自閉症だった幼いロブは母亡き後、叔母と暮らしていた。だが、戦争でPTSDになり帰還した元軍人の父カールと暮らすことに。父は息子の自閉症を認めたがらず、鍛えれば治ると武道を習わせようとするが、講師に戒められる。やがて自閉症児のための支援教室に通うことになったことで感情を爆発させることもなくなったロブは、武道家でダンスの得意な青年へと成長。ある日、ひったくりに遭っていた女性ガブリエラを救ったことを機に、ロブは彼女と恋仲になる。ロブはガブリエラに自閉症であることを明かすが、ガブリエラは全く気にも留めず、より深くロブを愛するように。そんなロブは父から、ガブリエラの存在を否定され、一人前の男として軍隊に入隊するよう勧められるのだが…。
ナターシャ、アーニャ、レイラのロシア人ルームメイトは、ネットで応募したハリウッド映画のオーディションを受けられることになり、勇んでロサンゼルスへと向かう。しかし、到着早々に飛行機の中で知りあったドン・カルロがギャング組織に殺害され、3人も拉致されてしまう。その後、何とか脱出に成功するものの、3人はバラバラに。ナターシャは重傷を負った男を抱えて移動するハメになり、アーニャはカルト宗教の生贄になりかけ、レイラはアイドル志望の半グレ集団バブルガム・ボーイズに助けられる。なぜ、彼女たちは次々と災難に遭遇してしまうのか?すべては1週間で国を破産させることもできるクレジットカードを、ナターシャがドンからくすねたことが原因で…。
何週間も行方不明になっていた2人の王子と思しき腐乱死体が、ロンドン塔のトランクの中から発見された。エリザベス女王の側近ベアトリスは、犯人として拷問部屋に捕らえられたグレイストックを尋問。実の犯人が他にいることを白状させたが、その後、グレイストックは王子らの亡霊に呪われて死亡する。ベアトリスは死者とコンタクトできる能力を持つヘンリーの存在を知り、嫌がる彼を強引にロンドン塔まで連れていく。だが、ベアトリスは国王エドワード以上の権力を持って久しい国王の弟リチャードに殺害され、ヘンリーも拘束されてしまう。そんな中、若き神父アイザックは、ベアトリスの亡霊と遭遇して事の異様さに気づき、ヘンリーとの接近を図るのだが…。
謎の殺人者たちに家族を皆殺しにされ、廃人同然に陥ったアレックス。精神科病棟から脱走した彼は、砂漠へと逃れ不思議な洞窟内で神秘的な存在“サイバーゴッド”と出会う。超人的なパワーを授かったアレックスの復活を恐れたのが、巨大コンピューター帝国を組織するタイタン社のバローズだった。彼こそが家族を殺した犯人で、自らが時空を超えた存在“サイバーゴッド”になり、世界を支配するためにアレックスが暮らしていた“聖なる地”が必要だったのだ。復讐を果たすため、人類の未来を守るため、“野人”と化したアレックスの驚異の闘いが始まる!
1990年、民主化促進協議のためにヨーロッパ使節団がアルバニアの首都ティラナを来訪した。しかし政府の中には共産主義にこだわる人間も多数いて、使節団が刑務所訪問を希望していることを危惧し、15年投獄されている“教授”と呼ばれる政治犯レオ・コノミを、遠く離れた刑務所に護送させることになった。しかしその護送は表向きの口実で、彼らの本当の行先はティラナだった。それを知らぬ教授は、護送車ではない一般車だったこと、そして手錠を外されたことに奇妙さを感じていた。ところが道中で車が故障、修理が終わるまで一行は身動きが取れなくなってしまう。そんな中、同行する内務省役人の助手として雇われた男アスランは、教授のような政治犯を激しく憎んでいた。
クレアはマイアミ美術館に勤める優しく生真面目で古典美術を愛する学芸員。しかし、マイアミ美術館は財政難により閉館の危機に直面していた。そんな中、館長代理としてマイアミ出身で現代アートの芸術家デヴァン・コールの展覧会に出席したクレアは、本人とは知らずにデヴァンの作品を酷評してしまう。その後、展覧会から戻ったクレアに館長から最悪の知らせが…。頼みの綱だった大人気の巡回展が偽物騒動の影響で中止に追い込まれてしまったのだ。予想外の事態に頭を悩ませるクレアは翌日、替わりの展示会を提案するが、館長は独断でデヴァンの展示会を開催することを決定。前日の失態の気まずさから彼の展示会開催に反対するクレアだったが…。
2007年、セクハラ訴訟で敗訴して巨額の賠償命令を受け、会社の株価も暴落させたランカスター社の社長は自死を選ぶ。それから15年後。ある大学内の社交クラブ“シータ”の女子寮では、先輩・ビッグシスターの部屋に後輩・リトルシスターを迎える恒例行事が行われていた。そんなある日、シータの会長ケイリーは母親から驚愕の事実を知らされる。交際相手ウォーリーの父は亡きランカスター社の社長で、ケイリーの母ヴェラはその社長を告発した女性だというのだ。知らずに交際していた2人は気まずくなるが、交際を続ける決意を交わした夜、パーティー中にウォーリーがプールに転落し、感電事故死してしまう。未成年だったにも関わらず泥酔しており薬物反応も出たことから、ケイリーが殺害を疑われてしまう。
昇進をかけて、新部署チーフの社内公募に提出する記事を執筆していた記者のローリーだったが、上司から出身地グリーンヒルにある閉鎖予定のアイスパレスの取材記事を指定される。一度は辞退したローリーだったが、新部署への強い意気込みから取材を了承することに。ただ、ローリーにとってアイスパレスは楽しい思い出と悲しい思い出が眠る場所だった。かつてアイススケートの代表選手候補だった彼女は、選考大会で転倒してみんなの前で恥をかき代表候補から外れてしまっていた。そのことがトラウマになりグリーンヒルから逃げ出した彼女は、複雑な気持ちで再びアイスパレスを訪れる。そんな折、彼女はアイスパレスの閉鎖を回避しようと奮闘するオーナーのマークと出会う。
19世紀末、ロンドン。“切り裂きジャック”の騒動が落ち着きを見せた頃、新聞記者のセバスチャンは恋人アイリスの部屋で燻ぶっていた。“切り裂きジャック”の特ダネ記事で大儲けしたセバスチャンだったが、ジャックの犯行が鳴りを潜めると共に人気は落ち、マッチを買う1ペニーのカネにさえ事欠く始末だった。新聞社に出社したものの編集長からの叱責にイラついたセバスチャンが、タバコを吸おうとカバンをまさぐると、1通の手紙が入っていることに気づく。「親愛なるボス」で始まる手紙を読んだセバスチャンは、手紙の送り主の名を見て顔を強張らせる。そこには1年前に夜のロンドンを恐怖に陥れた連続殺人鬼“切り裂きジャック”の名が書かれていて…。
超密度星間物質を含む隕石が、地球を直撃。破滅をもたらす“ホワイトホール”の発生により、地球の自転は停止し磁気圏が消滅した。このままでは地球の半分は太陽に焼かれて燃えつき、半分は闇の中、凍結してしまう。情報機関エージェントのジョンと、科学捜査部のクロエは、ロスマン博士が提唱した“共鳴装置プロジェクト”の存在を知る。それは衛星システムにより人工の磁場を発生させ、地球の自転を再開させる計画だった。選ばれた要人だけを救おうとする政府高官の思惑と戦いながら、装置の再起動を目指すジョンとクロエ。果たして彼らは全人類を救うことができるのか?
ロンドンの王室ゴシップ誌“RGE”で記者として5年働くシャーロット。彼女は昇給を懸けて、何年も姿を現わさない北欧ノルディン国ソーハーゲンのラーズ伯爵への取材という大スクープを狙うことに。宮殿を訪れた彼女は、偶然に庭で拾った伯爵のメダルを持っていたアダムを伯爵本人と勘違い。一流報道機関の王室インサイダーの記者だと偽った彼女は、彼の顔写真を撮って取材を申し込む。実は伯爵は4年前に爵位を放棄し国内にいなかったが、クリスマスシーズンは宮殿が装飾され、北欧最古のクリスマス照明も観光の目玉となっているため公表できなかった。そこで王室顧問のグスタス卿は顔写真を出さないことを条件に、アダムに伯爵のふりをさせてシャーロットの取材を受けるが…。
健康雑誌「グロウ・リポート」の編集者アリエルは、親友のジュールと新しく開店したイタリアン・レストラン“ビッキーズ・ビストロ”で誕生日のランチを楽しんでいた。恋人がいないアリエルに、ジュールは自分の願いを語ることでそれが叶うと助言。アリエルが理想のタイプを語り始めた時、まさにその理想の男性が登場し、この店に来れば彼に会えると期待が膨らませる。一方、レストランのオーナーであるダニエルと兄トニーは、店の経営を軌道に乗せるのに必死だった。アリエルが雑誌の編集者であることを知ったダニエルは、イタリア料理を楽しむことが健康につながるとレクチャーを始め、一方のアリエルは運命の彼との再会と、雑誌のネタ探しのためにダニエルの話を聞くようになのだが…。
成績優秀で転入してきた女子大生クリッシーは、ディベート大会で自らの意見を言えずパートナーのライアンからコンビ解消を告げられてしまう。落ち込むクリッシーは親友のサラに誘われオリオン寮で開催されているパーティーに参加するも、お酒を飲んだ直後から気分が悪くなってしまう。フラフラになりながらも1人で帰宅するクリッシーだったが、帰り道の途中でペストマスクを被った者に襲われて気を失ってしまう。翌日、病院で目を覚ましたクリッシーは、母と共に学部長マーテルに暴行の被害を訴える。その後、クリッシーの首の後ろに奇妙なマークが描かれていることが判明。そのマークは、ギリシャ神話に登場する狩人オリオンを表すシンボルと同じものだった。
地方検事のナンシーはハナハン巡査部長から、ある女性のコカイン中毒死事件についての報告を受ける。事件現場に不審な点があるというハナハンの見解から、早速現場に向かうナンシー。その様子を見た彼女は、死亡したボビーの夫で第一発見者でもあるエドに話を聞こうとするが、彼は仕事を理由に現場から立ち去っていた。翌日、ナンシーのもとを訪れたボビーの母親マリーから、娘の死はエドの仕業であること、エドがボビー以外にも前妻2人と実母の計3人を殺したにも関わらず、罪を逃れ多額の保険金を手にしていると告げられる。その後、エドの2番目の妻キャロリンの解剖記録を入手したナンシーは、エドへの疑惑を更に深めるが…。
バーで知り合った男女 → 意気投合 → そのままSEX → …で、私たちは友達?恋人? NYに住むアラサー男子ジェイソンは、真剣な恋人を作る気はなく、気軽にセックスが出来る女子と中途半端な付き合いしかしない主義。同僚のダニエルも、バーやクラブで知り合った女子と一夜限りの関係を貫く。しかし、彼らの親友マイキーが妻の浮気が原因で離婚することになり、落ち込む彼のために「彼女を作らず独身でいよう!」とシングル同盟を結成した矢先――ジェイソンはバーで出会ったエリーと意気投合。いつも通りの軽い関係のつもりが、魅力的なエリーにどんどん惹かれていってしまう。ダニエルもまた、女友達のチェルシーと一線を越えた関係に。さらにはマイキーも元妻への思いを断ち切れず彼女を取り戻そうと必死。それぞれが本気の恋に陥りそうな中、シングル同盟を結成した以上、「つき合っていない」というスタンスを主張し、男の友情を貫こうとする3人。しかし、曖昧な関係を続けていくのにも限界が見え始め、お互いに嘘に嘘を重ねていくうちに、肝心の恋愛はおかしな方向へと進んでいく――。
エミリーは地方の実家を出てナッシュビルで働いていたが、突然クビになる。そんなエミリーを2番目の兄JJが狩りに誘う。エミリーは14歳で父親を亡くすまで、兄たちとともに親子で狩りに行っていたのだ。狩りの時に使う小屋に向かう途中、道が閉鎖されていたが、無事に小屋に到着する。翌日、昔のように隠れ場で獲物を待つが、動物の気配がない。仕方なく帰ろうとするエミリーたちの前に、エイリアンのトリクシーが現れる。トリクシーは国立公園にある洞窟の中で博士とウォーターズ軍曹が極秘で研究しているエイリアンだったのだ。エミリーに撃たれ、興奮しているトリクシーに襲われた軍曹はエミリーたちに助けられ、小屋で手当を受ける。JJと隣人のアミールが救急車を迎えに行くと、救急隊員の姿がない。そこへ再びエイリアンがやってきてJJを連れ去ってしまう。小屋では、目覚めた軍曹に1番上の兄マークとエミリーが襲われていた。そこへアミールが帰ってきて、軍曹は逃げていく。そして、再びエイリアンが現れると、今度はアミールを連れ去る。2人を助けたいが自信がないエミリー。マークに「お前は強い」と勇気づけられ、JJとアミールを助けるため、洞窟に向かうのだった。
結婚20周年の記念日を迎えた気候学者ジルの元に保安官から連絡が入る。凍える寒さの中、湖で釣りをしていた2人の男が竜巻に襲われたというのだ。冬に竜巻が発生するなどありえないと同僚のモンティから一蹴されるも、かねてより地球温暖化による危険な異常気象の発生を危惧していたジルは調査に乗り出す。そして車を運転中、強風に見舞われ、空から降ってきた氷柱がフロントガラスに突き刺さる。一方、祖父の家に預けられたジルの娘アンバーは、祖父の留守中に書き置きを残して友人らと出かけてロッジにたどり着くが、そこには宿泊客のものらしき荷物があるものの持ち主の姿が見当たらない。
逃亡先はCIAの隠れ家、そこは世界で一番安全で危険な場所!メキシコで兄と二人暮らしをしている平凡な医学生カルラ。ある日、兄が国境警備隊と組みカルテルの情報を売っていることが発覚。犯罪組織に追われ兄は射殺され、カルラはかろうじて偶然見つけた地下トンネルへと逃げ込む。長いトンネルを抜け出し、たどり着いた先は国境も越えアメリカの辺境の地に佇む一軒家。そして、そこは偶然にもCIAが重要人物を匿うために使用していた隠れ家であった。負傷したCIA要員の応急処置をしたことでCIAに保護されたカルラ。本来であれば最も安全な場所であるはずだったが、カルテルの犯罪情報をアメリカに証言する女性が連れてこられたことにより、裏切り行為、その女性を狙うカルテル組織が入り乱れる戦場と化す。果たして、カルラは無事生き残ることが出来るのか!?
元海兵隊で今は映像制作者のトムは美しい海に潜り、そこに住む生物たちを撮影している。恋人のシンディとの結婚記念を兼ねてスキューバダイビングに来たトム。友人のブルースも参加して3人で海へとダイビングを始める。美しい景色に誘われるように海中の洞窟へと泳ぎ進めた3人は、大量のロブスターを捕まえ大喜びで船に戻ろうとするが、突然起きた海流の乱れに阻まれ帰り道を見失ってしまう。凌げる場所を見つけ安堵するトムたちだったが、酸素の残りは少なく体温が下がってくる状態では死を待つしかなかった。トムはシンディとブルースを残し、助けを呼ぶために単独で船に戻ろうと決心するも、彼の前には暗く深い海が待ち受けていた。
トレジャーハンターのランドルフ博士は、エジプトのピラミッドで4000年以上前の第2王朝時代の王女ケネプターが埋葬されていると思われる、宝石で装飾され黄金に輝く石棺を発見する。そこには“触れた者には死がもたらされる”と書かれており、触れてしまった同行者のアザーンは翌日に亡くなってしまう。それから6ヵ月後のロンドン。伯父であるランドルフの仕事場で研究をさせてもらっている医者の卵アーチーは、自分の命が長くないと悟ったランドルフから、いとこのエベレットと共に遺産に関する説明を受ける。ランドルフは収集した工芸品や骨董品を大英博物館にすべて寄贈していたが、1つだけ例外として残していたのが、あの石棺だった。借金のあるエベレットはそれを狙っていて…。
水星探査に向かった宇宙船ノーチラス号が消息を絶った。物理学者のプレストン博士は、太陽活動の異常により水星が軌道を外れたことを察知する。このままでは地球と水星は衝突し、人類は滅亡してしまう。そんな最悪な事態を回避するため、プレストン博士は封印されていた“プロジェクト7”を再起動させる決意をする。それは、宇宙空間を漂う小惑星を標的に激突させ、その軌道を変えるという計画だった。しかしそのためには、宇宙船を小惑星に送り込む必要があり…。
誕生日に由来してクリスマスと名づけられた少女、通称クリスは1999年冬、幼馴染みのジョーとおもちゃ作家になる夢を語り合いながら、クリスマスのおもちゃを手作りして庭先で販売していた。22年後、玩具会社CJトイズの社長となったクリス。自社を急成長させた経営手腕を評価され、大手アーロトイズ社のCEOキャスリーンから、合併して新会社設立と、CEOを任せたいとの提案を受ける。しかし、合併には共同設立者ジョーの署名も必要と判明。彼は経営方針が合わずに退社し、7年も音信不通だった。姉夫婦の仕事の都合でしばらく姪のエマを預かることになったクリスは、一緒にジョーの父親が経営するアンティークショップを訪ねる。久々に再会したジョーは合併を反対するが、クリスマスのチャリティイベントを手伝えば署名すると言ってきて…。
怪しげな仕事を回してくるワン社長のもとで、ブランド品のコピー商品や盗んだスクーターを売って日銭を稼ぐだけの生活を続けている青年ジョンナム。ある日、商売のトラブルでチンピラにボコボコにされ、ゴミ置き場に打ち捨てられてしまう。そんなジャンナムを見つけて助け、家まで連れ帰って介抱する見知らぬ女ジニ。孤独な二人は惹かれあい、自然と共同生活を送るようになる。少しずつ根無し草のようなその日暮らしから抜け出しジニと二人で新たな人生を歩もうと考えたジョンナムは、ワン社長から任されたあるブツを奪って逃げようと考えるが…。
パパラッチ専門のカメラマン、イ・ジェフンは過去のある事件をきっかけに今は失職し、不倫の現場を盗撮するような仕事で糊口をしのいでいた。ある日、そんなジェフンのもとに謎めいた美女が仕事の依頼にやって来た。双子の妹の様子がおかしいので、誰と会って何をしているのか調べてほしい、というのだ。危険な匂いを感じながらも魅力的な彼女の依頼を断り切れず、ジェフンは早速妹が女医として勤務する性相談クリニックを患者を装い訪れる。問診を受ける中で、彼女はあるカメラマンにまつわる奇妙な話を始めるのだった・・・。
大学に行かず出版されるあてのない小説を書きながら、やもめの父と二人で呑気に暮らすギチャン。ある日、父が家に美しい女性を連れてくる。すると父は「この人と再婚することにしたから、これから3人で暮らす」と言うのだ。あまりの急な展開に戸惑うギチャンだったが、父が幸せならと自分を納得させ、その日から三人での生活が始まる。父が仕事に出かけた後は、家で二人きりになる時間が多く、好きな本が同じだったこともあり急速に距離を縮める継母とギチャン。やがて彼の感情は複雑なものとなっていき、書いていた小説の内容にも変化が現れてくる。
時代に翻弄されたふたりの、心震える愛の物語。1970年代後期、ソ連占領下のエストニア。モスクワで役者になることを夢見る若き二等兵セルゲイ(トム・プライヤー)は、間もなく兵役を終える日を迎えようとしていた。そんなある日、パイロット将校のロマン(オレグ・ザゴロドニー)が、セルゲイと同じ基地に配属されてくる。セルゲイは、ロマンの毅然としていて謎めいた雰囲気に一瞬で心奪われる。ロマンも、セルゲイと目が合ったその瞬間から、体に閃光が走るのを感じていた。写真という共通の趣味を持つ二人の友情が、愛へと変わるのに多くの時間を必要としなかった。しかし当時のソビエトでは同性愛はタブーで、発覚すれば厳罰に処された。一方、同僚の女性将校ルイーザ(ダイアナ・ポザルスカヤ)もまた、ロマンに思いを寄せていた。そんな折、セルゲイとロマンの関係を怪しむクズネツォフ大佐は、二人の身辺調査を始めるのだった。
借金返済の為、実業家のアーサーと愛無き結婚をしたヴィッキー。病的な性癖のアーサーは、秘書のジョージアをはじめとした多くの女性と半ば強引な性行為を繰り返していた。ヴィッキーは、夫の性癖を知りながら、彼とのセックスに日々耐える地獄のような結婚生活を送っていた。そんなある晩、見知らぬ男に絡まれていたところを、若く勇敢なテッドに助けられる。二人は直ぐに意気投合し不倫関係に。強引なアーサーと違い、テッドの優しく情熱的なセックスはヴィッキーを官能の頂点に誘うのだった。密会を繰り返すうち、テッドが殺し屋で、足を洗いたがっていることを知ったヴィッキーは“最後の殺し”として、夫アーサーの殺害をテッドに依頼するのだが、、、。