまったためよじ登ることも難しい。携帯電話の電波は届かない。人気のない山では、叫び声すら届けることが出来ない。自分が穴に落ちたことを誰かに知らせる術がないのだ。果たして彼女は、自力で脱出することはできるのだろうか。
宋の時代。蒙古で育った郭靖は、中原で黄蓉(こう・よう)に出会い命を救われる。意気投合し、頻発している幼子の失踪について調べるために白駝山荘主催の宴へ向かった2人が偶然鉢合わせしたのは、郭靖の師匠・江南七怪(こうなんしちかい)だった。彼らは黄蓉が黄薬師(こう・やくし)の娘だと知って逆上する。憎き仇の娘を庇ったことで師匠に見放され落ち込む郭靖と黄蓉の前に洪七公(こう・しちこう)が現れ…。
紀元前、ユダ王国の王により秘密の場所に埋められた聖櫃≪アーク≫。その在り処を示す地図は二つに裂かれ、別々の手に委ねられた・・・。時は2005年、幼い頃に両親を火事で失い叔父のロクマンに育てられた元・諜報員のイルハンは、レストランでのいざこざに巻き込まれ連行された警察署で、かつての恋人で同じく諜報員のジェムレと偶然再会する。直後、この国の裏社会を暗躍する謎の秘密結社“テンプル騎士団”を警戒するよう首相府からの命を受けるジェムレ。同じ頃、イルハンのもとに一本の電話が・・・「ロクマンに伝言を。フセインの命が危ない」。フセインとは幼少のイルハンの前から突然姿を消した実の兄で、ロクマンは彼の消息を知っていた。彼こそ、征服王メフメト2世から500年前に託されたアークの地図の一方を守る任を継承した“献身者”。しかも、その地図を狙うのはジェムレが追う“テンプル騎士団”であり、すでに100人から成る暗殺チームが兄に仕向けられていた。兄を救うべく急行するイルハン。しかし、すでに彼は瀕死の重傷を負い、息も絶え絶えに地図の入った首飾りを弟に託すのだった。十数年振りの再会も束の間、更なる追手が彼らに迫り・・・。
2056年。地球は、毒性を帯びた霧で全体が覆われてしまい。人類は存続の危機に直面していた。特殊訓練を受けた女戦闘員ハンナは、学者のギャビンとともに、地球軌道上の宇宙ステーション「ルビコン」に向かっていた。彼女が受けた指令は、そこにいるドミトリ博士が開発に成功した循環システムの検証。このシステムを使えば、人類は生き延びることができるかもしれない。ハンナたちの到着と同時に、それまでに宇宙ステーションにいたクルーが帰還することに。「メーデー!メーデー!」降下中のロケットは、汚染された大気層に阻まれ、クルー達は全滅。地球はさらに分厚い大気の層に覆われてしまう。それによって地球と連絡を取ることができない。「ルビコン」に取り残された3人、ハンナ、ギャビン、ディミトリ。地球に帰還するべきか、このまま宇宙ステーションに死ぬまで留まるべきか。それぞれの思惑が交錯していく―――。
荒廃した鉱山の町。夫のいる歌手と不倫しているカーレルは彼女の部屋を訪れるが追い返され、行きつけの酒場へ向かう。酒場の店主はカーレルに小包を運ぶ仕事を依頼するが、町を離れたくないカーレルは知り合いに運ばせようと思いつく。歌手の夫から彼女との関係を問い詰められたカーレルは、夫に小包を運ぶ仕事を持ちかける。
精神科病院で働くアンドラーシュは、バイオリンの見事な演奏を患者に聞かせる。彼は自分の子を産んだばかりのアンナのもとを訪れ、彼女に別れを告げる。やがて彼は依存症患者と飲酒したことが原因で仕事を解雇され、ケーブル工場で働き始める。ある日、アンドラーシュは酒場で出会った女性カタと恋に落ち、結婚するが……。
住宅難のブダペストで夫の両親と同居する若い夫婦の姿をドキュメンタリータッチの映像で描き出す。首都ブダペストは住宅難により空き部屋がないため、イレンは仕方なく夫の家族と暮らしている。イレンのことが気に入らない義父は、彼女につらく当たる。帰宅した夫に不満を訴えるイレンだったが、夫はどっちつかずの態度を取り続ける。
数百年の昔、海へと追いやられたドラキュラ伯爵は自身の呪われし力をホホジロザメに譲り渡し、サメへの忠誠を誓った。そして時は現代。観光業で栄えるとある海辺の田舎町に出稼ぎにやってきたアーサーとジョンだったが、夜な夜な町の人々は奇妙な儀式を繰り返し、観光客の行方不明者が続出していた。それもそのはず、ここは吸血鮫<シャーキュラ>と吸血鬼のカルト集団に支配された地獄のような場所だったのだ。果たしてアーサーとジョンは無事この町を脱出することができるのか?マーク・ポロニア監督が手掛ける古典モンスター×サメ第2弾、堂々の日本上陸!
デンマークの郊外で暮らすエマは、地元のサッカークラブで活躍する11歳の女の子。家族やチームメートのみんなとも仲良しの彼女は、慎ましくも幸せな日々を送っていた。ところがある日突然、両親から離婚すると告げられたことで、エマの日常が一変する。しかも離婚の理由は“パパが女性として生きていきたいから”だった…!それって、どういうこと?頭の中にいくつもの「?」が浮かんできてパニックに陥ったエマは、ホルモン治療によって女性らしくなり、名前までトマスからアウネーテに変え、やがて性別適合手術を受けるというパパに戸惑うばかり。「大嫌い。パパなんか死んじゃえ!」。そう叫びながらも、本当はパパのことが大好きなエマが、幾多の葛藤の果てに気づいた“自分の気持ち”とは―――。
村に害をなす大蛇を追い詰めた伝説の“蛇王”を父に持つ裴元(ペイユエン)。しかし父が蛇に殺されて以来、めっぽう蛇に弱くなっていた。幼馴染の小秋(シャオチウ)ら、裴元の正義感と優しさを知る村の人間は、彼こそが次の蛇王にふさわしいと考えているが、小秋に恋慕する鉄男(ティエナン)の立候補もあり、蛇王決めは難航する。そんな中、都から大隊長の息子が、税の徴収を建前に村人から金を巻き上げにやって来る。村人との押し問答の結果、暴力を振るい始めた大隊長の息子に立ち向かった裴元と村長らは、誤って息子を殺めてしまう。大隊長には「大蛇に殺された」と申告するが、「3日以内に大蛇を殺さなければ、村人を皆殺しにする」と宣告される―。果たして、裴元は恐怖を乗り越え“蛇王”となり、村人を救うことができるのか!?
両親と友人たちがパーティーから帰ってきた夜、ベビーシッターのジョシーはソフィアと隠れんぼをしていた。ジョシーが隠れたその時、武装集団が侵入。抵抗する友人たちを射殺、ソフィアと両親を拉致する。彼らは狂信的なカルト集団で屋敷のどこかに隠されている“箱”を探していた。箱を見つけたらソフィアと両親を殺し生贄にする計画だ。孤立無援、絶体絶命の中、難を逃れたベビーシッターのジョシーは、彼らを救うためたったひとりで反撃を開始する!
第2次世界大戦下。連合国空軍の女性パイロット、モード・ギャレットが、フールズ・エランド号と命名されたB-17爆撃機に乗り込んだ。高度2500メートルの上空で、モードは機の右翼にまとわりつく、謎の生物を目撃する―。そして、ある重大な秘密を隠し持つ彼女が、この爆撃機に乗った本当の理由とは……
オットー・レオンハルト高校にメラニーという転入生がやってきた。フェリックスは彼女に夢中で、そんな2人にエラはイライラが隠せない。ある日、フェリックスはオットー・レオンハルトの亡霊から修学旅行先で行われる展覧会のコレクションを守ってほしいと魔法を伝授される。修学旅行に出かけたフェリックスたちだったが、案の定コレクションは何者かに盗まれてしまう。犯人はメラニーだと怪しむエラやマリオたちをフェリックスは、思わず小さくしてしまった!フェリックスは友達を元のサイズに戻し、オットーのコレクションを守ることが出来るのか!?
一大土地開発事業として着工された巨大アミューズメント《荒島パーク》プロジェクト。施工段階の開発地で巨大な恐竜の骨が発見されるが、完成を急ぐ開発業者は研究を主張する考古学者を尻目に、工事を進めるため爆弾による破壊を命じる。しかし、その爆発により未曽有のメガ・スネークが出現し、人間どもに牙を剥く。更には、太古の巨大恐竜までもが目を覚まし、その背後に迫っていた。果たして、この島で何が起こっているのか!?