航空会社のCAジャック、広告代理店勤務のピエール、漫画家のミッシェルはパリの瀟洒マンションをシェアし、優雅な独身生活を送っていた。ある日、ジャックが「友人から小包が届くらしい」と言い残して3週間の休暇旅行に出かけてしまう。翌日、ミッシェルがマンションのドアを開けるとなんとそこには生後間もない赤ちゃんが置かれていた。置いていったのはジャックの元恋人シルビア。この子の父親はジャックだという。優雅な独身生活は一変し、男3人による子育て大奮闘生活が始まる…。セザール賞最優秀作品賞、脚本賞、助演男優賞受賞。フランスでは600万人を超える入場者を動員し、世界中でも大きな話題を呼んだ大ヒット作。
仕事も恋愛も思い通りに進まない29歳ジャヨン。元カレとの別れから恋愛引退を決意したが、耐えがたい寂しさに勝てず、最後の望み“デートアプリ”で相手を検索する。一方、仕事も恋愛もカモにされる33歳ウリ。恋愛の痛みも引かない内に編集長から19禁コラムを引き受けることになり、半強制的に“デートアプリ”に加入することになる。名前、目的、本音すべてを隠して会ったジャヨンとウリだったが…。
夢に見た結婚パーティー。マリアンにとって、その日は人生最良の一日になるはずだった。裕福な家庭に生まれ育った彼女を祝うため豪邸に集うのは、着飾った政財界の名士たち。一方、マリアン宅からほど近い通りでは、広がり続ける貧富の格差に対する抗議運動が、今まさに暴動と化していた。その勢いは爆発的に広がり、遂にはマリアンの家にも暴徒が押し寄せてくるのだが…。
長きにわたる独裁政権の打倒を目指す政治家キム・ウンボムと、その理想に共鳴した影のブレーン、ソ・チャンデ。現職大統領率いる与党と比べてカネもなければ人脈もないウンボム陣営のために、チャンデは誰も思いつかなかった大胆な戦略に打って出る。それはネガティブキャンペーンから詐欺まがいの贈賄工作まで、勝つためにはどんな手段も辞さない汚いやり口。強大すぎる敵を倒すためには、毒をもって毒を制するしかない。チャンデの覚悟はある爆破事件を引き起こし、ウンボムとチャンデの共闘関係にも最大のピンチが訪れる…。
父親の反対を押し切り、ヤクザの世界に身を投じたサンゴン。ヤクザとしてのし上がりたいという野心一つで兄貴分を退け、ナンバーワンまで登りつめる。だが、王座も長くは続かず、サンゴンを引きずり下ろそうとする輩の謀略に遭い、刑務所に入れられてしまう。起死回生を図るサンゴンだったが、無情にも更なる裏切りが彼を待ち受けていた―。
時は中世。平和に暮らしていた村がある日、強大な力を持った<人狼>に襲われた。そこに住むトルウィンはその時、恋人と弟が殺された。襲撃を逃れ残った者たちは、そこから離れた村にいる3人の勇者に助けを求めた。そしてやって来た3人の勇者とトルウィンと村人2人、計6人の男たちで、<人狼>への復讐に向けた旅を始める。しかし旅の途中で<人狼>の攻撃があり、彼らは次々と倒れてゆく。そして全ての人間たちの運命は、トルウィンに託されてゆく…。
トルコ・イスタンブールの街中。車道、マーケット、レストラン、ボスポラス海峡の砂浜…。あらゆる場所を縦横無尽に闊歩する犬たち。その数はかなり多く、社会もそれを自然と受け入れている。車をかわし、渋滞する車道をすり抜ける大型犬、その大型犬をうまく回避するドライバーたち。恋人たちが痴話げんかをするカフェの傍らで、耳を傾けながら横たわる犬。20世紀初頭の野犬駆除への猛省から、トルコの人々は野良犬と共存する道を選んだのだ。
ゴールデンディスクに輝くアーティストを発掘した音楽プロデューサーのミンスは、今では運に見放され、借金まみれとなっていた。そんなある日、ミンスは代行運転手に置き去りにされた駐車場の受付で、ギター片手に歌っている若者・チフンと出会う。その歌声に感動したミンスは、躊躇するチフンを半ば強引にスカウトし、無理やりライブ契約を行ってしまう。だがチフンは少年時代のトラウマから人前で歌えない体質でライブを怖がるばかり。そんなチフンのトラウマ克服の為に冷蔵庫用の大きなダンボール箱を用意したミンスは、その中でチフンに歌うよう指示するも、チフンは、それでも緊張し失神してしまうのだった。天才的な才能がありながら、歌声を披露できないミンスを、何とかデビューさせるべく、ミンスは全州でのライブツアーを敢行するのだが…。
凄腕の犯罪プロフェッショナル集団「ミスフィッツ」。極悪人を騙して大金を盗み、恵まれない人々に与えることをモットーとする彼らは、多くが謎に包まれた現代の義賊的存在だ。そんな彼らの次のターゲットは、凶悪テロリストの資金源となっている大量の金塊だった。金塊が隠されているのは、ドバイの砂漠に隠された最強セキュリティの私営刑務所。今回の任務が一筋縄でいかないことを悟った彼らは、一匹狼で伝説的な盗みのスペシャリスト、リチャード・ペイス(ピアース・ブロスナン)を半ば強引に勧誘い、ドリームチームを結成する。テロリストに資金が渡るまでのタイムリミットは残り僅か…果たして彼らは無事に金塊を盗み出すことができるのか?
日本で発見された謎の古代生物ノットジラの卵が空輸中に落下し、アメリカの核物理学者ブロウハート博士の手に渡る。生まれたばかりのノットジラは身体も小さく大人しい生物だったが、アルコールを摂取すると巨大化。街を破壊し始めたノットジラに対し博士は核メガブラスターの使用を決意する一方、日本から卵を追ってやってきた古生物学者のホンダ・イチヒロはノットジラの命を救うために奔走する。
旧ソビエト連邦極北の地。永久凍土層の下には同国最大にして最重要機密の研究施設、コラ超深度(スーパーディープ)掘削坑が隠されていた。地下1万2000メートル、人類が到達したことの無い地球の深部で突如として未知の病気が発生。さらに恐怖に慄く地元民たちは、施設の奥底から謎の叫び声を聞いたという。この異常事態を受け、モロゾフ大佐は天才学者のアンナに原因究明の極秘調査を命じるのだが…。
火星の軌道に突如出現した正体不明の巨大な黒い球体。地球外生命体の存在を探るため、天体物理学者のカーラ(クラウディア・ブラック)をはじめとする6名の調査チームが編成され、この人類史上最大の謎の解明にあたることに。宇宙船アキリーズ号に乗り込み8か月後、ようやく目的地まで到達した彼らのもとに、球体から発信されたひとつのメッセージが届く。解析によると、それは「DEUS」という文字列だと判明。自らを「DEUS=神」と名乗り、球体上に存在しているであろう未知の生命体は人類の脅威となるのか?そして地球が侵略される可能性はあるのか?それを確かめるため、彼らは球体へと降り立つ。
陸戦海兵隊員だった父を何者かに暗殺された女軍人のジョイ。悲しみに暮れる彼女の前に父の同僚が極秘作戦部隊の暗殺者を育成する“ブッサバー・プロジェクト”に志願するよう持ちかけた。プロジェクトに志願したジョイは、過酷な訓練に耐え抜き、見事テストに合格。冷酷非道な殺人兵器・コードネーム<029>として生まれ変わった。しかし、ある任務がきっかで彼女はこのプロジェクトの裏に隠された真相を知るのだった。
韓国で暮らすシングルマザーのユンヒが受け取った、一通の手紙。母の手紙を盗み見てしまった高校生の娘セボムは、自分の知らない母の姿をそこに見つけ、手紙の差出人であるジュンに会わせる決心をする。セボムに強引に誘われるかたちで、ジュンが暮らす小樽へ旅立つユンヒ。それは20年前の自分と向き合う、心の旅でもあった…。
警察署長の父親の反対を押し切り、役者として夢を追い続けているセドリック。実は心が折れかけていたその時、新作映画「バッドマン」の主役に抜擢される。そう、「バットマン」ではなく「バッドマン」だ。“バッドモービル”に乗り、宿敵“ピエロ”と戦うヒーロー映画。このチャンスを逃してはならないと、セドリックは体を鍛え上げ、武術を学び撮影に挑む。戸惑いながらも撮影初日が順調に終わろうとする中、妹から父親が倒れたという知らせが入る。焦ったセドリックは、バッドスーツのままバッドモービルに乗り病院へと急ぐが、その途中で事故に遭い気絶してしまう。そして目を覚ますと、自分の名前や過去の記憶を失っていた―。
90年代、ニューヨーク。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシーでJ.D.サリンジャー担当の女上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始める。日々の仕事は、世界中から毎日大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターを処理すること。しかし、心揺さぶられる手紙を読むにつれ、飾り気のない定型文を送り返すことに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始める。そんなある日、ジョアンナが電話を受けた相手はあのサリンジャーで…。
模範兵士として師団長社宅の炊事兵になったムグァン。彼の目標はただ妻と子供のために出世の道を進むこと。しかし、師団長が出張する間に2人きりとなった美しき若妻スリョンの危険な誘惑に、ムグァンは自身の目標や信念、そして抑えきれない禁じられた恋との狭間で葛藤するのだが…。
中国西南部、周囲を山々に囲まれた街は春節を前に賑わいを見せていた。一方、山では10年を要した高速鉄道を通すためのトンネル掘削工事がようやく終わりを迎えようとしていた。休暇を返上し、工期に間に合わせるために働く技術者たち。地質学の専門家ホン・イージョウもその日、変動し続ける地殻の再調査にあたっていた。ところが、トンネル内で突然の湧水が技術者たちを襲い、街では大規模な地盤の陥没が発生し…。
30年以上追い求めていたフランシス・ドレークの財宝のヒントを、やっとのことで沈没船から発見したイギリス人のウォルターとジェームズ。しかし沈没船はスペイン籍のもので、発見された物も保有権はスペインにある、として国に奪われてしまった。しかも、その保管場所は“工学の奇跡”“世界一安全な金庫”という異名を持つ難攻不落の構造を擁するスペイン銀行の地下金庫だった…。
文化大革命まっただなかの中国。強制労働所送りになった男(チャン・イー)は、妻と離婚し、最愛の娘とも疎遠になってしまう。数年後、ニュース映画に娘の姿が1秒間映っているという話を聞いた男は、娘を一目見たいがために強制労働所を脱出。砂漠の中を映画が上映される予定の村を目指して進んでいく。しかし、村へ向かう途中、大事なフィルムを盗み出す孤児のリウ(リウ・ハオツン)の姿を目撃。すぐにリウを見つけ出し、盗んだフィルムを映写技師のファン(ファン・ウェイ)に返すのだが、その時、村では大騒動が勃発していた。運搬係の不手際で膨大な量のフィルムがむき出しで地面にばらまかれ、ドロドロに汚れたフィルムは上映不可能な状態に…。果たして男は、愛しい娘の姿を見られるだろうか?そして、追われ続ける彼の運命は―?
孤独な作家志望の女性:エイブリーは、彼女のヒーローである隠遁ホラー作家:ケイレブの創作活動の助手に選ばれ、ケイレブの雪深い人里離れた自宅に赴く。そこで彼女は一つの任務を与えられる。その任務とは、『恐怖の中で制御された心理学的実験』に参加することだった。ケイレブはそれをゲームと称したが、エイブリーにとっては想像を越える恐怖体験であり、彼女の意識は次第に崩壊してゆく・・・。果たして、そこで行われた実験は、真実なのか?それとも虚構<フィクション>なのか?
韓国・ソウルに暮らす三姉妹。長女ヒスク(キム・ソニョン)は別れた夫の借金を返しながら、しがない花屋を営んでいる。一人娘のボミは冴えないパンクバンドに入れあげ、反抗期真っ盛り。元夫からお金をせびられ、娘に疎まれても、“大丈夫なフリ”をして日々をやり過ごす。そんな彼女の体には異変が起きていた…。次女ミヨン(ムン・ソリ)は熱心に教会に通い、聖歌隊の指揮者も務める模範的な信徒。大学教授である夫(チョ・ハンチョル)と一男一女に恵まれ、高級マンションにも最近引っ越したばかり。新居祝いのパーティーを開き、“完璧なフリ”をして生活しているが、夫の裏切りによってそんな日常もほころびを見せ始める。三女ミオク(チャン・ユンジュ)は劇作家として絶賛スランプ中。食品卸業の夫(ヒョン・ボンシク)の後妻となり、夫の連れ子である中学生の息子と3人で暮らしているが、自暴自棄となって昼夜問わず酒浸り。たまにミヨンにも泥酔状態で電話をかけている。人の良い夫は必死に彼女をサポートしようとするが、ミオクは“酔っていないフリ”をして息子の保護者面談に乗り込んでしまう。普段はそれぞれの生活で精一杯で、ほとんど顔を合わせない三姉妹だが、ミオクがミヨンの教会を突然訪ねてきた。ミヨンは、スナック菓子を片手に牧師様に話しかけるミオクに一瞥もくれず足早に教会の外に出ていく。そんな姉を追いかけるミオクは、「会いたくて来たのに、私が恥ずかしい?」と話しかける。二人が話すのは、長姉ヒスクや実家に残してきた末弟ジンソプのこと。ある時は、三姉妹の母親からミヨンに電話があり、どうやらヒスクがお金を無心してきたという。居ても立っても居られなくなったミヨンはヒスクの花屋を初めて訪れ、久しぶりに二人で食事を共にすることに。ミヨンはヒスクに「わたしたちは他人?姉妹は支え合うものよ」と諭すのであった。そんな折、父親の誕生日を祝うために三姉妹は久しぶりに帰省し一堂に会することに。牧師様も同席し、誕生日会の祈りが捧げられる時、思いもよらぬ出来事が起きる。三人はそれまで蓋をしていた幼少期の心の傷と向き合うことになる―。
有名なバレエダンサーとして活躍していたナージャは10代の頃に出産し、バレエに専念するため、幼い息子マリオを母に預けて疎遠になっていた。今ではバレエを教える日々を過ごしているナージャは、数年ぶりに家族の集まりでマリオと再会することに。逞しく成長したマリオと共に行動する中で、その自由奔放さや鍛え上げられた肉体に惹かれ、二人はモラルを超えた激しく情熱的な関係を築いていく・・・
人里離れた小さな町ホープバレー。ある夜、古代の呪文で悪魔を召喚するカルトグループが密かに集結。その儀式は成功し、町に悪魔が解き放たれた。カルトメンバーたちは悪魔の餌にするため、住民に襲いかかる。迎え撃つのは善良な人々と保安官のグループ。ショットガンや銃、手榴弾と地雷、グレネードランチャーを手に悪魔と人間の激しい攻防が始まる!
母親と二人で暮らす少年ルーカスは、ある日、母親が運転する車で事故に遭う。母親は意識不明になり、足を負傷したルーカスは初めて会う変わり者の叔母アガタに引き取られた。新しい生活は田舎にある古びた屋敷で始まった。「ドアを開けるときは2度ノックしろ」と叔母に忠告されたルーカス。ある日、青いドアを叩き続けると、不思議な現象が起こりドアの向こうに異世界が広がっていた!
奴らは殺した人間の内臓や血液で、究極のドラッグ<アドレノクロム>を作り続けていた…政治、経済、芸能…、世界の闇に蠢く黒い噂と陰謀論とともに語られる“アドレノクロム”。アドレナリンの酸化によって形成されるその化合物は、強烈な麻薬効果や若返り効果があると信じられている。抽出には幼い子どもが誘拐や人身売買の犠牲となり、その流通には秘密結社や悪魔崇拝者が絡んでいるという噂も絶えず、<悪魔の薬>とまでいわれている。
若き消防士アレクセイは、元恋人オリガと10年ぶりに再会を果たし、彼女とともに新たな人生を歩みたいと願っていた。ところが地元のチェルノブイリ原発で爆発事故が起こり、それまでの穏やかな日常が一変。事故対策本部の会議に出席したアレクセイは、深刻な水蒸気爆発の危機が迫っていることを知らされる。もしも溶け出した核燃料が真下の貯水タンクに達すれば、ヨーロッパ全土が汚染されるほどの大量の放射性物質がまきちらされてしまう。愛する人のためタンクの排水弁を手動で開ける決死隊に志願したアレクセイだったが、行く手には想像を絶する地獄が待ち受けていた…。
誰の目から見ても幸せそうに見える家庭。建築家の夫ジュンイルと10歳の息子とともに、裕福な暮らしを送っていた主婦ソヒョン。ある日、米国に住み仕事の忙しい妹ジヒョンに代わり、結婚の準備を手伝うため妹の婚約者ウインと会うことに。初めて出会った時から、胸騒ぎを覚える二人。ウインは、物静かな外見に情熱を秘めた大人の女性ソヒョンに魅かれ、ソヒョンもまたしなやかに生きる若いウインに魅れていく。自分の想いをひた隠しにし、家庭とウインの間で気持ちの揺れ動くソヒョン。そしてウインもいけないことだと分かっていながらも義姉への想いを抑えることができない。ウインの突然のキスをきっかけに、二人の間の壁が雪崩をうって崩れていく…。