大学を卒業したマリオは担当教授のマッシモと、叔父のオズワルドが住む屋敷に招かれた。妻のマリアを亡くし、跡取りがいないオズワルドはマリオを後継者として考えていたのだ。広大な屋敷には叔父とメイドのテレザ、マリアに良く似た妹のカルロッタが住んでいる。ある夜、物音がした亡き叔母の部屋を覗いたマリオ。そこでは美しい女性がエロティックな儀式に興じていた。当惑するマリオだが、次第に淫らな世界に引き込まれていく。
ホアンの夢は闘牛士になること。ある日、闘牛の訓練を積んでいると、ドンナ(シャロン・ストーン)という名家の令嬢と出会う。ドンナはホアンを自室に招き入れて挑発するが、彼女にとってはただのゲームにすぎず、ホアンの自尊心をいたぶった挙句に冷たく放り出してしまう。時は経ち、今や花形マタドールとなったホアン。名誉と栄光を手に入れたが、ドンナのことは忘れられない。そんな時、再び彼女からの誘惑がやってきた…。
19世紀末のアメリカ。馬を失い、未開拓の荒野を1人彷徨う漂流者ソロモン・ミラーはアリゾナ州の小さな集落に辿り着く。かつて金の採掘で栄えたその集落は今は朽ち果て、酒場と教会を中心に極わずかな人々が暮らすゴースト・タウンと化していた。生活のためバーテンとして働くことになったソロモンだが、酒場のオーナーであるヘーガンをはじめ、集落の人々の態度はどこか冷たくよそよそしい。やがて血なまぐさい事件や恐ろしい幻覚を目にするようになったソロモンは、徐々に精神的に追い詰められていく。
2026年、モスクワ中央臨床病院に無残な姿のプーチンがいる。そして、欧州、米国をはじめ世界は混乱に陥っていた――。時は遡りエリツィン政権下、プーチンはエリツィンに彼の免責を保証する代わりに自分を大統領にするよう詰め寄っていた。KGBでの不遇の東ドイツ時代を経て、タクシー運転手をして食いつないでいたプーチンが、大国ロシアの大統領にまで上り詰め、その絶大な権力を暴力的に行使していくその裏には、常に恐怖と不安があり、その脆さが隠されていたのだ。
インフルエンサーのヘザー、ライリーと恒例のハイキングに出かけたサム。しかしその際、マスクを被った男に狙われ、命からがら生き延びる壮絶な体験をする。1年後、やっと学生生活に戻れたサムだったが、ある日、図書館で見知らぬ男に監視されていることに気づく。一方、自分たちが体験した出来事をドキュメンタリー映像にしたヘザーは、フォロワーが50万人に増えたと喜んでいた。そんなヘザーが、皆で大晦日に別荘で年越しをしようと誘ってくる。あまり乗り気ではないサムだったが、恋人のトッドに勧められ参加を決意。しかしその別荘をマスクを被った怪しい男が監視していた。不審がる住民を殺害したのを手始めに、同じようにマスクの男たちが集まり、別荘に侵入してきて…。
映画監督のケイト・シェルトンは約1年をかけ、身体改造の一環として行われるボディサスペンションを実践する人々、いわゆる“サスペンダー”と呼ばれるグループと接触し、その驚愕的な世界を取材し続けた。彼らは、極太の金属製滅菌フックで自分の皮膚を突き刺し、空中にぶら下がりながらエクスタシーに浸る。ケイトはイギリス・ロンドン、クロアチア・リコ、ノルウェー・オスロなど、ヨーロッパ各地を巡り、サスペンダーたちにカメラを向け、その本質に迫っていく。そして最終的には、ケイト自身がサスペンションに挑戦する姿をカメラに収めることとなる。
大人気TVドラマ「ドギー911」の主役スター犬のマーフィーは、テレビやCM出演で働きづめの毎日にウンザリ。所属する事務所の人間たちはマーフィーのことを“大金を稼ぐ金づる”としか考えておらず、撮影の時はチヤホヤするものの、仕事が終われば事務所の裏庭にある犬小屋に閉じ込めるような扱いだった。ある日、撮影が終わったマーフィーがいつものように車に閉じ込められていると、突然ロックが外れ車のドアが開く。愛情のない生活から脱け出すチャンスを得たマーフィーは、一目散に車から逃げ出すと、撮影を見学に来ていた子どもたちのあとを追いかけていく。一方、撮影現場から消えたマーフィーを追い、事務所の人間たちは彼の行方を追うが…。
弁護士のモリー・シンガーは、大学時代はいつもパーティーの中心人物。しかし今でも彼女はパーティー好きな性格を変えられず、事務所をクビになりそうに。モリーの上司であるブレンダは、モリーに一つの救済策を提案。それは、母校に再入学し、社交的に欠けるブレンダの息子、エリオットと友達になり、彼をキャンパスのヒーローにすることだった。自身の未来のため、モリーは親友の助けを借りて、傲慢な風紀委員、酔っ払った寮の住人、そしてかつての宿敵との戦いに挑むことに。
1600年代のイタリア。“カラヴァッジョ”の名で知られるミケランジェロ・メリージは優れた芸術家である一方で反逆児と見なされていた。売春婦や泥棒、浮浪者を神聖な絵画のモデルとして扱っていることから、ローマ教皇はバチカンの秘密諜報員に調査を依頼する。
家を失い、幼い娘と路上で生きるメイベン。娘を守る為、体を売ることさえ厭わない。一方、刑務所から出所したばかりのラッセル。故郷に戻るも、過去の罪が彼を苦しめる。絶望の中、偶然に出会う二人。ラッセルは、メイベン親子の過酷な状況に心を揺さぶられ、救いの手を差し伸べようとする。彼らを結びつけるのは、互いに知る由もない運命の糸だった…。貧困、差別、過去との葛藤…厳しい現実の中、復讐者が彼らを追い詰める。
若く美しい娘アイリスは、その純粋な美貌とは裏腹に、貧しい生活から抜け出すという強い意志を秘めていた。そんな彼女の前に現れたのは、大富豪のホアキンだった。彼は美しいアイリスに惹かれ、結婚を申し込む。アイリスと家族にとって、その結婚は経済的な安定を手に入れるまたとないチャンスだった。ホアキンはアイリスが処女であることを条件に、多額の結納金を実家に納めることを約束した。しかし結婚初夜、アイリスの純潔にかかわる嘘が露見すると、ホアキンは激しい失望と怒りから、アイリスに剥き出しの欲望を向けるのだった…。美しすぎる女優ディサ・ガルシアの、エロティックな魅力が詰まった官能サスペンスドラマ。
巨大な宇宙ステーション「デルタ」の建設作業中、大規模な太陽フレアが発生。船外作業を行なっていた作業員たちに緊急避難が勧告される中、宇宙服の故障により作業員の一人であるマックスは宇宙に取り残されることに。上司であるセルゲイはマックス救出に向かうが別のトラブルに見舞われ、マックス救出を約束し、その場を離れてしまう。広大な宇宙空間に一人置き去りとなるマックス。マックスと唯一コンタクトを取れるのは、通信機から聞こえるアンナという女性の声のみ。アンナの誘導を頼りに単独での帰還を試みるマックス。だが、精神不安による酸素減少、迫り来るスペースデブリ、そして、マックスの身体を蝕む宇宙の放射線、と次々と受難がマックスに襲いかかり、ついにアンナが告げる生存確率は10%となる。マックスを救い誘導する為、宇宙服の操作権を自分に託すよう執拗に求めるアンナ。だが、最後の命綱である操作権だけは譲ろうとしないマックス。そして、アンナにはもう一つの思惑が。アンナの正体とは?果たして、マックスは究極の極限状態を生き延び無事帰還することが出来るのか!?
向上心の高いジャーナリストのケイシーは、今日も誠実に仕事に取り組んでいる。ある日、大統領夫人特集記事の担当を上司に希望するも、先に動画サイトで男女の恋愛を説き、800万人のフォロワー数を持つライアンの著書を宣伝するための取材記事を書くよう指示される。婚約破棄したばかりで恋愛に過敏なケイシーは、その場にライアン本人が居合わせたことに気づかず、侮辱する失態を犯してしまう。憂鬱なまま取材を始めるケイシーは攻撃的な質問や態度でさらにライアンの機嫌を損ね、インタビューは途中で打ち切りに。このままでは仕事の成果が出せないケイシーだったが、ライアンからの提案で彼の恋愛指南を受けることを条件に取材を続けることを許されるが…。
アトランタで生活する成人のレイラは、養姉妹の死をきっかけにDNA検査を受けることに。10歳の時、母親を薬物の過剰摂取で亡くし養護施設で育ったレイラは、父親については何も知らずに成長してきた。残された唯一の家族を求めていた彼女は、検査の結果、生物学的な父親が実業家のスコット・ハイアットだと知る。さらに、腹違いの妹ヴァイオレットがいることも判明。その矢先、スコットが殺されたというニュース記事を見つけ、すぐさまフィラデルフィアのスコット邸へ弔問に向かった。一方、父の後妻ノラと同居中のヴァイオレットは、ノラを毛嫌いしており、訪ねてきたレイラと意気投合する。そして2人は共に父の死の真相を追い始めるが、その過程で明かされる驚くべき事実が待ち受けていた。
ある若い女性が人里離れた廃墟となった水車の修理に挑む。しかしそこで待ち受けていたのは危険な生物、その正体とは。
ニーナは夏のローマでドッグシッターの仕事を始めた。恋は諦めていた矢先、若いチェロ弾きのファブリジオが現れた。
過去の事件が原因で全寮制の学校に転校したジャニス。新しい学校でもその噂は広まり、周囲から警戒され孤立していた。そんなある日、新しいルームメイトになったレクシーは、ジャニスの過去を気にすることなく、二人はすぐに打ち解ける。美人で明るく、カリスマ性のあるレクシーはキャンパスの人気者だったが、誰にも打ち明けていない辛い過去をジャニスに打ち明ける。二人はますます親密になり、友情を超えた恋人として肉体関係を持つ。しかしある日、レクシーの浮気が発覚し、激昂したジャニスは恐ろしい行動に出るのだった…。
1941年、第二次世界大戦中。戦火は世界各地に広がり、中立国であるタイ南部・湾岸の村でも、有事に備え少年までもが兵士として訓練を受けていた。そんな状況下だったが、伍長のメークは恋人ペンとの間に子供を授かり、束の間の幸せを噛み締めていた。しかし、多数の戦艦を率いて日本軍が村に上陸して来てから、事態は一変する。メークの弟でまだ幼いモークをはじめ、少年兵たちが日本軍との戦いに駆り出される。タイ政府は日本政府と友好的に交渉をしようと試みるが、一方で日本軍は“ある生物兵器”をタイに持ち込んでいた。それは、禁断の実験によって生み出された、殺しても立ち上がる“不滅の兵”だった―。
パーソナルスタイリストのロージーは、アイオワ州の小さな町からシカゴに引っ越し、顧客にあった高品質な服をスタイリングする念願のショップ“ピンク・スタイル”をオープン。彼女は親友のメルから宣伝写真を撮るカメラマンとして、いとこのジャクソンを紹介される。最初は断られるも、今度はジャクソンが旅行雑誌の仕事を勝ち取るため、ロージーの働く姿や顧客のリアルな写真を撮らせてほしいと頼み込んでくる。やがて顧客の要望に合わせてスタイリングするロージーと、その仕事ぶりを撮るジャクソンはお互いを認め合うように。店も軌道に乗り、ピンクはファッション雑誌“シカゴトレンド”の編集長に気に入られて業務委託契約のチャンスを得るのだが…。
ジャーナリストの母セリーヌと、小さな町に越してきた少年エリオット。カメラが趣味の彼は、レンズ越しに魔女らしき女の姿を捉えたことで、この町はどこか奇妙さが漂うと察知。そんな最中に魔女だと自称する同世代の少女ウィローと出会い、彼女の写真を撮ると、背景に幽霊のような白いもやが映っていた。翌日ウィローから、「邪悪な魔術師がこの町を破壊しに来る」と聞かされたエリオット。その日の真夜中、彼女に導かれるまま既に閉鎖されているウィッケンズバーグ駅へ。すると到着した蒸気機関車から、怪しい男が降りてくるのを目撃する。一方、母セリーヌは、新たな職場の新聞社に出社。町に物流施設ができるとの情報を入手し取材したいと上司に申し出るが、取り上げるなと一喝されてしまう。しかしジャーナリスト魂に火がついたセリーヌは、核廃棄物投棄の資料を見つけ、町に隠された謎を明かそうとするのだが…。
海洋歴史学者のエレナ宛てに、4年前に別れたマイケルから電話がかかる。2人は1年間同棲した仲だったが、家族をほしがるマイケルに対して、その気になれなかったエレナは彼のプロポーズを断っていた。何より彼がエレナのことを“エリー”と呼ぶのに嫌悪感さえ持っていた。うんざりしながらマイケルの電話に応答したエレナだったが、海上保安庁に勤める彼から伝えられた情報に興奮を抑えられなくなってしまう。それは17世紀のものと思われる船が漂流しているのが発見され、エレナの住む町の港に到着しているというのだ。学者として興味を隠せないエレナは、難破船の内部を極秘調査させてほしいとマイケルに懇願するのだが…。
インフルエンサーのタラは、自身のブランド商品をSNSやウェブで発信・販売しているが、売れ行きは伸び悩んでいた。さらに、テレビ番組の司会者オーディションも不採用が続き、母や妹からは独り身を心配される日々。さらにエージェントから、“SNSで影響力を高めることが重要”と言われ、焦りを感じていた。そんな矢先、初対面の独身男女が出会って結婚するリアリティ番組「ハッピリー・エバー・アフター」のプロデューサーから出演依頼が舞い込む。知名度アップのチャンスと考えたタラは即決するが、実際の結婚には乗り気でない。そこで、番組終了後に円満に別れる密約を交わそうと、こっそり相手の花婿ジョーに会いに行く。しかし、番組に応募したのは彼ではなく、一人娘のクインだった。突然の状況に困惑するシングルファーザーのジョー、そしてタラの計画は思わぬ方向へと進んでいく。
画家を目指しつつも現状は老人ホームの看護師助手の仕事に追われ気味なクロエに、ようやくチャンスが巡ってきた。大物画商に絵が認められたのだ。しかしその絵はホームの老婆リリアンから譲り受けたもので、誤って届けられたものだった。しかもリリアンは謎の死を遂げたばかり。さらにクロエは、絵のモデルとなった女性の夫から、彼の妻が殺されていたことを知らされるが、その直後に彼も車に轢かれて死亡してしまっていた。絵の隅には“V”の文字が記され、これはアルファベットではなく数字の5を指しているようだった。同じようにリリアンの荷物が置かれた倉庫から、肖像画のモデルが殺されている計3枚を見つけたものの、なぜか1枚目だけが見当たらなかった。謎を追う中、クロエはルークという男性と親しくなっていくのだが…。
受賞歴もある高名な世界的ジャーナリスト、リチャード・フォスター。実家はアメリカの大富豪だったが、自身は家業のビジネスに全く興味がなく、その潤沢な財産を生かして虐待や搾取、売買されている子供たちを救うための財団“グローバル・ハーモニー”を設立し、世界的な活動を進めていた。そんな彼がイタリア・ナポリを訪問中、偶然、自動車事故に遭遇。車に乗っていた臨月の妊婦を救うが、彼女は女児を産むと亡くなってしまう。その子ども、ガイアを引き取ったリチャードは7年後、イタリア・ラペンドゥーザ島でガイアと美しい妻と幸せな生活を送りながら、世界中を飛び回り財団の運営を進めていた。だが、財団の活動を忌々しく思い、潰そうとする闇の組織がリチャードの弱点を探していた。
エンタメ&教育番組がメインの放送局TNWで情報番組の司会を務めるメイジーは、昇進を目指し上司のミシェルに新番組の企画を提案する。しかしミシェルから逆提案されたのは、手頃な価格で即日配達を行う生花店“ブルーム”を取材し、新番組候補の試作番組を作成することだった。メイジーは早速、ブルームのフローリストであるレンに取材を依頼するが、彼は名門大学出身で元IT企業のエリートであり、即日配達のオンライン注文システムを構築した優秀なビジネスマンだった。しかし事業拡大には慎重で、取材拒否されてしまう。そこでメイジーは、ブルームのフラワーコンテストをボタニカル協会に公認してもらうことを協力する条件として約束し、ようやく取材を開始。しかしレンはカメラに映ることを拒み続け、新番組作りは困難を極めることになる。
ヘザーは北米でも名の知れた雪と雪崩の専門家。学生時代の親友であるエリックがモンタナ州のグレイシャー国立公園で働いており、彼の依頼でヘザーが開発した雪崩予測装置の設置に向かうことに。バカンスを過ごす予定だった姉のライリーも同行し、現地に到着すると、ヘザーは山岳救助隊への指導も頼まれることに。機械とデータを駆使して雪山に対処しようとする一方、救助隊のクリスは経験と知識、そして第六感を頼りに雪山に立ち向かってきた男で、2人は何かと衝突を繰り返すが、クリスの娘サマンサがヘザーに心を引かれ、次第にクリスも、都会育ちでありながら山を愛し、スキーの技術にも長け、科学者としても優秀なヘザーに好意を抱くようになる。